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式日記と経済展望
株式をはじめ政治経済外交文化歴史などの論評です。
2017年06月19日
(見出し)
式日記と経済展望
株式をはじめ政治経済外交文化歴史などの論評です。
(私のコメント)
人間も生物だから遺伝子の支配下で生きている。
生物は遺伝子の乗り物と言われる。
社会にりべラルが跳梁跋扈して古い因習の打破、なんて聞こえのいいことを言うが、遺伝子レベルの人間の決まりを破壊しようとして失敗している。
例えば、共産主義では「私有財産の禁止」が理想的な社会とされる。
しかし、サルだって他のサルが持っているバナナはボスだって取らない。
私有財産は遺伝子レベルの本能的なものだ。
そうでないと、遺伝子が子孫を残せない。
遺伝子の中に生存するためのノウハウの記憶が詰まっていて、それに逆らえないのだ。
さて、下記の結婚に対するブログ記事を読んでこれからどうなるかを考えてみよう。
結論は遺伝子の指示命令で動いてゆくだろう、と思われる。
具体的に言えば、平安時代以前の母系家族、妻問婚に近いのではないか。
サザエさんの家のマスオさんとタラちゃんがその例だ。
鎌倉時代以降の父系家族は一見女を抑圧しているように見えるが、実は母系家族より進歩した形だったのだ。
社会が戦争をしやすくするように進歩したのでそれに合わせて婚姻制度も進歩した。
男も女も家というものの存続のために結婚した。
家の維持のためだから義務的なもので恋愛は二の次で、次世代の家のために子育てを男女が協力して行った。
家は戦争が前提の集団だからどうしても男が主導することになる。
これを、家の束縛として人権無視として排撃し、家をなくしたのが現代だ。
そうすると、一番困るのが戦争社会にもろにさらされる母子たちなのだ。
家は実は母子を保護していて遺伝子的に都合の良い制度だったのだ。
それ以前の妻問婚は母子をその親が主べて面倒を見るのだが、相続争いが生じるし、親は早く死ぬから母子にとっては厳しかった。
(相続争いはサザエさんの家を見ればわかる、タラちゃんはフグタ家を継ぐはずだが、磯野家で養育している。
どちらの家にとっても争いの元だ。)
つまり、遺伝子は遺伝子が残りやすい父系家族制度に進化したのだ。
ところが、それが現代リベラルによって破壊されている。
リベラルは家を破壊し、国が母子家庭を援助しろ、子供にカネを配れ、と国に責任を押しつける。
国が一つの大家族になって官僚が親代わりで昔の家の父親に相当することを事務的に行うことになるが、これは却って非人間的で失敗する。
非人間的というのは遺伝子的に子孫を残せないという意味だ。
遺伝子は極めて自己優先、利己的なものだ。他の遺伝子には冷淡だ。
カンボジアポルポト政権は子どもを一か所に集めて育てたが、その宿舎の入り口に子供の頭をぶつけて殺す壁があって血しぶきが絶えなかった。
少しでも気に入らない子供がいると、頭を叩きつけて殺したのだ。その方が食べ物など配分が増えて都合よかった。
リベラルはこういう不都合なことは絶対報道しない。
スターリンソビエトをはじめとする東欧共産主義諸国が実際に集団子育てを行ったが、失敗した。
ポルポトとは逆に国が優しく母子を保護するとどうなるか。子供が粗暴になり、モンスター母子が出現して社会が崩壊するのだ。
スターリンも最後は家族家庭の大切さを説いている。
なお、日教組がいう「子供は社会が育てるもの」というのはこのスターリンソビエトの失敗をもう一度やりたい、という時代錯誤の馬鹿話だ。
保守はこれを聞いて、他人の子を叱ったりするようなイメージで安易に賛成するが、それはダマシの手口で実際は悲惨な社会を作ろうとしているのだから日教組に騙されてはいけない。
とりとめがなくなるのでここまでにするが、これからはサザエさんのような親が保護する母子家庭が結婚の基本形になるのではないか。

 


(私のコメント終)

 

(引用開始)


(見出し)

2017年06月19日
http://iitokoronet.com/2016/01/08/post-6366/
いいところネット
恋愛至上主義個人主義が進んだ結果ついに結婚制度が崩壊へ

「進化を続けた終局には死が待っている」という言葉はSFや生物学などでまれに用いられますが、人間が賢くなりすぎた結果、子どもを残そうとしなくなった…身近な例にたとえるとみんな結婚しようとしなくなったという現実があります。現在のいびつな結婚制度は、制度が抱えるその欠陥性からもう破綻寸前です。現在の結婚制度が崩壊しつつある状況を調べてまとめました。

減り続ける婚姻数と増え続ける離婚数

(画像あり;グラフ離婚率の推移)

