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万国時事周覧

(引用開始)
(ブログ主の引用)
gooニュース
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/politics/diamond-46910.html
中国包囲網どころか日本包囲網 靖国参拝が示した国際情勢の大変化

ダイヤモンド・オンライン2014年1月9日(木)09:00

(要約引用開始)
…安倍首相の靖国神社参拝は中国包囲網どころか逆に日本包囲網と言う様相を呈した。
「資本主義vs社会主義」という冷戦時代の世界観から脱却できず、
ソビエトの代わりに中国をはめ込む事は時代遅れである。
(中略)
米国は直ちに「失望した」と非難声明を発表した。
米国が日本よりも中国の意向を重視する姿勢を示した事は日本にとって歴史的転換点になるかもしれない。
(後略)

(ブログ主の引用終)

(見出し)
米中同盟の行き先は日本の核武装
(本文)

軍事評論家の田岡俊次氏によると、安倍首相の靖国神社参拝時に示したアメリカの”失望”は、
”米中同盟”への歴史的な転換点を画したそうです。
それでは、冷戦の構図が時代遅れの過去のものとなり、米中同盟が成立するとしますと、
日本国は、どのような政策を採ることになるのでしょうか。

  明確には記していないものの、田岡氏は、同盟国が仮想敵国と結んだ過去の事例として
独ソ不可侵条約を挙げております。
この譬えからしますと、日本国は、最悪の場合、第二次世界大戦時のポーランドと同様に、
米中によって分割されることを想定していると推測されるのです。
第二次世界大戦では、独ソの攻撃の矛先はポーランドに向かいましたが、地理的な条件に照らせば、
米中の挟み撃ちにあうのは”日本国”ということになります。
朝日新聞の記者出身である田岡氏にとっては、このシナリオは大歓迎なのでしょうが、
日本国と日本国民にとりましては、極めて忌々しき事態となります。
仮に、アメリカの既定路線が中国優先であり、中国もまたアメリカとの同盟を望むのであれば、
安倍首相が靖国神社に参拝しようがしまいが、
早晩、米中同盟は表面化したことでしょう(失望発言は、日本国と距離を置く口実に過ぎない…)。
それでは、日本国は、米中の分割支配を受け入れるのでしょうか。
如何なる国も自国の独立は何としても護ろうとするものですので
(もっとも、マスコミの一部や田岡氏のように、”奴隷の平和”を容認する勢力もある…)、
日米同盟消滅後の日本国もまた、自力で自国を護らざるを得ない状況に至ります。
田岡氏は、アメリカは日本国の核武装を怖れていると指摘していますが、
アメリカからの”核の傘”の提供がなくなれば、当然に日本国内では核武装論が提起され、
戦闘機をはじめハイテク武器もまた持てる技術を総動員して自主開発に努めることになるでしょう
在日米軍も撤退…)。
そして、アメリカに代わる同盟国を他に求めざるを得なくなるのです。
(もっとも、田岡氏によれば、日本は孤立しており、どの国からも見捨てられるらしい…)

  田岡氏は、国際社会とは、”利害の打算や目先の利益”で動くものと見なし、
”普遍的な価値”については一顧だにしていません。
(そうであるならば、国際軍事法廷A級戦犯無意味では?)。
しかしながら、第二次世界大戦連合国側の大義、そして、冷戦期におけるアメリカの大義が、
自由と民主主義のために全体主義国と戦うことにあったとしますと、
国際法を無視し、侵略と人権弾圧を繰り返してきた中国との同盟は、日本国のみならず、
人類に対する裏切りとしか言いようがありません(失望…)。
現実が米中同盟に動くならば、今度ばかりはポーランドを援けようとした”連合国
は存在しないのですから、日本国政府は、自国の独立を貫くための戦略を
44早急に立案すべきと思うのです。


(引用終了)
メルマガ
宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成26(2014)年1月21日(火曜日)
       通巻第4124号

(引用開始)

「米軍の存在感はピボット以後も日々小さくなり、
   中国のアジア太平洋地域への積極的進出のほうが目立つ」と
米太平洋軍司令官


米軍太平洋司令官のサミュエル・マックリア海軍大将はペンタゴン高官が
あつまる会議にでて以下の発言をしていることが分かった(ワシントンタ
イムズ、1月16日)。

「アジア太平洋地域における米軍の存在感は(オバマ政権の)ピボット発
表以後も日々小さくなり、中国のアジア太平洋地域への積極的進出のほう
が目立つようになった」

司令官はつづけて、

「中国海軍の急拡大によって同地域における米国の優位性が崩れている。
中国海軍は安全保障の『担い手』なのか、『使用者』なのかが不明である
ものの誰もが認識することは、中国の勃興ぶりである」(つまり平和維持
軍か侵略軍か)

