1709-5-1333-9/6メルマガブログ転送横線思考朝鮮頭上の敵体質

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(見出し)
2017-09-02 14:40
北朝鮮はなぜ崩壊しないか?

(私のコメント)
関東大震災朝鮮人が大量に虐殺された、という話があって都知事が謝罪のコメントを出すとか撤回したとか報道されている。
このブログの記事はそれを否定する慧眼を持った記事だ。
朝鮮人は自分の支配者が何らかの理由で力を失うとすぐ暴動を起こす性質を持っているのだ。
この性質は古田博司先生(朝鮮に詳しい筑波大学教授)の本にも書かれている。
李朝朝鮮時代は500年続いたが、この記事の通り、相互監視と敵対的な行政組織で庶民は奴隷状態だった。
だが、政変で権力者が失脚すると、すぐその一族に襲い掛かり、徹底的に破壊略奪した。
これを繰り返していたので何かあるとすぐ支配者に襲い掛かるのだ。
前回に書いた横に線を引いて自分を下に置く図の通りの思想形態をしている。
そして、線の上は常に敵だから、敵が衰えたらすぐ攻撃するのが生きる道だ。
ここに、ウヨクのようなタテの線でウチとソトの図のような観念は無く、あってもごく狭い家族に限って成立するだけだろう。
この性質があるから、関東大震災も日本人が弱ったのを見て暴動を起こしたのだし、敗戦で満州朝鮮からの引揚者に襲い掛かりもしたのだ。
戦後も第三国人といわれて、各地で日本人を襲った。
今に至るまで従軍慰安婦、徴用工、関東大震災朝鮮人大虐殺などを言い立てるのは日本人が失脚した前支配者だからだ。
アメリカやシナ人のように今も強い支配力を持つ者には絶対に逆らわない。
日本も一発ガツンとやればおとなしくなるのだろうが、媚韓派が居るので出来ない。
彼らは贔屓の引き倒しをやっているのだが、日本人の感覚で同じと思ってやるからそれが分からないのだ
この性質はマルクス主義と親和性があり、キリスト教ユダヤ教とも似たところがある。
だから、朝鮮の北側は共産主義だし、南朝鮮キリスト教カルトが蔓延している。
翻って日本はこういう体質がなく、天皇は民を宝と思い、民は天皇を大切に思うタテ思考の国だ。
なぜそうなるか、というと、稲作農業と災害の多い国土のせいだろう。
この下の記事にもある通り、朝鮮でも200万人以上の餓死者を出したそうだが、なぜ日本のように性質が変化しなかったのだろうか。
先日、磯田道史著「徳川が作った先進国日本」という本を読んだがそこに答えがある。
江戸時代初期は日本も朝鮮と同じように「飢饉→農民一揆→打ちこわし」というような騒動が各地で起こった。
武士ははじめのうちは「なで斬り」と称して、暴動を起こした農民を皆殺しにして対抗した。
ところが、これが明確に変わったのは1783年天明飢饉だった。
この飢饉で全国百万人以上の死者が出て、当時の記録でも人王の時代以降これほどの大変は無かった、と書いている。
そこで、日本の支配者つまり、徳川幕府は政治を転換して、民を生かしてこその「民富論」的な思想になった。
ここが朝鮮と違うところだ。
なぜここで支配者の対応が違ったかというと私見になるが、朝鮮は外国から食糧援助があり、また外国から食糧を買うことが出来たからだ。
日本は鎖国していたこともあり、海を隔てているから外国に頼れないのだ。
朝鮮の支配者は外国から食糧を調達できたからそれを配って権力を維持できたし、うるさい庶民は飢餓状態にしておいた方がかえって都合が良かった。
支配者がそんな考えだから、朝鮮の民は国に頼るなんて思いのほかで、国は自分たちを殺すだけの組織機関である、という認識になっても当然だろう。
その恨みの組織が少しでも弱ったら、すぐにやっつけようとするのも理解できるが、そういう体質のままではいつまでたってもダメだろう。
韓国の大統領は政権末期に全て刑務所に入ったり、自殺したりろくな終わり方をしていない。
言い忘れたが、李朝朝鮮が500年も続いたのはシナの支配下で奴隷の平和が続いたからだろう。
今の日本もアメリカの奴隷で平和をむさぼっているが、これが体質になって、今後どこかでその付けを払わされることになるのではないか。

(私のコメント終)


(引用開始)


(見出し)
2017-09-02 14:40
北朝鮮はなぜ崩壊しないか?

 小泉訪朝の直後ぐらいからワタシは北朝鮮に関する本を結構読みました。

 その中で一番印象に残っていたのは、李英和氏の著書の中の一節です。
 
 李英和氏は在日朝鮮人なのですが、1991年8か月間、北朝鮮に留学しました。 そしてその時に厳しく監視されながらも、北朝鮮の一般庶民や、反体制知識人との接触した経験を、その著書の中で書いています。

ここで李氏は、北朝鮮の一般国民が一番憎んでいるのは、金正日ではなく、彼等の職場の直接の上司達や、彼等を直接監視監督する人間達だと言うのです。

 北朝鮮は一般国民を監視監督する人間が、職場にも地域にも実の沢山いるのです。 こような監視役が北朝鮮では体制側の最下級に当たるのでしょう。

 「アイツラを一家皆殺しにしてやりたい。」

 彼等は憎悪を剥き出しにして、こう言ったのだそうです。

 ワタシはこれで、北朝鮮が崩壊しない理由が納得できました。
ソ連崩壊後、ソ連からの経済支援を喪った北朝鮮は、破滅的な飢餓状態になり、200万とも250万とも言われる餓死者を出したと言います。

 しかし北朝鮮はそのかなり前から、物不足や飢餓が始まっており、国民生活は貧窮を極めていました。

 それでソ連崩壊の前後から「北朝鮮は間もなく崩壊する」と言われ続けたのですが、しかし今に至るまで崩壊しないのです。

 そして北朝鮮が崩壊しない理由も、色々と言われたのですが、しかしワタシが一番納得できたのが、この李英和氏の著書の一節なのです。


一般国民が最も憎んでいるのは、金正日ではなく、彼等の直接上司や彼等を直接監視にあたる人間達。
 もし金正日体制が崩壊したら、彼等は忽ちこれら人々に襲い掛かり、一家皆殺しにする。

 なるほどこれなら絶対に、北朝鮮が内部から崩壊する事はないでしょう。

 だってこうした憎悪は顔を合わせていれば否応なしに伝わります。

 勿論、一般国民がこんな憎悪を口に出す事は絶対にできないでしょうが、しかし毎日のように顔を合わせてれば、相手が自分をどう思っているか?は誰でも何となくわかるものです。

 だから自分達が部下や近所の人達がどれほど憎悪されているかは、憎悪をされている側も十分承知しているのです。
幾ら北朝鮮格差社会で、支配側とは言え、直接一般国民を監視監督するのはその中の最下級層です。 当然、それほど裕福なわけもなく生活は苦しいでしょう。
 だから本心から北朝鮮の体制を支持しているかどうかわかりません。
 
 しかしそれでももし金正日体制が崩壊したら、自分達は日頃自分達が監視監督している連中、つまり近所の住民や、職場の部下に襲われて一家皆殺しにされるかも知れない・・・・と思えば、何が何でも金正日体制を守り続けるしかありません。

 この切実さは金正恩始め高級幹部以上でしょう。 だってこれらの最高級幹部ならいよいよとなれば、亡命するなり、自身の助命と引き換えに、権力放棄も可能です。

 しかし工場で労働者を監視監督しているような連中には、そんなことは絶対不可能です。
 彼等にとっては、どんな条件でも関係なく、体制の崩壊が自分と家族の命の終わりなのです。

 そして最下層と雖も支配層側は情報・武装共に圧倒的に優位にあり、しかも数だって非常に多いのです。

これはつまりピラミッドの一番下はともかく、2段目から上は極めて堅牢だと言う事です。

 これでは簡単にピラミッドが崩壊する事はないのです。

 下からの体制転換と言っても、本当に一番下だけでは蜂起もできません。

 群衆が蜂起するには、一番下だけではなくその少し上ぐらいも協力者しないと不可能なのです。
 
 しかしこれでは、北朝鮮の場合はそういう協力者が出る事は全く期待できないのですから。
憎しみの連鎖からは何も生まれない。

 これはいつもシバキ隊など自称反差別団体が掲げるスローガンですが、イヤイヤそんなことはありません。

 だってこの憎悪の連鎖により、君達の憧れの「地上の楽園」が生まれ、末永く維持されているのですから。

 そしてこうした憎悪による体制の維持が可能なのは、朝鮮民族の特質でしょう。

 例えば日本民族では職場の最下層がその一つ上、例えばパートのオバサン達がそのチーフを「一家皆殺しにしてやる」と憎悪する事など想像もできませんから。
しかし朝鮮人は、違います。

 朝鮮人は、日本が敗戦すると忽ち日本人に襲い掛かり、略奪・強姦・暴行を恣にした人々です。

 日韓併合中、朝鮮半島では現在の北朝鮮のような飢餓は起こしていません。 李氏朝鮮の支配中、数年ごとに起きた飢餓も、日本統治以降はなくなったのです。

 当時、多くの朝鮮人が喜んで日本人に雇われて働き、また日本人が開墾した農地で小作人になりました。 朝鮮人の地主の小作人でいるより、日本人地主の小作人でいた方が条件が良かったし、朝鮮人に雇われるより、日本人の所で働く方が、賃金が高かったからです。

 そして更に多くの朝鮮人が、職を求めて日本本土へ移住しました。(今だって不法入国している)

 でも日本が敗戦となれば、彼等は突然日本人への憎悪を爆発させて、日本人を襲ったのです。
更に言えば、現在の在日コリアンの大多数は戦後に不法入国した人達です。

 この中には戦後の不法入国者の中には、李承晩による共産主義者虐殺を逃れてきた人が多数います。

 彼等を韓国に強制送還すれば、李承晩に殺されるので、日本は彼等が日本の留まる事を認めました。

 そして彼等は日本政府の保護で、本国ではあり得ない程豊で自由な生活を享楽してきました。

 しかし在日コリアン達はこれを感謝した事はありません。 むしろ彼等が朝鮮総連の中核となって、拉致やミサイル技術・部品の流出など、北朝鮮による日本への敵対行為に協力しています。