日本も含めて、現代文明を受け入れた国々の多くはすでに結婚という制度は崩壊しているか、崩壊の途上にある。結婚という制度はもう形骸化してしまっている。

日本でも1972年の109万9984件をピークに、あとは急減しており、2014年は64万3740件にまで落ち込んでいる。

ところが、逆に離婚は1974年は11万3622件だったのが、2014年は22万2104件となって2倍近い伸びだ。

離婚が伸びているというのは、要するに「家族の破壊」が増えているということでもある。現代は、大切な人間関係が成就している時代ではなく、大切な人間関係の破壊が進んでいる時代と言える。

このデータは厚生労働省の人口動態統計の年間推計が出しているものだが、政府に言われなくても、「結婚しない人が増え、結婚しても離婚する人が増えている」という現象は、まわりを見ても体感できるはずだ。

3人に1人は離婚している。離婚は珍しいものではなくなっている。むしろ、結婚生活が10年、20年も続いているということが「すごい」と珍しがられる逆転現象も起きている。

恋愛至上主義が逆に結婚と出産を遠ざけている事実

日本における結婚制度はこれからもどんどん形骸化していくのは間違いない。なぜなら、結婚制度を破壊する文化的な要素が現代社会には満載だからだ。

結婚が成り立たなくなっている理由は様々なものがある。収入、少子化、働き方、男女同権……。いろんな理由が結婚を遠ざけている。そして、この理由はそのまま離婚の理由にもなっていく。

あまり指摘されていないが、現代社会で結婚が維持できにくいのは、「恋愛の自由化」も要因としてある。

かつて、日本の結婚には見合いというものがあって、恋愛感情がないまま結婚することは珍しいことでも何でもなかった。親が選んだ相手と、素直に結婚していた。

親が選んだ相手と一緒になるというのは、恋愛至上主義で生きている私たちから見ると信じがたい結婚形態のように見える。自分の人生を親が勝手に決めるのだから、個人主義の浸透した現代人には想像もできないかもしれない。

しかし、世界を見回すと、そういった「見合い結婚」は珍しいものでも何でもない。人間は愛がなくても結婚できる。

実は、そういった見合い形式の結婚が当たり前だった時代では、皮肉なことに結婚は長続きした。

離婚が容易でなかったという理由もあるが、実は本人同士も「自分の感情など関係なく一緒にいるのが結婚だ」という義務的な意識があったからだ。

しかし、自由意思での結婚、あるいは恋愛の成就としての結婚の場合はそうではない。恋愛感情が結婚の動機になった場合、恋愛感情が消えたら一緒にいる理由も消えてしまう。

恋愛に重きを置くカップルであればあるほど、恋愛感情が消えてしまった状況の中で一緒にいるのは無意味に感じるようになる。「好きでもないのに、なぜ一緒にいるのか?」ということになってしまう。
 
若者が結婚しなくなった理由を指摘するネットの声

男と女とかっていうかそもそも他人同士が一緒に暮らすってのがハードル高いんじゃねーかな
生活スタイルを変えなきゃいけないからちょっとした事でストレスが溜まる

男みたいな女とだれが結婚したいんだよ
態度は悪く、口も悪く、頭の中はちゃらんぽらん
癇癪、ワタシ至上主義

そもそも、20年間も子供育てる生物なんて存在しないし、人間がやってることが異常なんだよな

個人主義の成れの果てだな
むしろ当然と言える

ネットとSNSが普及したせいで、
男も女も不倫相手見つけるの圧倒的に簡単になったからなぁ

結婚の意味はこないだ無くなったじゃん
婚外子でも平等に相続させられるんだから
結婚は子供の権利ための制度から、専業ニートがATMをゲットするための制度になったんよ

自分の金は使えなくなり
さらに金がなくなるスピードがマッハ
おまけに嫁は浮気し放題

結婚の具体的なメリットを示せない以上今の若者は賢いからこれから少子化はどんどん進むよ

理由は腐るほどあるだろうが、一つは、結婚自体は紙切れ1枚で簡単に出来るのに、
離婚となるとめちゃくちゃハードル上がるよな。さらに、離婚後は慰謝料、養育費、親権とかで圧倒的に男に不利なことが多いよな。
だから、先のこと考えちゃう男ほど結婚にしりごみしてしまうんだろうよ。

まず結婚における女の優遇措置を撤廃しなけりゃ無理
どこからどう見ても男を縛るだけの内容だろこれ
これで少子高齢化ガーとか喚いてる政府マジ無能

メディアが結婚について女に都合のいいことばかり推進してきた
嫁姑問題は嫁につかない旦那が悪いと煽り
専業主婦ですら家事や育児を手伝って当然と煽った
そして昔の権威がある夫の立場を壊し
家庭の中で居場所がない夫をクローズアップし続けた
こんな男にとって不利益になった結婚するなんてただの趣味だろ
趣味は人それぞれだから
好きなら黙って自分が楽しんでろって話しだ

