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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成29年(2017)4月12日(水曜日)
        通算第5265号    

中国、北朝鮮の石炭バージ船を追い返し始めた
   南浦港に石炭の滞貨200万トン、中国の貿易会社が悲鳴

http://kotobukibune.at.webry.info/201704/article_12.html
日比野庵本舗

ビビる北朝鮮
(私のコメント)

北の金さんは20代で頑張っているが、うまく逃げ切れるかどうか分からない。
こういう3代目的な立場で若くしてリーダーになっても上手くいかない。
戦国時代の武田勝頼第一次世界大戦のドイツのウィルヘルム2世など失敗した人が多い。
下記のブログにあるように、「今までは北からの先制攻撃もある」と言っていたが、ここにきて「やられたらやる」とニュアンスを変えてきた。
シナ、又はロシアが仲介できれば上策だろうが、メンツもあるから難しい。
空母カールビンソンが朝鮮近海に到着するのが4月25日頃だから、この日以降韓国大統領選挙の5月9日までが攻撃可能性が高いという。

(私のコメント終)

 

(引用開始)
中国が国連決議に基づき、北朝鮮からの石炭輸入を禁止すると発表したのは2月26日だった。
すでに出航していた分は陸揚げされたが、およそ60万トンが中国側の複数の埠頭で滞貨した。米中首脳会談直後の4月7日から、中国は北朝鮮の石炭船を南浦にUターンを命じた。

 アジアタイムズ(4月11日)に拠れば、海上で立ち往生している北朝鮮の石炭バージ船が夥しく、およそ200万トン分あるとされる。また遼寧省丹東への旅行者の目撃談として、鉄道およびトラックの貨物輸送で鴨緑江を渡っている輸送量が従来の半分に減っているという。

 一方、米中首脳会談での詳細の内容は明らかではないが、トランプ大統領はツィッターで、「中国が協力するなら素晴らしいが、それがなくともアメリカは単独で行う」として、攻撃の可能性が高まったことを示唆した。

北朝鮮は4月11日、米海軍空母カール・ビンソン打撃群を朝鮮半島周辺に派遣したことを非難し、「戦争」の準備はできていると警告した。これは国営の朝鮮中央通信(KCNA)が外務省報道官談話を伝えたもので、公式な反応を示したのは初めて。
 「DPRK北朝鮮)の侵略に向けた米国の無謀な策動が重大な局面に達したことを証明している」としながら、「DPRKは米国が望むあらゆる戦争に対抗する準備ができている」と言っている。

 同日、北朝鮮では最高人民会議が招集され、五カ年計画などを協議したが、平行して行われた中央報告大会で、「金委員長が『東方の核大国、ロケット大国』の地位に押し上げた」と称え、「労働新聞」も同日付けで、「高出力エンジンの燃焼実験」に触れ、「核強国、軍事強国を世界に示した」などと勇ましい言説を展開した。


 ▼戦争の準備はできている

 4月11日、イタリアで開かれていたG7外相・経済相会議ではシリア問題と平行して北朝鮮問題が議題となり、「核実験、ミサイル発射」を強い表現で非難するとともに、「制裁の効果的実施のために国際的な能力構築への取り組み強化」が共同声明に盛り込まれた。
 南シナ海に関しても「大規模な埋立てなど(中国の)一方的な行動に反対」とする表現がなされた。

 すでに米国は韓国への渡航に注意を促し始めており、また在韓アメリカ人の避難訓練を開始している。
 日本の在留邦人はソウルに6万5千人、全土におよそ十万人といわれ、帰任した駐韓大使の重大任務は、この在韓邦人をいかに安全に非難させるかとなる。
 
また日本政府は米国側に対して「事前協議」を打診していることが分かった。
これは日米安保条約に基づくもので、北朝鮮有事、米国が軍事行動に踏み切る際には、在日米軍基地からの出撃が当然行われる。米軍がただちに軍事行動にでる場合、日米協議をふまえての行動を要請する。

いよいよ何かが始まる。
読者の声
(読者の声2)


(前略)
 緊迫の朝鮮半島ですが、今年一月米軍岩国基地に着いたばかりの最新鋭ステルス戦闘機F35Bが先月二十から二十三日にかけて米韓海兵隊連合訓練KMEPに参加し同機種として初の朝鮮半島展開をしたが、韓国紙中央日報北朝鮮のレーダー網は同機を探知出来なかったと以下の如く報道。

「(引用)在韓米軍は訓練終了から二日が過ぎた二十五日、F35Bを韓半島に展開したことを知らせた。(韓国)軍の関係者は「F35Bが休戦ラインから近い太白で訓練する間、北では特に対応の行動が観測されなかった」とし「北がF35B探知に失敗したとみられる」と述べた。続いて「F35Bが韓国の領空で敵味方識別装置IFFをつけたため飛行経路が分かったが、もし消していれば我々(韓国軍)も探知できたか断言できない」と話した」。

「昨年4月に試験発射に成功した地対空ミサイルKN06のレーダーはXバンドレーダーで、ロシアの新型レーダーを真似て製造したものと、情報当局は推定している。KN06は北朝鮮パトリオットミサイルと呼ばれる。海外の最新技術を導入して持続的にレーダーの性能改良をしているという意味だ。しかし集中投資にもかかわらず、北朝鮮はステルス探知の妙案を見いだせていないとみられる。
F35は形状・材質・レーダー吸収塗装などのステルス技術でレーダー反射断面積(RCS)を最大限に減らしたため、北朝鮮軍のレーダーにはゴルフボールの大きさに見えるという(引用)」。
http://japanese.joins.com/article/329/227329.html

 つまり北朝鮮は米軍の先制攻撃の前には全くなす術が無いという事です。
ステルス機による最初の第一撃で地対空ミサイル網と中距離ミサイル発射装置を破壊。次に通常攻撃機による北朝鮮航空機全滅と短距離ミサイル網の破壊。最後に北朝鮮核施設と金正恩の馘首で、このゲームは北朝鮮の瞬殺で終わるのでは無いでしょうか。
   (道楽Q)
(引用終了)

(引用開始)

(見出し)
http://kotobukibune.at.webry.info/201704/article_12.html
日比野庵本舗

ビビる北朝鮮

4月11日、豪紙デーリー・テレグラフがアメリカ政府はオーストラリアなど同盟諸国に対し、北朝鮮が弾道ミサイルを発射した際には迎撃する態勢が整ったと通知し、厳戒態勢で備えるよう要請したと報じました。

アメリカは同盟国に通知したということですから、日本および韓国にも伝えられたことになります。

そんな折、韓国・イーデイリーは、韓国防衛事業庁が4月10日、アメリカ政府からの武器購入において行ってきた「折衷交易」を中断すると決定したと報じました。

折衷交易とは、政府間の武器取引において物資や技術を追加で提供する方式のことで、例えば韓国軍がアメリカから100億ウォンの武器を購入した場合、アメリカがこれに加えて10~50億ウォン相当の関連技術を韓国に移転したり、韓国企業への販路保証を受けたりできるもののようです。

