メルマガブログ転送日本人奴隷

 

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ブログ「右翼と呼ばないで」


(私の解説コメント)
このグログ主はスペインに留学中の人で欧州のことを知るにつけ、愛国者になってしまったようです。
安倍さんの従米施政に猛反対しています。
私の尊敬する中野剛志さんによく似ていて、従米や從中でなく独立日本人を目標としています。
つまり、尊王攘夷派ですね。
今度北朝鮮で政変があったが、あれも北朝鮮の尊王攘夷だ。
グローバリズムは今後破綻してゆくでしょう。

今回の話題の日本人奴隷の話は先日解説した渡辺京二先生の本に詳しい。
また日本の歴史認識を変えたと言われる名著「雑兵達の戦国」にも書いてある。
この本は藤木久志という人が書いたものだ。
藤木も渡辺もマイナーな学者だが大変偉い学者だ。
東大などのメジャーな学者は既成概念に囚われているからダメですね。
天動説を信じて、えばっているような人間がまだ沢山いるのです。

(私のコメント終)

(見出し)
日本人奴隷とキリシタン追放

(引用開始)

(前略)

 

日本でやっていたのと 欧州でやる世界史はまるでインパクトが違います。
どうしてかな、おんなじことをやっているのに 
自分が成長したから見方が多面的になったのかもしれないですが 
スペイン人の教師が進めていく授業、生徒には非支配階級、
侵略と略奪と暴行の限りを尽くされたペルーとかエクアドル国籍の移民が結構いるので 
私一人で緊張しつつ傾聴しています。

韓国人と違ってこれだけ奴隷にされて 騙まし討ちされた民族なのに 
別に恨みもしないでこんな凄い大航海時代に続く帝国主義の歴史を淡々と学んでいる。
先生も悪びれず史実として奴隷を売買したとか 
植民地に自給を許さないで依存度を高めた狡猾なヨーロッパ列強の話をふつーーーーーーに進めていく。

私だけがドキドキしたり居心地悪くなったり しています。

みんなおおらかというか 鈍感というか人がいいと言うか 
こんなんでもスペイン人を恨んでないなんて言うから もしかして分かっていないのかな 
と思ったり。
黒板の世界史と 教室の現代史を同時に感じている昨今の私です。

(中略)

キリシタン大名として日本史でやった あの高山右近は 
人徳者で秀吉もその才を惜しんで千利休を使いに出したりしているんですが、
どうもただの人徳者で片付かないみたいです。
この人の領内から 火薬一樽につき娘50人が奴隷として渡されていたっていうのは
本当の事らしいのです。
全部で50万人って記述にも出会いますが さすがにこれは多すぎるのでは?と思われました。ですが
鉄砲に込める火薬は 国産できなかったので 
これを宣教師などを通して娘を奴隷で売り飛ばす代わりに備蓄していったという 
びっくりするような話をあちこちで読み漁りました。(うーーーん でもこれ事実確認しないとね)


(中略)

天正遣欧少年使節って暗記したじゃないですか。


引用開始
キリシタン大名の大友、大村、有馬の甥たちが、天正少年使節団として、
ローマ法王のもとにいったが、その報告書を見ると、
キリシタンの悪行が世界に及んでいることが証明されよう。
『行く先々で日本女性がどこまでいっても沢山目につく。
ヨーロッパ各地で50万もいるという。
肌白くみめよき日本の娘たちが秘所まるだしにつながれ、もてあそばれ、
奴隷らの国にまで転売されていくのを正視できない。
鉄の伽をはめられ、同国人をかかる遠い地に売り払う徒への憤りも、
もともとなれど、白人文明でありながら、何故同じ人間を奴隷にいたす。
ポルトガル人の教会や師父が硝石(火薬の原料)と交換し、インドやアフリカまで売っている』

豊臣秀吉は準管区長コエリヨに対して次のように命じています。
ポルトガル人が多数の日本人を奴隷として購入し、彼らの国に連行しているが、
これは許しがたい行為である。
従って伴天遠はインドその他の遠隔地に売られて行ったすぺての日本人を日本に連れ戻せ。』

豊臣秀吉は、この奴隷狩りを止めさせるために、イエズス会の司祭、コエリュに詰問しています。
「九州に来る西洋の商人たちが日本人を多く購入し連行していることをよく知っている。
いままで誘拐して売り飛ばした日本人を返せ。それが無理なら、ポルトガル船に買われて、
日本にいる監禁されている日本人だけでも開放しろ。そんなに金が欲しいなら、代金はあとで渡す。」
これにコエリュが答えて
「日本人売買の禁止はかねてからのイエズス会の方針である。
問題なのは、外国船を迎える港の領主(キリシタン大名天草四郎)であり、
厳しく日本人の売買を禁止しない日本側に責任がある。」
このやり取りで、秀吉は激怒し、奴隷売買禁止令を発します。

天草四郎があれだけ最新鋭の鉄砲で武装できたのも、奴隷狩りの豊富な資金があったからです。

......................

これですがね 嘘じゃないみたいですよ。びっくりしませんか?
こんなの習った覚えが無いですもん。
秀吉が宣教師の耳や鼻を削いだっていう描写は よくあちこちで見かけますが 
当然だったじゃないですか!!
バテレン追放も これでぐっと正当性が増しますよね。

秀吉は晩年に人が違ったみたいに残酷になったって習った気がする。
でも偉かったじゃないですか。ここから徳川の鎖国に繋がって行くんだから 
今、ヨーロッパの帝国主義と植民地や奴隷を扱ってみると あの時代の国際人じゃなかった 
英語もスペイン語も出来なかったわが国の大公は 
なんて賢くて 胆力のある素晴らしい指導者だったのかと 今更ながらに驚きます。

日本人を30年も拉致させっぱなしにしている後世の政治家と人種が明らかに違うじゃないですか。
拉致の根城の朝鮮学校に 拉致されている側の国民の血税を
注ぎ込んだりする売国奴とは全然違います。

 


(後略)
(引用終了)