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http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2014-02-22/2014022202_02_1.html

新聞赤旗から

 

安倍晋三首相が20日の衆院予算委員会で、戦後の教育を

「マインドコントロール(洗脳)」と批判した発言は、

安倍「教育再生」の危険なねらいを浮き彫りにするものです。

戦前の教育は、天皇絶対の専制政治に支配され、

子どもたちに“日本は神の国”“お国のために命を捨てよ”と教え込み、

国民を侵略戦争に駆り立てていく役割を果たしました。

 

 その反省に立って戦後の教育は、国家権力による「不当な支配」を排除し、

憲法の掲げる平和と民主主義の理念を実現する人間を育てることを掲げて出発しました。

安倍首相の発言は、憲法にもとづく戦後教育の根本原理を否定するものであり、

教育を語る資格はありません。

 

***私のコメント)

 

要するに戦前が洗脳された社会なのか、戦後が洗脳された社会なのか、どちらなのか、

ということだ。

安倍さんは戦前が正しく戦後が洗脳された社会だと言っている。

上記の共産党機関紙赤旗は、戦前が洗脳された社会で戦後が正常だと言っている。

 

「戦前の教育は天皇絶対の専制政治支配され」と共産党言っているがこれはウソだ。

共産党の理論では階級闘争史観というのがあって、それに当てはめるから間違える。

りんごは甘い、と現実の一部を取り出し、それを理論的に正しいものと決めるとする。

そして、酸っぱいりんごが合っても「これは甘いのだ。」と理論を優先する。

こんな事をいう人が現実に居たら滑稽だ。

そういう滑稽さを共産党はやっており、

共産党が政権を取ると、りんごは酸っぱい、と言った奴は皆殺しにした。

戦前の日本は専制政治と言うのはそれと同じで、現実を見ない滑稽な話なのだ。

 

現実には自由選挙も行われており議会制民主主義は十分に機能していた。

しかし共産党にとっては天皇絶対の専制政治でないと、

自分たちが正しいと信奉するマルクス主義理論に合わなくなるので困るのだ。

つまりりんごと同じで、理論に現実を合わせようとしているわけだ。

だから共産党は一種の宗教と言えるのだ。

 

今紹介している「強い日本」という本では、

戦前の日本を指導する支配層がほとんどマルクス主義者で

全体主義統制経済を推進するために天皇絶対の専制政治を行なおうとしたのだ、という。

ただしそれはうまくいかなかった。

昭和天皇や議会があって専制政治などとてもできなかったからだ。

共産党のいうことと逆に昭和天皇が居るおかげで専制政治が出来なかった。

共産党が言う専制政治は当時の隠れマルクス主義者が夢みていただけだった。

そして彼らは日本を徹底的にぶち壊し破滅させないとその夢が叶えられないと思っていた。

 

彼らは日本を敗戦に導き日本を破滅させれば共産主義革命を起こせると考えていた。

国民を侵略戦争に駆り立てていく役割を果たしたのは隠れ共産主義者だったのだ。

戦後は彼らの夢が実現し、日本は滅亡したがもう一歩のところで共産主義革命は起きなかった。

そのうち、ソ連は崩壊するし、共産主義国同士で戦争するし、

その宗教的権威は地に落ちた。

そして現在共産主義は嫌われ廃れて(すたれて)しまったが、

9条平和教や脱原発教で必死に生き残りを図っている。

 

「子どもたちに“日本は神の国”“お国のために命を捨てよ”と教え込み」とあるが、

一般に国民国家なら当然のことで、どこの国でも程度の差はあれ教えている。

共産党国家だったら共産党の為に命を捨てよ、と教える。

中国の国歌の文句には「敵の大砲に向かって進め」とある。

今は猫をかぶっているが、一旦権力を握れば日本の共産党も同じことを言うだろう。

明治維新は国の独立を守るために起こした社会改革で、

外国の侵略と戦うために強い国家を目指したのだから、

子どもたちに先人がしたように命を捨てて国に尽くせ、と教えるのは当然だ。

 

共産党は侵略する外国勢力の側に立っているから都合が悪いというだけの話だ。

 

「国民を侵略戦争に駆り立てていく役割を果たしました。」というのは、

衰退していく今の共産党を盛り立てているのが、

シナ朝鮮の外国勢力だ、ということを示している。

戦前は隠れ共産主義者が、聖戦などと称して国民を戦争に導いた。

それで一番得したのがスターリンソビエトとシナ毛沢東だった。

 

戦後はシナや朝鮮にとって日本の戦争は侵略戦争だというのは非常に都合がいい。

つまり共産党は常に外国のために日本を攻撃している、という図式なのだ。

アメリカも侵略戦争の方が都合がいいのだが、

共産党は反米なのでアメリカが同調するのは痛し痒しだろう。

だが共産党の別働隊である朝日新聞がアメリカのサヨクと結びついて宣伝を行っている。

 

こういった外国勢力を国内に引っ張り込む方法は歴史的によくあることだ。

その時国内に引っ張り込もうとした裏切り者勢力は侵略成功後、

大抵外国勢力によって殺されている。

そしてその国が滅びて外国の属国、植民地国、奴隷国になってしまう。

共産党は他国の力で革命を起こし他国の奴隷頭になろうとしているのだろうが、

そんなに甘いものではない。

 

それに現在シナ朝鮮は日本で非常に嫌われているので共産党得意のプロパガンダが浸透しない。

つまり共産党に騙されない国民が増えてきてる。

それでだます材料として脱原発などにシフトしているが、これも伸び悩んでいるようだ。

 

「戦後の教育は、国家権力による「不当な支配」を排除し」

戦前の隠れ共産党が敗戦革命により勝ち取ったのが戦後の教育、日教組だ。

共産党はその点で戦後の利得者であり教育界は共産党の支配下にある。

安倍さんはその共産党教育利権にに切り込んでそこから日本を解放しようとしている。

共産党の背景に外国勢力がある以上、世界を相手にする戦いで大変厳しい。

 

だが、現在の世界はパラダイムシフトが起きており、

一進一退ながら、各国が独立した動きを強めてゆくだろう。

これは世界の趨勢でこの流れは阻止できないだろう。

安倍さんの背中を押しているのはこの流れで、

共産党もそれを阻止できないのではないかと思っている。

明治維新前夜のように各人が自分にできることを考えるときが来たようだ。

 

 

(私のコメント終)