韓国国防部によると、昨年までの10年間で、韓国政府は米国に対し折衷交易による2491件の技術移転を求めたが、実際に移転が行われたのはそのうち34%にすぎず、移転時期や約束を反故にしたことがあった為としていますけれども、筆者はアメリカから、今後一切技術移転はしないと通告されたのではないかと思いますね。技術その他の情報が北朝鮮その他の国にリークすることはもう許さないということでしょうね。

韓国はそれをそのまま発表できないものだから、自分から断ったという体裁を整えて発表したのではないかと思います。何も今このタイミングで発表しなくてもよいと思いますけれども、いよいよアメリカは韓国を見限って切り捨てに掛かったのかと穿ってみる国も出てくるかもしれません。

それにしても、アメリカから毎日着々と進捗報告されると日に日に緊張感が高まることは避けられません。4月10日のエントリー「トランプの次の一手と発動された作戦計画」で、金正恩の周囲を不安と恐怖に陥れ、内部クーデターを誘発させる作戦を行っているのではないかと述べましたけれども、逆に金正恩が逆上してミサイルをぶっ放すことがあったとしても、アメリカにとっては北朝鮮をボコる絶好の口実を得ることになりますからね。もしかしたら、そのように北朝鮮を挑発して先に手を出させる狙いもあるのかもしれません。

その北朝鮮は、一応言葉の上では、アメリカに抗戦の構えを見せています。

4月10日、北朝鮮外務省報道官はアメリカの原子力空母カール・ビンソンが朝鮮半島近海に急派されたことについて、「わが国に対する米国の無謀な侵略策動が深刻な実践段階に入ったことを示している……トランプ米政権が『力による平和』を叫び、朝鮮半島に戦略攻撃手段を次々と投入しているが、われわれは眉一つ動かさない……我々に手出しする者には『超強硬』に立ち向かい、強力な力で自らを守る」とコメントしています。

何処まで本気で何処からブラフなのかは判然としませんけれども、注意すべき点が一つあります。それは北朝鮮の声明が微妙にその色合いを変えているということです。

3月26日、北朝鮮は米韓合同軍事演習に反発し「北朝鮮の指導部を狙った韓米軍当局による先制打撃の試みが明らかになった以上、北朝鮮方式の先制打撃戦であらゆる策動を踏みにじる……米韓作戦の兵力が韓国やその周辺に展開されている限り、任意の時刻に事前警告なしに打撃を加える」と発表しました。

また、シリア攻撃直前にしたためられ6日に発表した備忘録でも「今のアメリカ政府の反朝鮮策動により、朝鮮半島は重大な戦争状況にある。 我々はやむを得ず、米国に再三送った警告を実践に移さざるを得なくなった……我々は先制攻撃ができる合法的な権利を有している」と述べています。

つまり北朝鮮による先制攻撃もあるぞと言っていたのですね。

ところが、シリアへのミサイル攻撃が行われた後には「我々に手出しする者には立ち向かう」とやられたらやり返すに変わりました。先制攻撃すると言わなくなったのですね。もちろん、そんなことをすれば即座に空爆されてしまうからです。そう判断できるだけの理性は残っている。見方によっては、アメリカの"警告"はある程度効いているとも言える訳です。

とすると、アメリカがもう待てないと、北朝鮮は脅威であると判断して先制攻撃をしない限り、次にくるのは、互いに互いを挑発し合うチキンレースです。

アメリカが空母二隻を投入して、いつまでもそんな事を続けるとも考えにくいのですけれども、戦端を切る口実にどのレベルのものがないといけないと判断するのか。それが北朝鮮空爆の鍵になるかもしれませんね。

 

 

(引用終了)

 

1704-9-1222-4/10メルマガブログ転送フランス大統領選挙

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新自由主義反グローバリズムコテヤン基地
(私のコメント)

フランス大統領選挙は4月23日から始まるが、世界史的に見てこの選挙は重要だ。
歴史の転換になるかどうか、アメリカの大統領選挙、イギリスの離脱、という歴史変化が続くかどうか、見ものだ。
フランスの歴史は、フランス革命以降が分かりやすいが、簡単に書くと次のような経緯だ。
ローマ時代→、ガリア地方と呼ばれローマ帝国の属州。
4世紀→フランク王国カール大帝が領土を広げ、西ヨーロッパの支配者となった。
9世紀→フランク王国が分裂し、西フランクが現在のフランスの原型になった。
10世紀→フランスという国名になり、カペー朝が成立したが各豪族の割拠の状態で王権は弱かった。
11世紀→十字軍時代で商業が発達、封建領主は没落、王権が強化され、ローマ教皇とも争って優位に立った。
14世紀→百年戦争と言われるイギリスとの戦い。(ジャンヌダルク)封建領主は没落し、農民反乱が相次ぎ社会不安広がる。
15世紀→百年戦争が終わって、絶対王政と言われるまで王権が拡大した。
16世紀→宗教改革波及、ユグノーと言われる新教徒との深刻な宗教戦争(サンバルテルミーの虐殺)、内乱終結(ナント王令)
17世紀→絶対王政が内乱終結で強化され、中央集権、官僚制、税制、軍政が整備された。
18世紀→ルイ14世絶対王政の全盛期。世界に植民地を経営、戦争を有利に展開したが戦争で疲弊し絶対王政に陰りが起き、フランス革命となる。
19世紀→フランス革命以降はナポレオンの登場、その後短期の共和政と長期の帝政を繰り返し、最後は共和制で現在に至る。

以上フランスの歴史の流れを最低限で覚えるなら、次の3つだろう。
百年戦争ジャンヌダルク
宗教戦争(サンバルテルミー)
フランス革命(ナポレオン)

フランスの歴史はフランス革命を覗いて、あまりなじみがないが、世界史的に見ると非常に影響が大きい。
というのは、フランスは軍事的に強くなるために「国民国家」というものを世界で最初に作り出したからだ。
いわゆる軍国主義で国家を作る、そのために中央集権と軍事組織、それを支える税制、さらに税の元になる商工業の国家的関与などの政策を行っている。
つまり、現在の世界の国家というものの原型を作ったのが、フランスなのだ。
世界の歴史を先導した実績がある国だから、現在でもその動きは注目しておく必要がある。


(私のコメント終)

 

(引用開始)

(見出し)
フランス大統領選はルペンだけじゃない、マクロン候補

4月23日と5月7日の投票

フランス大統領線がいよいよ佳境に入っているようです。フランス大統領選で旋風を巻き起こしているのは国民戦線のルペン候補であり、彼だけが日本では注目されがちです。
メディアでは極右と紹介され、まるで移民排斥を訴えているかのように言われますが、実際は移民の制限を訴えているだけのようです。
これに対してマクロン候補は立候補以来「右でも左でもない」と訴えているのだそうです。

