1709-26-1354-9/30メルマガブログ転送カミュペスト不条理

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ばんちゃんの読書日記~新書・文庫篇~

(私のコメント)

このブログは本の要約と感想を書いているのだが、とても読みやすくて分かりやすい文章だ。
これを読めば本一冊読んだ気分になれる。
所詮その本を読んだとしても、あまり頭には残らないからこういう要約を読むのと同じことでカネと時間が節約できてありがたい。
分からないところや、もう少し詳しく知りたいときは、検索をかけるかアマゾンの書評を見れば大概分かる。
エドマンドバークの「フランス革命省察」という有名な本は、私は本文より色々な人の書評の方が頭に残っている。
特に外国の本は分厚い本が多くて、1000ページもあったら何か月もかかる。
読み終わる頃には最初の処は忘れている。
だから、そういう本は書評や要約をネットで検索して読んだ方が良い。
ところで、おかげさまでケータイをスマホに変えたが、それでありがたいのは電子本(Kindle)が読めるようになったことだ。
新書版の半ページの大きさで片手で本が読めるし、新書版より軽い。
歩きながら読んでもケータイだと皆がやっているからあまり文句を言われない。
勿論、危ないから公園など人気のない所だけだが、皆スマホを見ながら歩く気持ちもわかる。
スマホと電子本はとても相性が良いし、本箱がいらないし、普通の本に比べて少し安い。
これからは主流になってゆくのではないか。
この書評のアルベールカミュという人はフランスの小説家で「異邦人」などが有名だ。
ウィキペディアによれば、
カミュの著作は「不条理」という概念によって特徴付けられている。
カミュの言う不条理とは、明晰な理性を保ったまま世界に対峙するときに現れる不合理性のことであり、そのような不条理な運命を目をそむけず見つめ続ける態度が「反抗」と呼ばれる。そして人間性を脅かすものに対する反抗の態度が人々の間で連帯を生むとされる。
カミュの文学的営為は、病気、死、災禍、殺人、テロ、戦争、全体主義など、人間を襲う不条理な暴力との闘いだった。
それに対して、彼は一貫してキリスト教や左翼革命思想のような上位審級を拒否し、超越的価値に依存することなく、人間の地平にとどまって生の意味を探しもとめた。彼は「父」としての「神」も、その代理人としての「歴史」も拒否した。
カミュは何よりも時代の妥協しない証言者であった。彼は絶えずあらゆるイデオロギーと闘い、実存主義マルクス主義と対立した。
ソビエト全体主義に対する批判は、彼をコミュニストたちと対立させ、サルトルと絶交するに至った。
彼の著作のヒューマニズムは、歴史の最悪の時期における経験のなかで鍛えられたものであり、この意味で、彼は20世紀のもっとも高いモラルを体現した人物のひとりである[1]。
(引用終)

私なりに解釈すると、人は先のことは分からん、理屈では解決できないことがある、それでも「立ち向かえ」ということだろう。
出来れば上機嫌に失敗OKで立ち向かうなら更に上等だ。
あらゆるイデオロギーには不条理が付きまとうから上機嫌に立ち向かう、というイデオロギーにもそれがある。
それを知りながらあるイデオロギーに価値観を付与して不条理に立ち向かうわけだ。
私の考えでは、カミュは人間の理性がつくり出すイデオロギーを疑う、というイデオロギーだから保守主義に近いのではないか。
保守主義は「漸進主義」「共同体主義」「懐疑主義」「自由主義」から構成されるが、いずれも人間には分からないことがあることが前提だ。
だが、これだけではあいまいでいわゆるリベラルの「頭の良い人」は受け入れられないだろう。
彼らは数学のように必ず一つの答えがある、又はあるべきだ、と思っているから不条理などあっても見たくないのだ。
日本人は分からないことがあるなんて当たり前の話だが、西欧は厳しい一神教キリスト教ユダヤ教がバックにある。
このカミュにしてもキリスト教徒に向かって書いているので、キリスト教が前提にあることをわきまえて、日本人的に解釈すると間違うだろう。

これから日本も大乱が来る。
日本の歴史を見ても平和がこんなに長く続いたことはない。
大乱とは、不条理に100万人くらいは殺される時代のことだ。
庶民は「津波てんでんこ」で立ち向かって生き延びるしかない。


これに関連してもう一つブログを紹介したいが、この便では長くなるので別便にします。


(私のコメント終)

(引用開始)

〈本書の内容〉

2017-08-17
不条理との闘い 『ペスト』を読む。

(前略)
カミュの大作『ペスト』を読んだ。ペストという悪に圧倒され、絶望していく人々が、この不条理の中で必死でもがいていく姿がとても印象的だった。

 

あらすじ

アルジェリアのオラン市で原因不明の熱病が流行した。医師であるリウーは、熱病の症状がかつてヨーロッパで猛威をふるったペストであるという疑いを持つ。市政府はパニックを恐れるあまり、本当にペストであるという確証がないかぎり動かないという。そうしている間にペスト感染が拡大し毎日死者数が雪だるま式に増えていった。

 

ペストであることを認めた市政府は、感染拡大を防ぐため市を封鎖。感染の疑いのある人々は収容所へ移され、家族とも離れ離れになった。人々のペストへの怒りの矛先は、厳格に締め付けを行う市政府に向けられ、市民と市警への衝突に発展していく。

 

医師リウーは、他の街で療養している妻を案じながらも、不条理に命を奪うペストの進行を食い止めるべく、市役所や仲間とともに保健団を結成して患者の治療にあたる。しかし、ペストの勢いは止められず、人々は絶望を通り越して諦めの境地に向かっていった。

 

勝ち目のない戦いを繰り広げながら、人々はやがて団結し始める。神父、子供、金持ち、犯罪者…どんな立場の人にも平等に訪れる死を前に、必死でもがき続けるのであった。

 

人間は自分が第一である。

集中豪雨でも北朝鮮のミサイルでも、我々は危機に対して鈍感である。その脅威は知っている。しかし、どこかで自分には起こりえないと思うのである。そして、政府から出される避難指示などに対して、大げさだとか面倒だとか愚痴るのだ。自分や自分の家族が危険に身をさらされて初めて、恐怖や怒りの感情が生まれる。

 

ペストの兆候が見られ死者の数が増加していく中でも、市井の人々はどこか他人事。悪いことや想定外の事象は起きないと信じている。たとえそれが起きたとしても、いずれは過ぎ去っていく、長く続きはしないと高を括っている。カミュはそれを人間中心主義の考え方と評した。では、ペストの正体が明らかになったとき、人々は恐怖や悲しみとう感情を持っただろうか。否。それよりも、政府による習慣や利益への妨げを気にするのだ。隔離され政府の支配下に置かれたオラン市の人々にとって、ペスト対策がもたらす不都合への憤りが最初なのだ。

 

次第に、ペストが蔓延し自らがペストにかかり、また家族がかかり隔離されるようになってはじめて、人間は恐怖や離別を感じ、個人的な事象から社会的な事象へと昇華していくのである。

 

 

善意を過大評価すべきでない。

善意は必ずしも役に立つものではない。時としてそれは邪魔者になりうる美徳である。ましてや自分の行為を、「素晴らしいことをしている」と勘違いすることは危険である。

 

リウー達が政府とは別の保健隊を組織し、ペストの予防対策を行ったとき、著者は決して善意をひけらかすものではないと釘をさしている。

 

美しい行為に過大の重要さを認めることは、結局、間接の力強い賛辞を悪にささげることになると、信じたいのである。(p.193)
世間に存在する悪は、ほとんど常に無知に由来するものであり、善き意思も豊かな知識がなければ、悪意と同じくらい多くの被害を与えることがありうる。(p.193)

東日本大震災においても、九州豪雨においても、市民の自発的な活動が大きな役割を果たしてきた。ボランティアによって多くの人が助かっているのも事実である。しかし、それを過大に評価したり、その行為自体に酔いしれたりすべきではない。専門の集団に任せたほうが、より多くの人を救えるかもしれないのだ。

 

不条理に対して論理は役に立たない

 

物語の中ではペストによって、自分の持つ論理を大きく狂わされた人物がいる。社会的な正義を生業とする新聞記者のランベールと、宗教的指導者である神父パルヌーだ。

 