 因みに李英和氏の父上も戦後不法入国されたようですが、彼も日本には「差別された」「参政権が無い」などと言う恨みと憎悪しかお持ちではありません。

 こういう人々ですから、自分達を監視監督し搾取する連中は、チャンスがあれば本当に一家皆殺しにするでしょう。
こうした憎悪のコンクリートとでもいう物が、北朝鮮の体制を堅く堅く堅めて守っているのです。

 こういう彼等の民族性を考えれば、李氏朝鮮が500年余も続き、その間、一切進歩する事なく、奈良時代末期か平安時代初期のような状態を維持し続けたのも理解できます。

 だから北朝鮮だって外的要因がなければ、今後数百年続いたでしょう。

 しかし北朝鮮は核開発を始めてアメリカに喧嘩を売ってしまいました。
 そして6者協議ではアメリカを騙しています。

 だから無事では済まないでしょう。
いずれにせよこうした北朝鮮のこうした行動も体制も、その根源はこの民族の特性から来ることです。 だから日本にもアメリカにもこれを変える事はできません。

 日本とすればこれを奇禍として、核武装へ舵を切れば良いのです。

 なぜなら例えアメリカが北朝鮮を始末してくれても、中国とロシアはどうにもなりません。 

 それを思えば、好い加減に妄想平和主義を捨てて、現実的な国防策を取るしかないのです。 

 

 

(引用終了)

1709-4-1332-9/5メルマガブログ転送上下サヨクとウチソト右翼

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ジログ旧「Zopeジャンキー日記」


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2010.10.15
世界を上下に分けて下に味方するのが左翼、世界をウチとソトに分けてウチに味方するのが右翼


(私のコメント)
この記事は右翼や左翼のものの考え方を理解する上で非常に分かりやすい。
このように図で示されると、理解が深まり、いろいろな社会現象を分析するのに役立つ。
特にテレビなどに出てくる論者などはこのタテヨコの図を当てはめると考え方の立ち位置が簡単に分かって面白い。
簡単に要約すると、「サヨクは横線の上下図で自分を下に置いた考え方、ウヨクは縦線のウチソト図で自分をウチに置いた考え方(それぞれ反対側は敵)」ということだ。
これを押さえておくと、人と議論するときとか、意見を読んだときに相手が基準をどこに置いているかが分かって理解しやすい。
なお、サヨクウヨクは便宜的に分かりやすく傾向を示したものだから、異なる者も含むし、「内ゲバ」みたいに混ざり合ったのもある。
これは一つの「モデル」概念だから、現実は単純でないこともわきまえたうえでのの話だ。
経済学などは殆ど「モデル」を研究している学問で、「モデル」内では高等数学などを駆使して正しいが、残念ながら「モデル」と現実は違う。
だから、経済学者は頭はいいが現実からするとバカの集まり、ということになる。
また、脱線したが、言いたいことは「モデル」は現実を切り取って、単純化して分かりやすくしたものだから、現実はもう少し複雑だ、ということだ。
しかし、ここから色々なことが分かってくる。
私が一番納得したのは韓国人が日本の共産主義主義者となぜ共鳴し合って共闘したか、という疑問だ。
説明すると、ソビエトロシアが崩壊して共産主義が誰の目にもダメだと分かったとき、日本のサヨクの思想の代表である岩波書店編集長(名前忘れた)は韓国に飛んだのだ。
それまで、共産主義左翼は韓国を攻撃し、北朝鮮を礼賛していたが、手の裏を返すように韓国へ行って日本革命のために共闘を呼び掛けた。
昨日の敵は今日の友というわけだが、今まで攻撃していたのだからそんなにおいそれと仲良くなれるわけがないのにすぐ仲良くなった。
理由は「日本を叩くため」という共通目標があったこともあるだろうが、この記事を読んで分かった。
つまり、両者とも世の中を横に線を引いて上下に割って、自分を下に置く、という考え方で一致していたのだ。
これについては「よもぎネコ」さんのブログで証明できるので、後日それもアップしよう。
韓国人は別に共産主義を理解したわけでなく、李朝朝鮮から伝統の横線的な上下の考え方が身についていてそれが共鳴したのだ。
また、別の考え方として、サヨクは下に正義、ウヨクはウチに正義を置くという見方もできる。
そうすると、反対側は不正義、邪悪、敵、ということになる。
先日、テレビのコメンテーターを下ろされた人が、「私は安部を批判したのでおろされた」と言って話題になった。
この人はテレビで安倍さんを批判するのだが、内容が根拠もなく妄想的なので外されたのだが、そういう反省はない。
上記のモデルから見ると、この人は上下に物を見る人で、下に自分を置き、かつ下に正義を置いた考え方なのだろう。
だから、叩くこと自体が絶対的正義なんで、その内容はどうでもよいことになる。
叩く内容が正しいかどうかを問題にするのはタテに線を引いて考える立場の人だ。
彼らはウチが正義だから、ウチ内で上を批判すること自体は良いが内容は正しくないといけない。
こういう風に色々なことを、このモデルを使うと分かりやすくなる。
長くなるので、ここまでにするが、しばらくはこのモデルを話題にしてみたい。

所で、この左右の思想を図で示すのは、昔から知られている事のようで、この原型はノーランチャートというものだそうだ。
ノーランという人はアメリカのリバタリアン(自由自律を最優先する思想でリベラリズムと相反する)で、いわゆる新自由主義の人だ。
ついでに次回以降ノーランチャートも勉強しておこう。

 

(私のコメント終)


(引用開始)

(見出し)
2010.10.15
世界を上下に分けて下に味方するのが左翼、世界をウチとソトに分けてウチに味方するのが右翼

昨日のエントリ「右翼(国家主義)と左翼(社会主義)は反対概念ではなく、独立概念である」に対するはてなブックマークのコメントで、経済学者の松尾匡(ただす)氏による「右翼と左翼」の用語解説にリンクがあった(bando_alphaさんによる)。

松尾匡のページ - 用語解説:右翼と左翼
http://matsuo-tadasu.ptu.jp/yougo_uyosayo.html

<世界を縦に切って「ウチ」と「ソト」に分けて、その間に本質的な対抗関係を見て、「ウチ」に味方するのが右翼である。
 それに対して、世界を横に切って「上」と「下」に分けて、その間に本質的な対抗関係を見て、「下」に味方するのが左翼である(図1)>。

(図表あり;左翼は横線の上と下、右翼は縦線の左右でものを考える。左翼は社会を階級的な横線で理解し、自分を横線の下に置く。
右翼は縦線を引いてウチとソトに分け、自分をウチにおく。)
<ところがややこしくなるのは、まずもって、右翼も左翼も自分の切り分け方を当然の土俵のように思い込んで、相手との対抗軸を組み立てていることにある。お互い敵である相手が、自分と同じ切り分け方を共有して、自分と逆側に立つ者と考えるのである(図2)>。

(図表あり;左翼は横線の上と下の図で自分を下に置き右翼(敵)を上に置く。右翼は縦線の左右の図でウチに自分を置きサヨク(敵)をソトにおく)


<すなわち、左翼の考える敵=右翼は、世界を横に切って「上」と「下」に分けて、「上」に味方する者とみなされている。
 それに対して、右翼の考える敵=左翼は、世界を縦に切って「ウチ」と「ソト」に分けて、「ソト」に味方する者とみなされている>。

これは実に本質的かつシンプルな説明で、見事な解説だと思う。

この松尾氏による図式では、左翼と右翼が「世界(の人々)をどのように分けるか」が主題になっている。左翼は「上下」に分けて「下」に味方し、右翼は「左右」に分けて「右」に味方している(「ウチ」を右側に、「ソト」を左側に描いた場合)。左翼と右翼では、線引きする方向が違っており、基準になる軸そのものが直交しているわけだ。

 

(後略)

 

(引用終了)


(要約引用開始)


http://1000nichi.blog73.fc2.com/blog-entry-6697.html
右翼と左翼の簡単な違いの説明 世界を上下に分けるか、内外に分けるか? : 知識連鎖  (旧・千日ブログ)

右翼と左翼の簡単な違いの説明 世界を上下に分けるか、内外に分けるか?
2015-04-05 政治・政策
 右翼と左翼というか、右派と左派でも良いような気がしますが、元は右翼と左翼としていました。

 

(前略)

非常におもしろいと思った右翼と左翼の違いの説明が、世界を上下に分けて下に味方するのが左翼、世界をウチとソトに分けてウチに味方するのが右翼 - モジログ(2010.10.15)です。

 ただ、モジログさんのオリジナルではなく、元は経済学者の松尾匡(ただす)さんによる「右翼と左翼」の用語解説だとのこと。
用語解説:右翼と左翼 松尾匡のページ

 世界を縦に切って「ウチ」と「ソト」に分けて、その間に本質的な対抗関係を見て、「ウチ」に味方するのが右翼である。
 それに対して、世界を横に切って「上」と「下」に分けて、その間に本質的な対抗関係を見て、「下」に味方するのが左翼である。

 元は図になっていますが、テキスト化すると以下のような感じです。(ズレまくるような気がしますが)


  上

―――――

  下
 (左翼)


  |
  |
ソト|ウチ(右翼)
  |
  |


●右翼と左翼は、世界を違う分け方で見ている

 重要なのは、右翼と左翼がお互いに世界を違う分け方で見ているということです。同じ世界を見ているわけではないんですね。

 ところが、とてもややこしいことに、"右翼も左翼も自分の切り分け方を当然の土俵のように思い込んで、相手との対抗軸を組み立てている"のです。"お互い敵である相手が、自分と同じ切り分け方を共有して、自分と逆側に立つ者と考える"わけです。

 前述の図に敵の位置を書き込むと以下のようになります。


  上
(仮想右翼)
―――――

  下
 (左翼)


   |
   |
 ソト|ウチ(右翼)
(仮想 |
左翼) |

 お互いに全然違うところを見ているのに、相手がそこにいると勘違いするので、的外れな批判をしてしまうようです。


リバタリアニズムを説明するノーラン・チャート

 さて、ここからモジログさんの話になりますが、リバタリアニズムの政治思想的ポジションを説明するのにしばしば使われるという「ノーラン・チャート(Nolan Chart)」を多少書き加えた図を出していました。