ん?おかしいな。フランス革命以降の議会で保守陣営が右側、革新陣営が左側に座っていたから「右翼」「左翼」という言葉ができたフランスで「右でも左でもない」とは結構衝撃的です。
しかもルペンが支持率3割で1位を行く中で、マクロンは2位なのだそうで「フランスにおける地殻変動」なのかもしれません。
フランスの右派、左派の定義

フランスの右派、左派の定義なんですが、要点だけ見ていきます。
右派については宗教的価値観を大切にするという点は変わらないものの、経済活動については大きな政府を目指すゴーリスト(大きな政府と中央集権的な主張)と、非ゴーリスト(グローバリズムと経済活動の自由を重視する主張)に分かれているようです。
ゴーリストが国民戦線

また左派については日本とはちょっと違いまして、ソーシャル(社会)を重視する、というのが左派の伝統的なアイディンティティであったはずなのですが、最近はどうも左派もグローバリズムに対して迎合的になっているようです。
この点はEUの結成という歴史的事情があり、アカデミズム的にはともかくとして、左派政党もグローバリズムに迎合したというのは、当時「偏狭なナショナリズムにおさらば」という空気があったためでしょう。
この図が凄く分かりやすい


ニュースを見ながら探していたのですけれども、フランスは伝統的に右左で政治を語られることが多いわけですが、ルペン、マクロンともに「左右に踏み込んでいる」とわかります。
とするならば・・・これはどういった対決なのか?といいますと、いくつかの言葉が浮かんできます。
ポピュリズムvsエリート主義」
「上vs下」
「99%vs1%」

しかしここでEUの事情も少し考えてみましょう。
EUが作られる経緯は色々と説明されます。例えば欧州の第二次世界大戦後の弱体化とプレゼンスの低下、もしくはグローバリズムな社会実験等々。
しかし間違いなくEUは世界一グローバル化の進んだ地域であり、今や瓦解の危機にさらされているのは明白です。
その原因は何か?しばしば三橋氏や中野氏等々が語ることですが、経済の統合を果たしたのに、政治的統合が出来なかった、容易ではなかったというところに原因があるのでしょう。

また地政学的に伝統的に不安定な中東が近いというのも、見逃せません。EU内では国家同士の格差が拡大し、その国家の中ではEUに金融政策、財政政策を実質的に握られているので国民に手を差し伸べられない。
その上に中東が不安定化したために、移民、難民が押し寄せる。これで「安定的な社会であること」が出来たら奇跡です。
マクロンの接戦は何を意味するか?

上述したような理由で「具体的な生活の危機」と「グローバル化疲れ」に直面しているフランスですが、フランスは民主主義発祥の地でもあります。もっともフランス革命それ自体は、けっこう残酷なものであり、ポピュリズムから恐怖政治へという端的な例でもあるのですが(汗)

つまりいまフランスの国民が直面しているのは「(民主主義の)思想的な伝統」と「実際の生活実感」の板挟みなのかもしれません。
ルペン旋風は決して「思想的に体系立てられた、反グローバリズム」ではなく「人々の生活実感としての不安と不満」に源を発しており、逆にマクロンは「フランスの伝統的な民主主義思想」に立脚していると解釈できるんじゃないでしょうか?

もっとも私の立場としてはルペン側なのですが(笑)
ここで言いたいのは「どっちが良いか?悪いか?」ではなく、経済リベラル(経済自由主義新自由主義)と民主主義的なリベラル(自由主義・人権・平和・博愛等々)の思想的親和性が高く、これに代替する経済主義、経済思想が「今のところ多くの人に発見されていない」というところです。
※もっとも新自由主義を突き詰めていくと、ダニ・ロドリックが論じたように、民主主義か国家主権の何れかを捨てなければならないのですけれども。
だからこそ国民戦線とルペンは「ポピュリズム的にならざるを得ない」という面もあるんじゃないか?と思います。
見通し

一応簡単にフランス大統領線の見通しで報じられていることを書いておきます。
4月23日の投票ではルペンが勝利するものの、2位(マクロン、既存のグローバリスト)と3位(メラション、左派で大きな政府)が集結してマクロンあたりになるのではないか?という評価が一般的なようです。
しかしアメリカの大統領選を見ていると、一般的な見通しにならない可能性も十二分にあると私は感じます。
だってこれ、ルペンがトランプ、マクロンがヒラリー、メラションがサンダースという「まったく同じ構図」なんですもの。選挙制度は違うんでしょうけれども。

もしルペンが当選することになれば、公約に「EUの離脱」を掲げておりますので、イギリスに続きフランスというリーダー国家が抜けるかもしれないという事態になります。
どうなる?世界。


(引用終了)

1704-7-1220-4/8メルマガブログ転送心と体の休息2

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http://re-sta.jp/self-affirmation-1435
リスタ
自己肯定感
自己肯定感とは|すぐに低い自己肯定感を高める方法

(私のコメント)
今「遺伝子心理学又は進化心理学」という分野が盛んになっている。
心理学を遺伝子レベルで研究する学問で、人間の心理の大部分の説明が出来てしまう。
この内容をごく簡単に説明すると、人間に限らず生物は遺伝子がこの世の中に存続するために最適化される、ということだ。
これは、昔から進化論などがあって常識になっている。
例えば、ホッキョクグマはその地域で生存するのに最適な形に姿を変えた結果、今の白い姿になっている。
それと同じように人間の心理も遺伝子が存続しやすいように最適化され、それが人間の心に刷り込まれている、という考え方だ。
その前提として、性格や知能などの人間の心は78割方は遺伝子で決まる、親からもらっているということだ。
そして、持って生まれた性格や知能は変えられない、ということになる。
何しろ遺伝子レベルの無意識野に組み込まれているのだし、それがないと遺伝子が死滅して存続できないのだから大変だ。
この考えは常識的に社会を観察しても正しいものだと誰でも納得するのではないか。
だが、それでは困ったことが生じるのだ。
それは、現代の不可侵の正義として信仰される、「人権思想」と真っ向から対立する考え方なのだ。
アメリカで黒人の知能の研究をした学者が居て「黒人は知能が低い」という学術的な研究データを発表したら人権団体からひどい目にあった。
この進化心理学も人権思想至上主義信仰者に迫害を受けているようだが、いろいろなことにつじつまが合って正しい事が立証されるから今後主流になるだろう。
その分人権思想というのはまがい物だといえる。
脱線するので、話を戻すと、「自己肯定感」というのは、人間の無意識レベルの話であり、無意識野の話なら「進化心理学」の範疇なのだ。
「自己肯定感」は無意識野の遺伝子レベルの心理として考えた方が分かりやすいだろう。
下記のブログの記事に「若者の自己認識を国際比較した調査です(平成26年内閣府調べ)」というデータがある。
(引用)
これによると、自己肯定感を持っていると答えた割合が、日本は最低です。特に、自分自身に満
足していると答えた割合は、日本45.8%と、他の国と比べてとても大きく離れて最低となっています。
(引用終)
これは進化心理学からすれば、日本列島に住む日本人は「自己肯定感」が低い方が遺伝子を残しやすかったからだ、といえる。
逆に言えば、「自己肯定感」が低い遺伝子が生き残ってきたからだ、ということだ。
私見ですが、恐らく農業国家として集団で米作りをするについては、そういう性格の方が良かったからではないか。
仕事について妥協せず求道的に頑張る日本人が遺伝子として生き残ることになったのではないか。
仕事を修行の場と心得、人生とは仕事だ、と考える生真面目さが反対側に自己肯定感の低さになって表れているのだろう。
そこで気が付くのは自己肯定感が低いことによる良い面もあり、それでその遺伝子は生き残ってきたプラスの面だ。