ペストへの対応をめぐるランベールの主張はこうだ。「公共の幸福は一人ひとりの幸福によって成り立つ」ものであり、隔離や、他国への渡航禁止などは、一人ひとりの人間の幸せになる権利を奪っている。ランベール自身、オラン市にたまたま居合わせた人間として、フランスに残してきた細君に会えない怒りに苛まれていた。

 

人権を盾にとって至極まっとうな論理を振りかざすものの、誰一人として外へ出すことはできないという政府の主張は変えられなかった。結局、彼は密輸業者の手助けによってオラン市脱出を試みる。ところが、彼と同じ境遇で、病気の妻を市外に残しながら、患者の看病にあたり、ペストと対峙する医師・リウーの姿をみて彼の論理は逆転する。

 

自分ひとりが幸せになったところで、全体が不幸であるならば意味がない。公共の幸せを優先的に感がるようになったのである。結局、彼は国外への脱出するチャンスを逃し、リウーらとともにペストと戦う。

 

神父・パルヌーはどうか。ペストは神が与えた試練であり、ペストによる苦しみ、悲しみは我々の罪を見つめなおす良い機会である。これが神父の論理であった。絶望の中で生きる人々にとって、パルヌーの祈りは崇高なものになった。群衆がパルヌーの説教を聞くために殺到するほどに支持された。

 

ところが、ペストに侵され、苦しみ悶えながら死んでいく少年の看病に立ち会うことで、彼の論理はもろくも崩れる。罪のない少年へのむごたらしい神の仕打ちに対し、「我々人間の理解を超えた存在」として、この現実を受け入れるしかできなくなるのであった。

 

どうしようもない状態の中では、理屈や論理などに意味はなく、リウーのように黙々と不条理に抗い続けるしかないのである。しかし、この必死の抵抗こそが、自分中心の考え方を、社会の連帯へと昇華させる。最初は、自分や家族のことしか気にならなかった人々が、絶望の中でもがく人と共感しあい一緒に立ち向かっていく。これが人間のすごいところなのではなかろうか。

 

東日本大震災で唱えられた”絆”がそうであるように。戦後の復興がそうであるように。

 

「なんで自分がこんな目に」そう思ったとき、必死であがいてみよう。やるべきことを淡々とやり続けよう。いつか事態が打開できるかもしれない。そんな気持ちにさせられた。


(引用終了)

 

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ロシア政治経済ジャーナル No.1624


              2017/9/29

(見出し)


(私のコメント)
下記の記事は私と同じ考えを上手に書いてくれている。
安倍さんは外交はうまくやっているが、経済政策や移民受け入れのグローバリズムが良くないのだ。
だから、野党は消費税廃止又は減額やナショナリズムを訴えればよいと思う。
もう一つ引用した三橋さんのブログは「消費税一本で戦え」と言っているが、その通りだろう。
三橋さんのブログはどの記事も大変内容が立派でどの記事も引用したいが、長くなってしまい、いつも残念に思っている。
ただ、小池人気のお陰で自民党や安倍さんに危機感が生まれたのはよいことだ。
杉田水脈(すぎたみお)」さんという「日本の心」に居た元議員さんが居て、この人は自前で国連などに行って韓国の慰安婦プロパガンダと戦ったりしている。
この人は本来は中山恭子さんと仲間だから希望の党から出るはずだったが、今回自民党から出馬することになった。
自民党は公認をもらいたい人が目白押しでボスなども暗躍するし、新人の選挙区調整は大変だろう。
そこをあえて一本釣りしたのだから、自民党側も相当危機感があるようだ。
そういう危機感があるから、野党が消費税減税を訴えれば、すぐに自民党もそれを取り入れるだろう。
すでに安倍さんも「景気の動向で消費税凍結もありうる」というようなことを言い出したようだ。
消費税は植民地の人頭税と同じで、人の存在に対して罰金を取る悪税だ。
得するのは外国と外国に媚びを売るグローバリズムの役人つまり財務省だけなのだ。
更に消費税廃止だけでなく、財政再建などというばかげた政策はすぐにやめるべきだが、選挙では無理だろう。
要するに野党は安倍さんの弱点を突けばよいので、その弱点とは経済政策だ。
安倍政権の4年間で経済は一向に良くならないが、野党特に民進党は全くこの問題に鈍感だ。
今回小池新党で陰に隠れているもう一つのプレーヤーがいる。
それは、「連合」なのだが、彼らも民進党と同じで硬直化して行き詰まった存在だ。
日本の労働組合はストもせず弱いから企業は賃上げせず内部留保や株主優遇している。
「連合」は官公労が中心だから、今の役人は特権階級化していて、庶民の暮らし向きなど考える気持ちはないのだろう。
この連合が小池に付くか民進党に付くか、ここも注目だ。


(私のコメント終)


(引用開始)

(見出し)


★北野が日本の政治に望むこと(短期)


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


ここ数日、たくさんのメールをいただいております。

内容は、

「北野さんは、安倍さん支持なのですか?小池さん支持なのです
か?」

というもの。

今回は、この辺をはっきりさせたいと思います。

 

▼すばらしい安倍外交

 

私は、何度も書いていますが、「安倍続投」を願っています。

なぜか?

一言でいえば、外交がすばらしい。


2012年11月、中国は、「反日統一共同戦線戦略」を打ち出し
ました。

この戦略の骨子は、

・中国、ロシア、韓国で、「反日統一共同戦線」をつくるべし!

・中ロ韓で、日本の領土要求を断念させるべし!

・日本に断念させる領土とは、北方4島、竹島尖閣・【沖縄】
である。

・日本に【沖縄】の領有権はない!

・「反日統一共同戦線」には、【アメリカ】を引き入れなければ
ならない。


新しい読者さんは今、「トンデモ、トンデモ、トンデモ~~~」
と思っていることでしょう。

そんな方は、必ず、こちらの絶対証拠をご確認ください。

https://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2012_11_15/94728921/


日本は、この戦略に対抗するために、どうすればいいのか?

中国の戦略は、「中国、ロシア、韓国、アメリカで、日本を袋叩
きにすること」です。

それで、日本の戦略は、「アメリカ、ロシア、韓国と仲よくする
ことで、中国の戦略を無力化する」ことにある。

安倍総理は、5年かけて、これを実行されている。

現状を見てみましょう。


・日米関係は、最高の状態にある。

・日ロ関係は、かなりいい状態にある。

・日韓関係は、(韓国が合意を破るが)まあまあな状態にある。


それで、中国の「反日統一共同戦線戦略」は無力化されているの
です。

結果、

日中関係も、徐々に改善してきている。


忘れた人もいるといると思うので、思いだしていただきましょう。

安倍さんの前、民主党の総理が3人つづきました。


「トラストミー」の鳩山さんは、日米関係を破壊した。

野田さんは、日中関係を最悪にした。


民主党時代、日本はアメリカ、中国と最悪の関係にあった。

日本は、孤立していたのです。

民主党は、民進党と名を変えた。

そして今、民進党から希望の党に続々と人が移ってきています。

都知事の小池さんは、希望の党が選挙で勝っても、総理になれな
い。
(都知事を辞任して、衆院選に出れば別)


そうなると、希望の党が勝てば、民進党出身者が総理になる可能
性が高い。

閣僚も、ほとんどが民進党出身者になるでしょう。

そんな「希望の党」に外交を任せられるでしょうか?


私の答えは、「任せられるはずがない」です。

 

▼「希望の党」に期待すること

 

では、私は「希望の党」に何を期待しているのでしょうか?

私は「安倍総理続投」を願っていますが、すべての政策を支持
しているわけではありません。

たとえば、

・消費税再引き上げ
・3K外国人労働者大量受け入れ
・残業代ゼロ

などに反対しています。

希望の党」に期待しているのは、これらの政策をやめるよう
働きかけてくれること。

たとえば、小池さんが消費税再引き上げに消極的な発言をした。

すると安倍総理は26日、「再延期の可能性」に言及した。


私は「希望の党」に、「消費税再引き上げ反対!」を掲げて戦
って欲しい。

そして、安倍総理には、日本の景気を確実に悪化させる消費税
引き上げをやめていただきたい。


私が、安倍総理と小池さんに望むのは、こういうことです。

 

▼なぜ野党が必要なのか?