そもそもオスは結婚したいと思うような生き物じゃないだろ

人生において結婚が絶対的な幸福だなんて価値観の維持はもう無理
みんなメリットデメリットを考えるくらいには理性的になっちゃった
実際に婚姻率が低下し続けている以上、結婚できない層が言ってるだけという酸っぱい葡萄論で片付けるのももう限界

結婚という制度が女性に有利なのは明らかなんだ。
ただ、その有利さは男の側に資産があることを前提とする。
資産がない男には、ない袖は振れぬというように、効き目がない。
DQ/N最強だね
逆に資産がある男というか普通に職のある男には今の法制度は不当に厳しい責任を負わせる仕組みになっている
まじめな男が結婚から逃げる要因になっていると思う

 結婚は磁石のS極同士を無理矢理近づけているような状態

原則的に動物のオス(人間の男を含む)はメスと長期関係を続けるようには出来ていない
恋愛開始後3年程度で「恋愛感情を引き起こす脳内物質PEA」の分泌が一気に降下し、男も女も脳が覚めて相手のことを何とも思わないようになる
「自分の思い通りに物事が運ばないとストレスが発生する」という原理上、自分以外の人間である配偶者(相手は自分の操り人形ではないので思い通りには動かない)との共同生活は絶対的にストレスを生む

上記のようなルールがあるにも関わらず、無理に(というより自然の原則に反して)男女を長期的に婚姻関係で縛っているので、容易に離婚へと転落する事になります。磁石のS極同士を近づけても、反発してお互いが離れて吹き飛ぶのが自然の成り行きでしょう。
(私のコメント)

少子化問題を長いこと考えているのですが、戦後における恋愛結婚至上主義が結婚に対するハードルを上げすぎているのだろう。「恋愛」という言葉こそ曲者であり、恋愛の対象になるには、相当な性的な魅力や容姿や社交性がないとなかなか成立が難しい。しかもその恋愛感情も長くは続かない。

最近ではセックスレス社会と言われるくらい、夫婦間のセックスも低調であり半数近くがセックスレス状態だ。一応は恋愛結婚したのだから新婚当初はラブラブだったはずだ。だから子供だって2、3人は生まれるが、その後にセックスレスとなってしまう。その頃になれば恋愛感情は消えてしまって妻や夫はセックスの対象ではなくなってしまう。

見合い結婚なら、子供を作るためにセックスはするが、子供が生まれればセックスはしなくなっても不思議ではない。しかし最近はアダルトビデオなどによって、セックスが快楽の手段になって来ている。しかし妻や夫ではセックスの相手とはならないのはなぜなのだろうか。子供が出来てから離婚すれば母子家庭が増えることになるが、恋愛結婚至上主義社会では当然のことだ。

見合いで結婚した場合には、子供が出来ても経済的破綻などの離婚する理由がなければ結婚生活は継続される。婚姻が長くなれば夫や妻はもともと恋愛感情は最初から無いから、お互いの役割を果たしていれば婚姻は続くことになる。しかし戦後はこのような見合い結婚は時代遅れとして排撃されてきた。

(後略)

(引用終了)

(要約引用開始)
Think outside the box
MAKE JAPAN GREAT AGAIN
http://totb.hatenablog.com/entry/2017/06/11/234502

2017-06-11
女が稼ぐほど結婚できなくなる必然

最近、女の上方婚志向が非婚化の一因とする記事が増えてきたようです。

(中略)

当ブログでは既に多くの記事を書いていますが、簡単にまとめてみます。

結婚相手の条件として重視する項目には、男女で著しい違いがあります。

(中略)
女の経済力重視は、学歴や職業を問いません。

(中略)
必然的に、経済力の低い男は子供を残す可能性が低下します。
(中略)
女が結婚相手の経済力を重視するのは人類に普遍的なcultural universalであり、生物学的な理由に基づくと考えられます。

他の動物と比べた人間の特徴は、男が「父親」として子育てに参加することです。


(中略)
一方、男は女(妻)を養える経済力を備えなければ子供を残せないので、必然的に女よりも稼ぐことに駆り立てられます。この結果としての所得格差が男女のマッチングには不可欠ですが、リベラルがこれを差別と見なして均等化を目指すために、マッチングできない男女が激増しているわけです。

以上より、人間社会は

男女同等
女の上方婚志向(最低でも自分と同等/未満はお断り)
社会の持続
の三つのうち二つしか同時に満たすことができないという(リベラルにとっては不都合な)トリレンマが導かれます。伝統社会は男女の役割分担によって2と3を満たしてきましたが、リベラリズムが男女の役割分担を差別として否定したために、非婚化・少子化によって社会が持続不能なコースに向かっています。1と3を選ぶのであれば、女の本性の2を我慢させる必要がありますが、人間の本性に逆らった共産主義が崩壊したことを考えるとおそらく無理でしょう。

(後略)

(要約引用終了)