1610-23-1074-10/29メルマガブログ転送ghq天皇と神勅天皇
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谷田川惣のコラムブック
不定期コラム
(私のコメント)
高森明勅氏は自他ともに認める右翼国体護持の学者だ。
だが、だんだん変質してしまって、今は全く逆の立場になっている。
こういう学者は根本や本質を押さえていないのでこうなってしまう。
こういう人はまた変わるかもしれないし、信用できない。
しかし、下記の記事のように変節前の意見の方が正しいということが、変節後の論調と比べるから良くわかる。
ただ、この人を責めるわけにもいかないだろう。
この人を変節漢にしたのは天皇だからだ。
天皇の今度の談話は高森さんのようなご皇室を擁護し守ろうとする味方を後ろから切りつけたようなものだ。
「高齢だから退位したい、摂政はダメだ」というのは下記の記事にもある通り、非常に問題が生じるのだ。
明治の時代の人々が皇室の存続を祈って考え抜いて作った終身天皇と摂政を否定するのは彼ら先人の労苦を裏切るものだ。
今の天皇はアメリカ軍支配組織であるGHQからお墨付きをもらった初代天皇としてふるまっているのだ。
アメリカがその軍事力で「象徴天皇」という地位を与えられた、といういきさつで、先人を裏切ることは何の呵責もないのだ。
むしろ、そういう先人の決めたことをぶち壊す方が、良いことだ、と思っている。
この学者のように天皇第一と思っている人ほど変節しないと天皇についていけないのだ。
天皇自体が天皇制度を破壊しようと、共産党のようなクーデターをやっつけているのだから、天皇支持者は浮かばれない。
天皇の談話も皇后の談話もご先祖様の経験や苦労に触れた内容はなくて、だからむしろ逆に昔は悪かった、と思っているのではないか。
これはアメリカが行ったウォーギルティプログラム東京裁判史観そのものだ。
彼ら夫婦は現在のアメリカが望んでも居ないのに未来永劫日本罪悪史観を絶対変えないように必死に画策しているように見える。
特にGHQ残置工作員のカトリックミチコ女帝はもう誰も逆らえない。
彼女の最後の戦いが今度の天皇のお言葉なのだろう。
「生前退位」には反対だとか、ショックを受けたとか、色々言ってごまかすが、あれだけ陰謀を画策出来るのは彼女しかいない。
彼女の皇室滅亡一里塚としての作品があのだらしのない皇太子夫婦だ。
あれならほっておいても民心が皇室を離れていくだろう。
その後、皇室は女性天皇になって、朝鮮人などの外国男性が入り、彼女の望み通り、神武天皇以来の皇統は断絶し、潰れてゆくだろう。
彼女の考える天皇というのは皆で選挙して決める法皇や大統領かもしれない。
そもそも天皇は天照大御神が「天壌無窮の神勅」として稲の穂を邇邇芸命(ニニギノミコト)に与え、我が子孫が国を治めなさい、と言ったことに始まる。
これが天皇が天皇たるゆえんで、GHQのお陰で(価値観で)天皇になったと思っている今の天皇はそんな考えだったら元から天皇でないのだ。
(引用)
http://nezu621.blog7.fc2.com/blog-entry-1048.html
ねずさんのひとりごと
***
日本の最高神は、天照大御神です。
天上においでになる天照大御神は、孫の瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を、豊葦原の水穂の国(トヨアシハラノミズホノクニ))に降臨させます。
これが「天孫降臨」です。
このとき天照大御神は、ニニギノミコトに、次の神勅を与えました。
~~~~~~~~~~~~
豊葦原の千五百秋(ちいほあき)の瑞穂の國は、
これ吾が子孫の王たるべき地なり。
爾(いまし)皇孫、
就(ゆ)きて治(し)らせ。
行矣(さきくませ)。
寶祚(あまつひつぎ)の隆(さか)えまさむこと、
當(まさ)に天壤と窮まりなかるべし
(日本書紀巻二)
~~~~~~~~~~~~~
現代語に訳すと次のようになります。
~~~~~~~~~~~~~
豊かな葦原で、
秋になると稲穂がたくさん稲が稔る國は
私の子孫が統治する地です。
なんじ皇孫よ、これから行って統治しなさい。
元気で行きなさい。
寶祚(天皇の御位)が栄えることは、
当然に天地と共に永遠で窮まりないことです。
***
ニニギノミコトの曾孫が、初代天皇であらせらる神武天皇へと続きます。
ニニギノミコトは、アマテラスから稲穂の稔る日本を、授かりました。
ですから代々の天皇は、お手ずから稲を栽培され、収穫が終わると新嘗祭、神嘗祭で、今年の収穫のご報告をされるのです。
***
また幕末、吉田松陰は、水戸藩の郷士、堀江克之助に次の書を与えた。
~~~~~~~~~~
天照の神勅に、
日嗣之隆興
天壞無窮 と有之候所、
神勅相違なければ日本は未だ亡びず、
日本未だ亡びざれば、
正気重て発生の時は必ずある也、
只今の時勢に頓着するは
神勅を疑の罪軽からざる也。
~~~~~~~~~~~
口語訳すると、
~~~~~~~~~~~
天照大神の神勅には、
天皇を頂点とする我が日本の興隆は
天地に終わりなし、とある。
日本がいまだ滅びていません。
ならば、
日本国が正気になるときは必ず来る。
ただいまの時勢に翻弄されるのは
天壌無窮の神勅を疑うということです。
それは、決して軽くない罪です。
~~~~~~~~~~~~
計算上は、鎌倉時代のひと組のカップルから誕生した子孫が、そのまま続けばいまの人口の1億2600万人になるのだそうです。
鎌倉時代といえば、わずか700年前です。
我が国皇統は、2700年続いているのです。
もしかしたら、日本人は、みんな遠い遠い親戚なのかもしれません。
2700年続く皇統というのは、世界で最も古いものです。
日本は、「世界最古の国家」 です。