 

私は1990年、モスクワに留学しました。

はじめてバスに乗ったときのこと、今でも覚えています。

バスの中で、笑っている人がいない。

それどころか、話している人もいない。

たまに話しても、ひそひそ声で話している。

とても違和感があり、「なんなんだ」と思った。


しばらくすると、大学の寮で、バルト三国の男性からアドバイ
スされました。


「いいかい。

この国では、注意しなければならないことが二つある。

一つは、食堂とか廊下とか、人のいるところで政治の話をして
はいけない。

二つ目は、電話で重要な話をしてはいけない。

この国は、どこにいても聞かれているからね」


私は、これを聞いて、なぜ人が「笑えない」のか理解しました。

まだ全体主義国家ソ連があった時代です。


一党独裁


ある人、ある党が絶対権力を持つとロクなことがありません。

実際、共産国家の独裁者スターリン毛沢東金日成ポルポト
などは、自国民を大虐殺した。

なぜそうなのでしょうか?

人間には、天使のような清い心と、悪魔のように残酷な心が同居
しているということでしょう。

悪の心は、普通、法律、世間の目、宗教心などによって表に出て
きません。

しかし、制限が薄れると、顔を出すようになる。

ウソだと思うなら、匿名OKの巨大掲示板をのぞいてみてください。

あそこにあるのが、人の心の真実(の一部)です。


いろいろな制限があるから、嫌いな上司を殴らない。

でも、デスノートがあれば、嫌いな上司の名前を書いてしまうか
もしれない。


何はともあれ、私はソ連で、「一党独裁はロクなことがない」と
いうことを学びました。

だから、日本でも「安倍一強」とかいわれるようになると心配に
なるのです。


どんな国でも、「傲慢になって好き勝手やると、政権を失うかも
しれない。常に謙虚であらねば」

と思わせるくらいの野党が必要です。


しかし、民進党は、その役割を果たせなかった。

今、希望の党安倍総理を恐れさせています。

社会としては、それでいいのです。

これが健全な国家です。

北朝鮮や中国だったら、小池さんはとっくに捕まっています。


というわけで、私が安倍さんと小池さんについてどう考えているか
でした。

まとめると、

安倍総理には続投していただき、これからも特に外交をがんばっ
てほしい。

・小池さんには、消費税再引き上げを阻止して欲しい。

一党独裁は、いい結果をもたらさない。野党があるのは、社会に
とってよいことである。


ということです。

 


(引用終了)

(要約引用開始)
tps://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/page-2.html
新世紀のビッグブラザー
三橋貴明

野党は「消費税増税凍結」一本で戦え
2017-09-28 09:30:05


(前略)

先日の、総理の解散宣言の演説において、最も重要な個所は以下になります。

 しかし、安倍政権は財政再建の旗を下ろすことはありません。プライマリーバランスの黒字化を目指すという目標自体はしっかりと堅持します。引き続き、歳出歳入両面からの改革を続け、今後達成に向けた具体的な計画を策定いたします。
 少子高齢化という最大の課題を克服するため、我が国の経済社会システムの大改革に挑戦する。私はそう決断いたしました。そして、子育て世代への投資を拡充するため、これまでお約束していた消費税の使い道を見直すことを本日決断いたしました。
 国民の皆様とのお約束を変更し、国民生活に関わる重い決断を行う以上、速やかに国民の信を問わねばならない、そう決心いたしました。』

 すなわち、総理は「消費税増税の使い道を変える」ことについて、国民の信を問うべく解散する。と、宣言したのです。

(中略)
まあ、4兆円だろうが、3兆円だろうが、負債返済をしている時点で、国民貧困化政策であるのに間違いはないわけですが、いずれにせよ総理の今回の解散の「大義」は、根回しすらしていない「思い付き」の可能性が高いのです。

 恐らく、というか、ほぼ確実に、民主党の代表が枝野氏ではなく、前原氏になったことを受け、「増税前提」の解散総選挙を決断したのだと思います。そもそも「消費税増税の使い道を変える」というのは、民主党代表選の際の前原氏の公約でした(枝野氏は、消費税増税そのものを見直す)。

 民主党増税前提になっている以上、安倍政権として一番嫌な「消費税増税? 凍結(もしくは減税)?」という争点の選挙にはなりえない。安倍政権は、民主党の前原氏に抱き着く形で、総選挙を「多少、議席を減らす」程度で乗り切ろうとしたのだと思います。

ところが、そこに水をぶっかけたのが、小池百合子東京都知事です。小池都知事が「希望の党を立ち上げ、「消費税凍結」を言い出してしまった。そこに、民主党が乗っかる形で、解散総選挙の争点が一気に「消費税増税? 凍結?」に移行しつつあるのです。

(中略)
小池氏は、相変わらず「寛容な改革保守」などと意味不明なことを口走っていますが、この際、希望の党の綱領や理念はどうでもいいです。重要なのは、希望の党民進党が統一名簿で選挙を戦い、「消費税増税凍結」を掲げて、自民党と真っ向から論戦をできるか否かなのでございます。

 日本のインフレ率は、GDPデフレータで見ると、13年度の財政出動、金融政策、そして消費税増税で一時的に上昇したものの、その後は右肩下がりに失速。現在は、マイナスに戻ってしまっています。

 安倍政権(第二次安倍政権)は、デフレ脱却を標榜して誕生した政権なのです。その政権が、消費税増税という「デフレ期」には決してやってはならない政策を強行し、日本経済をデフレに戻した。これが、現実です。

 その上、さらなる消費税増税を前提に、解散総選挙に打って出る。

 日本国民は、日本を再デフレ化した安倍政権が、さらなる悪政を推進することについて、お墨付きを与えてはなりません。

 お分かりでしょうが、わたくしは小池都知事が嫌いです。民進党も嫌いです。それでも、「国民が消費税再増税を信任する」よりは、希望の党民進党が勝つ方が「マシ」と言わざるを得ないのです。

 というわけで、野党は「日本国家」のために、消費税増税凍結一本で名簿を統合し、総選挙を戦ってほしいと思います。 

 

 


(後略)

 

(要約引用終了)

 

1709-24-1352-9/28メルマガブログ転送民進党解党希望の党合流選挙

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三橋貴明の「新」経世済民新聞』

     2017/9/29


民進党が支持されなかった理由」
From 施 光恒(せ・てるひさ)@九州大学

(私のコメント)

この先生の本は好きで、よく読んでいる。
下記の記事はすなわち、政党や政治家は愛国心が必要不可欠だ、と言っているが、これは当たり前の話だ。
例えば、野球やサッカーの試合でチームの枠を超えてやりましょう、なんていうのは全く滑稽な話だ。
グループを作る以上は他者との差別は当たり前で、そのグループのために働くのは当然だ。
(引用)
http://totb.hatenablog.com/entry/2017/06/21/063750

安倍総理大臣は、

日本で海外の選手が活躍し、米国で日本の選手が活躍する。もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました。*3
外国人旅行者に不便な規制や障害を徹底的に洗い出し、観光立国をさらに加速してまいります。*4
既得権益の岩盤を打ち破る、ドリルの刃になるのだと、私は言ってきました。
春先には、国家戦略特区が動き出します。
向こう2年間、そこでは、いかなる既得権益といえども、私の「ドリル」から、無傷ではいられません。*5
日本を、能力にあふれる外国人が、もっと活躍しやすい場所にします。*6
「あたかもリセットボタンを押したように、日本を一変させる。」、130日程前、私はこう申し上げました。もうお分かりでしょう。明らかに日本は生まれ変わりつつあります。そして、これからも変わり続けます。・・・・・・私の改革に終わりはありません。そして、いかなる障害も、私の改革への意志を阻むことはできません。*7
高度な外国人材受け入れの拡充や永住要件の緩和、そして、東京オリンピックパラリンピックに向けた建設分野での外国人材の受け入れなど、我が国にとって必要な分野での外国人材の活用を積極的に進めていく考えであります。*8
など、日本国民の生活は二の次です(非・日本第一)。アベノミクスの目的が、日本国民を豊かにすることではないことは明白です。
ニューイヤー駅伝では、毎年2区のインターナショナル区間で黒人選手が日本人選手をごぼう抜きするシーンが見られますが、外国人枠を撤廃すれば、7人全員黒人にしたチームが勝つことになるでしょう。

