メルマガブログ転送1/2シェールガス1401-17-329-1/19

http://blog.goo.ne.jp/kuranishimasako/e/86ec6380afbf8fbb710d2ba43a644fd5
万国時事周覧


(見出し)
シェールガスバブルは東京都知事選にも影響?

(引用開始)

 

(ソース、ブログ主の引用)
gooニュース
http://news.goo.ne.jp/article/jbpress/bizskills/jbpress-39682.html
シェールガス」バブルの崩壊は目の前、 日本のエネルギーが危ない

2013年12月21日、日本経済新聞は、開発ラッシュに沸く北米地域のシェールガス事業で
日系企業が大規模な損失を出した初のケースを報じた。

 大阪ガスが米国テキサス州南西部のシェールガス鉱区の権益を330億円で取得したが、
3300メートル以深の地層に難があったため、
現在の掘削技術では経済性に見合った量を確保できないことが判明したのである。

 大阪ガスは同年5月に米国で初めて認可された日本への
シェールガス輸出プロジェクトに参画するとともに、
2012年6月に日本企業としては初めてシェールガスに対する直接投資を行うなど、
日本のシェールガス開発事業で中心的な役割を演じてきた。
大阪ガスは今後も鉱区を閉鎖せずに生産・販売を続ける意向だが、
日本国内では今後開発リスクを巡る懸念が高まるだろう。
採算が合わないシェールガス採掘事業

 苦境に陥っているのは日本企業ばかりではない。2013年10月、
ロイヤル・ダッチ・シェルは240億ドルを投じた米国のシェールガス事業が
失敗に終わったことを認めた。
英BPなどもすでに21億ドルの評価損を計上しており、
「不良鉱区」をつかまされた海外のオイルメジャーの間ではシェールガスブームは
一気に冷え込んでいる。

 その要因は極めて簡単だ。シェールガス自身は実は決して安い化石燃料ではないからである。

 シェールガスはシェール(頁岩)という泥岩に含まれる天然ガスである。
成分は在来型の天然ガスと同じだが、掘削が困難なため、
採算性の面から世界的規模の石油会社ですらその開発に二の足を踏んできた。
だが2000年代に入って新しい採掘技術が確立し、シェールガスが喧伝されると、
投資家から資金をかき集めたベンチャー企業が争って開発・生産競争に走り、
米国の天然ガスは大幅な供給過剰となった。

 その結果、指標価格であるヘンリーハブ価格は
12.17ドル(100万BTU当たり、2008年6月時点)から2.68ドル(2012年5月時点)に急落、
日本で「シェールガスは安い」という誤った認識が広がった。

 しかし、エクソンモービルですら「生産すればするほど赤字になる」と悲鳴を
上げる状態が長続きするだろうか。

 

シェールガスは大規模な開発が始まってからまだ8年ほどしか経っていないが、
採掘の経験が増えるにつれ、ガスの産出量の減少が在来型のガス田より早いという難点が
明らかになってきている。
すなわち、多くのシェールガス田はガスの産出が始まって3年経つと
産出量が75%以上減少してしまう。
ガスの産出量を維持するためには次々と新しい井戸を掘り続けなければならず、
ガスが出ているガス井群の3割以上をリプレースしている状況にある。

 このシェールガス田の自転車操業に必要な費用が
米国全体で2012年に420億ドルに上ると言われている。
一方、米国全体で産出されるシェールガスの売上高は325億ドルなので、
現在シェールガス開発は年間で100億ドルもの赤字経営を強いられていることになる。

開発企業は有望な場所からガスを採取するので、
今後、井戸を掘る場所はガスがあまり出ない場所になるだろう。

 加えてバブル現象のあおりを受けて、
ガス業界は掘削に不可欠な技術者の獲得と技術者への報酬アップに追い立てられてきた。
しかし今後は、技術革新を進めるなどして生産コストをどこまで下げるかが焦点となっている。

(ブログ主の引用終了)

(ブログ主のコメント)
JBpress2014年1月17日(金)07:00

つい最近まで、アメリカでは”シェールガス革命”と称されるほど、
シェールガスの採掘成功と増産がアメリカ経済の救世主の如くに持て囃されてきました。
ところが、現状を見ますと、採算が合わない赤字事業と化しており、
鉱区を入手した大阪ガスも290億の損失を被っているそうです。

