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三橋貴明ブログ

 

(前略)

すなわち、結論は昨日と同じです。日本が抱えている問題の本質は「民間の資金需要不足」であり、「構造問題」とやらではありません。


 今後の世界を牽引するのは、「構造改革」ではなく「積極的な需要創出」に成功した国になると確信しています。長年のデフレに苦しんだ日本こそが、率先して「積極的な需要創出」に舵を切り、世界経済を牽引するべきなのです。

(私のコメント)

 

>民間の資金需要が十分に回復していないこと
>「民間の資金需要不足」であり、「構造問題」とやらではありません。


株価は5月21日から年金買いで上昇した。
あいつらは新自由主義なのに株式市場は完全管理なのは笑ってしまう。
何でも都合が悪くなれば介入管理するなんて共産党政権そのものだ。
近衛の大政翼賛会によく似ていて、規制緩和と言いながら新しいに管理社会を作っている。
近衛は登場するたびに日本を滅亡の方向に導いたが安倍も同じではないのか。
シナに深入りするところなどよく似ている。
勿論私はこれが杞憂であることを祈っているし、不明を恥じることにやぶさかでない。
しかし、彼の成長戦略は一向に株価の賛同を得ていないのはたしかだ。
5月末まで株価が低迷したのは成長戦略に誰も(外人含め)期待していなかった証拠だ。
株価が安倍政権の生命線だ、というのはご自身も発言しているくらいだし、
重要性はよく判っているのだろう。
私は5月に1万4千円を割れそうになったとき、これで安倍政権はぐらつくと思っていた。
だが、敵もさるものひっかくもの、腕力相場を仕掛けてきた。
日銀のブタ積みも期待に反して株式市場に流れ込まないのは、かなりデフレが重症なのだろう。
ただ、官製相場は必ず失敗する、というのは過去の鉄則だ。
共産主義は必ず失敗する、という鉄則とおなじだ。
ただ、ここに来て面白いのは菊池製作所の大相場だ。
成長戦略にロボット育成があったので買いが集まったらしい。
これを見ても日本の民草は何を望んでいるのか分かるじゃないか。
構造なんて問題じゃないのだ。
ロボットという新しい需要を求めているのだ。
株式市場は日本の新しい希望を買おうとしている。
株式市場は伊達ではない、新自由主義市場原理主義なら官製相場などやめてこれに注目しろよ。
株を上げたかったら正攻法で行くべきだ。
昨年の成長戦略はネットで薬を売る?
今年の成長戦略はフィリピンのメイドを呼んでくる?
ばかか。