何が言いたいか、というと、低い自己肯定もメリットがあり、遺伝子レベルの性格は変えられない、という前提で考えよう、ということだ。
この記事では自己肯定感が低いのは良くないからそれを克服し高めようとするが、勿論そういう努力は必要だろう。
だが、まず遺伝子レベルの性格は命にかかわるものだから、変えられないのだ。
また、遺伝子レベルの性格は無意識野の中に陣取って意識野に指令を出すから止めることは出来ない。
もしそれを止めたり変えたりするとメリットの部分も失われ、遺伝子として継続してゆくことが出来ないからそっちの方が問題なのだ。
だから、変えられないことを前提にデメリット部分を意識してケアしてあげるようにした方が良い。
日本人である自分は自己肯定感が低いことを認めたうえで(自己肯定)、次のような場面では気を付けるようにすればよいのではないか。
(引用)
落ち込みすぎない、落ち込んでも立ち直りが早い
逆境に強い
感情的になりすぎない、精神的に安定している
最後の頑張りが利く
友達が多い
信頼が厚い
相手の話をよく聞ける
(引用終)
さて、そこで具体的にどうすればいいのか。
このブログでは「自分に話しかける」という方法を示している。
私が好きな言葉「いつも上機嫌」というのもこの範疇だろう。
落ち込んだ時に唱える呪文とか、日ごろから良く効くものを準備しておくとよいだろう。
般若心経なんかも呪文を唱えることを奨励していて、悩みや苦しみを呪文でにぞくことが出来る、と言っている。
毎朝般若心経を唱えることで一日を始める人も居る。
自分の呪文を決めておくとよいだろう。
それから、この前提として「今自分が何を考えているか」ということを観察できる第三の目があるとよい。
例えば、怒ったり、焦ったり、落ち込んだりした時は無意識野の感情が暴走していることが多いが、これに気が付かないと修正できない。
つまり心に余裕がある、ということだが、その為には前の記事に戻って効果的な休息を心に与える事が必要になってくる。
もう一つ補足すると、二番目以降のブログ記事に「ありのまま、あるがまま、の自分」という言葉が出てくるが進化心理学からすると、これが肝かもしれない。
昔、心理療法森田正馬博士という人が創始した「森田療法」というのがあった。
これが「あるがままに生きよ」ということを標語にしていた。
森田療法は効果がある場合とない場合があって、今も一部で行われているが、人間の心理の一面に効果があるのだろう。
進化心理学の話はそれを書いた本の紹介をその内やります。

(私のコメント終)

(引用開始)
自己肯定感が豊かな人生につながることをご存じですか?

自己肯定感とは、人生における自分の価値や存在意義を認める感情です。自分を認められなければ、日々の生活から現在、未来に対してネガティブになってしまいがちです。

しかし実は、この自己肯定感は私たちの日々の生活の中で意識的にも無意識的にもいつも接している感情でもあります。それだけ人生を左右する重要なファクターだということです。

自己肯定感を高めることが、今後の人生を切り拓き、良い結果をもたらしていけるといってもいいでしょう。

この記事では、自己肯定感の正しい理解と、自己肯定感で得られる効果、すぐ実践できる方法について解説します。


(見出し)

目次

1 自己肯定感とは〜正しく理解しよう
1-1 なぜ、自己肯定感が高まると良い結果が生まれるのか?
1-2 自己肯定感・2つの大きな誤解
1-3 本当の自己肯定感とは?
1-4 自己肯定感・自尊感情、外国と比較すると?

2 自己肯定感が高いとどうなる?低いとどんなデメリットが?
2-1 自己肯定感の高い人の特徴
2-2 自己肯定感が低いとどうなるのか?
2-3 自己肯定感が低い原因

3 自己肯定感を高める方法
3-1 自分を認める「ひとりごと」作戦
3-2 自分の感情を書き出す「感情日記」作戦
3-3 自分を信じる「小さい習慣化」作戦

1 自己肯定感とは

self-affirmation-image1

自己肯定感とは、ことばの通り、自分を肯定しどんな自分も受け入れている状態のことです。そしてまた、自尊感情、つまり自分の存在を価値のあるものだという気持ちを伴います。

では、自己肯定感が持てるようになるとどうなるのでしょうか?

まず、自分を受け入れることができるようになります。
そして、相手も受け入れることができるようになっていきます。

その他にも、人間としての器や懐が深くなり、人からの信頼度や高感度も高まったり、
逆境に強くなり、冷静に判断できるようになるなど人間力も高まります。

そのため、悩みや不安で落ち込むことが少なくなり、仕事や人間関係、先々の目標に対して、途中で挫折することもなくなっていきます。

結果的に、パフォーマンスが上がり、結果が出るようになるということです。

1-1 なぜ、自己肯定感が高まると良い結果が生まれるのか?

それは、自分が挑戦することや行動、目標に対して自信が持てたり、仮に果敢にチャレンジして、失敗したとしても立ち直りが早く、満足する成果に向かって新たにチャレンジし続けられるからです。

また、自分の行動に対する結果も受け入れられ、次はこうしようというような前向きな捉え方や次につながる思考回路が持てて、人間関係においても相手を受け入れやすい心や人間力を持つ事ができるからです。

よって、自己肯定感がないと、自分が自分自身を信用することができず、さらに自分の能力や可能性すら信じられず、極端に言えば、何も成すことができなくなります。

だからこそ、自己肯定感が人間力を高め、心身や感情の安定に大切な要素なのです。

ただし、自己肯定感については誤解が多いのも事実です。どんな誤解があるのか、見ていきましょう。

1-2 自己肯定感・2つの大きな誤解

誤解1:得意なことや秀でていることが必要だと思う

自己肯定感について、一つ目の大きな誤解は、人より何か得意なことがあるとか、秀でているところがあることで自己肯定感を持とうとすることです。

自己肯定とは自分の存在そのものが大事と思える感情であって、人より優れていることで得られるものではありません。

また、いい人間であるとか、道徳的に素晴らしいことが必要なのでもありません。

誤解2:自分を過大評価することだと思う

自分を過大評価したり実際より大きく見せようとすることが自己肯定感であるという勘違いです。

確かに、行き過ぎた自尊感情はよくありません。

しかし、もしあなたが「自分の存在に価値がある」「いいところも悪いところもある自分でOK」と思えていないのだとしたら、それはやはり自尊感情が足りない状態です。

そんな、自己肯定感の低い人が、「もっと自己肯定感を高めましょう」と言われると

「いや、私はそんな素晴らしい人間ではないから・・・」
「そんなこと無理!自分はダメなところがいっぱいあって、いい人間ではないから・・・」

という答えが返ってくることがあります。

日本では、謙虚でいることやへりくだることが求められる社会です。自己肯定感を持とうと言うと

「うぬぼれてはいけない」
「自分が尊い存在なんて思ってはいけない」

と思いがちなのです。けれども、それは一度全部忘れてください。

1-3 本当の自己肯定感とは?