 これまたズレまくると思いますけど、テキスト化してみます。


左   精神的自由    自
     ↑
社会主義← →経済的自由
     ↓
全    国家主義    右

左…リベラリズム 左翼
自…リバタリアニズム 自由主義
全…全体主義 ナチス
右…愛国保守主義 右翼
このノーラン・チャートでは左翼が左上にあるが、左方向の「社会主義」が主要成分である。右翼が右下にあるが、下方向の「国家主義」が主要成分である。左翼を「左」に、右翼を「下」にあると見なせば、これはちょうど、松尾氏による図を時計回りに90度回転したものになっているのだ。

松尾氏の図が、左翼と右翼が「世界(の人々)をどのように分けるか」が主題になっているのに対して、ノーラン・チャートでは、「経済的自由と精神的自由に対して、政府が介入してくる度合い」が主題になっている。

●左翼と右翼は1次元的な対立関係にはない
どちらの図においても、左翼と右翼は1次元的な対立関係にはなく、「上下」と「ウチソト」、「経済的自由」と「精神的自由」という2つの軸を持つ、2次元座標の上に配置されている。この2次元的な把握ができれば、左翼と右翼を1次元的に反対のものと見るよりも、政治に対するさまざまな考え方・立場の位置づけが格段にやりやすくなるし、自分の考え方はどこに位置するのかというポジションの把握もやりやすくなると思う。
(後略)
 


(要約引用終了)

(要約引用開始)

http://matsuo-tadasu.ptu.jp/yougo_uyosayo.html
松尾匡のページ
用語解説:右翼と左翼

(前略)

【世界の切り分け方が違う】
 右翼と左翼の違いの最大のポイントは、世界を切り分ける見方の違いである。稲葉振一郎さんの新著で紹介されている田島正樹氏も似たようなことを言っているようだが、もっと大胆にすっきり図式化するとこうなるだろう。
 世界を縦に切って「ウチ」と「ソト」に分けて、その間に本質的な対抗関係を見て、「ウチ」に味方するのが右翼である。
 それに対して、世界を横に切って「上」と「下」に分けて、その間に本質的な対抗関係を見て、「下」に味方するのが左翼である。(図1)
私見では、これが本来の右翼と左翼の定義であり、これ以外の定義はあり得ない。
【敵が自分と同じ分け方だと思う】
 ところがややこしくなるのは、まずもって、右翼も左翼も自分の切り分け方を当然の土俵のように思い込んで、相手との対抗軸を組み立てていることにある。お互い敵である相手が、自分と同じ切り分け方を共有して、自分と逆側に立つ者と考えるのである。(図2)
 すなわち、左翼の考える敵=右翼は、世界を横に切って「上」と「下」に分けて、「上」に味方する者とみなされている。
 それに対して、右翼の考える敵=左翼は、世界を縦に切って「ウチ」と「ソト」に分けて、「ソト」に味方する者とみなされている。

他人を攻撃するときの「右」「左」というレッテルが、多くの場合、外から見て非常に違和感のあるレッテルになるのは、これが原因である場合が多いと思う。
【「上」に味方するのは「逆左翼」】
 しかし事態をもっとややこしくしているのは、このみなし方がただの誤解やレッテル貼りではなく、本当にそういう立場に立つ者が少なからずいることである。
 世界を横に切って「上」と「下」に分けて、「上」に味方する立場の者は、たしかにいる。端的にはホリエモン達のイメージである。
 しかし本来はこれを「右翼」と呼ぶのは間違いである。本当の右翼ならば、「ウチ」の内部では、共同体としての団結と助け合いを求める。したがって、その団結を乱す競争は制約しようとするし、共同体が「上」と「下」に分裂していくことを肯定したりはしない。
 だから彼ら「上」に味方する立場の者は「右」なのではなく、切り分け方を左翼と共有する、いわば「逆左翼」と呼ぶべきである。
【「ソト」に味方するのは「逆右翼」】
 また、世界を縦に切って「ウチ」と「ソト」に分けて、「ソト」に味方する立場の者も、たしかにいる。端的には、平壌政権擁護派をイメージすればよい。
 これも本来は「左翼」と呼ぶのは間違いである。切り分け方を右翼と共有する「逆右翼」である。本当の左翼ならば、どの国であれ、虐げられた民衆に連帯して、それを支配する「上」の者とたたかう立場に立つはずだからである。
【「逆左翼」を自覚しない右派が問題】
 しかし「逆左翼」も、それを自覚して徹底すれば、まだましである。同じ1ドルを持ってくるお客様は何人(じん)でも同じお客様として扱う。こきつかえるなら何人(じん)でも同じように雇う。どの国の人からでも出資を歓迎し、どんな肌の人が取締役に入ってきてもいっしょにやれる。世界中の誰とでも分け隔てなく取引する。これができるならば、それは一つの徳、「商人道」である。
 真の右翼の方も、徹底すれば、それはそれでまた別の一つの徳である(私はとらないが)。身内である同胞のために互いに深い責任を感じて最後まで尽くしあう。時には同胞のために命も捧げる。これは「武士道」につながる。
 困るのは、本当は「逆左翼」なのに、それを自覚せず、自分は世界を縦に分けて「ウチ」に立つ右派だと思っている者が少なくないことである。こんな立場が蔓延すると何がもたらされるか。「ウチ」の内部に格差と競争を持ち込み、共同体精神をブチ壊しておきながら、他方で、顧客や取引先や出資者や従業者を、国や民族で分け隔てして扱うことになる。「ウチ」も蹴落とし、「ソト」も食い物にし、結果として残るのは「力だけが正義」という原理だけである。確実に世の中は腐敗していくだろう。
 これが「小泉系」のもたらした風潮なのだと思う。
【「逆右翼」を自覚しない左派も問題】
 同じことは左派側にも言える。「逆右翼」も自覚して徹底すればそれはそれでたいしたものだ。典型的には、どこかの発展途上国の未開発地域の伝統村落に惚れ込んで、くらしぶりも習慣も同化して骨を埋める人。
 他方で本当の左翼には左翼の道義がある。この立場からは、世界のどこであれ、「上」の者の強くて不正な力にひるまず、弱者に分け隔てなく手を差し伸べる態度が目指される。
 たとえば、中国の労働者の賃金が上がり、労働条件がよくなった方が、日本の労働者も競争が緩んで楽になる。中国の消費者運動が発展した方が、日本の消費者にとっても安全になってトクになる。しかし本当にそれをやろうとすると、中国共産党の支配とぶつかる。だから民衆どうしが分け隔てなく助け合って「上」の不正とたたかったならば、めぐりめぐって自分のためにもなる。
 これは「逆左翼」に徹したときの商人道と同じ構図である。世界を横に切る図式に立つ限り、「上」に立とうが「下」に立とうが、人を国や民族や身分で差別せずに、すべての人間を個人として尊重する道徳観が身に付くのである。
 困るのは、本当は「逆右翼」なのに、それを自覚せず、自分は世界を横に分けて「下」に立つ左派だと思っている者が少なからずいることである。9.11テロの犠牲者には子供もお年寄りも貧しい人々もたくさんいるのに何の同情心も持たず、アメリカはみな敵とばかり喝采する心情の者。発展途上国の政府や因習による人権抑圧の犠牲者に対して、「先進国の欧米流価値観で介入してはならぬ」と言って、見て見ぬ振りをしておきながら、自分はちょっとでも権利を侵されると、欧米流民主主義体制のおかげで最低限守られた立場を使って、政府にも因習にも逆らう。結局こんな立場は、途上国から比べれば豊かで人権が守られ、アメリカから比べれば保障を受けている自己の既得権を守ることだけに汲々とする、身勝手な態度につながるだろう。

(中略)
【横に切るか縦に切るかに中間はない】
 世の中を横に切って見る現実認識をとった上で、「上」と「下」で折り合いをつけることを望む中道路線はあり得る。また、世の中を縦に切って見る現実認識をとった上で、「ウチ」と「ソト」で折り合いをつけることを望む中道路線もあり得る。
 しかし、世の中を横に切って見るか縦に切って見るかの間には中庸はあり得ない。現実には、たしかに世の中は縦にも横にも分かれているだろう。私自身は、世の中を縦に分けていた壁はますます崩れ、世の中を上下に分ける亀裂が世界中で広がっていると現実を認識している。しかしそのこと自体はここでは論じない。縦の壁も横の亀裂もそれぞれそれなりにあるのは事実だ。だが、道徳の問題としては、両者の見方を混同することはできないのである。横に切る見方と縦に切る見方を混同すると、上述したとおり、それぞれにふさわしい道徳が打ち消し合い、弱肉強食の身勝手な風潮が生み出されるからである。
(2008年4月6日執筆)


(要約引用終了)

 

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http://www.mag2.com/p/news/261826?l=xyp0997ee9

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全米憧れの街・ポートランドに非常事態。ホームレス急増で街が激変
人気記事国際2017.08.28 727 by 高城剛『高城未来研究所

(私のコメント)
アメリカの白人迫害と安倍さんの日本人迫害は同じだ、という記事だ。
下のブログ記事の通り、安倍さんはアメリカのラストベルト、白人労働者の悲惨な状態を理想の国として日本に導入しようとしている。

(引用;安倍首相にはアメリカのrust beltが「美しい国」に見えているのでしょう。)

