メルマガブログ転送幸せノウハウ

【一日一冊】★★★★☆「宇宙を貫く幸せの法則」小林 正観

(見出し)
このメルマガは、本のソムリエが一日一冊
 『人生を変えるほど感動する本』を紹介するために、
 まぐまぐから発行しております・ ゜ ゜ ☆

 人生の智恵を探す旅

 よろしければ、一緒にお楽しみください。

(引用開始)
■またまた小林 正観さんの一冊。
 青森県の実家にも同じ本がありました。

 基本は言葉。 すべては言葉から始まる。
 良い言葉が、良い人生を作るのです。


・私たちが発すべき言葉は「うれしい、楽しい、
 幸せ、愛している、大好き、ありがとう、ついている」
 の七つです(p27)

■そして、「ありがとう」。
 感謝の気持ちが人生を楽にしていきます。

 人生とは、人間関係ですから、 感謝の気持ちを持った人には、
 良い人間関係ができる。

 良い人間関係は、幸せと富を 連れてきてくれるのです。

・全部、自分でやっているのではなくて、
 「お陰さま」でできていることがわかってしまうと、
 商売のコツがわかるでしょう(p61)

■この世には自然の法則があるのですね。

 この本でわかります。

 それは当たり前すぎて、簡単すぎて、びっくりするかもしれません。


 でも、その法則に沿って生きれば、その法則通りの結果が生じるのでしょう。

 ■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・おもしろがった人の勝ち。
 神様はおもしろがった人に味方するのです(p36)

・神様の好きな”きれいな人”の三つの条件・・・
 その一番目の条件は「見目形、姿形がきれいな人」。・・
 そこで二番目の条件は「心のきれいな人」。・・
 三つ目の条件は「身の回りをきれいにしている人」(p151)

・過去、自分に起きたことを全て「受け入れる」こと・・
 第二のステップは・・・「感謝する」ことです・・・
 三つ目の『幸せ』というのは、
 「自分の存在が『感謝される』」という「喜び」です(p65)

・自分の力で頑張って努力している人の力量は”一”。
 そして、百人の人に「ありがとう」と手を合わせていくと、 
 なんと、その力量は”百”になるわけです(p112)

・自分以外のものを自分の思いどおりにするという考え方を全部やめる。
 自分がどう生きるかだけをまず考える(p76)

・<楽しい>ことが<正しい>」ことと思ってください(p63)


・長寿で気楽に長生きするために絶対必要なのは、くよくよしないこと」なんですね(p163)

(引用終了)


【一日一冊】★★☆☆☆「引き寄せの法則の本質」エスター・ヒックス

(引用開始)

 ■非常に良いことを教えてくれる一冊なのですが、
 あまりにわかりにくい!?

 わかりやすいところを紹介すれば、自分が楽しいことに注力すれば楽しくなる。


 反対に、嫌なことを避ければ、嫌なことを引き寄せる、ということです。


 例えば、まさかのときに貧乏にならないように、保険をかけすぎると、
 貧乏になりますよ、ということ。

・欠乏感を補おうとして行動を起こすと、欠乏状態をさらに悪化させるだけ、
 ということだ(p163)

■では、どうすればいいのか。

 お金がほしければ、 「私には、私にとって十分なお金があります。
  ありがとうございます」
 と感謝すればいい。

 幸せになりたければ、 「私は今のままで幸せです。ありがとうございます」
 と喜べばいい。

 それは、そう思った瞬間に現実のものとなるのです。

・わたしたちがしていることを教えてあげよう。
  ・真っ先に喜びを求める
  ・笑う種を探す
  ・自分や他人に褒め言葉を使う理由を探す・・
  ・愛する理由を探す・・
  ・あなたを元気づけるものを探す・・(p273)

■幸せな人は、未来に幸せなのではなく、今、幸せなのです。

 物事は、どちらにも取れますから、幸せ側を選択すべきであるという
 ことなのでしょう。

 非常に良いことが書いてありましたが、あまりにわかりにくいので★2つとしました。

 ■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・大半の人間は楽しみや満足感を未来に期待するが、今、ほとんど喜びを感じられない。
 だが、何かを実感できるとすれば、今、このときしかない(p64)

・望むものを肯定的に考えることによって引き起こされる行動は、
 常に喜びに満ちた行動となる。
 それが欠けているという否定的な思いによって開始される
 行動は、決して楽しい行動とはならない(p168)

・自分がどのように感じ、どんな存在でありたいかを
 意図的に突き止めれば、あなたは身体に宿ったときに
 達成したいと思っていたことを、もっと効果的に
 達成するようになるだろう(p155)

・いじめっ子、支配的な父親、好戦的な指導者・・・
 彼らは自分よりも弱い他人を支配すれば、
 自分の強さを感じられるだろうと信じる。
 ところが、自分自身の弱さを拡大するだけなのだ(p172)

(引用終了)

(私のコメント)

こういうノウハウ本は実践的に心がけると案外気持ちが良くうまくゆくことがある。
しかし、実践的でない、理念的なものはあまり良くないようだ。
例えば、「正直」と言ったって時と場合に由る。
「ウソは言わないようにする。」という方が、実践的だ。
それを程々に実践する、肩肘張らずに自然にやればいいのではないか。

生き方のノウハウというものは、学校では教えないが重要なものだ。
教育勅語はそれを教えたものだが、戦後過激な破壊思想で否定された。
その分日本人は、自分で考えないといけないので不幸になった。
先人の蓄積した人生のノウハウを使わせてもらえないから要らない苦労をする。

教育勅語を否定した過激思想の持ち主は、それらを否定することによって、
自分の思想を吹き込み、自分のロボットを作ろうとした。
勿論そんな他人の奴隷になるようなことは誰でも嫌だから、
その過激思想は広まらなかった。

ただ、祖父や親の知恵から切り離され、人々は荒野に一人置き去りにされるような状態になった。
人はやはり先人の残したノウハウから出発したほうが楽なのだ。
勿論そのノウハウの内、良い物だけを取り入れればいい。
先人たちもそうしてきたから、今に残るものは本当に良い物だけだ。

ただ、茶道と同じで、そういうノウハウは、まず理屈抜きで体から覚えていったほうが楽なのだ。
その上でそれらが身につけば、初めて取捨選択が出来るようになる。
まあ、一生修行なのだが、上記のような本の役目は磨きをかける砥石のようなものだ。
時々、包丁を研ぐように読んでみると新しい発見がある。
実践してみて良かったら儲けもので、人生の宝になる。

心の幸せとか豊かになることとか言うのは、技術でありたゆまぬ努力で身につけるものだ。
そのために時々こういう本を読んでリフレッシュするのがいいだろう。
だが、こういう類の本は心をリフレッシュするのに良いが、あまりのめり込むと良くない。
本当にのめり込むなら宗教を信仰したほうがはっきりしていていいだろう。
人の世に神様は居ない。
一応限界もあるということを認めた上で実践してみたら良いだろう。


(私のコメント終)