自己を肯定する、というのは、何かができるということやこうあるべきという価値観で判断されるものではありません。

もっと大きな人間そのものへの愛のことです。宗教や哲学でいう、母なるものや神から守られているという感覚に近いものです。

あなたがどういう性格か、何ができるかは全く関係ありません。あなたが人間としてそこに存在していることそのものが素晴らしく尊いと心から思えるということです。

1-4 自己肯定感や自尊感情、外国と比較すると?

グローバル社会を迎え、日本人である私たちも海外の人と関わることが増えてきました。外国の人ってなんだかとっても自信たっぷりに見えませんか?

ここで、ある調査結果をご紹介します。

若者の自己認識を国際比較した調査です(平成26年内閣府調べ)。
調査対象は、日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの7カ国です。

self-affirmation-chart1

※出典元:内閣府HP「特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~」より

これによると、自己肯定感を持っていると答えた割合が、日本は最低です。特に、自分自身に満
足していると答えた割合は、日本45.8%と、他の国と比べてとても大きく離れて最低となっています。

self-affirmation-chart2

self-affirmation-chart3

※出典元:内閣府HP「特集 今を生きる若者の意識~国際比較からみえてくるもの~」より

自己肯定感の高さが、意欲の高さややる気、ポジティブな感情に関わっているのが、この調査結果からわかります。

面白いことに、この調査で一番自己肯定感が高いと出たアメリカでも「自尊感情を増やすには?」という本やサイトが数多くあるのです。

アメリカでは、多くの心理学者が、行き過ぎた自己肯定感は良くないと前置きした上で、自己肯定感を持つ大切さを説いています。

また、自己肯定感は自然に身につくものではなく育てるものという意識なので、高めるためのプログラムが様々存在しています。

2 自己肯定感が高いとどうなる?低いとどんなデメリットが?

self-affirmation-image2

自己肯定感は、人の心の奥底にあるもので外側からは見えないですが、結果となって現れます。

自己肯定感が高い人と低い人、どんな結果が現れるのか見てみましょう。

2-1 自己肯定感の高い人の特徴

自己肯定感が高い人は、

落ち込みすぎない、落ち込んでも立ち直りが早い
逆境に強い
感情的になりすぎない、精神的に安定している
最後の頑張りが利く
友達が多い
信頼が厚い
相手の話をよく聞ける
自己肯定感を持っている人は、自分の心の土台が安定しているので、どのようなストレスが来ても、自分自身の心の力で対処することができます。

そして、その結果を見て人間的な魅力を感じた人が自然に集まってくるようになります。

2-2 自己肯定感が低いとどうなるのか?

では、自己肯定感が低いとどうなるでしょうか?

人の目を気にする
自信がない
人に褒められてもうれしくない、信じられない
人から言われることばに傷つきやすい
必要以上に自分を責める
チャレンジする前に諦めてしまう
外からの刺激に過敏に反応してしまって、不安定な感じがします。これでは、本人は生きづらいことでしょう。

おそらく、出てくることばも前向きでなかったり、ネガティブなものばかりになります。

一方で、自己肯定感の低さから劣等感を持ち、それを打ち消すために相手に矛先を向ける人もいます。

自慢話ばかりする
人を批判する
すぐ怒る
一見、自己肯定感が高いように見えますが、実は自己否定感の裏返しで出る行動です。

これらの行動は、人から上に見られたい、人の上に立ちたいという欲求から来ます。

自己肯定感の高い人は、人を必要以上に批判したり攻撃したりして自分を守ろうとしません。また、自分のいいところも悪いところもわかって認めているので、人から賞賛されることを必要としないのです。

 

(引用終了)
(要約引用開始)

http://gattolibero.hatenablog.com/entry/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%82%AF%E5%AE%9A%E6%84%9F%E3%81%8C%E4%BD%8E%E3%81%84%E4%BA%BA%E3%81%8C%E6%9C%80%E5%88%9D%E3%81%AB%E5%8F%96%E3%82%8A%E7%B5%84%E3%82%80%E3%81%B9%E3%81%8D%E4%BA%8B

2016-09-27
自己肯定感が低く、生きづらさを抱えている人が最初に取り組むべき事
【生きづらさを抱えているアナタとワタシへ】 人生の羅針盤 ライフハック風味
今日は「自己肯定感」の話。

ちょっと重い話だけど、いつか書かなくちゃな~と思ってて。

これ、すげ~大事なんだよね。

(中略)

自信がない人間は生きづらい
自分も人生で何人か生きづらそうな人に出会ってきたが、やはり共通するのはこれではないかと思う。
「自信のなさ」「自己肯定感の低さ」
無理に言葉にすれば「自分という存在に対する無条件の肯定がない」と言っていいかもしれない。
これがあるのとないのでは、人生の生きやすさが百八十度違う。
場面緘黙症の漫画「元かんもく少女は考える。」から、生きづらさの正体を学んだ。 - うさるの厨二病な読書・漫画日記

(中略)

自己肯定感がないと、無理してでも何かを頑張らないとダメなんですよね。

潰れるまで頑張り続けるしかない。

 

何となく漠然と、常に

「今のままの自分じゃ、生きている資格がない。存在価値がない」

って思ってますからね。

 

生きるのがしんどい。
(中略)

こういうことなんですね、自己肯定感って。

 

このおばちゃん、絶対的に「自分の存在価値」に疑問を持ってないんです。

 

ただ、その場にいるだけでOKなんです。

それだけで、自分はめっちゃ輝いてる、そう心底、信じてるんです。

 

「ありのままの自分」がそれだけですでに100点満点なんです。

誰かに認めてもらうために頑張る必要も努力する必要もない。

 

「ただ生きてるだけで、自分には宝石みたいな価値がある」

と、自分自身が実感してるんですよね。

ある意味では刷り込みです。

マインドコントロールというか。

 

圧倒的なまでの自己肯定感。

これを持っている人は、めっぽう強いです。

 

特に、何かにつまづいた時、失敗した時にその効果が絶大です。

自分を否定することが無い。

反省はするけれど、後悔や、自分を責めることが無い。

 

おばちゃん…もとい、マダムがこの話をした時に、私は「あんたはここへ何しに来たんだ?」と思うと同時に、何か生きるヒントを得たような気がしましたね。

 

 

自己肯定感が低い人=生きづらさを感じている人が、まず最初に取り組むべきこと

何となく分かってきましたか?

