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(見出し)

全米憧れの街・ポートランドに非常事態。ホームレス急増で街が激変
人気記事国際2017.08.28 727 by 高城剛『高城未来研究所

(私のコメント)
アメリカの白人迫害と安倍さんの日本人迫害は同じだ、という記事だ。
下のブログ記事の通り、安倍さんはアメリカのラストベルト、白人労働者の悲惨な状態を理想の国として日本に導入しようとしている。

(引用;安倍首相にはアメリカのrust beltが「美しい国」に見えているのでしょう。)

 
安倍さんの本質は右翼ナショナリストではなく、サヨクグローバリストだ。
靖国神社に参拝したり、拉致家族をいじくったりして右翼のように見せかけているが、それは選挙対策だけのことだ。
これほど移民や消費税、貿易協定の主権破棄などで日本破壊と日本人窮乏を主導した首相は他に居ない。
よく似ている首相は、近衛文麿だけだ。
近衛は日本が戦争で滅亡してゆく戦前昭和の時代に現われて必ず滅亡方向に何回か日本を押して結果が出る前に逃げた男だ。
実直でまじめな東条英機はこういうずるいやつの犠牲になって日本滅亡の責任を取った。
誰かが責任を取らないと、天皇が責任を取らなくちゃなんないから、軍人らしく身を犠牲にしたのだ。
安倍さんも日本が滅亡する前に逃げて、その責任は誰かに押しつけるだろう。
以上のことは脱線だが、このブログは面白いレポートだ。
このように実際に現場を歩くことは大変重要なのだ。
ホームレスが黒人でなく白人だ、というのは現場に行かないと分からない。
経済的には、グローバル化で職業をシナに奪われ、社会的には人権平等を理由に迫害される一般白人階層は今後どううなるか。
トランプさんはこの階層の支持を取り付けて大統領になったが、彼らの希望をかなえられるのか。
なお、また余談になるが、白人と言っても中身は全く違う。
同じ東洋でも日本人とシナ朝鮮フィリピンと皆違うように、東欧スラブや北欧スペインラテン系みな違う。
白人とひとくくりにできずバラバラだ。
もう一つは、記事の中で通勤電車の中のトラブルが書いてあるが、アメリカが自動車社会なのは、この問題があるからだ。
第一次世界大戦ころまでは各都市は電車で結ばれ、通勤電車が普通だった。
ディズニーシーの高架電車はそれを示しているし、チャタヌーガチューチュートレインの歌もそうだ。
それが、自動車社会になったのは東欧の白人たちが移民してきて、電車に乗るようになったからだ。
白人同士でも東欧スラブ系は蔑視されていて一緒に乗りたくない人々が折からの安いフォード自動車に乗ったのだ。
ま、電車が衰退したのはこの理由だけじゃないが、電車というのはある程度同じ文化でないと機能しないモノなのだ。
日本でもこういうトラブルは、起こるだろう。
先日山手線でシナ人の家族が、自分たちは席に座って、子供の乗った乳母車を離れたドア脇においていた。
みんなよけて通っていたが、ちょっと考えられない行動だ。
人というのはやはり同じ文化を共有する人と暮らす方が暮らしやすいのだ。
もう一つ思い出したが、白人の平均寿命はどんどん下がっているという。
つまり、白人は緩慢に殺されている、ということだ。
肩を持つわけじゃないが、白人至上主義にでもしないと抜け出せない危機感は分かるような気がする。
日本だってこれからどうなるか分からない。
いまは、日本人至上主義なんて言ったらとんでもないことだが、そうでもしないといけないことになるかもしれない。

(私のコメント終)


(引用開始)


(見出し)
全米憧れの街・ポートランドに非常事態。ホームレス急増で街が激変
(前略)

米国は、B面へと移り変わった

今週は、コロラドのボルダーとデンバー、シアトル、ポートランドポートランド郊外のマウントフッド国立公園やネイティブアメリカンの街ワームスプリングやオンココ国立公園と移動しています。

この夏はカナダと米国西海岸をロードトリップしてまして、部分的に飛行機を使うこともありますが、基本的には野宿同然の車中泊やモーテル泊の日々を送っています。

この時期の米国西海岸は好天が続き、なにより湿度が低いのが快適で、野宿や車中泊でも苦になりません。

さて、三年ぶりにポートランドを訪れましたが、その変貌ぶりに驚きました。

まず、ホームレスの数が尋常ではありません。

いまから二年ほど前に、急増するホームレスに対し「非常事態宣言」を出したポートランド市政府ですが、住宅提供や表現活動を支援対策するも、増え続けるホームレスに事実上打つ手がないようです。

