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橘つぐみ

2015/10/10
(見出し)
5年後も10年後もずっとラブラブでいるカップルの共通点
(引用開始)

これを言ってはオシマイという感じですが、いつまでも仲の良いカップルでいるためには、まず相手選びが何より肝心です。

では、どんな相手を選べばいいのでしょう?

それぞれの性格によって合う・合わないもあると思いますが、よく長続きしているカップルを観察していると、
「受けた恩は返す」という考えを持っている人同士であると仲が良く絆も強いように感じます。

恋愛も結婚も、いい関係を作るために「お互いが」努力しないと始まりませんから。

片方だけが努力していたり、努力の方向性が互いに違いすぎたりすると(違っていても、感謝しあえるならOKですが)、
いい関係になりにくいんですよね。

なので、お互いに「恩」を感じあいながら手を取って付き合っていけるカップルというのが理想の形でもあるんです。


ずっとラブラブでいるには、馴れ合いになった時の振る舞いが大切!


さて、相手選びがうまくいっていたとして、では、ずっとラブラブでいられる関係を作っていくにはどんなことが大事なのでしょうか?

それは上述の内容とも少しかぶってきますが、一言で言うと『感謝』がキーワードになってきます。

付き合いが長くなってくると(2年以上は長いとします)良くも悪くも馴れ合いになってしまい、相手に対して……

「何もこんな言い方しなくてもいいじゃない!」とか「そんなこと聞きたくない!」など、相手のちょっとした一言に過剰に反応してしまうこともあるでしょう。

もっと優しい言葉が欲しかったり……もっと自分の方を見ていて欲しいと思ったり……。

女性は「もっと」と常に欲している生き物ですので、関係が長くなればなるほど今より「もっと○○してほしい」という気持ちが強くなってしまうのは理解できます。

そのこと自体は、それだけ彼のことを強く愛してしまっているということなので、素晴らしいことです。
でも、だからこそ、ちょっとしたことでケンカになるのは、とてももったいないですよね。
「もっと」という気持ちが生まれてきたら、少しだけ冷静に考えてみましょう。

付き合いが長く続いているということは、彼があなたに、心を許してくれているからじゃないですか?

デートだけではなく、電話もメールも、お互い「したい」という気持ちがなければ、成立しませんよね?

こんなふうに考えていくと、ちょっとだけ感謝の気持ちがわき上がってきませんか?

恋愛や結婚は、時に子供っぽい自分が顔を出してしまうことがあります。

それでも、感謝の気持ちを忘れなければ「今の考えは、子供っぽかったかな?」と、
早目に相手に謝るなりして、修正することができますからね。

もしくは、彼に余計な一言をいいそうになった時も、感謝の気持ちを思い出していけば、そういうことを言わずにすむという場合もあります。

恋愛では「沈黙は金」ということも、ありますからね。

誰かと2人でいることは、それだけで、お互いの心が豊かになっていけるような日々を送れるということ。

ぜひ、相手への恩や感謝を忘れず、仲の良いカップルになっていただけたらいいなと思います。

(橘つぐみ)


(引用終了)
(私のコメント)

上記の記事では感謝と御恩をキーワードにしているが、それではいま一つ抽象的でわかりにくい。
「御恩」という言葉をもう少し詳しくいうと、これは「御恩と奉公」という2つの徳目の組み合わせでできているのだ。

この始まりは鎌倉時代で、それまでの貴族権門などの荘園制度から封建時代に歴史が移っていったときに生まれたのだ。
その頃、関東の武士は自分たちは新たに開拓した土地を自分たちで所有できるようにしたかった。
それまでは新開地を京都の有力貴族に寄進して、年貢を支払い、所領の権利を認めてもらっていた。
それを自分たちの棟梁である源頼朝がそれを認め、その代わり「いざ鎌倉」(戦い)の時は頼朝のために働いた。
頼朝のために働くのは自分たちの土地の防衛でもあった。
1221年の承久の乱の時、北条政子後鳥羽上皇との初めての朝廷(天皇)と武士の戦いに勝った。
朝廷との戦いに鎌倉幕府の御家人も初めてのことなので、動揺したが、政子は「御恩と奉公」を基本とした大演説を行い、
鎌倉御家人を結束させた。
「土地を安堵してもらい、安心して農業ができるのも頼朝様の御恩、ここは奉公の見せ場だ」といったのだ。
この時の総大将北条泰時は偉い人でその後「御成敗式目」(貞永式目)をつくる。
これは新たにできた武士社会の法律を「御恩と奉公」を土台に具体化したものだ。

話がそれたので、元に戻ると、夫婦の間でもそういう関係が参考になる、ということだ。
御恩と言ってもピンと来ないが、上記の記事の通り、その逆を考えてみたら分かりやすいのではないか。
つまり、両者が相手の奉公が足りない、御恩が足りないと不平不満を言い出したらダメなのだ。
相手に対して不平不満を持つということは相手の否定だから仲良しどころではなくなる。
自分の思うような人間になれ、と要求するわけだから、気に入らない奴隷をムチで叩くのと同じになる。
そこで、お互いが、自分が奉公したことや御恩を認めてくれる人、足りなくても許すこと、そんな考えを共有できる人が良いわけだ。
逆に自分は奉公に精を出すが、相手の見返り、つまり御恩を返されることは期待しない位の感覚でいないといけないかもしれない。
相手を信頼して、御恩は貯金として貯めておけばいつか奉公として返してくれるだろう、と相手を信頼することだ。
昔の仲人が男や女を紹介する時、一番強調したのは「この人はよく働く人だ」ということだった。
ま、農業では朝から晩まで働かなければならないから、と言う意味もあるが、これは奉公優先で見返りは求めない、ということでもある。
そういうよく働く人に感謝して自分も御恩を返せばうまく回転するだろう。
不平不満でなく「許す」(笑い合う)ようにすることだ。
「愛」「仁(おもいやり)という抽象的な言葉の具体的な中身は「許す」とか「可哀想だ」という心である。
これが自然に湧いてくるようだといいが、なかなかそうはならないから、不平不満は妄想だと思って切り捨てるほうがいい。
つまり、「肯定思考」(上機嫌それがどうした、と笑ってみる)を心がけて自分の人格陶冶を行うことだ。

それと、「プラスの言葉」「肯定的な言葉を言う」も具体的な行動として大事だ。
上記記事にある通り、「彼に余計な一言をいいそうになった時」はあるから、気をつけたほうがいい。
言ってもいいが、深入りせずにリカバリー出来ればいい。ユーモアがあればもっといい。
前に話したことがある「はい」「挨拶」「片付け」という行動目標も似たようなことを言っているのではないか。
さて、今日はここまでにします。

 

(私のコメント終)