  日本国内では、アメリカからの安価なシェールガスの輸入は、
脱原発派の拠り所ともなってきました。
同盟国であるアメリカからシェールガスを大量に輸入し、
高性能の火力発電施設で電力を供給すれば、脱原発を実行しても大丈夫と説明されてきたのです。
しかしながら、このシナリオは、シェールガスの安価、かつ、
安定的な大量供給を前提としており、
この前提が崩れますと、当然に、このバラ色の筋書きも狂います。
シェールガス・バブルが近い将来崩壊し、採掘量も減少するとしますと、
アメリカ政府は国内供給を優先し、輸出向が後回しとなることは、当然に予測される事態です。
日本国では、シェールガス用の備蓄施設や輸送船舶などが建造され、
既に準備段階に入っていますが、シェールガスの行方に暗雲が立ち込めているとしますと、
再度、エネルギー政策を見直す必要も生じていきます。
そして、脱原発政策は、国民生活や日本経済、さらには安全保障にとっても、
相当にリスキーな選択ともなるのです。

  来月予定されている東京都知事選では、細川陣営が脱原発を争点として掲げておりますが、
エネルギー資源の乏しい我が国は、常に外部状況の変化に晒されております。
頼みとされてきたシェールガスに黄信号が灯っている現状を踏まえますと、
脱原発は、なおさらに選挙の争点にはすべきではないと思うのです。
(ブログ主のコメント終了)

(続く)

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シェールガス続き)
http://yuyuu2013.blog.fc2.com/
ブログ「実業の世界」

(見出し)
大阪ガスがやっぱりシェールガス詐欺に引っかかった件
(引用開始)

シエールオイルやシエールガスが極めて怪しいもので、
2年も待たずに詐欺がばれるだろうと思っていたら、やはりその通りでした。
2012年6月の大阪ガス株式会社の広報文書。

大阪ガス株式会社は、本日、米国テキサス州
ピアソール・シェールガス・オイル開発プロジェクトに参画することを意思決定し、
米国Cabot Oil & Gas Corporationとの間で、
本プロジェクトの権益35%を250百万米ドル(約200億円)で取得すること等を
定めた権益売買契約を締結いたしました。

当社は、上流事業を海外エネルギー事業における重点分野の一つと位置付けており、
これまでの在来型のLNGやその他の上流案件に加え、非在来型案件の確保にも取り組んでおります。
本プロジェクトは、当社として米国における非在来型シェールガス・オイル権益の
初めての取得であり、昨年6月に参画したカナダの案件に続き2件目となります。

本年7月より、米国内で豊富なシェールガス・オイル生産・操業実績を
有するCabot社と共同で約5万エーカー(200km2)の広大な土地に、
今後約30年程度にわたって数百本の井戸を掘削し、天然ガス、軽質原油、NGL*の生産を行い、
米国市場に販売する計画です。
 * NGL: Natural Gas Liquidsの略で、
天然ガスとして産出された炭化水素のうち、常温・常圧で液体となるもの。


当社は、長期経営ビジョン・中期経営計画「Field of Dreams 2020」の方針に基づき、
引き続き海外の資源開発プロジェクトへの参画を積極的に進め、
上流事業をはじめとする海外エネルギーバリューチェーン事業の拡大を図ってまいります。

◇ 本プロジェクトの概要
○ 所在地 : 米国テキサス州南部(イーグルフォード地区)
○ 参加者 : Cabot社(65%:オペレーター)、当社(35%)
○ 開発対象 : ピアソール層
○ 主な産出資源 : 天然ガス、軽質原油、NGL

◇ 権益売買契約の概要
○ 売主 : Cabot Oil & Gas Corporation
○ 買主 : Osaka Gas Resources America Corporation(米国法人:大阪ガス100%出資)
○ 売買対象 : 対象鉱区のブッダ層より下部層の権益(35%)

2013年12月20日  

経済性に見合った油・ガスが取り出せない。
生産性の向上も見込めない。
減損損失290億円を特別損失として計上する。
645億円の利益が290億円減って355億円になってしもた。

シェーではすまんがな。


かなり以前に書いたものだが・・・

http://yuyuu2013.blog.fc2.com/blog-entry-3351.html

(注;上記のブログの内容は、次の通り。
1.英国の北海油田が枯渇して石油が取れなくなっている。
それをヨーロッパやアメリカが見て、不採算で放置していた石油やガスを探すようになった。
2.2005年ころからシェールガスや深海底など無理して開発してきたが限界が来たような気配。
3.シェールガスも深海底も環境問題が深刻で、その面の限界も見えてきた。
4.脱原発派は原発廃炉が目的なので、このシェールガスをバラ色の未来のように宣伝している。)