 

自己肯定感が低い人は、自分を認めるために、頑張り続けることになります。

(中略)

奇跡的に一切、失敗しなかったとしても頑張り過ぎて燃え尽きることになります。

どこまで行っても何をやっても、自分を認めてやれないうちはゴールなんてありません。

 

じゃあ、どうすればいいのか?

 

まず「自分は自己肯定感が低いんだ」ということを自覚すること。

 

ハッキリ認識すること。意識すること。

 

自分自身を責めそうになった時、否定しそうになった時には、

感情的にならずに

「あ~またオレ、自己肯定感を忘れてるな~」

と、一歩引いて分析してみる。

(中略)
自分が自分を認めてやればいいだけの話。

やろうと思えば、自分一人でできることです。

 

自分で自分にOKを出してあげればいいだけの話です。

 

圧倒的なまでに、自分を許し、自分を認めて、自分を愛してあげること。

 

頑張ってる自分のことも、頑張っていない自分のことも、同じくらい肯定してやればいいんです。

(後略)

(要約引用終了)

(要約引用開始)

http://bright-ms.net/?p=645
(前略)
ナルシストと自己肯定感は意味が全然違います。
ナルシストは「自己愛の核が欠如」しているので、欠如している部分を何かで補う形なので、
一見、自己肯定感と似ていて間違うこともあるかもしれませんが、ナルシストはメッキをかけた偽物の自己肯定感のようなイメージです。

本当の自己肯定感ですが、これは「ありのままの自分で良い」、
「自分はかけがえのない存在だ」という気持ちのことです。
文字通り「自己を肯定する感情」です。肯定は「積極的かつ、その通りだと判断して認めること」です。
自己を積極的にかけがえのない存在で、ありのままで良いと判断し認めること。それが無意識のうちに感情として出てくるものが「自己肯定感」です。
(後略)
(要約引用終了)

 

 

1704-6-1219-4/7メルマガブログ転送心と体の休息

http://toyokeizai.net/articles/-/166007?page=5
東洋経済ONLINE

(見出し)

精神科医の禅僧」が教える、心を休める方法
知ると役に立つ「4つのR」

川野 泰周 :精神科・心療内科医/臨済宗建長寺派林香寺住職

 

(私のコメント)

(要約とコメント)

1.日本人は働きすぎ、と言われるが、本当にそうかどうかは別として、休息が大事だ、ということは分かる。
だが、休息とは何か、ただ休めばいい、というものでもない。
休息の仕方が問題だ。
2.人間が本当に休息して回復するには心と体の両方を休めることが大切。
休息の方法を4つのRとしてまとめた。
(1)リラクゼーション(relaxation)
(2)レスト(rest)
(3)レクリエーション(recreation)
(4)リトリート(retreat)
3.リラクゼーションは心をリラックスさせること。
具体的には呼吸法。呼吸に意識を集中させ、心に雑念を起こさせないようにする。
そして、自律神経系に心と体を任せる。
本来の自分は自律神経で管理された自分だから自分そのものの原点に戻る、ということになる。
雑念の80%は妄想だから、心に色々なことが湧いてきても体を振ったり、頭を振ったりして体を使って切ってしまう。
普段人は心に湧き上がる色々な想念に振り回されて生きていることが殆どだ。
それはそれで生きている証しだからいいのだが、人間は人間としての本来の自分で生きればいいので、その原点に戻る。
出来れば毎朝とか毎夕とか毎日一定の時間に決めてやると効果がある。
そんなに長くやる必要はなく数分でよいが、毎日続けることが大事だ。
お風呂の湯につかっているときとか、電車の吊革につかまっているときとか、ほかにやることがない時にやってもよい。

4.レストは休息だから、マッサージや睡眠のことだ。
重要なのは睡眠で、良く寝ると風邪もひかないし、気分もいい。
良い眠りは眠くてしょうがない時に眠ることのように思うが個人差があるだろう。
各自工夫するとよいでしょう。

5.レクリエーションは仏教でいう「三昧の境地」に入ることだ。
これも各自の工夫だが、私の場合は読書と散歩だ。
ここに書かれているように「少し難しいが少しの努力で達成出来る」
「数値的な目標が建てられる」
「成果が目に見える」
「やっている間は集中出来る」
「出来れば少しは向上したように感じる」
「長続きして飽きない」というようなものであれば理想的だ。
旅行なんかもいいが、テーマを決めて旅行すると、とても面白い。
これらの「遊び」は疲労感がなく、心の栄養になる遊びだろう。
6.上記の三昧に入る、ということは下記ブログに書かれた、…「目的を手放した時に経験できる心の充足」こそが、禅の本質であり、…というものだ。
釣りをする人とか、囲碁将棋なども当てはまる。
あまり気持ち良いと、依存症的になってしまう位にはまる。

7.リトリートは修養と訳しているが、トリートメントという言葉に近いのではないか。
この分野が休息に入るかどうか、と思うがこのブログ主は休息に入れている。
「自分の心と体に向き合う」という意味ではその通りだから、それが正しいのだろう。
人間の心というものは無意識の自律神経系の体と心で成り立っている。
脳科学的に言えば、右脳と左脳が分かれていて、両方が情報を交換し合いながら心を形作っている。
この無意識野の動きを認識することが大事なのだろう。
人間の脳の動きは8割は無意識野の動きだ。
だから、無意識野の働きをトリートメントすることが、修養ということになる。
このブログでは自然の中で休息リラックスすることを進めている。
私のお勧めは簡単な登山だ。
例えば、高尾山なんか日帰りで手軽にできる自然の接し方だ。
7.最後に大事なことが書かれている。
それは「自己肯定感」だ。
これは、自己愛とも自己幸福感ともいえるが、これが非常に重要なものだ。
ところが、ここに書かれているように一般に日本人はこれが低い。
実は日本人が生真面目で勤勉だ、というような外国人から見た日本人の高評価の裏打ちがこれなのだ。
だから、否定する意味でなく、そういうことがあることを認識してよく理解しておいた方が良い。
このブログでは最大のテーマと言いながらあまり触れていないが、改めて別便でこのテーマを検討してみよう。

 

(私のコメント終)

(引用開始)
私は、神奈川県横浜市にある臨済宗建長寺派禅宗寺院の一人息子として生を受けましたが、医学部を卒業後、精神科医として診療に従事し、30歳になってからようやく鎌倉の大本山建長寺専門道場(建長僧堂)へ入門しました。3年半の修行生活を経て、現在は横浜市の寺院で住職を務めています。と同時に、都内や横浜市内のクリニックで精神科医としても診療に従事しています。

いま注目を集めている心理療法である「マインドフルネス」は仏教をルーツとしています。私は禅の修行を経験したことで、それが己の心にいかなる作用をもたらしたのかを、体感できました。

そして、精神科医として学んできた「人間の心における医学的解釈」と自らの中で和合を得たことで、これからの時代を生きるすべての人に、禅とマインドフルネスが限りなき勇気と力を与えるものであることを確信したのです。

