1708-8-1316-8/12メルマガブログ転送徳島阿波踊り

中身が濃くて面白い備忘メルマガブログ紹介
https://www.youtube.com/watch?v=5R1Dv2-25Kc

阿波踊り2016 総集編 Awaodori Festival in Tokushima, Japan
https://www.youtube.com/watch?v=eSyw9PzGRwg
阿波踊り前夜祭(何年か分の良い場面だけを凝縮しました
(見出し)

(私のコメント)
行ってみると分かるが、徳島はかなり豊かなところだ。
徳島名物阿波おどりはそういう豊かさの賜物だ。
徳島が豊かだ、という理由は京都や大阪の向かい側にあって、それらの消費需要に答えられるからだ。
船で物資を送れる側にあるからゆたかなのだ。
経済を見るとき、重要なのは、供給能力より需要だ。
物資が右に動いた時、必ずカネが左に動いている。
需要の反対側にカネが動くのだ。
当たり前の話だが、これを押さえておくと経済が分かりやすい。
落語の郭話(くるわばなし)吉原遊郭のネタでは野田の醬油問屋の若旦那、野暮な田舎言葉のお大人が出てくる。
彼らは今の千葉県や茨城県の供給側の金持ちで、案外もてている。
これと同じ立場なのが徳島県というわけだ。
それで、経済力があるから夏の数晩を踊って過ごせる、というわけだ。
尚、余談だが野田のお大人は吉原で散財するが、これは経済的に正しい行為だ。
カネというのは物資の動きの借用証書だから都会で使って都会にかえさないといけない。
左から右に動いたものを右から左に動かして借用証書を戻してやる必要があるのだ。
そうしないと需要側にカネが無くなってしまい、結果的に供給側もこまるからだ。
今の日本で言えば国民特に若い人の実質賃金が下がっている。
この国民が都会の吉原で、野田のお大人が遊んでくれない状況です。
では野田のお大人は誰か、それは供給側の大企業であり、政府でもある。
大企業と政府が国民に対しカネを使わないと全体が干上がってしまうということです。
余談が長くなるので、又別の時にしますが、カネとモノの逆の動きは経済を知るうえで重要ということです。

(私のコメント終)