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高橋浩子の日本一“お気楽”なパソコンマガジン(Vol.650)
(見出し)
「週刊
   ★高橋浩子の日本一“お気楽”なパソコンマガジン★
          ~ 第650(Vol.650)号 ~   2014 年 10 月 30 日」

(要約引用開始)
***(前略)

で、ここからが本題です。衝撃の内容なので、しかとお読みくださいね。
 
 小学6年生の修学旅行で、ひとつの実験が繰り広げられました。修学旅行と
 いうのは、みんなで同じものを食べ、同じ行動をするので、違いを見るには
 とても効果的なんですってね。
 
 で。今回の実験は「入眠環境の違い」です。1組は夕食を食べたあと、20時
 から就寝時間の21時まで、煌々とついた電気の下で、マンガを好きなだけ
 読んでよし!としました。そりゃ、子供たち、大喜びですよ。先生のお墨付
 きでマンガが堂々と読めるんですから。

 そして、21時になったら「はーい、就寝時間なので寝てくださーい!」と、
 いきなり部屋を真っ暗にして、子供たちを寝かせました。
 
 もう一組は、20時から20時半までの30分、マンガを読んでよし!とし、あと
 の30分は、電気を消して、暗闇の中で、自由にお話ししてもよし!という
 ことにしました。起きててもよし、布団の中に入ってもよし。スタイルは
 自由です。たぶん、恋バナとか怖い話とかで、盛り上がったことでしょう。

 そして、21時になったら「はーい、時間でーす。おやすみなさーい」と、
 寝かせました。
 
 そして次の日。6時起床です。30分暗闇でおしゃべりした組みの子たちは、
 元気いっぱい起きてきました。中には6時前から起き出して、遊んでいる子も
 います。めっちゃ寝覚め、いいですよね。
 
 一方、ギリギリまでマンガを読んでた組の子供たちは、6時になっても一人も
 起きて来ず。見かねた先生たちが起こしに行っても「うぅ、目が開かない」
 「起きられない」「眠い」と、みんなダルダルなご様子。なんとか自力で
 起きて来た子が、たった一人だったそうです。
 
 この話を聞いて、超ビックリ Σ(@ω@;)ですよ。のたった30分の違いが、
 こんなにも翌朝の体調に影響するなんて!!! 思ってもみませんでした。


***(中略)
不思議でしょー。寝る前に部屋を暗くして、ぼーっとしているだけで、こん
 なにもリフレッシュしちゃうなんて。これも、人間の脳というか、生物反応
 の不思議さなのだと思います。
 
 それなのに、もろもろの経済事情によって、世の中劇的に明るくなりすぎて
 いるので、脳みそも休むヒマ、ないですよね。ホント、申し訳ないことをし
 続けてきたなぁと、反省しごくです。


***(中略)

てなことで、寝るギリギリまで何かしていたあなた!!(←私のように)
 今夜から「寝る前暗くする大作戦」を結構してみてください。30分でも
 20分でも、10分だって構いません。時間なんかどうでもよくて「暗い中で
 何もしないでボーっとする」ことが大事みたいですからね!

***(後略)

 

(引用終了)

(私のコメント)
朝起きられないのは意志が弱いとか言われたが、精神力でなく生活のやり方が悪かったからだ。
昔は盛んに意志の問題とか精神力を鍛えようと言われたが、もっと技術的側面を重視すべきだ。
「上機嫌、肯定思考、プラス言葉」は精神論でなく技術的なもので技として磨いてゆけばいいのと同じだ。
早寝早起きは健康の元、と昔から言うが、そういう標語だけではダメだ。
メソッドとして夕食後寝る前に暗闇でじっとしている練習を具体的に技として行うことが大切だ。
私は暗闇でじっとしていると色々な想念が沸くから、妄想を排除してなるべく建設的な事を考えるようにする。
妄想が強ければ、これもひとつの技術なのだが、体をストレッチしたり肩や頭を振って想念を振り払う。
又は、座禅を組んだ時を思い出して無念無想となるようにして長い腹式呼吸をやる。
無念無想というと難しいが、これも技術と技だ。
技を磨くつもりで想念と戦わず、頭を振ったり、息を止めたりして技術的に想念が収まるようにする。
パナソニック創業者の松下幸之助は布団の中で寝入るまでの間今日一日を思い出し、
明日のことを集中して考えたそうだ。
眠るまでの時間は最短15分位だろうが、案外大切な時間だ。


(私のコメント)