その他の競技でも、外国人枠を撤廃すればプレーのレベルは上がる代わりに日本人選手は激減することが確実ですが、これが「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました」の意味するところです。これに反対する日本人選手は「既得権益に胡坐をかいた抵抗勢力」であり、安倍首相の「ドリル」によって粉砕されます。

日本人を外国人より優先する諸制度が「岩盤規制」、日本人であることが「既得権益」であり、それらを破壊して「外国人がもっと、活躍しやすい」ように「日本を一変させる」ことが安倍首相の目標ということです。

外から見れば、日本人は日本列島という「租界」の中で「治外法権」に守られた存在です。日本人の特権を廃止して日本列島を外国人の手に取り戻すことが安倍首相の悲願のようです(→occupied Japan)。*12

安倍首相が日本史上最もリベラルな最高指導者であることは間違いありません。ナショナリストとは真逆のウルトラリベラリストということです。 *13
(引用終)
小池百合子が「希望の党」で政権を取りたいなら、ナショナリズムで安倍さんに差をつけるのが良い。
上記の安倍さんの逆をやればいいだけだ。
ところが、先日の党名発表では日本の国旗がなかった。
少なくとも、グループのシンボルとして国旗を掲げたら、大分違う。
だから、おそらく、安倍さんと同じか多少右、という程度でナショナリズムは掲げないだろう。
今度の民進党解党と希望の党に合流の作戦は小沢一郎がシナリオを書いたものだ、という。
小沢一郎小池百合子と一緒に活動してきた師弟の間柄だ。
民進党は百億円の資金と労働組合の組織を持っている。
民進党は人気がなく、小池は人気を持っている(カネと組織はない)から両者が合併すれば一気に自民党に対抗しうる勢力になる。
これが、小沢の狙いだ。
国民は安倍さんのことを、上記の引用のような反日グローバリストで、日本人特権排除の政策を遂行する人間とは見ていない。
だが、現実として生活が苦しく、何か変だ、と感じている。
それが、小池人気につながるが、小沢はそこらへんはよく知っているだろうから、子供手当などのばらまき政策や消費税減税などを打ち出すだろう。
ナショナリズムより、実利で国民を釣ろうとするだろうから、ナショナリズムは置き去りになるだろう。
そうすると、安倍さんと違いが薄くなるから自民党が実利を小沢に合わせればよいだけということになる。
ばらまき競争なら自民党だって負けないから、選挙は自民党もそこそこ議席を取り、安泰だろう。
北朝鮮問題もあるし、世界の趨勢でもあるから、ナショナリズムを訴えた方が良いが、小沢は朝鮮人に近い人間だからそれは絶対しない。
今、民進党全員を希望の党公認にするか、揉めているが、カネの問題があるから殆ど受け入れるだろう。
そうすると、菅直人小沢一郎本人、辻本清美などの極左も入ってくる。
国民は希望の党民進党の区別がつかない状態になり、さてどんな反応をするか。
そして、様子を見てうまく国民を騙せそうなら、小池は東京都知事を投げ出すのではないか。
比例代表名簿一位に自分の名を出せばよいだけだ。
小池という人は裏切りや嘘は平気な人だから、今は否定しているが、そういう流れになってゆくだろう。

(私のコメント終)

(引用開始)
(見出し)

民進党が支持されなかった理由」
From 施 光恒(せ・てるひさ)@九州大学


おっはようございまーす(^_^)/

民進党が、事実上、解党してしまいましたね。

政党はどこでも、独自の世論調査や票読みをし、選挙結果の予測を立てるといいます。民進党も、おそらく独自の調査をした結果、このまま選挙戦に臨めば壊滅的な打撃を受けると考えたのだと推測します。

民進党としては選挙に出ず、公認候補も立てない。希望する民進党議員は希望の党からの公認を得て出馬してよい」という民進党執行部の奇妙な決定は、このままではどのみち、民進党に未来はないと考えた末の苦渋の選択なのでしょう。

民進党は、2012年末に政権から滑り落ちて以来、一向に支持率の回復が見られませんでした。国民一般の信頼をすっかり失ってしまっていました。

民進党が結局、国民一般の支持を得られなかった一番の原因は、民進党から、愛国心、つまり日本の国家や国民のことを心から思う気持ちを感じられなかったことだと思います。

この点について私は、今年7月、蓮舫・前民主党代表が自身の二重国籍問題に関する会見を行った後、『産経新聞』の記事で次のように書きました。(「蓮舫氏会見 国民を不幸にする民進党」(コラム【国家を哲学する 施光恒の一筆両断】『産経新聞』(九州・山口版)2017年7月19日付))
http://www.sankei.com/politics/news/170719/plt1707190055-n1.html

「…… 蓮舫氏の二重国籍問題についての会見を見て、民進党が支持を得られない理由が改めてよくわかりました。第一の理由は、やはり国籍や愛国心、日本への帰属意識などのナショナルなものを、蓮舫氏や民進党が重視しているように感じられないことでしょう。民進党は、安全保障や経済などに関して、日本国民のことを常に真剣に考え、命がけで働いてくれるのか、十分に信頼できないのです。

 …… 民進党は野党であるからこそ愛国心帰属意識を強調する必要があります。野党は時の政権を批判します。政権批判が広範な支持を集めるには、その中身が国内外の特定の政治勢力や特殊なイデオロギーからではなく、国家・国民を真摯に思う気持ちから出ているものだと国民に示さなければなりません。二重国籍問題の経緯をみるかぎり、蓮舫氏や民進党には、その意思や意欲が感じられません」。

ここで書きましたように、民主政治の質を高めるためにも、政党や政治家が確固たる愛国心の持ち主だと示すことは大切なのです。

繰り返しになりますが、野党にとってもそれは同様です。野党の仕事は、時の政権や政策の批判です。その欠陥を指摘し、国民に広く知らしめ、より真っ当な政治へと導くことです。

国民一般が野党の批判に耳を傾け、それを真剣に受け止めるようにするには、批判が、外国勢力の影響や党利党略、偏ったイデオロギーなどからではなく、日本という国家や国民の将来を一心におもんぱかる気持ちから出ているのだと国民一般が納得できるようにしなければなりません。

多くの国民が、野党も日本を愛し、国家・国民の行末を真剣に考えているのだと確信できない限り、野党の政権・政策批判は国民一般には届かないのです。

これはちょうど、自分自身のことを本当に思ってくれてのことだという確信を持てない限り、人は他者からの批判や忠告をあまり傾聴する気にならないのと同じです。

民進党は、前身の「民主党」から名前を変えたものの、やはり民主党時代のイメージが悪すぎました。

民主党時代、鳩山由紀夫氏の「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」発言とか、「国というものがなんだかよくわからない」発言、あるいは菅直人氏や前原誠司氏の外国人献金問題などがありました。また、赤松広隆氏は、民団に対して、選挙運動を手伝ってもらったみかえりに外国人地方参政権の実現にまい進するという発言もしています。

こういう例は枚挙にいとまありません。「民進党」と名前を変えた後でも、今度は、蓮舫氏の二重国籍問題が出てきますし、この問題で騒がれていたにもかかわらず蓮舫氏を党の代表に選んでしまいます。結局、民進党は、国を大切に思っていないのではないかという国民の疑念をさらに深め、信頼を回復できなかったわけです。

上記の『産経新聞』の記事では、私は結びとして次のように書きました。

民進党は遠からず解党に向かうのではないでしょうか。…… それは妥当な帰結でしょうが、日本の民主政治の発展のためには、健全な野党勢力、リベラル勢力はやはり必要です。日本の国家・国民の将来を真に思う、愛国心を備えたリベラルな政治家や政党の新たなる登場に期待します」。

正直なところ、私が思ったよりもだいぶ早く民進党は実質的「解党」に至ってしまったわけですが、「日本の国家・国民の将来を真に思う、愛国心を備えたリベラルな」政党というのは、やはり、なかなか現れないでしょうね。そもそも現状では、与党のほうもそれほど信頼できないのが残念なところですが。

今日はいつもより短めですがこの辺で。エラそうな文章、失礼しますた…
<(_ _)> 

 

(引用終了)

1709-23-1351-9/27メルマガブログ転送ニュージーランド選挙

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●かんべえの不規則発言

(私のコメント)

ニュージーランドでも総選挙だったのですね。
下記の記事では「ファースト」党がキャスティングボードを握ったようだ。
ドイツ選挙でもナショナリズム政党が躍進したし、日本もこれから選挙だから興味深い。
トランプ大統領国連演説
Our government's first duty is to its people, to our citizens, to serve their needs, to ensure their safety, to preserve their rights, and to defend their values. As president of the United States, I will always put America first. Just like you, as the leaders of your countries, will always and should always put your countries first.