十年前は、コンパクトシティとして世界的に評価されたポートランドでしたが、いまでは見る影もありません。

なにしろ、人口の1%近い人たちが、ホームレスとして街に溢れているのです。

前回ポートランドへ訪れた際に、本メールマガジンでこの街の本質を書いたと思いますが、ここは、古きシークレットソサエティ(秘密結社)によって、いまも動いている街です。

元々フリーメーソンのグランドロッジだったポートランド美術館には、一般の人たちが入ることができない「開かずの間」があり、儀式が行われています。

街のど真ん中にサイエントロジー教会があり、年々拡大している様子も伺えます。

世界最大の独立系書店「パウエルズ」に訪れれば、総合ベストセラーの第一は「マインドフルネス」関連の書籍で、この街の人々が相当疲れている様子が伺えます。

なにより、街中のレストランやカフェの品質が落ちているのが残念です。

いまだに日本ではワケ知り風に理想郷として語られることがあるポートランドは、過去に黒人を徹底的に排除した歴史があり、白人住民の割合が極めて高いのが特徴です。

その強力なエンジンが、新興宗教と秘密結社でした。

そして2ヶ月ほど前、朝の混雑した通勤電車内で1人の男(白人)が2人の少女(イスラム系と黒人)に差別的な暴言を浴びせ、見兼ねた3人の乗客が止めに入ると男は逆上し、ナイフを振りかざし、3人の首を刺し2人が死亡する事件が勃発。

この事件は、ポートランドのダークサイドが再び浮上してきたことを知らしめています。

政党色のない米国の非営利団体、公共宗教研究所(PRRI)が5万人を対象に実施した「アメリカン・バリューズ・アトラス(米国人の価値観調査)」によれば、米国の大都市圏で住民の信仰心(=キリスト教)が最も薄い場所は、ポートランドだと発表しました。

街中を歩くと、ホームレスのほとんどが白人であることに気がつきます。

そして、彼らはキリストも政治も信じていないことから、この街に数多ある新興宗教に救いを求めているのが、現在のポートランドの真実なのです。

この街を歩けば(引いては米国全体が)、ダークサイドに突入したのを実感します。

米国は、B面へと移り変わったのです。

 


(引用終了)


(要約引用開始)
Think outside the box
MAKE JAPAN GREAT AGAIN
http://totb.hatenablog.com/
2017-09-02
2016年度の法人企業統計~内部留保が増える理由


(前略)

総括すると、

人件費を徹底的に抑制して高利益率を達成する。
株主の期待に応じて配当金を増額する。
残余資金の使途は国内設備投資よりも対外直接投資など「財テク」を優先する(→投資有価証券増加)。
株主が期待する投資収益率が見込める再投資先が不足しているため結果的に現預金が積み上がる。
投資有価証券と現預金の増加が利益剰余金の増加となる。
という構図、すなわち、企業が「株主利益の最大化+グローバリゼーション」を目指すようになった→人件費抑制と投資の海外流出→Secular Stagnationです。

日本経済の潜在成長率が低下しているにもかかわらず、企業に高度成長期並みの収益率を求めた結果、企業がいわば「がん細胞」と化し、自らの増殖(利益・純資産増)のために人体(日本経済)を衰弱させているわけです。*3

日本経済を復活させる「劇薬」と期待された金融ビッグバンは、

勝者:大企業とグローバル投資家
敗者:日本経済と労働者
を作り出した毒薬でした。*4
(中略)
再びうごめく白人至上主義 米国、デモ衝突で犠牲者
パイクビル=金成隆一2017年8月29日05時00分
まるで第三世界の途上国だ。石炭という資源を大企業に奪われ、利益は州外へ。白人労働者は捨てられた。帝国主義時代の植民地のようだ
グローバル化のせいで、今や米政府は国内情勢すらコントロールできない。労働者の賃金低下を止められない。労働者は多国籍企業の歯車だ。
グローバル化は労働者の雇用の場だった工場を海外移転することでラストベルトの共同体を破壊した。そして、その共同体に低賃金の移民労働者も入れる。何が起きたかと言えば、多国籍企業の利潤の最大化と労働者の賃金低下だ。
(中略)

州外→海外、白人労働者→日本人労働者、米政府→日本政府とすれば、現在の日本そのものです。

もっとも、アベノミクスは失敗でも、安倍首相の真の狙いと思われる「構造改革=日本のアメリカ化」は着実に成功に向かっています。安倍首相の言動からは、米欧やシンガポールのような多民族社会を目指していることが明らかです。*5*6

もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました。*7
日本を、能力にあふれる外国人が、もっと活躍しやすい場所にします。*8
高度な外国人材受け入れの拡充や永住要件の緩和、そして、東京オリンピックパラリンピックに向けた建設分野での外国人材の受け入れなど、我が国にとって必要な分野での外国人材の活用を積極的に進めていく考えであります。*9
安倍首相にはアメリカのrust beltが「美しい国」に見えているのでしょう。

 

(要約引用終了)