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三橋貴明の新世紀のビッグブラザー
(見出し)
「EUの投資プログラム」

(引用開始)
(前略)

 正論だけを言うならば、
 「財政規律や構造改革は、インフレ対策だ。現在のEU圏はデフレ化しつつあり、インフレ対策でではなく、情報技術、技術革新、医療、教育、環境への投資を増やすための財政出動という、政府の投資促進プログラムが必要だ」
  で、話が済むわけです。ところが、EUの委員長といえども、財政規律や構造改革を否定できない。 
 

 何となく、どこかの国を思い出しますが、EUやユーロの場合は「国際協定」により「構造的」に、財政規律や構造改革を「デフレ下であっても」否定できないという、苦しい状況に置かれているわけです(「絶望的な状況」と呼んだ方がいいかも知れませんが)。
 

 どう考えても現在のEUにとって「適切な政策」である、南欧諸国向け投資促進プログラムであるにも関わらず、ドイツは例によって、
 「構造改革や財政規律がないままの基金創設に反対」
  と、文句をつけてくるわけでございます。少なくともドイツ首脳部が、インフレとデフレについて正しく理解していないのは間違いありません。
 

 無論、我が国にしても他国のことを言えた話ではありませんので、「正しいデフレ対策」を政府に実施させるために、あるいは「間違ったインフレ対策(構造改革)」を実施させないために、わたくしはできる限りのことをやるつもりでございます。政治家が国民の声に最も耳を傾ける時期(選挙)に入っています。皆様も、ご協力いただければ幸いに存じます


(引用終了)

(私のコメント)

>無論、我が国にしても他国のことを言えた話ではありませんので…


チャンネル桜の討論を聞きましたが、三橋さんと水島さんの一騎打ちでしたね。
水島さんの「アメリカがー」「財務省と戦ってー」とか言うのを、
「要するに経済を良くしないと安全保障もままならぬ」ということで三橋さんに論破されてましたね。
財務省は10%増税確定で完勝したのだから、財務省から見たら彼は用済みですよ。
水島さんは安倍さんを担ぐことによってアメリカを勝たせ、財務省を勝たせ、安倍さんを潰すわけだ。
討論と言いながら自分で相当部分しゃべりまくっていたが苦しそうだった。
その他では山村さんが良いことを言っていました。
都市部を中心に民主党が持ち直している、と言っていたが増税を約束して選挙は勝てませんよ。
例え、今度の選挙に勝っても安倍さんは急激に支持率を減らして退陣する結果になるでしょう。水島さんは代わりがいない、なんていうが現実はそんな事お構いなしですよ。
下手すりゃ民主党政権が再来しますね。
沖縄の知事選を見ればわかりますよ。
今の日本人はマスゴミテレビの言いなりだからね。
田母神さんが選挙に出るそうで、都知事選の時のようにボランティアやりたいと思うけど、
あまり期待は出来ないと思ってます。
三橋さんを経済顧問にして、消費税をゼロにする、と言うくらいでないとダメなんだが。
最後に討論を聞いて思ったのですが、みんなに危機感がないという恐ろしさですね。
いや、危機感はあるんだが、バラバラで方向不明、かつ濃淡があるのでしょう。
滝の口の流れは緩やかで気がついた時はあっという間に吸い込まれてもう遅いのです。
或いは毎日倍々で増える水草は池を全部覆う前の日は未だ池の表の半分しか覆ってないのです。
選挙後のことを思うと中野さんの言う「今年は来年より良い年だ」というのが冗談でなく実感ですね。

(私のコメント終)