 
安倍さんの本質は右翼ナショナリストではなく、サヨクグローバリストだ。
靖国神社に参拝したり、拉致家族をいじくったりして右翼のように見せかけているが、それは選挙対策だけのことだ。
これほど移民や消費税、貿易協定の主権破棄などで日本破壊と日本人窮乏を主導した首相は他に居ない。
よく似ている首相は、近衛文麿だけだ。
近衛は日本が戦争で滅亡してゆく戦前昭和の時代に現われて必ず滅亡方向に何回か日本を押して結果が出る前に逃げた男だ。
実直でまじめな東条英機はこういうずるいやつの犠牲になって日本滅亡の責任を取った。
誰かが責任を取らないと、天皇が責任を取らなくちゃなんないから、軍人らしく身を犠牲にしたのだ。
安倍さんも日本が滅亡する前に逃げて、その責任は誰かに押しつけるだろう。
以上のことは脱線だが、このブログは面白いレポートだ。
このように実際に現場を歩くことは大変重要なのだ。
ホームレスが黒人でなく白人だ、というのは現場に行かないと分からない。
経済的には、グローバル化で職業をシナに奪われ、社会的には人権平等を理由に迫害される一般白人階層は今後どううなるか。
トランプさんはこの階層の支持を取り付けて大統領になったが、彼らの希望をかなえられるのか。
なお、また余談になるが、白人と言っても中身は全く違う。
同じ東洋でも日本人とシナ朝鮮フィリピンと皆違うように、東欧スラブや北欧スペインラテン系みな違う。
白人とひとくくりにできずバラバラだ。
もう一つは、記事の中で通勤電車の中のトラブルが書いてあるが、アメリカが自動車社会なのは、この問題があるからだ。
第一次世界大戦ころまでは各都市は電車で結ばれ、通勤電車が普通だった。
ディズニーシーの高架電車はそれを示しているし、チャタヌーガチューチュートレインの歌もそうだ。
それが、自動車社会になったのは東欧の白人たちが移民してきて、電車に乗るようになったからだ。
白人同士でも東欧スラブ系は蔑視されていて一緒に乗りたくない人々が折からの安いフォード自動車に乗ったのだ。
ま、電車が衰退したのはこの理由だけじゃないが、電車というのはある程度同じ文化でないと機能しないモノなのだ。
日本でもこういうトラブルは、起こるだろう。
先日山手線でシナ人の家族が、自分たちは席に座って、子供の乗った乳母車を離れたドア脇においていた。
みんなよけて通っていたが、ちょっと考えられない行動だ。
人というのはやはり同じ文化を共有する人と暮らす方が暮らしやすいのだ。
もう一つ思い出したが、白人の平均寿命はどんどん下がっているという。
つまり、白人は緩慢に殺されている、ということだ。
肩を持つわけじゃないが、白人至上主義にでもしないと抜け出せない危機感は分かるような気がする。
日本だってこれからどうなるか分からない。
いまは、日本人至上主義なんて言ったらとんでもないことだが、そうでもしないといけないことになるかもしれない。

(私のコメント終)


(引用開始)


(見出し)
全米憧れの街・ポートランドに非常事態。ホームレス急増で街が激変
(前略)

米国は、B面へと移り変わった

今週は、コロラドのボルダーとデンバー、シアトル、ポートランドポートランド郊外のマウントフッド国立公園やネイティブアメリカンの街ワームスプリングやオンココ国立公園と移動しています。

この夏はカナダと米国西海岸をロードトリップしてまして、部分的に飛行機を使うこともありますが、基本的には野宿同然の車中泊やモーテル泊の日々を送っています。

この時期の米国西海岸は好天が続き、なにより湿度が低いのが快適で、野宿や車中泊でも苦になりません。

さて、三年ぶりにポートランドを訪れましたが、その変貌ぶりに驚きました。

まず、ホームレスの数が尋常ではありません。

いまから二年ほど前に、急増するホームレスに対し「非常事態宣言」を出したポートランド市政府ですが、住宅提供や表現活動を支援対策するも、増え続けるホームレスに事実上打つ手がないようです。

十年前は、コンパクトシティとして世界的に評価されたポートランドでしたが、いまでは見る影もありません。

なにしろ、人口の1%近い人たちが、ホームレスとして街に溢れているのです。

前回ポートランドへ訪れた際に、本メールマガジンでこの街の本質を書いたと思いますが、ここは、古きシークレットソサエティ(秘密結社)によって、いまも動いている街です。

元々フリーメーソンのグランドロッジだったポートランド美術館には、一般の人たちが入ることができない「開かずの間」があり、儀式が行われています。

街のど真ん中にサイエントロジー教会があり、年々拡大している様子も伺えます。

世界最大の独立系書店「パウエルズ」に訪れれば、総合ベストセラーの第一は「マインドフルネス」関連の書籍で、この街の人々が相当疲れている様子が伺えます。

なにより、街中のレストランやカフェの品質が落ちているのが残念です。

いまだに日本ではワケ知り風に理想郷として語られることがあるポートランドは、過去に黒人を徹底的に排除した歴史があり、白人住民の割合が極めて高いのが特徴です。

その強力なエンジンが、新興宗教と秘密結社でした。

そして2ヶ月ほど前、朝の混雑した通勤電車内で1人の男(白人)が2人の少女(イスラム系と黒人)に差別的な暴言を浴びせ、見兼ねた3人の乗客が止めに入ると男は逆上し、ナイフを振りかざし、3人の首を刺し2人が死亡する事件が勃発。

この事件は、ポートランドのダークサイドが再び浮上してきたことを知らしめています。

政党色のない米国の非営利団体、公共宗教研究所(PRRI)が5万人を対象に実施した「アメリカン・バリューズ・アトラス(米国人の価値観調査)」によれば、米国の大都市圏で住民の信仰心(=キリスト教)が最も薄い場所は、ポートランドだと発表しました。

街中を歩くと、ホームレスのほとんどが白人であることに気がつきます。

そして、彼らはキリストも政治も信じていないことから、この街に数多ある新興宗教に救いを求めているのが、現在のポートランドの真実なのです。

この街を歩けば(引いては米国全体が)、ダークサイドに突入したのを実感します。

米国は、B面へと移り変わったのです。

 


(引用終了)


(要約引用開始)
Think outside the box
MAKE JAPAN GREAT AGAIN
http://totb.hatenablog.com/
2017-09-02
2016年度の法人企業統計~内部留保が増える理由


(前略)

総括すると、

人件費を徹底的に抑制して高利益率を達成する。
株主の期待に応じて配当金を増額する。
残余資金の使途は国内設備投資よりも対外直接投資など「財テク」を優先する(→投資有価証券増加)。
株主が期待する投資収益率が見込める再投資先が不足しているため結果的に現預金が積み上がる。
投資有価証券と現預金の増加が利益剰余金の増加となる。
という構図、すなわち、企業が「株主利益の最大化+グローバリゼーション」を目指すようになった→人件費抑制と投資の海外流出→Secular Stagnationです。

日本経済の潜在成長率が低下しているにもかかわらず、企業に高度成長期並みの収益率を求めた結果、企業がいわば「がん細胞」と化し、自らの増殖(利益・純資産増)のために人体(日本経済)を衰弱させているわけです。*3

日本経済を復活させる「劇薬」と期待された金融ビッグバンは、

勝者:大企業とグローバル投資家
敗者:日本経済と労働者
を作り出した毒薬でした。*4
(中略)
再びうごめく白人至上主義 米国、デモ衝突で犠牲者
パイクビル=金成隆一2017年8月29日05時00分
まるで第三世界の途上国だ。石炭という資源を大企業に奪われ、利益は州外へ。白人労働者は捨てられた。帝国主義時代の植民地のようだ
グローバル化のせいで、今や米政府は国内情勢すらコントロールできない。労働者の賃金低下を止められない。労働者は多国籍企業の歯車だ。
グローバル化は労働者の雇用の場だった工場を海外移転することでラストベルトの共同体を破壊した。そして、その共同体に低賃金の移民労働者も入れる。何が起きたかと言えば、多国籍企業の利潤の最大化と労働者の賃金低下だ。
(中略)

州外→海外、白人労働者→日本人労働者、米政府→日本政府とすれば、現在の日本そのものです。

もっとも、アベノミクスは失敗でも、安倍首相の真の狙いと思われる「構造改革=日本のアメリカ化」は着実に成功に向かっています。安倍首相の言動からは、米欧やシンガポールのような多民族社会を目指していることが明らかです。*5*6

もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました。*7
日本を、能力にあふれる外国人が、もっと活躍しやすい場所にします。*8
高度な外国人材受け入れの拡充や永住要件の緩和、そして、東京オリンピックパラリンピックに向けた建設分野での外国人材の受け入れなど、我が国にとって必要な分野での外国人材の活用を積極的に進めていく考えであります。*9
安倍首相にはアメリカのrust beltが「美しい国」に見えているのでしょう。

 

(要約引用終了)

 

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(見出し)

(私のコメント)

記事の冒頭に「アメリカには三つの原罪がある。
原住民インディアンの大虐殺、黒人を奴隷売買、そして日本への原爆2発投下による大虐殺だ。」
とあるが、この三つともアメリカというより、WASP(白人、アングロサクソンプロテスタント)がやったことだ。
今、アメリカでは南軍のリー将軍銅像コロンブス銅像まで引き倒す運動が起きている。
銅像を倒すことは、一見大変なことでないように見えるが、実は背後に革命的なことが起きているのだ。
つまり、アメリカにおけるWASP支配が崩れようとしている、というか戦いが始まっている、と見た方が良い。
今は人種差別が問題になっているが、いずれ、この三つの原罪も俎上に上る時が来るのではないか。
ただし、三つの原罪のうち、前二つはアメリカの国内問題だが、原爆投下は別だ。
仮に日本が核武装すると、倍返しだ、と言って4発の原爆を放り込まれる恐怖がアメリカ人に生まれる。
その恐怖は白人も黒人もインディアンもアメリカ本土に住む人に共通の問題だ。
その点はアメリカ人を一致団結させるかもしれない。
そうなると、アメリカは絶対に日本の核武装を阻止し、未来永劫占領状態を続ける必要がある。
恐怖感というのは人間の本能の原点だから理屈抜きで、金さんだって誰だってそれで動いている。

まあ、多少濃淡はあるだろうが、今後のアメリカの行動をそこから占えるだろう。

 

(私のコメント終)


(引用開始)


(見出し)
2017-09-01 14:49
日本の核武装​に道開く北朝鮮の核容認​<wsjの社説です
 北朝鮮が日本の上空を通り越して太平洋にミサイルを撃ち込んだ。8月29日早朝このニュースとJアラートに驚かれた方も多いと思う。
だが事態はとても深刻で、遂にアメリカの有力紙WSJが日本の核武装への道を開くものだとの社説を掲載した。WSJはアメリカの政権に対する影響力が大きく、この論調には大いに考えさせられる。

最初にその記事を紹介する前にアメリカの日本の核武装に対する意識について。

アメリカには三つの原罪がある。
原住民インディアンの大虐殺、黒人を奴隷売買、そして日本への原爆2発投下による大虐殺だ。
そしてアメリカは日本が若し核兵器を持てば、日本はアメリカに復讐する権利があると考える筈だと思って恐れている。これがドイツがニュークリアー・シェアリングで核兵器を持っているのに対し、日本が核兵器を持っていない理由になっている。
(注:現在ニュークリア・シェアリングによる核保有国はベルギー、ドイツ、イタリア、オランダ、つまり世界の主要国で本当に核を持っていないのは日本だけ。同じ敗戦国でもドイツもイタリアも核武装していることに注意)
さてそんな目で以下の記事を見てください。