この世界の趨勢からすると、日本もナショナリズムの政党が有利になるだろう。

そうすると、小池百合子の政党はうまくするとかなりの当選者が出るのではないか。
但し、うまくやれば、の話だ。
下記の記事のように原発ゼロを公約に入れるようだが、原発ゼロはつまり石油資本の走狗でグローバリストだ。
ナショナリズムとは逆方向だ。
今私は九州電力株を少し買っているが、なぜ買うかというと原子力発電所が年内に稼働する予定だからだ。
そうすると、高い石油や天然ガスを買わないで済むし、保守費用だけだった発電所が儲かるようになるのだから大変な変化だ。
更に、先日の中間決算で業績下方修正を行って株価が下がった。
下がったのはありがたいことで買いやすくなるから買い増ししている。
ところが、同じ考えの人が多いようで、あまり下がず横ばいになってしまった。
東電だって、柏崎が稼働すると株価は暴騰するだろう。
上記は余談になるが、今回の選挙はドイツと同じで、第二次世界大戦敗戦国日本がナショナリズムを取り戻す始まりになるんじゃないか。

 


(私のコメント終)

(引用開始)
(見出し)
<9月25日>(月)

○ドイツではメルケル首相が四選を決め、日本では安倍首相が解散を宣言し、希望の党が立ち上げをする。でも、ワシの関心は9月23日に行われたニュージーランド総選挙なのである。なんとなれば、こんなに悩ましい結果が出てしまったのだ。


ニュージーランド総選挙 一院制、定数120(過半数61議席

*国民党 58議席

労働党 45議席

ニュージーランドファースト党(NZF) 9議席

緑の党 7議席

*ACT 1議席


○国民党政権は過半数を割り込んだ。いつもは市場主義改革を目指すACTと連立を組むのだが、そちらは1議席だけである。従って、過半数にはわずかに足りない。しょうがないからNZFと連立交渉を始めるか、という話になっている。

○ところがですな、野党の労働党の側から見ると、緑の党と連立を組んで、さらにNZFを味方につけると、45+9+7=61議席となって、こちらが過半数になってしまう。NZFはモノの見事にキャスティングボートを握ったというわけだ。

○NZFは1993年にカリスマ的政治家、ウィンストン・ピータース議員が国民党を離党して旗揚げした政党である。ワシが知る限り、「××ファースト党」という名前を使ったのは、これをもって嚆矢とすると思う。その拠って立つ理念は保守主義ポピュリズム、そしてナショナリズム高齢者やマオリ族など弱者の味方を標榜し、アジア系移民の増加に警鐘を鳴らし、国有財産の売却も慎重に(特に外国人に売るのはもっての外!)といったラインである。

○2010年にニュージーランドのタウランガという町に行ったとき、「ここはピータース議員の地元選挙区だが、2008年の選挙で新人議員に負けて引退しちゃったよ」と聞いたものである。ところがどっこい、その後は2011年選挙で復活して、今でも党首を務めているらしい。NZFのHPをご覧いただくと、既に72歳になった彼の雄姿を見ることができます。さすがは元ラガーマン、いかにも迫力ありです。

○NZFは過去に、ジム・ボルジャー国民党政権と連立を組んだこともあるし、ヘレン・クラーク労働党政権に閣外協力したこともある。つまりは融通無碍。ピータース党首、とりあえずは国民党と連立交渉に入っているけれども、内心は「どっちに高く売れるか」をワクワクしながら考えているのではないかと拝察する。

○問題はですな、このNZF党の政策を見ると、貿易自由化は慎重に、というスタンスなのであります。TPP11に対しても否定的です。ニュージーランドの次期政権は、それが国民党、労働党のいずれになっても、自由貿易から一歩身を引くかもしれません。困ったことであります。

○どうでもいいことですが、NZF党の政策の中には「Racing」(競馬)の条項があって、「競馬はキウイの文化だ!16億ドル産業を育てよう!」と言っている。それは大いに賛同するのでありますけどね。ということで、南の島の「元祖ファースト党」にご注目いただきたい。トランプ大統領も小池都知事も、あんたら所詮は二番煎じだからねっ!


<9月26日>(火)

○昨日からいろんな報道が飛び交って、ちょっと腹黒い発言をしてみたくなる。

○トランプ大統領と北朝鮮のガチンコ悪口合戦は、「理性のある側が不利」。つまり北朝鮮側が不利。だって相手はトランプさんのツィートですよ。マジで反応するなんて、なんてあほらしい。でも、自分たちの神様を"Little Rocket Man"などと呼ばれたら、あの国としては反撃せざるを得ない。なおかつ、神様の言葉が実行されないなどということがあってはならない。どんどん北朝鮮側が苦しくなっているような・・・。

○昨日は首相の解散記者会見に、小池都知事が党代表就任をぶつけてきた。これで今度の選挙は、「安倍対小池」の図式に。民進党は完全にレーダーサイトから消えました。前原さんたら、自由党と合流するんですって。これはもう無理心中ですな。考えてみれば、あのまま蓮舫さんが代表に残っていた方が、今よりもずっとマシだったのではないかと・・・・。

小池百合子さん、とうとう原発ゼロまで公約に入れてきた。小泉純一郎さんの応援も受けて、政策上の目玉にしようとのご様子。でも意外なことに、原発ゼロを訴えた政党は今まで全部負けてきたんですよねえ。「日本未来の党」の二の舞になっちゃうんじゃないかしら。それに菅直人が「入れてくれ」と言ってきたらどうするんでしょ。むしろ小池さんの場合、核武装を提案する方が「らしかった」と思うのだが。

○TPP11交渉、このままゆくとニュージーランドが落っこちてしまうかもしれない。NZで反TPPの意見が増えたのは、住宅価格の上昇が総選挙のテーマになったから。それというのも、アジア系移民が増えたから。彼らの住宅投資を減らしたいのだが、それをやるとTPPの投資ルール違反になっちゃう。要はチャイナマネーを防ぐ方法がない、ってことですな。

 

(引用終了)

1709-22-1350-9/26メルマガブログ転送ドイツ選挙2

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成29年(2017) 9月26日(火曜日)弐
        通巻第5446号  


(見出し)

ドイツ常識派「ドイツのための選択肢」、いきなり第三党に躍進
   ゼロから94議席メルケル与党は65席も激減の敗北
(私のコメント)
ドイツ選挙も下記の記事のように見方を変えると、又違った側面が見えてくる。
簡単に短く言うと、ヒットラーは実は正しかったのだが、戦争に負けた為にその路線「民族ナショナリズム」が全否定されていたのが今までだった。
その全否定の壁に少し風穴があいたのが、「ドイツのための選択」の躍進だ。
堤防が崩れるのもアリの一穴から、という。
第二次世界大戦後の世界秩序、世界の大勢は逆の方向(かどうかも分からないが)に動き出しているのかもしれない。

(私のコメント終)


(引用開始)

(見出し)

ドイツ常識派「ドイツのための選択肢」、いきなり第三党に躍進
   ゼロから94議席メルケル与党は65席も激減の敗北

 ドイツ議会選挙の結果はメルケル政権、事実上の敗北といえる。
 大幅に議席を減らし、SPDとの連立を組むことがかなり難航するだろう。従来、第三党だった左の党もおおきく議席を後退させ、想像されたように議席ゼロだった「ドイツのための選択肢」がいきなり94議席を獲得した。
ドイツにも左翼だけではなく、常識の通じる人々が復権たことを象徴した。