ちなみに、2番目に古い王朝がデンマーク王国で、10世紀後半にクヌーズ一世がデンマークとイングランドを征服し、現在36代です。
3番目が英国で、1066年にフランスのウイリアム一世が英国を征服してノルマン朝を開きました。
日本の開闢より1700年もあとの話です。
アメリカは1776年、フランスは1789年、ロシアは1991年、中共は1949年の建国です。
要するに、私たちの国、日本は、神代の昔から続く世界最古の国家です。
大切なことは、諸外国と異なり、日本は「仁」に基づく治世が、なんと2700年(もしかしたらそれ以上)続いている、ということです。
世界中、どこの国においても、王朝や政権は、前の政権を武力で打ち破って構築した政権です。
そして武をもって成し遂げた王朝や政体に、200年続くものはありません。
いまの日本も然りです。
これは大東亜戦争で、圧倒的な武力を持った戦勝国が、血で築いた国家体制です。
しかし、その圧倒的武力を持った連合国GHQですら、日本の天皇を拒否したり否定したりすることはできませんでした。
これが歴史の重みです。
そして日本には、いまも陛下がおいでになります。
日本が、日本人が、天壌無窮の神勅を、ふたたび取り戻すとき、日本は本当の日本に立ちかえることができる。
そんな気がします。
民主党の売国ぶりは、あまりにも酷いです。
しかし、天皇を頂点とする我が日本の興隆は、天地に終わりがないように、これからも終わりなく続きます。
日本は、いまだ滅びていません。
そして日本には未来があります。
ということは、日本国が正気になるときは必ず来るということです。
***
(引用終)
上記の記事のような日本を大事にする右の人たちを天皇は叩き潰そうとしているのだ。
恐らく、日本の保守陣営は右往左往の大混乱から2つに分かれていがみ合うような方向になるのではないか。
(私のコメント終)
(引用開始)
Facebookでおもしろいネタを提供してくれる人がいた。
下記はゴー宣ネット道場の中にある
高森明勅の『今昔モノ語り』(2013年6月14日)である。
以下、高森氏の記述
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この事実無根の記事が主張していることは、
天皇としてのご在位に、ご本人のご意思を明確に介在させるという、
意図して排除した考え方を、敢えて導入しようということだ。
これは皇位継承に関する、原理上の根本的転換を意味する。
あり得ないことだが、万が一にもこのような制度改正がもしなされたら、
皇位の継承は一挙に不安定なものになりかねない。
(中略)
一旦、ご本人のご意思を介在させる制度化を行った以上、
悠仁親王殿下だけを例外には勿論、出来ない。
するとたちまち、万事休すだ。
我が国から天皇という存在そのものが失われることになる。
天皇を秩序の基軸とする日本社会の伝統的な在り方自体が、
たったお一人の皇族のご意思によって決定的に左右される事態になるのだ。
また、ご本人のご意思で退位や即位辞退が可能になると、
無責任かつ悪質な週刊誌の記事などを鵜呑みにした人々が、
ご本人に働きかけて天皇の退位や即位辞退を実現させようと、
不敬不埒な署名活動やデモを活発に繰り広げないとも限らない。
あるいは、現在の皇統の危機を首尾よく乗り越えたと仮定しての話だが、
希望の皇族を即位させるために、
継承順位が優先する他の全ての皇族方の即位辞退を、
強烈に要請するような行動にも走りかねない。
さらに、自分たちが「支持」する皇族を何とか即位させようと、
国民の間に激しい対立が生まれることもあり得る。
そうなると、社会を安定化させ、民主主義の暴走を抑止する、
伝統ある君主制の大切な機能は完全に失われ、
社会の不安定化とポピュリズムの暴走を、
むしろ加速する事態にもなりかねない。
あるいは、退位した天皇は歴史的には
太上天皇にはどのようなご公務を考えているのか。
国民統合の中心が分裂したのに近い印象を与える懸念はないのか。
前近代の実例では、太上天皇が複数併存したことも、ざらにあった。
前例のように次々と退位の意思が示されれば、そうした場面も当然、出てくる。
それで、天皇の国民統合の象徴たる役割に、
いささかの支障も生じないのか。
等々。問題は噴出する。
まさにパンドラの箱を開けるような行為だ。
そんな愚挙に、天皇陛下はじめ皇族方が賛意を表されたとか、
宮内庁がかくも愚かな提案をしたなどという、
子供でも簡単に見破れるような嘘っぱちを、
いくら週刊誌とはいえ、臆面もなくよく巻頭に7ページも割いて載せたものだ。
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引用ここまで
見事なまでに立派な天皇の「生前退位」への反対意見である。
これを書いた高森明勅氏は、
現在、天皇陛下の意思で「生前退位」できる制度改正を推進しようとしている。
この3年の間に何が変わったのか。
決定的な変化といえば、
今年、天皇陛下が譲位を望まれる「お気持ち」を表されたことだけだ。
それで意見を変えたのであれば尊皇派としては立派なことであるが、
さすがにここまで変節すると学者として無節操極まりなく、
根本資質を疑わざるを得ない。
自分の研究が天皇陛下の一言で変わってしまうのだから。
上記では、いわゆる生前退位について
「問題が噴出」「パンドラの箱を開ける行為」とはっきり述べているが、
それはどのように解決されたのだろうか。
高森氏の考えには確固たる軸がなく、
場当たり的な対応をしているからこういうことになる。
彼の女系天皇容認論も、皇族が減少したからという場当たり的な対応に過ぎない。
このようなレベルで、二千年の皇統を論じてもらいたくないものだ。
(引用終了)