これを書くのに米エネルギー庁のサイトを見ただよ。
シエールガスの生産量を探しに・・・

でも、シエールガス単独での数字はなかった。
非在来型オイルとかガスで分類され、それは伸びていた。

怪しいなあと普通は思うでしょう。

非在来型はシエールガスだけではなくて、もっと採集しやすいのもある。
これが大分、入っているのではないか・・・そのように疑ったのです。

採りやすい非在来型を含めて非在来型ガスが大量に採掘されたので、天然ガスの価格が供給過剰で下落した。
その結果、採りにくい・・・岩に穴を開けるシェールガスは採算が合わなくなったのに、
「シエールガスは安い」との詐欺が・・・投資を煽る為に使われた。

これがシェールガス詐欺というものです。

(引用終了)

(私のコメント)

シェールガスは当初から、コストがかかるし、環境も悪くなるし、採掘の適地が限られているので、
疑いの目で見られていた。
しかし、なにかものすごい希望の光りのように言われていたのは、理由がある。
一つは上記のように脱原発派の宣伝だ。
原発廃炉にしても大丈夫だ、安価で大量に算出するシェールガスをアメリカから輸入し、
最新式の高性能コンパインド火力発電を使えば安価な電力が供給できる、と宣伝した。
実はサヨクどものコスト計算は、こういうごまかし要素があり、
やはり原発推進派のコスト計算の方が信頼できる。

もう一つはウォール街の金融資本だ。
シェールガスの鉱区を証券化し、それを株式のように上場し証券市場を作った。
この結果、試掘して有望な鉱区は証券として高い値段で取引された。
この証券の売買市場を大きくして証券会社は手数料を沢山稼いだ。
証券市場を維持発展するために、シェールガスバラ色有望説を宣伝した。

シェールガスが先細りだ、という点については、もうひとつ証拠がある。
それは、アメリカ以外にその開発が広がらない、という事実だ。
例えばヨーロッパは実際に採掘をやったが、環境問題で行き詰まっているようだ。
シナもアメリカが盛んに売り込んでいるようだがまだ試掘だけのようだ。
恐らく採算が合わないのだろう。

今後技術革新が行われたり、石油が枯渇してきて値段が上がり、
採算がとれるようになれば、また息を吹き返すこともありえるでしょう。
だが、現状では段々厳しい現状が皆の目に触れるようになる。
脱原発派もバカではないからこの頃はシェールガスをあまり言わなくなったようだ。
それで何か他の理屈を探しているみたいな気配だ。
先日は「水素」をエネルギー元にすれば未来はバラ色、なんて記事が新聞に出ていた。
確かにそのとおりなのだが、実現には相当時間がかかかる。
コスト的に50年位は難しいのではないのか。
でも脱原発派は廃炉さえすればいいのでこういった希望の毒を撒き散らす。

彼らがなぜ廃炉したいのか、というと、
廃炉することによって、大嫌いな日本を滅ぼせるからだ。
彼らは「何々さえなければ幸せになれる」というような思考をする。
だから、日本の文化や伝統が私を不幸にしている、というような無意識的な思考基板がある。
そこで、彼らは少しでも日本が悪くなるように努力するのだ。
勿論これはごく一面をとらえたもので、いろいろな人がいるし、もっと複雑なものだ。

例えばこれに歪んだ正義感とかが絡んでくる。
勿論昔のマルクス主義の階級闘争史観などが裏に見え隠れしている。

一番悪いのはソフトバンク朝鮮人社長のように、便乗して大儲けしようとしている輩だ。
彼は朝鮮人仲間の菅直人と悪巧みして、
電気料金に上乗せして日本人からカネを収奪するシステムを作った。
廃炉になったら大儲けだ。

オマケに廃炉になると技術者はお払い箱になって、
日本の原子力技術は全部シナや韓国に吸収されるから
世界中の原発を一手に受注できる。

日本は彼らの奴隷国家、発展途上国に叩き落とされ、かれらはウハウハ大儲けだ。
シェールガスから話が脱線してしまったが、今の都知事選は上記の話が背景にある。
都知事選は要するに戦後の特権階級である、創化学会公明党朝鮮人の候補と
反日脱原発派の候補の不毛の戦いだ。

東京都民はマスゴミから自分の首をしめろ、というような間違った情報を与えられて
馬鹿になった集団だから、結果は期待できない。
でも、ネットなどを見て、シェールガスのように真実に気がつく人も増えてきたから希望もある。

民主主義はゆっくりと前後左右にブレながら進むものだから辛抱が肝心だ。
きっと日本人も集団自殺奨励の洗脳教育から目が覚める時が来るだろう。

(私のコメント終)