<以下WSJより引用>
【社説】日本の核武装​に道開く北朝鮮の核容認​
2017 年 8 月 30 日 15:12 JST
http://jp.wsj.com/articles/SB10688238298091993279904583361460240940872?mod=trending_now_4


(前略)
今回の発射はさらに脅威が増している。米国と同盟各国の情報機関は、北朝鮮が小型核弾頭搭載ミサイルを日本に着弾させる能力を得たとみているのだ。


(中略)

日本の最終的な安保は米国の防衛力と核の傘だ。日本が攻撃を受けた場合は米国が反撃することが、日米安保条約で保障されている。しかし、抑止力の論理は敵が合理的であることを前提とするが、北朝鮮相手に合理性は保障され得ない。米国を射程に収める大陸間弾道ミサイルICBM)の開発も、この均衡を変化させている。北朝鮮が東京を攻撃し、これに応じて米国が平壌を攻撃すれば、米国の都市が危険にさらされかねない。

 日本の指導者たちはこれまで、自ら核兵器保有することに長らく抵抗してきた。しかし、危機に際して米国が頼りにならないとの結論に至れば、この姿勢が変わるかもしれない。あるいは日本として、たとえ信頼できる同盟国の判断であっても、それに自らの生き残りを託す訳にはいかないと判断することも考えられる。既に一部の政治家は、独自の核抑止力について話し始めている。世論は今のところ核兵器に反対だが、恐怖で気が変わる可能性もある。日本​には民生用原子炉​から得た核弾頭1000発分を超えるプルトニウムがあり、数カ月で核弾頭を製造するノウハウもある。

 この展望は中国を警戒させるはずだ。核武装した地域のライバルが突如現れることになるからだ。米国も日本の核保有を思いとどまらせることに強い関心がある。韓国が即座に追随しかねないとあってはなおさらだ。東アジアが中東に続いて核拡散の新時代を迎えれば、世界の秩序に深刻なリスクをもたらす。それもあって、核ミサイルを持つ北朝鮮を黙認することはあまりに危険なのだ。

 だがこの方針を、バラク・オバマ前政権で国家安全保障担当の大統領補佐官を務めたスーザン・ライス氏とジェームズ・クラッパー元国家情報長官は広めようとしている。
クラッパー氏は、米国が「(北朝鮮の核保有を)受け入れ、制限ないし制御することに努め」始めなくてはならないと話す。
8年にわたって北朝鮮の核は容認できないと話していたはずの両氏が今や、トランプ大統領と安倍晋三首相はそれに慣れた方がいいと言っているのだ。
しかし、どうやって「制御」するのか。北朝鮮は交渉で核計画を放棄する意向がないことを明確に示してきた。米国は「相互確証破壊(MAD)」で脅すことはできるが、日本上空を通過した今回のミサイル実験は、北朝鮮が米国と同盟国を威圧・分断するために核の脅威をいかに利用するかを示している。北朝鮮の核を容認すれば、はるかに危険な世界を容認することになる。
<引用終り>

最初のこの記事の本当に言いたいことは何か、それはこのタイトルに書いてある。
【日本の核武装​に道開く北朝鮮の核容認​】である。

北朝鮮の核容認はケシカラン」ではない。ここがこの社説の言いたいことだ。
日本が核武装するぞ、これはどえりゃあ事になるぞ、こう言っているのだ。
記事の最後は「北朝鮮の核を容認すれば、はるかに危険な世界を容認することになる。」こう結んでいる。このはるかに危険な世界とは日本が核武装した世界のこと、此れしか解釈のしようがない。

さてそのアメリカがいかにこの問題にナィーブになっているか、昨年バイデンはこんなことを言っている。

「日本は一晩で核保有可能」 米バイデン副大統領が習近平国家主席に発言
2016.6.24  産経新聞
http://www.sankei.com/world/news/160624/wor1606240026-n1.html

 【ワシントン=加納宏幸】ジョー・バイデン米副大統領が中国の習近平国家主席北朝鮮核・ミサイル問題での協力を求めた際、「日本が明日にでも核を保有したらどうするのか。彼らには一晩で実現する能力がある」と発言したことが23日、分かった。
・・・以下略、詳細は上掲リンク先参照ください・・・

これがバイデンの本音である。
しかし北朝鮮の核保有阻止は完全に失敗したと考えるべきだ。そうなれば日本の選択肢は核武装による抑止力以外に考えられない。

(中略)
そして加瀬英明氏は元来核武装するべきと言っていた人で、それは変わらないと思う。上掲引用文には書いてないが、北朝鮮に核を認めるのなら、当然日本も核武装しますよ。仕方ないでしょ、此れでなくては国は守れませんから。こういう筈だ。

(中略)

もう一つ、青山繁晴さんが8月にハワイに行ってアメリカ軍関係者といろいろ話をしてきた。その内容がDHCテレビで報道されている。
全文は長いので文字起こしを一部紹介したい。
ぼやくくっくりさんの文字起こし
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid2096.html

フェトン米太平洋軍副司令官に会って話した内容
 フェトン副司令官はハリス司令官に次ぐナンバー2。今回ハリスさんとは会わなかった。
・・・中略・・・ 
 中身は言えないが、僕の方は基本的に5月と同じ2つの話をした。
 1つは拉致被害者の救出を、米軍の作戦をする時に必ず考慮して下さい。
 それは米軍に拉致被害者を助けてくれって意味じゃなく、我々は自衛隊も警察も消防官もお医者も看護師さんも保健師さんも拉致被害者救出のために何とかしたいと思ってる、僕は国会議員としても総理に働きかけている、その上で米軍も考慮に入れてくれという話が1つ。
 それから、もしもアメリカが北朝鮮に妥協をして、一部の核兵器、ミサイルだったら認めると、僕はイランに対しては実際そうだったと思ってるから、それと同じことをやったら、日本は核武装しますよと。
・・・以下略・・・
<引用終り>


(後略)


(引用終了)

 

 

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マネーボイス

(見出し)
AIに奪われるだけじゃない!技術革新で生まれてきた「新しい職業」5選=東条雅彦

2017年8月29日

 

(私のコメント)
人工知能はこれからの社会を劇的に変えるだろう。
例えば、弁護士のような職業は無くなるのではないか、と言われる。
弁護士は過去の判例データが重要な作業の道具になるが、こういうものは人工知能の方が勝っている。
また、医師の診断なんかもすでに人工知能の方が勝っている分野もでてきたそうだ。
つまり、記憶力が物を言うような職業は今後すたれてくるだろう。
つまり、記憶力で勝る人が東大を出て出世したが、これが通用しなくなる、ということだ。
学校の先生もただ知識を黒板に書くだけだったり、毎年同じノートを繰り返して読み上げるような大学教授はお払い箱になるだろう。
それにつけて、余談になるが、23日前にツウィッターで炎上した話を思い出した。
法政大学の教授が「日本の迎撃ミサイルなんて役に立たない、それに使うカネを北朝鮮の金さんに上げて止めてもらうほうがいい」とツウィッターに書いたのだ。
バカバカしい話で、この教授がいかにバカな男か、はっきりわかる。
また、東大教授でJアラートで朝起こされた、と怒っているツウィッターもあり、これも炎上した。
大学教授がいかに劣化しているか、よく分かる事例で、恐らくこれらの先生は人工知能に負けるだろう。
これからの人間は人工知能に使われるか、使うかで違ってくるのだろう。
ただ、人工知能にも限界があるような気がする。
というのは、人間は越えられるかもしれないが、神は越えられないだろう。
と、えらそうに言ってみたが、ここのところはよくわからないが、そんな気がする。
どうして越えられないかというと、完全な未来予想はやはりできないからだ。
過去の事例の蓄積に基づいて未来予想するのだから人間よりは正確な未来予想が出来るだろうが、過去に事例の無い事態は予測できない。
その意味で神は越えられない、と言ったのだが、ここら辺は注目点として興味深い。
もしかすると、人工知能を教祖とする新興宗教が誕生するかもしれない。
世の中は速いテンポで変化してゆくようだ。


(私のコメント終)


(引用開始)


(見出し)
「新しい職業」とは何か? それはここ5年ぐらいで新しく生まれてきた職業のことです。最も目につくようになったのは「YouTuber」ですが、それ以外にも多くの新しい職業が生まれつつあります。今回はその代表的な職業を5つ、紹介します。

あと、10年もすれば、AI革命によって今の既存の職業の半数はなくなると言われています。「将来は○○になりたい!」と思って勉強してきた子どもたちが、いざ就職する時には目指していた職業がなくなっている…という事態に直面してしまうのです。こういう状況を踏まえると、現在の「学校教育」は、完全に空振りに終わってしまう可能性が高いと感じます。

失われていく職業に目を向けるのではなく、これから生まれてくる職業に目を向けて、人生を切り抜けていきましょう!(『ウォーレン・バフェットに学ぶ!1分でわかる株式投資~雪ダルマ式に資産が増える52の教え~』東条雅彦)

ロボットに仕事を奪われても、次の新しい仕事はどんどん生まれる

オズボーン准教授「今後10~20年程度で47%の仕事が自動化」

AI革命は2020年代の中盤ぐらいから急速に始まるとされています。そして、AI革命が始まると、今、存在している職業の50%程度はなくなってしまうと言われています。

その予言をしているのは、英オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン准教授です。米国労働省のデータに基づいて、702の職種が今後どれだけコンピューター技術によって自動化されるかを分析しました。

その結果、今後10~20年程度で、米国の総雇用者の約47%の仕事が自動化されるリスクが高いという結論に至りました。この研究結果は2014年に発表されたものなので、ターゲットになっている年は2024年~2034年となります。AI革命が始まると予想されている時期とピッタリと一致しています。

2017年の現在はまだ本格的に「仕事が自動化されてなくなる」という段階ではないのですが、既にその兆候が少しずつ出てきています。

「YouTuber」が小学生の将来の夢、第3位に?

