動乱の世界1404-9-400-4/13メルマガブログ転送

http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51923920.html
日本や世界や宇宙の動向

(引用開始)


追記:民兵が既に農場に到着しました。以前から、
連邦政府や企業がバンディ一家の農場を欲しがっていたのです。
それは絶滅危惧種の亀を守るためではありません。
バンディ一家の農場には水資源や鉱山があります。
さらに企業は農場にパイプラインを通したいのです。
そのため、バンディ一家を追い出そうとしているのです。

アメリカでは、連邦政府のやり方に我慢ができなくなった複数の州からの民兵
武装してネバダ州バンカービルの農場に向かっています。
土地管理局に農場や家畜を強奪されようとしているバンディ一家を救出するために、
5000人の民兵が政府側と戦おうとしています。本当にすごいことになりました。
5000人もの人々が呼び掛けに手を挙げたのです。
こういうところはすごいですね、アメリカ人は。
オバマ政権のやり方はあまりにもひどすぎます。
この動きは、オバマ政権が地域ごとに戒厳令を敷きたいがために農場主や地域住民を
武力で弾圧しているとしか言いようがありません。
このやり方は独裁中国と全く同じです。
中国とアメリカは益々一卵性双子のような国になってきました。
今日、明日と、現地の動きに目が離せません。
アメリカ中の人々がバンディ一家に対する政府のやり方に憤っているのですから、
現地で民兵と政府側が武力衝突したなら。。。
政府に対する抗議運動が全米に広がる可能性もあります。
5月16日を待たずに全米で反政府運動が勃発する可能性もあるのではないかと思ってしまいます。
アメリカがこのような状況なのですから、
自国民にも嫌われている厄病神のオバマは日本に来なくていいです。
韓国にだけ行ってください。どうぜ、日本に数兆円を要求し、
TPPの妥結を急がせるだけなのですから。。。
いい加減、日本政府も気が付かないのですかね。
くだらないTPPや大量移民政策なんかを相手にしている暇などないのです。


4月10日付け:
最新情報:
本日、ネバダ州で、当局に包囲された農場主バンディ一家を救出するために、
武装した5000人の民兵がバンカービルの農場に到着します。
連邦政府は、バンディ一家の農場に侵入し、
彼らの土地、財産、家畜を勝手に奪い去ることができると考えているようです。
しかし政府が思ってもみなかったことが起きています。
それは。。。アメリカ中の人々が政府のこのようなやり方に
激しく抗議しているということです。
現在、この問題は次の段階に進みつづあります。
ネバダ州だけでなく複数の州から大勢の武装民兵ネバダ州に向かっています。
しかし政府に立ち向かおうとしているのは州の民兵だけではありません。
ネバダ州知事も連邦政府のこのようなやり方について正式に非難し、
州法の下に何等かの対応をするかもしれません。
アリゾナ州ギルバートの保安官も連邦政府のやり方はテロと同じだと非難しています。
様々な政府機関から約200人以上の武装係官が
農場に送り込まれ農場や国有地が包囲されています。
しかし、何千人もの武装民兵が彼らと戦うためにもうじき農場に到着するでしょう。
これに対し、連邦政府は警備を一層強化するでしょう。
連邦政府は、農場主が牛などの家畜に国有地の雑草を食べさせたという理由(犯罪)で
このような厳しい処罰(100年以上、守りぬいた彼らの農場や家畜を奪い取ること)を
実施しているのです。
今後、オバマ大統領は現地の混乱を恐れ、武装した国家警備隊を現地に送り込み、
政府側の武装を強化することになるでしょう。
これは、米憲法修正第一項の国民の権利、表現、宗教の自由条項を破壊する戒厳令
敷かれたことを示します。
何千人もの人々を巻き込んだ非常に深刻な対決が起きる寸前の状態です。


(引用終了)

 

 

(私のコメント)

この事件の背景は大企業を優遇するオバマ政権がある。
歴史的に見ると、ソビエト共産党が壊滅したのち、天下を取った新自由主義が背景にある。
新自由主義というのは「市場」というものが自動的に社会の釣り合いを取るので
なるべく政府の介入や法律の規制を無くし、市場に任せるのが良いという考え方だ。
ところが市場というのはそんなオールマイティの力を持っているのではないことが
実際にやってみて分かってきた。
2000年以降新自由主義により規制緩和など行われたが、
金融バブルが崩壊しリーマンショック以降新自由主義に対する反省が生まれた。
確かに、市場は売り手と買い手との間で価格を均衡させる働きをするので、
この点は設計主義の共産主義より優れている。
しかし、欠点として弱肉強食の世界となって金持ちはどんどん有利となってしまうことがある。
それについて新自由主義者は「トリクルダウン理論」という理論を用意して大丈夫だと言っていた。
トリクルダウンとは「しずくが落ちる」という意味だ。
つまり、金持ちがカネを使うから貧乏人も潤うという理屈だ。
ところがカメリカは10%の国民が所得の4割を支配するような格差社会になった。
貧乏人はますます貧乏人となり、金持ちはますます金持ちになった。
金持ちがいくら金持ちになっても貧乏人は関係ないのだ。
ビル・ゲイツのように儲けたカネを慈善団体に寄付してしまうような金持ちは少数だ。
古き良きアメリカを形作っていた農家や牧場経営者などが中産階級から転落し、
土地は大資本の傘下に入っているのが現状だ。
大資本はカネに物を言わせて政治家にロビー活動をするから、
民主主義も機能しない。
農民や中産階級の訴えが政治に通らなくなっているのだ。
こういう人たちはオバマに期待したのだが、裏切られている。
民主主義が機能しないとどうなるか、というと暴力に訴えるしかなくなる。
これがアメリカだけでなくシナもヨーロッパも起きている。
これから世界は動乱の世の中になり、皆をまとめる強いパワーが出てくるまで荒れるのではないか。


(私のコメント終)