精神科医の禅僧」である変わり者の私から、皆さんの日々の健やかなる心づくりに役立つ「ワザ」を、少しでもお伝えできればと思います。

日本人は休息が足りない

「日本人は世界で最も勤勉である」。この定説について、どのように思われるでしょうか。日本人として誇りに思いますか? それとも恥ずべきことと感じますか? そのとらえ方は世代や考え方によっても異なると思いますが、少なくとも「休息を取る」のが大切であるということは誰でも認識しているところでしょう。

それでは、何をもって「休息」と言えるのでしょうか? 実はこの点に関する理解の誤りが、多くの方の疲労の問題に影を落としているのです。

私がかつて治療させていただいた女性の患者さんで、ひと月に時間外だけで200時間以上働くという、尋常ではない過重労働を強いられる中、うつ状態になってしまった方がいます。もちろん主治医として診断書を作成し、幸いにも職場の理解が得られたことで残業停止の措置が取られました。しかしそれから半年が経過しても心の回復は思わしくなく、結果、退職という形になりました。

会社勤務時代を振り返った彼女は「休み方がわかりませんでした」と言いました。そう、忙しい日々に追われているだけでなく、たとえ時間を得ても休息にあてることができないという方が急増しているのです。

心と体の両面を休息させる方法

人間が本当の回復を得るためには、心と体の両面を休息させることが必要不可欠です。ここでは「4つのR」でその方法を解説いたします。

(1)リラクゼーション(Relaxation)

心をリラックスさせることが休息になることは容易に想像がつきますが、ただ脱力して過ごすだけでは本当の休息は得られません。

人間の内臓はほとんどすべてが自律神経(交感神経と副交感神経)でコントロールされていますが、心をリラックスさせれば、このうち副交感神経を優位にすることで体の休息にもつながります。そのためには五感のすべてを用いて副交感神経への刺激を誘導することが大切です。

たとえば、以下があげられます。

・海や山などの景色を眺める(視覚)
・鎮静系のアロマやお香を焚いて香りを楽しむ(嗅覚)
・自然音や穏やかな音楽を聴く(聴覚)
・スイーツや果物を食べる(味覚)
・好きな動物や柔らかな物に触れる(触覚)
自分にとって心の栄養となる方法を見つけておき、仕事中の休憩時間などにこまめに取り入れたいものです。

ところが、「いつも全力疾走している状態からいきなり休息なんてできないのでは?」という疑問も多く聞かれます。そこで、仕事の合間の短い時間でも一瞬にして心身を休息モードに転換する技術として、近年世界の名だたる大企業で社員向けに導入されている「マインドフルネス」が大きな力を発揮します。

さまざまな医学研究でもその効果が証明されている、このマインドフルネスの基本系が「呼吸瞑想」で、誰でも今すぐに実践できるほどシンプルな方法です。「いすや床に背筋を軽く伸ばして楽に座り、目を閉じて(半眼でもよい)、ありのままの息の出入りを感じる」たったこれだけなのです。

時間は数十秒でも数十分でも自由で、呼吸のペースが速かろうが遅かろうが「その時はその時」と受け流すようにします。

私の患者さんの中にも、この呼吸瞑想を取り入れてからプレゼンに落ち着いて臨めるようになった方、顧客からのクレームにも一つひとつ誠意をもって対応できるようになった方など、仕事に生かしておられる方がたくさんいらっしゃいます。

1704-5-1218-4/6メルマガブログ転送北朝鮮緊迫2

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短足おじさんの一言


(私のコメント)

(要約)

駐韓大使帰任、目的は邦人保護
1.米中は水面下で亡命を工作、とあるが、前に送った記事にもスイス亡命の話があった。
色々なことが考えられる。
2.韓国には10万人くらいの日本人がいるそうだが、撤退となると難しそうだ。
米軍基地などに避難するのだろうが、敗戦直後の日本人虐殺を考えると、相当混乱するだろう。
敗戦後の朝鮮人が行った日本人虐殺は「参考ブログ」に詳しい。
日本人なら読んでおくべきだ。
戦後の日本人は氷点下の凍土に身ぐるみ剝がされて食べ物もなく死んでいった悲惨な日本人のことを忘れた。
朝鮮人又はシナ人に日本が占領されたら、当然同じことが行われるだろうが、その時思い出しても遅いのだ。
3.日本のマスゴミ、野党は日本人を虐殺する側に立つから、こういうことを一切報道しない。
だが、例えば、沖縄はシナが支配しようとしているが、その場合シナは土地が欲しいだけだ。
沖縄県民をシナに招待して「あなた方のルーツはシナだ」と洗脳しているそうだ。
シナが沖縄を支配したら、「沖縄は危険だからふるさとのシナ大陸に住め」と言って強制的に退去させ、後に漢人を入植させるだろう。
漢人の方が「民主主義、自由、法の支配」など知らないから扱いやすい。
勿論シナ大陸に移住した日本人は人知れず身ぐるみはがされて行き倒れ的に虐殺だろう。
ただ、これらのことは日本人が知らないだけで、大陸の長い歴史から見たらごく普通の成り行きで、当たり前過ぎることだ。


日本国と日本国民は半島有事に備えよ

1.シナの歴史を見ると、国が乱れる始まりは中央政府の腐敗と地方軍閥の強化だ。
北朝鮮の後ろ盾になって居るのが、旧満州軍閥だ。
ここは朝鮮族も多く住んでいて、複雑だ。ここを必ずしも習近平は把握していない。
トランプに言われても出来ないのではないか。
2.韓国も完全に北朝鮮に支配されようとしている。
そもそも朝鮮は儒教という宗教が支配するところで、儒教共産主義とも共通点がある。
儒教の聖人と共産主義の前衛指導層とはいずれも同じで、エリート指導層の独裁だ。
だから朝鮮半島での正当な支配者は共産主義王朝のの金一族だ。
韓国の人が北に工作された、というのでなく、儒教なら自発的にそうなるだろう。
3.いずれにしろ、現地の日本人は殺される運命を覚悟すべきで、嫌なら今のうちに帰るべきだろう。
一方、日本にいる我々日本人は難民受入れで金銭的にも物理的にも非常に苦しむことになるだろう。
「日本は日本人だけのものでない」と鳩山るーぴーは言ったが、朝鮮人は日本に来て「日本は朝鮮人だけの物だ」と言い切るだろう。
その時日本人はどうするか。殺されたくなければ殺さないといけない戦国時代が近づいてきたようだ。
(私のコメント終)

 

(引用開始)

(見出し)

2017-04-06 07:23
駐韓大使帰任、目的は邦人保護


(引用終了)


(引用開始)

cumbersome.ldblog.jp
新世紀のビッグブラザー
三橋貴明
(見出し)
日本国と日本国民は半島有事に備えよ


(前略)

 今回の番組で重要なのは、わたくしではなく河添恵子さんが担当した後半の方です。現在の北朝鮮、韓国、そして中国の「危機」について、分かりやすく解説して下さっています。

『トランプ・習近平両首脳が対応を協議 「北の核・ミサイル開発は喫緊の権益問題」とホワイトハウス当局者
http://www.sankei.com/world/news/170405/wor1704050017-n1.html
(中略)