「中国は同地域に於ける最近の行動から判断する限り安全保障の担い手で
はない。今後、太平洋の安定は北京の予期せぬ出来事によって、より不明
確となるだろう」

米軍のリバランス(軍事力の再編)は中東重視だった過去20年間のあり方
を変更し、2020年までに米海軍全艦船の60%をアジア太平洋地域へ配備す
る計画だが、装備面で遅れがすでに出ている。

ヘーゲル国防長官は「アジア太平洋地域における米軍のプレゼンスと発言
力を確保することはTTPを推進しアジア重視に傾く米国外交にとって死
活的な国益である」と述べている。


(引用終了)

http://www.news-us.jp/article/385960800.html
newsUS
安倍首相のダボス演説、世界中で大絶賛


(引用開始)
イギリスのBBCなどのメディアは、安倍総理が22日、
ダボス会議に参加している海外のメディア関係者との懇談で
尖閣諸島をめぐる日本と中国の軍事的衝突の危険性について聞かれ、
“現在の日中関係は第1次世界大戦前のイギリスとドイツの関係に似ている”
という趣旨の発言をしたと報道しました。

「現在の日中関係は第1次世界大戦前のイギリスとドイツの関係に似ている」。
スイスを訪問中の安倍総理がこんな発言をしたと各国のメディアが批判的に報じています。
官房長官は会見で、安倍総理の発言について「イギリスとドイツは
大きな経済関係があったにもかかわらず第1次世界大戦が起きた。
そういうことは起こしてはならない」ということであり、
「日中に問題があるときは相互のコミュニケーションを緊密にすることが重要だ」と
述べたと説明しました。(23日17:01)

(引用終了)

(私のコメント)

私は現在の世界情勢が第二次世界大戦前夜によく似ていると思っていた。
蒋介石ルーズベルトの関係の方が今のシナ共産党幹部とオバマの関係によく似ている。
最初のブログでは独ソ不可侵条約との類似性を指摘している。

しかし安倍さんは第一次世界大戦のイギリスとドイツの関係を比較させた。
第二次世界大戦ではまだ生々しくて、言うと大変な国際問題になってしまうから、
その一つ前の大戦の例を引いたのだろう。

イギリスはすでに産業革命を起こして世界の工場として発展していた。
しかしドイツは当時ようやく国内統一を果たし、野心的な王様が国を工業化しようとしていた。
当然イギリスその他の国と利害がぶつかり、軋轢が生じた。
軋轢が生じたが当時イギリスの資本は大量にドイツをはじめとする欧州に貸付けられていた。
人的交流もあり、イギリスとドイツの王様は従兄弟同士だった。
だからどんなにケンカしても戦争絶対起こり得ない、と考えられていた。

ドイツはしかし、色々な問題を武力によって解決しようとし、短期決戦のつもりで開戦した。
それが連鎖反応となり大戦に発展してしまった。
歴史の教訓は軍事が最優先で歴史が作られ、経済も政治も優先順位が低く軍事の方が上だ、
という事実だ。

安倍さんの指摘は現在のシナに対する強烈な警告だ。
同時にアメリカに対してもイギリスとドイツのどちらの味方をするのか、
態度を明らかにしろ、と言っていると受け取れる。


 先日、自由民主党三原じゅん子議員は、民主党政権の3年間は最悪で、
あの時代は日本でなかった、とブログに書いた。
そして、同じように現在のアメリカも最悪の民主党政権で、
本来のアメリカでない、と大胆な発言をしている。
安倍さんや自民党の保守はオバマを見限ったと思われる。


腐敗したシナ共産党政権と拝金主義で左翼思想の奇妙なオバマ政権の結託は醜悪だ。
日本は、なるべく離れていた方がいいだろう。
上記の米国の軍人の話のように、
米国内でも軍部を中心に少しずつ危機感が芽生えて来るのではないか、と思われるがどうだろう。
アメリカという国は左右に大きく揺れるが復元力を持っているのが強みだ。

(私のコメント終)