 連立与党CDU・CSUはマイナス8・5%
 SPDはマイナス5・2%。合計13・7%、この分を12・6%の得票を得た「ドイツのための選択肢」がゼロから84議席に大躍進させたことになるが、とくに旧東ドイツでは、20%の得票を得て第二党となった。左翼「自由党」もゼロから躍進した。

 移民よりドイツ人にちゃんと手当を、過激なイスラム教徒によりドイツの文化が失われようとしているという危機の訴えがひろく国民に通じたといえる。
しかし真実を隠蔽する左翼メディアはまだ「極右」と書いている。

フランスでルペンは惜敗したとはいえ、大奮闘した。オランダでも政権確保の一歩手前まで保守政党が伸張した。マクロン(仏大統領)の人気が急降下しているが、もともと選んではいけない政治家を選んだからであり、フランスは当面、ドイツとの協調路線を維持できるか、どうかという政治的難題に直面することになる。

 日本のメディアも欧米論調を真似て「ドイツの選択肢」に対し悪罵の限りを投げつけているが、これらの情報操作はドイツの極左新聞とテレビの鸚鵡返しをしているだけで、トランプ当選を予測できなかった失敗をまた繰り返した。


(引用終了)

 

1709-21-1349-9/26メルマガブログ転送ドイツ選挙メルケル勝利

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ロシア政治経済ジャーナル No.1619


              2017/9/25

(見出し)
(安倍さんに教えたい)メルケル強さの秘密
ドイツで総選挙があり、メルケルさんのキリスト教民主
・社会同盟(CDU・CSU)が勝ちました。

メルケルさん、4期目になります。

なぜ、彼女は、こんなに強いのでしょうか?


(私のコメント)
政治家という職業は日本では胡散臭い職業のように貶められているが、大切な職業なのだ。
政治家は下記の記事のように皆のコンセンサスに敏感でないといけない。
なぜなら、皆の意見を集約して集団をより良い方向に引っ張ってゆくのが仕事だからだ。
では、政治家を貶める連中とはどんな奴らか、というと、まず官僚、学者、マスゴミ記者などがあげられる。
彼らの特徴は自分たちが一般大衆とは一味違うエリートで自分達を一段高い位置に置くことだ。
そして、大衆と異なる少数意見を言ってそれこそ自分がエリートの証拠と考える。
だから、左翼マスゴミのように過激なことを言ったり、つじつまが合わなくても平気だ。
勿論、本当のエリートで世間に受け入れられない意見だったが後世正しかったことが分かるような人も居る。
だが、人間は将来のことが分からないのだ。
誰が正しいことを言っているか、その時点では分からないのが人間だから仕方がない。
皆が相談してコンセンサスで事を進めるしかない。
その時が政治家の出番で、皆の意見の集約をしないのだが、ただ集約すればいい、というわけでない。
やはり、理想とか文化伝統とかしっかりしたイデオロギーもないといけない。
そしてそれにとらわれず、さらに、偽エリートの独りよがりな意見やただ声の大きい連中を押さえないといけない。
闘争心や実力などが必要で、相当度胸の居る仕事だから、やくざの親分のような部分もないといけない。
その上で、弱いものを助けるような義侠心があれば政治家として理想だろう。
こういう政治家は学校秀才エリートには煙たい存在なので官僚マスゴミなどから見ると田中角栄のように攻撃したくなるようだ。
今の日本には政治家の大物が居なくなっているが、こういう連中に足を引っ張られているためだろう。


(私のコメント終)


(引用開始)

(見出し)
★(安倍さんに教えたい)メルケル強さの秘密


全世界のRPE読者の皆さま、こんにちは!

北野です。


ドイツで24日、総選挙が実施されました。

結果は???


<独総選挙、メルケル首相4期目へ 国家主義政党が議席獲得

BBC News9/25(月) 11:58配信

独総選挙、メルケル首相4期目へ 国家主義政党が議席獲得

ドイツで24日、総選挙が実施され、アンゲラ・メルケル首相率い
キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)が第1党となるのが確実
な情勢となった。

これによりメルケル首相は政権4期目に入る見通し。>

 

すごいですね~、メルケルさん。

4期目です。

2005年からずっと首相をされています。

この人ほど、評価のわかれる人もいないですね。

人気はありますが、批判も多い。


フランスの人口学者で、「予言者」と呼ばれるエマニュエル・
トッドさん。

今のEUは「ドイツ帝国だ!」と批判しています。


佐藤優さんは「CIAからすると、メルケルは、共産主義者で、

「加入戦術」をやっているようにも見える」と書いています。

(「大世界史~現代を生きぬく最強の教科書」122p)


私は2015年、メルケルさんが100万人の難民を受け入れたとき、
「こりゃ、ダメだ」と思った。

(トランプさんも、同じように考えたそうです。)

というのは、難民の中には、ISメンバーが大量に含まれている。

実際、欧州でISテロが頻発している。


今回の選挙では、「反移民、反難民」を掲げる「ドイツのための
選択肢」(AfD)が第3党になりました。

それでも、「メルケルもうダメじゃん」にはほど遠いですね。

なんといっても、4期目に入るのですから。

今回は、ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)の記事を基に、

メルケル強さの秘密」を考えてみましょう。

 

メルケル、強さの秘密は、「変わり身の速さ」

 

WSJ9月22日付から引用します。

 

<【ベルリン】ドイツ連邦議会選でアンゲラ・メルケル首相から
政権奪取を狙う社会民主党SPD)のマルティン・シュルツ党首
は今年6月のSPD党大会で喝采を浴びた。

選挙運動の中核である公約の発表に際し、同党首は「われわれは
次期政権で、『婚姻上の平等(同性婚の合法化)』を実現するつ
もりだ!」と宣言したからだ。

だがその翌日、メルケル氏は同性婚の議会採決に反対する長年の
立場を引っ込めた。

SPDが選挙運動で相手を攻撃する際の「材料」を奪ってみせたのだ。

メルケル氏が12年間にわたって政権を維持しているのは、ある種
の計算された政治的変わり身のおかげだ。>

 

ライバルが、「同性愛者の結婚を認める!」と宣言した。

メルケルさんは、それまで「同性愛者の結婚」に反対していた。

ところが、反対するのをやめた。

それで、WSJの結論は、


メルケル氏が12年間にわたって政権を維持しているのは、ある
種の計算された政治的変わり身のおかげだ。>

 

<同氏は自身の保守政党であるキリスト教民主同盟(CDU)の主
義主張から一般市民のムードが離反したとみるや、立場を繰り
返し──ときには唐突に──変えてきた。

このように変化する戦略が同氏の政治的な受け皿を広げ、その
結果、反対勢力にとってみれば、同氏に対して使える攻撃材料
が少なくなってしまうのだ。>(同上)

 

一般市民のムードがCDUの主張から離れると、メルケルさんは、
立場を変える。

日本でいえば、たとえば、安倍総理が「憲法改正の期は熟した
!」と宣言した(とします)。

ところが、庶民は、シラケている。

野党は、「憲法改正絶対反対!」を叫び、力を伸ばしてきた。

そんなとき、メルケルさんだったら、「憲法改正の期は、熟し
ていないようだ」と変心する。

すると、野党は、「憲法改正反対!」で選挙を戦えなくなりま
すね。

(以上、「たとえ話」です。)

メルケルさんは、こういうことをすると。

 

メルケル氏は、右派と左派の間にあった過去の分裂を戦略的
に無視してきた。

それによって、自らの政治的支配の範囲を拡大し、ライバルを
周辺に追いやってきた。

同氏はこれまで、「変化する自らの立場」を売り物にしてきた。

それは同氏の支持者たちが言う「独善をよしとしない姿勢」で
あり、この不確実な世界においてドイツがまさに必要とする姿
勢である。>(同上)


「右派と左派の分裂を無視する」

「変化する自らの立場を売り物にする」

「独善をよしとしない姿勢」


だそうです。

これって、別の言葉で、「軸がない」「節操がない」「信念が
ない」「誠実でない」

などともいえますね。

しかし、逆に「独善的でない」「柔軟性がある」「国民の声に
耳を傾ける」「民主的だ」ともいえます。

 

<コンセンサスを重視するドイツの統治システムにおいて、「
変わり身が早い」ことへの批判はそれほどトゲを持つものでは
ない。

メルケル氏は、徴兵制、原子力発電、難民、そして最近では同
性婚問題で立場を転換あるいは修正するなど、時に劇的な政治
的シフトを断行してきた。

だが、それは入念な分析の産物であり、社会的変化の反映でも
あるとして売り込むことができた。

この戦略シフトの結果、メルケル氏は左派寄りの有権者から支
持を取り付ける一方、右派寄りの有権者の支持をも堅持してき
た。

一部の争点で見解が一致していなくても大目に見ようとする人
々を取り込めたのだ。>

 

戦略シフトで、保守の支持を維持しながら、リベラル有権者
味方につけていると。

日本でいえば、保守は安倍総理の味方でしょう。

これを基盤に、「左」に勢力を伸ばしていく。

たとえば、


増税引き上げをやめます!