2016年3月22日付の毎日新聞(大阪朝刊)に、大阪府内のある小学校が調査した4年生男子の将来の夢が掲載されました。

<将来の夢(小4男子)>

第1位:サッカー選手
第2位:医者
第3位:YouTuber
第4位:公務員

第3位にYouTuberがランクインしたことが大きな話題になっていました。子どもの方が大人よりも感受性が高いためか、世の中の変化を敏感に感じ取っているように感じます。

YouTuberという職業はここ近年に新しく生まれた仕事です。YouTubeという自分専用のテレビ局でイキナリ世界中の人々に映像を配信できる時代になりました。

この変化はテクノロジーの進化によって引き起こされています。その要因は次の3つです。

インターネット回線速度の高速化
スマホの普及率の向上
マスメディア離れ
本稿では、5つの新職業を紹介していきます。

【新職業その1】プロブロガー

トップバッターは「プロブロガー」です。「最近、新しく生まれた仕事」と呼ぶには少し説得力が欠けると感じた人もいるかもしれません。

なぜなら、ブログだけで生計を立てている人は10年以上前から存在していたためです。しかしながら、10年前よりも近年の方がインターネット広告市場の成長率が高くなってきています。

<インターネット広告費(2008年~2016年)>

出典:電通日本の広告費
出典:電通日本の広告費
2016年のインターネット広告費は1兆3,100億円で、年間成長率は13%です。2014年~2016年の成長率は3年連続で10%を超えています。年率10%のペースで成長する場合、市場規模は7年で2倍になります。インターネット広告費が大きく伸びてきているという市場の拡大が、プロブロガーの生活を支えています。

ただ、インターネット広告費が永久に伸びていくかと問われれば、その答えはノーです。なぜなら、広告費全体が伸びているわけではないからです。

こちらのグラフをご覧ください。

<各メディア広告費(2008年~2016年)>

出典:電通日本の広告費
出典:電通日本の広告費
インターネット広告費は毎年10%程度のペースで伸びていますが、総広告費は6兆前後で概ね横ばいで推移しています。

つまり、新聞、テレビ、DM等の旧メディアの広告費がインターネット広告費に振り替えられているだけなのです。

とはいえ、インターネット広告費が占める割合はまだ20%程度なので、引き続き市場規模は拡大していくと思われます。

「新しい職業」を生み出している根本的な構造が、旧メディア(新聞、テレビ、DM等)からインターネットへのシフトです。
【新職業その2】YouTuber(実写系)

今、新しい職業として、最も世間の注目を集めているのがYouTuberです。

私の近所には小学校があって、家の前の道路は通学路になっています。最近、子どもたちが下校の途中で友達同士で「バイバーイ」と言って別れる時に「スカイピース」(人気YouTuberの名前)と叫びながら、バイバイをしていたのには本当に衝撃を受けました。

見た感じ小学校3年生ぐらいでした。子どもたちは一体、どんな機器を使ってYouTubeを視聴しているのかがとても気になりました。

内閣府が2016年11~12月に満10~17歳の5000人を対象として実施した調査(最新)では、インターネット利用率が80.2%という非常に高い値になっていました。

利用機器はスマホ(47.2%)でトップです。以下、携帯ゲーム機(21.7%)、タブレット(20.9%)、ノートパソコン(17.3%)と続きます。

明らかにテレビからYouTubeに人が移動してきています。この流れは今後も強化されていくでしょう。

【新職業その3】ゲーム実況者

YouTuberと被るところがあるのですが、ゲーム実況という分野は、YouTubeの中でも巨大市場になっているので、敢えて分けて区分しました。

世界で最もYouTubeのチャンネル登録者数が多いのが、ピューディパイ(PewDiePie)さんというスウェーデン人のゲーム実況者です。現在はイギリスに住んでいます。ゲームの実況から動画の編集までほぼ1人で作業をしているそうです。

チャンネル登録者数はなんと5,600万人です。日本の人口1億2700万人の約半数に当たる人たちが、ピューディパイさんのゲーム実況を視聴していることになります。

そして、ピューディパイさんの年収はなんと17億円です。今でもチャンネル登録者数は年率20%のペースで伸びているので、年収も連動して増えていっているはずです。

ピューディパイさんは英語で実況しているので、全世界の人たちにアプローチできます。さらにゲームという分野は世界中の人たちに好まれている分野で、国と国の壁がほとんどありません。

その点、実写チャンネルの方が言葉やその国の文化等に引っ張られてしまい、商圏が狭くなるという欠点があります。

一昔前までは「ゲームの実況」で億万長者になる人が出てくるなんて、完全に想定外だったと思います。とても大きな変化が起きています。

先程のYouTuber(実写系)とゲーム実況者が儲かっている根本は、動画広告市場の伸びにあります。

<動画広告市場規模推計・予想(デバイス別)「2015年~2022年」>

出典:オンラインビデオ総研/デジタルインファクト調べ
出典:オンラインビデオ総研/デジタルインファクト調べ
インターネット広告の中でも「動画広告」は1番、熱い分野です。2015年には535億円だった市場が、7年後の2022年には2,918億円と約5.4倍に増加する予定です。

YouTuberとゲーム実況者の収入は、まだまだ右肩上がりで推移していくことが予想されます。

【新職業その4】ドローン操縦士

近年、プロのドローン(小型無人飛行機)操縦士として活躍する人も出てきました。

高額なケースでは空撮1本で報酬が50万円、場合によっては100万円に達する場合もあるそうです。年収ベースで、1000万円~数千万円を稼ぐドローン操縦士もいます。

これは実際にドローンを操縦したことのある人なら、なんとなくイメージが湧くかと思います。ちょっと練習したぐらいでは、なかなか思い通りに飛ばせません。ドローンを思い通りに飛ばせるだけでも、とても市場価値があるのです。

農林水産省では、2016年6月から、「農薬を散布する小型無人飛行機(ドローン)操作の認定制度(公的資格)」の運用を開始しています。

以下の写真はドローンを使って農薬を散布している様子です。

出典:農林水産省
出典:農林水産省
ドローンのことを単なるおもちゃのように捉えている人は、見方を変えなければいけません。

<ドローンビジネスの市場規模(国内)>

出典:インプレス総合研究所
出典:インプレス総合研究所
ドローンビジネスの市場規模は、2022年度には2,116億円に達すると予想されています。2017年度が533億円なので、あと5年で市場規模が約4倍になります。

今は需要の割に供給が足りていない状況なので、手に職を付けたい人には狙い目の仕事になると思います。

【新職業その5】VR作家

最後に紹介するのはVR作家という、まだ完全には確立されていない職業となります。しかしながら、近い将来において、「VR作家」という仕事ができるのではないかと期待されています。

VRとは、バーチャルリアリティの略です。ヘッドマウントディスプレイと呼ばれるゴーグル型の端末を頭からかぶって使い、コンピューターの中に作られた仮想的な世界をあたかもそこが現実であるかのように体験させる技術や概念のことです。

個人VR作家『KA0RU』は、360°VR作品「博士と万有引力のりんご」を制作しました。その映像がYouTubeで公開されているので紹介します。

<博士と万有引力のりんご>

 

<ストーリー(約9分間)>
ある日、博士は1つの美しいりんごを見つけました。博士はあの手この手でりんごを手に入れようとしますが、なかなか手に入りません。途方に暮れていた博士が最後に見つけた1つの真理とは!?

ニュートン万有引力の法則を発見したエピソードになぞらえたファンタジーです。本作品はフルCGで作成されたVR絵本となっています。

このVR(仮想現実)と並んで、よく話題になるのが、AR(拡張現実)という概念です。ARとは「現実にデジタル情報を付与して、CG等で作った仮想現実を現実世界に反映する」ことです。

最もわかりやすい例が「ポケモンGO」となります。ポケモンGOスマホで現実の世界を映すと、ポケモンが現れるという架空のデジタル情報を付加しています。

VR=現実世界とは切り離された仮想世界に入り込む
AR=現実世界が主体になって、そこに付加情報を加える

このVRとARの市場予想は次のようになっています。

<国内AR・VRコンテンツ/VR HMDの市場規模(~2021年度)>

170829tojo_7

ARコンテンツ:59億円(2016年度)→ 355億円(2021年度)
VRコンテンツ:27億円(2016年度)→ 710億円(2021年度)
VR HMD:55億円(2016年度)→ 1,046億円(2021年度)
VRコンテンツの市場規模が今の20倍以上に増えるので、「VR作家」という職業が確立されることが予想されます。これらの市場もドローンビジネスと同様に急速に拡大していきます。

消えゆく仕事ではなく、新しく生まれてくる仕事に目を向けよう!

7~17年後の2024年~2034年の間に、いま存在している仕事がAIによって自動化されるという話を聞くと、不安に感じる人も多いと思います。

しかしながら、仕事がなくなる一方で「新しい仕事」が生まれてきています。

「消えゆく仕事」に焦点を当てると、どうしても後ろ向きな考えになりがちです。そうではなく、新しく生まれてくる仕事に目を向けるようにしましょう。

小学生がYouTuberに憧れる理由はおそらく、自分の得意なこと・やりたいことに繋がっているからでしょう。

ちなみに、私は小学生時代、友達から「ファミキチ」というあだ名で呼ばれていました(まるで気が狂ったように毎日、ファミコンをしていたためです)。もし、私が今の環境で子どもの時に「将来の夢は何?」と聞かれたら、「ゲーム実況者」と答えていたと思います。

一昔前なら、親が「それはお金にならない」「生活ができない」等といろいろ理由をつけて子どもの夢を潰すことができましたが、今はその論理は通用しません。ある意味、チャンスが多い時代だともいえます。

まだ、AI革命が本格的に始まっていない今の段階でも、大きな変化が生じて、新しい職業が生まれてきています。

大切なことは消えゆく仕事を悔やむことではなく、新しい仕事が生まれてくることをもっと喜ぶことです。変化のない世の中よりも変化のある世界で生きていた方が、断然に人生が面白くなるはずです。


(引用終了)


(要約引用開始)


http://www.mag2.com/p/money/248660/2?l=xyp0997ee9

「機械に仕事を奪われる」私たちが向かうべき、たった1つの冴えた未来=山田健彦
(前略)
ブラックボックス化」する未来

筆者がむしろ怖いと感じるのは、「ディープラーニング(深層学習)」というメカニズムです。

プロの将棋棋士囲碁棋士たちは、「AIがどうしてこんな手を出してくるのか、後から振り返っても理解できないことが多々ある」と言っています。

人間同士の戦いならば「ああ、この手は今後、こうするための布石かな」と想像がつくらしいのですが、AIの打つ手は「意図が読めない場面が多い」のだそうです。これはAIが、過去の人間同士の戦いの譜面を学習するだけでなく、囲碁や将棋以外の他の何かと独自に関連性などを結びつけて、新たな手を考案するからです。

