メルマガブログ転送貧困大国雨1403-18-385-3/21

堤未果著「貧困大国アメリカ」によれば、牧畜業が大企業に寡占化され、抗生物質の大量使用と密集飼育によって危険な食べ物が増えているそうだ。会社は儲かるから株価は上がり、政治献金も増えて国は景気回復したようにみえるが、中小の農家は潰れ、中産階級が労働者階級に落ち込んでいる。遺伝子組み換えカーギルモンサントはアメリカ国内だけでなく、アルゼンチンなどで、自社の種子を使わない農業を絶滅させているそうだ。今迄の自作農は全てアメリカ資本の奴隷的な労働者の境遇に落ちてしまった。ウクライナの政変も恐らく彼らがカネを出しているのだろう。デトロイトなどの破綻した自治体は財政再建のため、まず公教育を切り捨て、民間の私企業に学校を運営させる。勿論低所得者は切り捨てだ。教育企業は儲かるから、ウォール街は大歓迎だ。この教育企業は多国籍として世界に進出している。どうやら、安倍はアメリカの悪徳ゴールドマン・サックスなどのウォール街多国籍資本を日本にも引っ張り込みたいのではないのか。彼らの指図で動いているのではないのか。「財政再建」「競争導入」「規制緩和」「民営化」この四点セットはグローバル企業にとって大変美味しい。彼らをのさばらせるとどうなるか。それはアメリカ社会の疲弊を見れば簡単にわかる。そのことは外国ファンドがよく分かっていて、安倍の失敗を見越して、日本の株価が下がり始めた。彼らは4月5月で何とか売り抜けようとするだろう。株価を見ていれば、安倍の失敗と日本の先行きははいち早く分かるだろう。仁徳天皇の「タミのかまど」を重視する政治をやらない限り安倍は終わる。