ブラック企業をせん滅します!

・残業ゼロを目指します!

・子供3人産んだ家庭には、「家購入費を2000万円まで補助
します!」

(国は、ローンを肩代りする。2000万円を30年間かけて払う
ので、財源は足りる)


などなど。


<またメルケル氏の飾らない個性は、カリスマ的人物に疑い深い
感情を長く抱き続けているドイツ人の共感を呼んでいる。

ツイートせず、壮大な約束をするわけでもなく、演説で聴衆を鼓
舞することもない。

スーパーマーケットで買い物をし、自ら料理もし、週末には田舎
のコテージで過ごす。

以前、自分がドイツ人だと感じるのはどんなところかと質問され
た時、メルケル氏はこう答えた。

「ポテトスープが大好きなところだ」と。>(同上)

 

「庶民的」であることが、メルケルさんの強さなのですね。

しかもメルケルさんの場合、「庶民」を「演じている」感じがし
ません。

本当に、そういう人なのでしょう。


誤解がないように書いておきますが、私は「メルケルさんがドイ
ツの首相でいつづけることは、いいことだ」とはいいません。


イスラム移民、難民の入れすぎで、欧州キリスト教文明は、将来
滅びる可能性がある。

そうなれば、メルケルさんの決断は「歴史的失敗」といわれるこ
とでしょう。

また、彼女が「あまりにも親中」なのも、とても気になります。


それでも、彼女が長期安定政権をつくった理由を知ることは、私
たちの役にたつことでしょう


(引用終了)

 

1709-18-1346-9/23メルマガブログ転送天皇高麗神社訪問

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BBの談話室
両陛下の朝鮮神社ご参拝 案の定韓国が狂喜
2017-09-21


(見出し)
コメ欄に以下の記事の、ご紹介を頂きました。

韓国紙、「歴代天皇で初」と詳報=埼玉の高麗神社参拝

9/21(木) 15:03配信

(私のコメント)
今の天皇はアメリカGHQにオーソライズ(権威付け)された初代天皇だ。
日本の昔からの天皇とは別の天皇だから、高麗神社を訪問するような馬鹿なことをする。
アメリカ流の新しい進んだ自由な天皇だから自分の判断で行動するのだろうが、これは相当危険だ。
北朝鮮問題が緊迫しているとき、高麗神社に参拝して、靖国神社に参拝しないことは、大きな政治的な違いだ。
天皇は神主の親分みたいなもので、祭祀つまりお祈りが仕事だから、私的旅行でも動き回るのは良くない。
歴代の天皇でも古代を除いて政治的な動きをすると、後々結果が芳しくない。
孝明天皇は暗殺疑惑のある急死だし、後醍醐天皇は吉野で野垂れ死にに近かった。
退位するそうだが、国民に迷惑が掛かることより、自己都合優先というのはまさにアメリカ流天皇だ。
関西を中心に神社仏閣に対する放火が相次いでいるそうだが、肝心の天皇がこれではね。
滅亡することが分かっていても、どうしようもない、という宿命みたいなものかもしれない。

(私のコメント終)


(引用開始)
(見出し)
韓国紙、「歴代天皇で初」と詳報=埼玉の高麗神社参拝

 

(画像あり)
(前略)
中央日報は、天皇陛下が2001年の会見で「桓武天皇の生母が百済武寧王の子孫であると、続日本紀に記されていることに、韓国とのゆかりを感じています」と述べたことなどを紹介。「韓国の歴史と文化に関心を示してきた」と伝えた。

 中央日報朝鮮日報によると、陛下は、神社を案内した宮司に「高句麗はいつ滅亡したのですか」「高句麗人と百済人は、どのような違いがあるのですか」などと質問し、強い関心を見せたという。

(中略)

潘基文氏が国連を去ってホッとしたのもつかの間の、両陛下による朝鮮神社の参拝です。

韓国側も訪韓を期待しているし、両陛下もおそらく「私的行為」の範疇として出かけることは考えていらっしゃるような・・・・?「もう天皇ではないのだから」として。

北が逼迫しているので政府は反対するでしょうが、何しろ「生前退位」という憲法違反さえ「お気持ち」1つでゴリ押しなさるほどの権力をいつの間にか、お持ちです。
(中略)
北朝鮮が日本にミサイルを向けていますが、その北朝鮮を「人道支援」をするのが韓国なんです。

しょせん南も北も同胞。とりわけ日本では民団も総連も地下でつながり、北から南への国籍変更も簡単だということを両陛下はご存知での、朝鮮神社ご参拝だったでしょうか?

北のミサイルを、日本の天皇陛下がある意味容認するごときことなのですが?
北も南も表裏一体のシャム双生児なのだから。

サイパン異例の時はゲリラ参拝で、朝鮮人慰霊碑にぬかずかれるし・・・なんだかね。
参拝じたいは許容範囲でも、一連の言動における文脈から・・・・なんだかね?

皇后の「曼珠沙華が見たい」の一言で朝鮮神社へ?
2017-09-21 10:29:50 | 在日問題
高麗神社の地元の方から頂いたレポートです。

(中略)
今乗ったタクシー運転手さん(よく行き合うのでいろいろ喋ります)曰く、「裏情報で流れたのがミチコが曼珠沙華を見たがっただけで高麗神社はオマケだ」と。それをきっかけに、言っちゃっていいですか?と車中二人で徘徊しないで祭祀しろまで愚痴り合戦(≧∇≦)

実は高麗神社(出世の神社として地元で有名ですが歴代総理の誰が行ったかはあえてここでは…)と高句麗の若光王が祀られた聖天院は5分程距離ですが離れています。若光王の祠って門の外にあって小さいんですよ。前に羊の石像があり、右手にある池は元は四角かったのではと思われます。
今から1300年前、なぜわざわざ高句麗の者を集めて保護(私感ですが)したのか。
羊は犠牲の象徴、池は洗礼に…と考えると、若光王は今はなき景教徒だったのでは?とは、友人の研究です。
日本人は判官びいきというか、滅びゆく者たちに手を差し伸べてしまう民族です。
ここは聖なるものと邪の混合。近年に朝鮮が関わった、白い人モドキの石碑やあずまやなどがいろいろ建っている場所の氣は邪そのものです。
鈍い私ですが、この場の気持ち悪さはお花畑だった頃から感じておりました。
まずはウザい一日がやっと終わり、ホッとしています。


・・・・・・ここまで

お目当ては、曼珠沙華であっても「おまけ」にせよ、なぜわざわざ朝鮮神社なのか、ということですね。

おまけなら、明治天皇がご親拝になられた武蔵の国一宮氷川神社こそが、ふさわしく国民も納得するのに。

それにしても皇后の曼珠沙華が見たいの一言で、これだけの規制が敷かれ予算がつぎ込まれる・・・そしておまけが、朝鮮神社詣で?
これだけの体力と有り余る時間がお有りなら、祭祀をと再び申し上げます。ご自身で無理なら、祭祀不能の皇太子ではなく秋篠宮殿下に祭祀の伝授を。

このままだと、天皇親修の祭祀が皇室から絶えてしまいGHQの目論見通りです。日本が敗戦し連合国軍司令部による統治下、宮内省は宮内府・宮内庁へと移行。旧皇室典範GHQ押し付けによる日本国憲法施行に合わせて廃止、全面的に改定させられた皇室典範は一般法の一つとなって現在に至ります。