つまり、AIは独自に学習し、その学習内容は人間からはブラックボックス化してしまうのです。これが「ディープラーニング」です。

例えば、AIが自動運転する車が「赤信号で止まる」という選択をせずに、場合によっては「そのまま交差点を突っ切ってしまうことがベストだ」と勝手に判断してしまうかもしれず、その思考過程を人は修正することができないということがあり得るのです。

ここのところをどのように制御するのか、まだ解を出した人はいないそうです。ちょっと怖い話ですね。

 


(要約引用終)

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(見出し)
2017年08月30日19:01
アベノミクスは成功したか 旧日本軍と消費増税の共通点

(私のコメント)
このブログはいつも指摘が正しく、納得出来る内容になっている。
この記事も私の考えと一致している。
日本人は新聞テレビから情報を得ているから、それに基づく判断となる。
今はネット社会で、大分昔とは違って色々な情報が入るようになったが、それでも大部分の人は新聞テレビから情報を得ている。
従って、新聞テレビの情報さえ押さえれば民主主義の多数決手続きで何でもできてしまう。
消費税も日米戦争開戦前夜と同じ手法で、民主的に多数決の承認を得て行われた。
今は軍部が悪かった、ということになっているが、消費税も同じで、将来日本が滅亡した時、財務省が悪かった、ということになるだろう。
そうなってからでは遅いのだ。
真珠湾攻撃昭和16年12月8日だが、すぐに迎えた昭和17年正月は早くも戦勝気分という空気が日本を覆っていた。
特に、海軍はあちこちで無敵海軍に任せておけば大丈夫だと宣伝して回っていた。
だが、実はその後の戦略がはっきりしていなかった。
陸軍と海軍で描く戦略が違っており、空転して国家戦略がバラバラになってしまった。
真珠湾攻撃で一番喜んだのが、アメリカルーズベルト、イギリスチャーチルソビエトスターリンだった。
そして、彼らが最終的に勝利をつかんだ。
亡国将軍山本五十六は結果的に大日本帝国を彼らに献上したのだ。
消費税も喜ぶのは外国勢力で、特にシナは日本企業がネギしょった鴨のように来てくれてウハウハだ。
消費税は日本人の特に若い人たちの実質賃金をさげ、日本人をゆっくりと殺している。
いずれ、このままでは日米戦争敗戦と同じ日本の滅亡をまねくことになるだろう。
日本を二度にわたって滅亡させるのは外国勢力でなく、勉強エリートの官僚とマスゴミのコンビなのだ。


(私のコメント終)


(引用開始)

 

(見出し)
アベノミクスは成功したか 旧日本軍と消費増税の共通点

日経新聞は2013年9月1日に「8割が消費増税に賛成」という記事を掲載している。
「国民は大東亜戦争に賛成」「進め1億火の玉だ」と何が違うのか?
財務省と日本軍とマスコミ

旧日本軍は「簡単に中国を制圧できる」と言っていたが結局15年以上戦い続けて、最後は日本人居住者を捨てて逃走した。

また「アメリカには簡単に勝てる」と言って日米戦争も始めたが、半年で戦力が陳腐化してしまい、後はやられるだけになった。

そして財務省は「消費税で簡単に税収が増やせる」と言って1989年に消費税導入し、バブル崩壊と20年不況の原因を作った。
消費税導入、5%への増税、8%への増税の3回とも大不況を巻き起こす原因を作り、しかも3回とも税収が減少した。

直近は2014年の8%増税だが、それまで日本はアベノミクスで好景気だったのに、不況のどん底に突き落とした。

消費増税しなければ好景気によって自然に税収が増えていたのに、わざわざ不況で税収を減らし財政を悪化させた。


しかも財務省は3回とも「税収が減ったのでもっと消費増税する必要がある」と狂人のような理論を展開し、新聞を使って同調させている。

新聞やテレビの経済情報の元ネタは全て財務省であり、財務省に干されたメディアは経済記事を書けなくなります。

新聞とテレビは財務省に気に入られるように「国民の8割が増税に賛成」のようなアンケートまで行った。


そして増税後に税収が減少したのに、読売や朝日や日経は「消費増税は成功」というちょうちん記事や番組を配信した。

こうした経緯が旧日本軍と当時の読売・朝日らマスコミの関係とそっくり同じで、とても気持ち悪い。

旧日本軍はミッドウェー、サイパン硫黄島と負け続けたのに「我が皇軍は連戦連勝である」と嘘記事を書き続けた。

いったい読売や朝日は戦前と何が変わったのだろうか?


戦前は軍のために嘘の報道をし、今は財務省の為に嘘の報道をしている。
消費税は連戦連勝だからもっと増税しろという。
midway3
引用:http://www.asahicom.jp/special/sengo/images/midway3.jpg

 

アベノミクスは成功したか

日本のGDPは6四半期(18ヶ月)連続でプラス成長で小泉政権以来11年ぶり、一見するとデフレ不況を脱したように見えます。

だが11年前の日本も今と同じように「デフレは脱した」「日本経済は回復した」と言って万歳三唱していました。

小泉景気を終わらせたのは皮肉にも安倍首相で、第一次安倍政権の末期には既に景気後退が始まっていました。


第一次安倍政権は2006年9月26日から2007年8月27日まででしたが、2007年8月17日ごろにはサブプライムショックによる為替と株の大暴落が起きていました。

小泉景気は2001年から73カ月も続いたが、内容は円安で輸出を増やすものだったので、円高であっけなく終了しました。

むしろ強引な円安誘導で国際収支の黒字を積み重ねた結果、儲けたドルが一斉に円に換金され、空前の超円高を作り出した。


貿易や海外投資で儲ければ、儲けたドルは後で円に交換されるので円高を引き起こし、結局は儲けた金を全て吐き出す破目になります。

貿易黒字はまったく無意味とまでは言わないものの、日本が儲けるという観点からは「ほとんど無意味」なのは事実です。

同様に安倍首相が力を入れ年間2500万人に達した外国人観光客も、国際収支の黒字を増やすだけで「ほとんど無意味」です。


国際収支が積み上げられた結果、「将来円に交換される外貨」が増えていき、最も円高になって欲しくない時に、一斉に円に交換し超円高になります。

ここでも悪事を働いているのは財務省で、貿易黒字や国際収支黒字を「日本の稼ぐ力」と呼び「貿易黒字が回復した」と良い事のように言っています。

財務省は「財政」つまり国の貯金がいくらあるかを数える役所なのだが、経済については分かっておらず、無知なのに口を出します。


国際収支の黒字は将来の超円高を作り出す「悪い事」なのに、「黒字になった、勝った勝った」と喜んでいるのです。

日本のようにGDPの7割近くも個人消費が占めている国では、景気が回復したら輸入が増えて貿易黒字になるので、巨額貿易黒字は「不況」のサインでしかありません。

アベノミクスが本当に30年後に成功したと評価されるには、まず財務省を潰さなくてはならないのだが、むしろ安倍首相は支持率低下で財務省に依存するようになっています。


2019年の消費増税は「必ず実行する」と言っているので、これでは「必ず不況にして財政を悪化させる」と言っているのと同じです。

残念ながら日本経済は2年後には、またデフレ不況と財政悪化が約束されています。

 

 


(引用終了)

1708-19-1327-8/27メルマガブログ転送満州引上げ9条平和教

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世界のニューストトメス5世
日本陸軍終戦後に毛嫌いされた理由

(見出し)

(私のコメント)
最初の記事は、終戦時陸軍が住民保護を捨てて逃げたので、満州朝鮮の引き上げ者が悲惨な目にあった話だ。
陸軍が嫌われたのは、この時からではなく戦前からやたらえばっていたからということもあっただろう。
だが、国民にとって重大だったのは陸軍の裏切りでなく、国家というものが信用できない、ということを身に染みて知ったことだ。
逆に言えば、国家というものが無くなった民族は徹底的に悲惨な目にあって滅亡する、ということだ。
満州の引き上げの悲惨さは沢山の体験談で語られているが、ひどいものだ。
そして、今まで国や軍でえらそうなことを言っていた幹部たちがいかに卑怯でダメな奴らか、ということが悲惨な状況ではっきりするのだ。
こういう国家に対する不信感が戦後の日本人には体にしみこんでいる、ということを認識した方が良い。
二つ目に要約して上げた記事は、田原総一朗の「国は国民を騙す」というものだ。
これは満州引き上げだけでなく、戦争でいかに国が国民をひどい目に合せたか、ということから来ている。
国と国民を分ける考え方は、あまりよくないのだが、それでも庶民からすれば国の指導層に対する不信感はある。
GHQの東京裁判で軍の首脳が処刑されたが同情は無く当然のように受け入れられたことが庶民の気持ちだろう。
ただ、不信感だけ、というわけでなく、他にマルクス主義とかアメリカの洗脳工作の影響があるから、それだけ、というわけではない。
運命的に捉えれば「1憶総ざんげ」ともいわれたし、別の見方もあることは押さえておこう。