(引用終了)

 

 

 

 

 

 

1704-4-1217-4/6メルマガブログ転送北朝鮮緊迫

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闇株新聞

(私のコメント)

(要約)
北朝鮮情勢を最大限警戒しなければならない
1.金正恩は4月6~7日の米中首脳会談の主要議題について、国連経由でアメリカの正しい情報を得ている。
米国の軍事作戦はシナによって拒否される公算が高まった。
朝鮮の後ろ盾は江沢民派だから習近平は手が出せない可能性がある。
2.金一族はスイスに隠し財産があり、亡命も出来る。
3.金の財源は日本のパチンコ資金だ。
このカネが野党、マスゴミ等の反政府勢力の運動にも使われている。
今国会が紛糾する問題も裏でシナリオを書いている勢力は北と見な繋がっている。

北朝鮮の挑発とカウントダウンへの足取り

1.北朝鮮に対して、中国とアメリカの主張は大きく隔たりがある。
中国は時間稼ぎがしたいのだろうが、アメリカはもうそれを容認しないだろう。
2.アメリカは韓国にまだ大使を任命していない。
有事の場合は日本の駐韓大使が代わりを務め様とするだろうが、韓国は容認しないから相当混乱するだろう。
3.過去の例を見ても戦争は一気に起こることは少なく、手順があって最後に一気に走る。
日本が韓国への渡航制限を行ったらかなり危険だ。これが一つの指標だ。

(私のコメント終)

(引用開始)

http://kotobukibune.at.webry.info/201704/article_6.html
日比野庵本館

(見出し)

北朝鮮の挑発とカウントダウンへの足取り

1704-2-1215-4/2メルマガブログ転送天皇生前退位論評

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(私のコメント)
下記のブログは皇室の問題に対する非常に良い評論だ。
少し長いがまとめて全部コピペしました。
最後の「皇室典範第四条問題ー天皇譲位(退位)特措法は明白なる違法立法では?2017-03-31」に次のようなコメントを付けた。
Unknown (gojicat)(私のコメント)
2017-04-01 10:17:33
皇室は本来「国民が豊かに幸せに暮らす」ために祈るのが役目だから、本来は出雲国造家のような立場がふさわしいのではないか。海外勢や宗教団体、いかがわしい人間が絡むと国に取り込んでいる理由がない。出雲と同じように例えば伊勢神宮などで祭祀専門にしてもおかしくない。もっとも、そうしたら、今の東宮家はすぐ離脱でしょうけどねw。現状では国から切り離したほうがいいように思えてきた。あくまで今の状態なら、ということですがね。その方が天皇家としても存続しやすいのではないか。今はネット社会なので、色々なことが分かるから、その内皇室ヘイトスピーチ規制なんて始まるかもしれない。朝鮮人と同レベルで規制して日本人に君臨しても先がないように思える。
ところで、ここは私の愛読ブログで、もっと順位が上がって皆が読んでくれるといいですね。期待してます。

gojicatさま (kuranishi masako)
2017-04-01 13:03:15
 コメント、並びに、温かい励ましのお言葉をいただきまして、ありがとうございました。

 かくの如き状況に至ってしまった以上、現行の形で皇室を残すことは、将来にわたり、日本国民の不幸の元となりそうです。姻族を介した朝鮮半島との関連が指摘されている東宮の即位後は、不敬罪の復活なども検討され、gojicatさまがご指摘くださいましたように、様々な”皇室規制”なるもの設けられ、国民に対する取り締まりを始めることでしょう。こうした点を踏まえ、私は、やはり、立憲君主制の形態を残す今日のあり方は見直し、国家、並びに、国民統合の象徴を三種の神器にしてはどうかと考えております(皇室は、宮中祭祀を司る役割として残る道もある・・・)。
(上記に追加してコメント)

調子に乗って言い忘れたことを、ちょっと補足させてください。以前の貴ブログで国体は日本人の心にあり、とあり、
なるほどここが肝だと思ったんですが、それから逆算すると、権威として日本人の心に住む為には神道の元締めに戻った方が良い、と思うわけです。
今の天皇はGHQにオーソライズされた天皇で天壌無窮の神勅とは関係のない天皇ではないのか。
合理性やら人権やらもまた神話つまりGHQの神勅。そこがほころびの元でしょう。
今の状態で天皇も国民も国家も三方良いのは天壌無窮の神話に帰ることではないでしょうかね。

(要約)
皇室問題ー小林よしのり氏の”逆賊論”への疑問
1.天皇の意向を絶対視する考え方は日本の歴史にほとんどない。天皇親政もわずかな期間だ。
2.逆族という言葉で議論を一方的に封じ込めるのは、議論から逃げることだ。
3.現在の皇室は変質していて、日本の「歴史文化伝統」に対する忠誠と皇室の尊崇は別になっている。
4.皇室が神のごとく無謬性があると思っているのか。国民の大部分はそう思っていない。
それなのに絶対服従を要求するのは独裁志向で反感を買うだろう。
逆族だの「承詔必謹」だのいう人間が居たら疑ってかかろう。

上皇」では政治的地位となるのでは?

1.国民は老齢で天皇が退位することには理解しているが、「上皇」となって政治的に活動することは容認していない。
2.天皇退位の動向を見ると、相当焦りを感じる。


東宮家と政治ー目指す女帝像とは?
1.愛子内親王は国民に相当不信感を持たれている。
2.作文が発表されたが、政治家のスピーチのようなものだった。
核なき世界平和を訴えているのだから、一部の勢力からは絶賛されるだろう。
天皇は国家国民の安寧を祈る立場で中立性を保っているが、それを東宮家はぶち壊している。


国体は日本人の心の中にあった

1.敗戦の大混乱のなか、満州や原爆などで大量の死者が出たが、天皇に対する尊崇の念は変わらなかった。
2.しかし、名目上の天皇は残ったが、天皇に対する尊崇の心は昨今の天皇家の状態で消えてしまった。
3.権威とは多くの人が権威として認めるからであって、人の心が離れては成り立たない。

皇室をめぐる策謀は共謀罪レベルでは?

1.皇室とその支援組織が当初の計画を実現すべく独自に戦略を展開している。
2.この計画を主導しているのは女帝の実現を目指す東宮家とその周辺らしい。
3.マスコミに意図的にリークして世論を誘導し電撃的に事を決しようとしている。
4.これは共謀罪クラスの国家破壊リスクだ。


皇室典範第四条問題ー天皇譲位(退位)特措法は明白なる違法立法では?

1.天皇退位は皇室典範に明白に違反している。
皇室典範生前退位を認めていない。
2.退位を強行することは天皇が法律違反をやる、ということだ。
3.天皇退位が実現して現在の東宮が即位すると、「皇太子」があいまいになって空位となる。
それが女帝を目論む東宮の狙いのようだ。
4.やるなら皇室典範を改正すべきだが、それをやると天皇廃止論など出てくるから、推進勢力には都合が悪いのだろう。


(私のコメント終)