GHQが恐れたのは、天皇に代表される日本人の「精神」であり、その精神の根幹をなす神道でした。それゆえGHQは皇室弱体化を謀り、GHQと癒着の異教の家から、そこの娘を入内させました。

現在祭祀が天皇の「私的行為」とみなされるようになった背後には、GHQの思惑があると思います。

祭祀が内廷費でまかなわれることから、憲法学者も祭祀を私的行為であるとみなすようになり、これでは皇室の本質を見失います。

祭祀こそは皇室の基幹であることは論を待ちません。天皇は皇祖神とつながる存在だからこそ、民の尊崇を得ます。

皇祖神とつながらない天皇はもはや、天皇として機能しません。

中世の順徳天皇は、『禁秘抄』で「禁中作法先神事」と述べ、天皇は肇国以来「神事」を最優先として来ました。

その祭祀が、今上陛下の時代に先細りになりつつあり、東宮の時代には天皇親修の宮中に絶え果てます。

祭祀は込み入った作法の手順と共に、長時間の正座が求められます。
それ故、昭和天皇は祭祀が近づくとテレビで好きな相撲を見られるにあたっても正座をなさりその日に備えられていました。

コメント欄に、今上陛下が祭祀をやられている、と意見を頂きましたが勘違いです。

宮中祭祀には、天皇自らが祭典を斎行し、御告文を奏上、国家と国民の安寧と反映を祈る大祭と、掌典長掌典職)らが祭典を行い、天皇が拝礼する小祭があります。

現在、行われているのは小祭のみです。大祭はいったい、どうなっているのだか。人工膀胱の皇太子に大祭の代行は出来ません。即位なさって以降の祭祀もあり得ません。

平成と御代が改まって以降の、災害の多さ!!
打ち続く異常気象!!

祭祀の不在と無縁でしょうか? 皇祖神が天照大神という太陽神なのに、水の災害が多すぎませんか。また首都を延々と降り込めた9月の長雨。野菜を腐らせ、人の心を暗くしました。
(中略)
これだけの規制を国民に強いて、その目的が「私的」曼珠沙華見物、しかも一泊で!(東京に隣接の埼玉県です)

*私的旅行で埼玉県入りした天皇、皇后両陛下は20日午後、日高市の「巾着田曼珠沙華公園」を訪れ、満開となった彼岸花の群生地での散策を楽しまれた。 高麗川の蛇行で作 られた「巾着」のような形の場所に彼岸花が群生。

(中略)
高麗が韓国じゃないから無問題、などと自称保守派が両陛下を擁護しても無意味なんです。

 

高麗神社はとっくに韓国と密着していて、エベンキ族由来のトーテム・ポールは民団の寄付だし、韓国の国花であるムクゲが植えられています。

 

来日の韓流スターはここを訪れ「韓流の聖地」となっているんだから。

 

いえ、今更韓国のこの手のはしゃぎぶりも、両陛下の親韓ぶりも驚きはしません。

 

ただ情けないのが、ここまで両陛下のご思想の歪みを見せつけられてさえ、今上陛下の左翼思想、皇后陛下GHQ賛美思想を見て見ぬふりする自称保守に呆れ果て、また怒ってるだけ。サイパンで、予定になかった韓国人慰霊碑にゲリラ参拝なさったときも、見て見ぬふりでしたね。

 

左翼より思考停止保守こそが、皇室破壊の尖兵かもしれない。

 

ただ、以前よりはましになったかもしれないのは保守系サイトのコメ欄にも両陛下への懐疑が遠慮がちながらも書き込まれるようにはなったこと。

 

今上陛下は宮内庁創価勢力か、皇后陛下にそそのかされたのか、という書き込みさえあるのを見れば、昔日の感がありますね。

 

上記の感想は、当たらずといえども遠からずではあるけれど、今上陛下をまだまだ美化してます。

 

今上陛下が率先して、GHQ思想仕込みの自虐史観の持ち主なんです。
そしてGHQと癒着の正田家から嫁がれた美智子様がバリバリの、自虐史観思想のお方。ご夫婦の相乗効果で、内廷皇族の思想は今、ねじれにねじれています。

 

両陛下の思想は、皇太子殿下にしっかり引き継がれ、しかしガクンと格落ちするのはその身体的条件から祭祀不能であることから、火を見るより明らか。お妃はあんなふうです。

 

1日も早く、悠仁親王殿下に皇統がつながる日が来ますように。
秋篠宮殿下はご辞退なさる気がします・・・・摂政として幼帝であられる悠仁親王天皇として立てられる。それが今考えられる、最も健全な形かもしれません。

 

 

宮中より密かに靖国神社を遥拝なさるか、埼玉にいらっしゃるなら明治天皇が何度も親拝された武蔵の国一宮氷川神社にこそお参りなさるべきなのに。よりによって朝鮮神社!!

 

「私的ご旅行」による韓国への「謝罪訪問」の前触れでなければよいけれど。

 


(後略)

 

(引用終了)

 


(引用開始)
http://blog.goo.ne.jp/kuranishimasako/e/9ab98e3d865481ac3be848abaac22419
万国時事周覧
世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。
天皇・皇后高麗神社参拝の政治的危険性
2017-09-21 14:55:57 | 日本政治
「皇室」のニュース昨日9月20日、天皇・皇后両陛下は、私的旅行としつつも埼玉県日高市の高麗神社を日本史上において初めて参拝したそうです。ネット上では既に批判の声が聞かれますが、その理由は、高麗神社とは、北朝鮮との関連が深い歴史を有する神社であるからです。

 7世紀後半の東アジアは、唐による極東征服事業が本格化した動乱の時代にありますが、668年に高句麗が唐・新羅連合軍によって攻め滅ぼされると、高句麗王族等の遺民は日本国に亡命しております。その後、朝廷は、716(霊亀2)年に高句麗の遺民1799人を武蔵野国に移住させて高麗郡を設置していますが、高麗神社は、日本国に帰化した高句麗の王族とされる高麗若光を祭る神社です。そして、高句麗こそ、現在の北朝鮮の地域にあった古代朝鮮の王国に他ならないのです。

 高句麗滅亡から凡そ1300年以上が経過した今日にあっては、当時の高句麗遺民もすっかり日本国に同化しており、住民の方々も取り立てて朝鮮半島由来の歴史を意識していないかもしれません。しかしながら、北朝鮮情勢が緊迫化している中での天皇・皇后参拝となりますと、否が応でも、そこに政治的リスクを読み取らざるを得ないのです。

 第1のリスクは、日本国による北朝鮮に対する宥和姿勢の表れとして誤解される可能性があります。現行の日本国憲法では、天皇の地位は“日本国及び日本国統合の象徴”と定められています。北朝鮮からすれば、象徴である日本国の天皇が、史上初めて高句麗由来の神社を訪れる行為は、自国に対する友好アピールと映ることでしょう。

 第1に関連して第2のリスクは、今般の訪問が、“参拝”と報じられている点です。近年、天皇・皇后両陛下は、朝鮮半島への謝罪訪問を計画しているとの観測が流されていましたが、“参拝”ともなりますと、祭神である高麗若光の前に拝礼する、即ち、頭を下げたものと推測されます。つまり、”参拝”は、日本国が北朝鮮に対して屈服する構図として理解さえる恐れがあります。

 第3のリスクは、朝鮮半島有事に際して予測される北朝鮮難民の発生を念頭に置いた、日本国による難民引き受けのメッセージとなる可能性です。上述したように、大和朝廷は、古代にあって、戦争によって滅亡した諸国の遺民を受け入れています。あるいは、近代に至って日本国に渡ってきた在日韓国・朝鮮人を意識した、諂いのアピールであるのかもしれません。

 以上に述べたような重大な政治的リスクを考慮しますと、‘現皇室’は、一体、誰のために行動しているのか、自ずと疑問が湧いてきます。時期が時期だけに意図的な選択と計画としか考えられず、それが“日本国を海に沈める”と言い放つ暴力国家、即ち北朝鮮に秋波を送るものであるならば、日本国、並びに、日本国民に対する背信行為となりかねないと思うのです。


(引用終了)