更に、その下の記事では9条平和教の社説の記事が出てくる。
今の新聞テレビはシナ朝鮮が作っているとみれば話が早いが、以下のことはまた別の観点からの話になる。
9条平和教の人々は「軍隊がなければ平和」「他国が攻めてきたら殺されましょう」という信仰者なのだが、
これを終戦時の満州引き上げと重ね合わせると、ぴたりと一致する。
軍隊があっても裏切りで守ってくれないし、庶民は悲惨に殺されるしかなった。
そうすると、9条平和教の人々は国家に守られずに死んでいった沢山の人々の怨念が生んでいる、ともいえるのだ。
なお、9条平和教信者と終戦時の愛国者は反転しているが共通する、という考えは長谷川三千子先生の本にある。
この先生の本は必読だ。
安倍さんは憲法改正を目論んでいるが、まずその前に国家が国民を守るのだ、豊かに幸せにするのだ、という信頼感が必要だ。
自衛隊は災害救助などで涙ぐましい努力を重ね、国民の信頼を少しずつ取り戻している。
こういう地道な努力をして、国の信頼を取り戻さないと、憲法改正なんて出来ない。
少し自衛隊が信頼を取り戻したからと言って、自衛隊を認める憲法改正を計画しているようだが、こんな目先小手先のことで国民は騙されない。
自衛隊じゃなくて、国家そのものの信頼を取り戻す地道な努力をしないといけないのだ。
国民の不信感は軍隊にあるのではなく安倍さんの率いる国家全体にあるのだ。
今の日本国家は20年もデフレ下にあって、国民を苦しめ、貧富の差が広がって同胞意識が薄れている状態だ。
国民の国家に対する不信感はどんどん増大して行くだろう。
シナや朝鮮が攻めて来るから自衛隊を認めろ、というが認めたからって、国が信頼できないのではだめだろう。
攻められたら満州引き上げと同じで、国が守ってくれるとは現時点では思えないのではないか。
攻められていない現在でも国は国民の生活を守っていないのだから。
9条平和教は幕末に流行した「ええじゃないか、ええじゃないか」踊りと同じ様な庶民の開き直りのようだ。
まず、国民の生活を立て直して国に対する信頼感や帰属意識をしっかりとさせてからの話だろう。
とは言っても、国民の生活を立て直す、とは抽象的な言葉だから今の政府は「やってます」というだろう。
具体的に言えば「プライマリーバランスの放棄」「消費税廃止」「公共投資」と安倍さんのやることの逆をすることだ。

 

 

(私のコメント終)


(引用開始)

2017年08月23日09:00
日本陸軍終戦後に毛嫌いされた理由

 

(見出し)
関東軍は100万人以上の満州日本人に、ソ連との開戦も知らせず避難指示も出さず、見捨てて逃走した。
関東軍の敵前逃亡

現代では旧日本陸軍は悪の象徴とされていて、悪い事はなんでも全て日本陸軍のせいになっている。

このような思想が広まったのは戦後GHQによる統制と、世界的な宣伝の為だが、他にも理由があった。

朝鮮と満州日本陸軍関東軍は、永遠に日本人から恨みを買うような行為を、終戦前の最後の5日間で行っていました。

それは731部隊でも南京事件でも慰安婦でもなく、それらは実際にはやっていないばかりでなく、日本人には関係が無い。

関東軍は1945年8月9日にソ連が攻撃を開始すると、防衛地域を放棄して、いの一番に逃げ出したのでした。

しかもソ連の攻撃や、もうすぐソ連地上軍がやってくるのを住民には隠し、「絶対に安心だからここから動くな」とまで指示していました。


関東軍が防衛していた満州国の首都は新京だったが、8月9日にソ連の空襲(大した空襲ではない)を受けると、なんとその日のうちに全軍脱走しました。

しかも軍の逃走を市民に隠すために主要道路を封鎖して鉄道を使用し、「ソ連軍と戦いに行くのだ」と大嘘をついて出発しました。

軍が避難するために8月10日まで鉄道は使用禁止に成り、8月11日から「軍人の家族だけ」避難指示が出ました。


その次に8月13日ごろ満州国の公務員に避難指示が出て、一般市民(100万人以上)に避難指示が出たのは8月15になってからでした。

日本の降伏を知ると同時に中華民国軍とソ連軍、暴徒化した中国人が日本人に襲いかかり、帰国できずに悲惨な目に遭って満州でなくなった人も多かった。

朝鮮半島は38度線で分断されたが、これは関東軍ソ連参戦と同時に38度線まで撤退したためで、このために裏取引までしていたようです。

 

北朝鮮に残された日本人

関東軍はアメリカには米軍に早く来るよう促し、ソ連にはソ連軍に朝鮮を明け渡すかのように、仄めかしていました。

ソ連は8月10日から米軍の朝鮮上陸までの15日間、のらりくらりと立ち回る関東軍への攻撃をためらい、8月25日に米軍がソウルに上陸しました。

この15日間の関東軍の行動によって、韓国はソ連占領を免れ、現在の民主国家に発展していきました。


関東軍がこうした行動を取ったのは韓国人のためではなく、満州の日本人を躊躇無く見捨てたのを見れば、日本人の為でもありませんでした。

釜山から日本への海上航路は米軍艦と空襲によって途絶しており、関東軍が帰国するには朝鮮南部をソ連から防衛する必要があったからでした。

朝鮮北部と満州在住の日本人に避難指示が出たのは8月15日以降で、しかも鉄道は軍が独占していて、指定された列車にしか乗れませんでした。


軍属、軍人の家族が優先され、次が婦女子と子供、その後は鉄道が機能しなくなり、取り残されてしまいました。

朝鮮北部の日本人は線路に沿って歩けば38度線を越えれるので歩いたが、途中で大半がソ連軍につかまって捕虜になった。

捕虜を拘束しておくと食料が必要になったので、ソ連軍は面倒になり、翌年までに歩いて南側に行くように指示して解放された人が多かった。


だが食料や医療品をくれた訳ではないので、38度線を越えるまでに倒れてなくなった人が多かった。

終戦後も数ヶ月間は朝鮮南部に関東軍が駐留していたので、38度線さえ越えれば復員船で釜山から帰国できた。

朝鮮北部からの日本人の脱走を助けたのは朝鮮人たちで、日本人を襲う朝鮮人が居た一方で、食料を分けたり匿った人も居ました。


朝鮮北部は南部に比べて日本人が少なく、日本に敵意を抱いていた人間も多かったと言われている。

それでも満州の中国人やソ連兵に比べると、朝鮮人に捕まったほうがましだった。

全ての朝鮮人や韓国人が日本人を憎むようになるのは、北と南の政府が反日教育を行った後のことです。


氏名が分かっただけで未帰還者31万人だから、総数は遥かに多かったかも知れない
0901Yomiuri37
引用:http://www7a.biglobe.ne.jp/~mhvpip/0901Yomiuri37.jpg

 

満州に残された日本人

満州に取り残された日本人はもっと過酷で、日本から遠い上に歩いて日本軍支配地域へ行く事はできなかった。

しかも米軍は日本本土と朝鮮南部を占領したが、満州や中国本土に進駐しなかったので、米軍の保護下に入ることもできなかった。

「我が皇軍に撤退なし」と言っていた関東軍は一番先に逃げ出してしまい、満州は完全な無法地帯になりました。


満州には100万人以上の日本人が取り残されたと推測され、翌1946年5月まで誰も関心を持たず放置された。

後に判明した事実によると、大本営関東軍に「本土は食糧不足だから日本人は帰国させるな」という命令を出していたようです。

米軍は1946年5月から軍用船舶で日本人の輸送を始めたが、これは保護のためではなく、「日本人が中国で暴動などをしないように」との配慮だった。

つまりアメリカは日本人が現地で全滅せず生きていたので、中国から除去したかったのだった。


引揚者は米軍によって犯罪者のように輸送されたのだが、帰国できなかった人が何人居たのか、現在も分かっていない。

ただ差し引きすると30万人以上が満州で行方不明になっていて、残された日本人の4人に1人は現地でなくなったようです。

つまり中華民国(台湾政府)とソ連は無抵抗な30万人の満州の日本人を犠牲にしたと推測できる。

 

最後の皇軍

一方の日本陸軍関東軍だが、その最後は非常に情けないものだったとされている。

優秀な兵士や優秀な部隊は太平洋の戦場に引き抜かれて米軍と戦い、関東軍は戦意のない劣等な兵士や新参兵、高齢者(40代)だけになっていました。

脱走者が続出し、我先に帰国しようとし、避難民に紛れ込んで38度線を目指した。


避難民に「荷物を持ってあげましょう」と言って、僅かな食料や金品を持ち逃げする脱走兵が数多く目撃されていました。

さらに避難民の家族が兵隊に出ていると知ると、「XXXX殿は亡くなられました」と嘘の報告をします。

当時家族の戦死をしらせてくれた人には、どんなに困窮していてもお礼をするのが礼儀であり、脱走兵は僅かな食料目当てに誰にでも「ご家族はなくなられました」と言いふらしていました。


戦場を放棄して敵前逃亡したうえに、保護するべき住民を見捨てて逃走し、最後は避難民からわずかな食料を騙し取った。

これが置き去りにされた日本人が最後に目撃した日本陸軍の姿であり、この悪評はたちどころに本土の日本人にも広まりました。

だから東条英機日本陸軍将校が裁判にかけられても、反対する日本人があまり居なかったのです。

 


(引用終了)


(要約引用開始)
http://yukokulog.blog129.fc2.com/
指摘憂国の書

ジャーナリズムが国民を騙す時代

 

(前略)
この社説は、宗教としての9条信仰の教義といえる。そこには、9条を持てば他国は攻撃してこないので、日本は永遠に平和であるという信仰があり、また、9条の教えの通り、他国を攻撃する兵器すら持ってはならないというものだ。つまり、東京新聞は、国民の命と9条を天秤にかけ、9条の優位性を説いているのである。9条を抱いて死ねということだ。だからこの社説は最低なのだ。

 始末が悪いのは、この手の「9条信仰」が、東京新聞の専売特許ではないということだ。朝日新聞毎日新聞も、ついでに言えば赤旗も、この手の信仰を社是としている。前原と枝野のどちらが代表になるかは知らぬが、蓮舫体制での民進党も明らかに9条信仰の政党だった。与党とは言え、公明党も9条を触りたくないから「加憲」という主張になる。そういう少なくない勢力が、国防の具体的進化を阻害しているのだ。

 ジャーナリズムは、日本の平和など考えていない。その思考は、戦後体制を頑なに守ることが大半を占めるが、戦後体制が持つ外交、軍事などの弊害については、彼らは責任を負わない。だから理想に忠実であり続けられるのだろう。もし間違った方向に行けば、政治家に責任を転嫁すればよいということだ。

 その戦後体制におけるジャーナリズムの代表格である田原総一朗は、昨日のブログ「僕がジャーナリストになった原点の日、終戦記念日に改めて誓う」でこう書いている。

 国は国民をだます。権力は信用できない--。僕は、今でも強く思っている。僕のジャーナリストとしての原点だ。

 「国は人を騙す。権力は信用できない」というものを原点にしたジャーナリストが、いまは国民を騙す側に回っている。田原のロジックは、現代社会では通用しない。いまや、「国民を騙す信用ならぬ」存在としてのジャーナリズムが、詐欺師のポジションを不動の者にしているのだ。

 


(要約引用終了)