立ち向かう国民1410-17-535-10/23メルマガブログ転送

ブログ
http://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/page-2.html
三橋貴明新世紀のビッグブラザー

(見出し)
「賃金主導型の掲載成長を」

(引用開始)

(前略)

甘利大臣は、21日に記者会見し、
 「景気全体に完全にブレーキがかかってはいない。回復基調にあることは間違いない」
  と、例により意味が良く分からない発言をしています。回復基調とは、これまた抽象的な表現でございますこと。
 

 日本チェーンストア協会が21日に発表した9月の全国スーパー売上高は前年同月比1%減少で、6か月連続で前年割れとなり、しかも8月より減少幅が拡大してしまいました。
 

 コンビニエンスストアが1.3%の減少。百貨店が0.7%減少。個人消費の指標となる小売主要4業種の販売統計は、全て前年を下回ってしまいました。政府が「見込んでいた」V次回復など、現実には起きていません。
 

 特に、実質賃金の低下やガソリン価格の高止まりは「地方経済」にダメージを与えています。
 

 食品スーパー業三団体の発表によると、関東が1.3%増加だったのに対し、近畿は2%減少。中国四国が1.3%減少。東京圏を除く日本の地方は、未だ消費減少という「需要減」が継続していることが分かります。
 

***(中略)

我が国は、少子高齢化により生産年齢対総人口比率が低下していく「構造」を持っています。ということは、実は政府が「放置」しておくだけで、国民の実質賃金が上昇し、雇用の安定化も(以前よりは)達成される可能性があるのです。無論、公共事業、介護報酬、診療報酬など、政府の支出により需要規模が決定される分野については、「市場」に従い、労務単価を引き上げる政策を採らなければなりません。
 

 それにしても、生産年齢人口比率の低下が人手不足をもたらし、人手不足が実質賃金や正社員を増やしていくという「因果関係」は、普通に推測できるわけでございます(藤井先生ぽく書いてみました)。
 

 それにも関わらず、政府は相も変らぬ「財政均衡主義」に囚われ、公共事業を抑制し、介護報酬や診療報酬を切り詰めようと図り、さらに消費税増税実質賃金を強制的に引き下げました。
 

 加えて、配偶者控除の廃止(復活してきました)や派遣労働の拡大、そして外国移民(外国人労働者)の受入拡大と、実質賃金を引き下げ、雇用を「不安定」にする政策を推し進めています。
 

 しかも、消費税増税法人税減税の組み合わせは、すでにアメリカの実状が否定した「トリクルダウン政策」になります。税金は低所得者層を含め「平等」に徴収し、企業に「無条件」の減税をすることで、国内への投資を増やしてもらうという。まさに「トリクルダウン期待」の組み合わせになりますが、残念ながらグローバリゼーションが進んだ世界では、「国内」にトリクルダウン(滴り落ちる)かどうかは「不明」なのです。何しろ、国境を越えた資本の移動は、すでに自由化されてしまっています。
 

 消費税増税という「国民の負担」で法人税の税率を引き下げ、「外国」にトリクルダウンされてしまう可能性に対し、政府はまともな「解決策」を提示したことがないのです。無論、日本で法人税率を引き下げると、増加した企業の純利益の多くが「内部留保」に回ることになるでしょう。

 


(後略)
 

 


(引用終了)

(この記事のコメント欄)

48. ムダ

こんなところで殆んど決まっている政策について書き込んでも殆んどムダ。

じゃあどうする?の代案は、政権交代でも政局を読む事でも何かの信者になる事でもない。
それって全て支配者が見て笑っているだけだ。

支配者を倒すしかないけど、どうしてもまた数字を引っ張り出してきて、決まっている事について、ああだこうだと頭でっかちになる。

同じスパイラルから脱け出す為には、違う事をするしかないと考える。一般人は別として変なヤツ、怪しいヤツ、毎回間違うヤツをぶっ叩く事、信じない事、ぶちのめす事、従わない事。

でも今の日本人はそれを言うと大概逃げる。大人のふりをして逃げる。日本人は民度が高いなどと言って逃げる。

逃げる民族がいくら話し合ったって同じ。話し合わない方がマシ。直ぐに海外と協調だの協力だのと言いたがる。逃げたいんですよ。逃げたいの。

どうしても、どうやっても逃げたいんですよ。

それが変わらない限りは、税率をどうしようが雇用制度をどう考えようが根本的には何も変わらないね。

変わらないでしょう。変わらなかったでしょう。正しい事を解っていながらただ話し合っているだけだからです。

だからじゃあどうする?もヘチマも無いんですよ。行儀良く日の丸行進したって、靖国神社に行ったって、意味が無い。

だって、無くなるんですから。逃げたいんですから。逃げる為に解りきった事を話し合うだけなんですから。

だから人は安倍や公明党自民党など様々な信者になるんですよ、安倍や自民党なら自分を護ってくれると思い込まないと精神の均衡が保たれないのでしょう。

考えたくないんですよ、逃げられないと解ると怖いから。

 

yorunofuukei 2014-10-23 05:44:51
(この記事のコメント欄終)

(私のコメント)
50. >yorunofuukeiさん

政治(及びマスゴミなどの指導層)が国民についていけなくなっている、ということでしょう。
橋下vs桜井の発言に注目。
逃げない人がここにいる。
桜井会長 「政治家ほど醜悪な種族はいない。私は政治を一切信用していないし、政治に興味も無い。
アンタたちみたいに権力欲ばかりじゃないんだよ人間は!日本を少しでもよくしたいと願う。
あるいは日本に対して冒涜(ぼうとく)行為を働く、暴言を働くような人間がいたら怒って当たり前と違うか」

香港騒動はシナ共産党と言う巨大権力と学生の戦いだが、あれと同じことが日本でも起きている。
橋下、マスゴミ及び司法行政はシナ共産党と同じ巨大権力で、桜井さんはそれとたった一人で戦っている。
皆が逃げる、人権悪用の巨人、差別被害者を装う邪悪な巨人に立ち向かう人。
三橋さんも内容や方向は違うが、「日本を少しでも良くしたい」という点では同じでしょう。
「死んだ餓狼の自由」を求める叫びは日本だけじゃない。

日本も政治が機能しなくなれば、桜井さんが一人、又一人と増えていくだろう。
ここに行き着く前に政治は声なき声の民草の訴えを掬い上げないとね。
香港と違って日本は共産党独裁政権で無いというならね。

「国の借金がー」なんて馬鹿げたこといって民をごまかそうたってそうは行きません。
大衆は愚にして賢、賢にして愚、バカにしてはいけない。
頭のいい人は理屈でねじ伏せればいい、と思っているが何より大事なのは信頼ですよ。
何方様かがおっしゃっていましたが「ウソはコストが掛からない、検証はコストがかかる」のですよ。
だから大衆はいちいち検証していられないから信用、信頼を使うのです。
三橋さんが桜井さんのように政治に絶望しない事は尊敬に値するが、そしてそれを私は正しいと思うが、
政治家(及びマスゴミを始めとする指導層)はそれに甘えちゃいけないですよ。
民草が逃げられないと分かった時は立ち上がるでしょうね。
国民に窮鼠猫を噛むようなことをさせてはいけない。

(私のコメント終)