1809-16-1359-9/22メルマガブログ転送リベラルと左翼の違い

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動画「左翼vsリベラル」を訳してみた。米国保守派のおっちゃん(デニス・プレーガー)が考える左翼とリベラルの違い。
米国人向けなのでアメリカ万歳の部分が鼻につくかもしれないが、考え方は参考になる。
日本でも「リベラルでーす」って大声で言ってる人、だいたい極左だよね?

7:47 - 2018年9月20日

(私のコメント)
下記の記事にある左翼というのは、要するにマルクス主義者のことだ。
マルクス主義とは共産主義のことで、ソビエトロシアが崩壊してダメな悪い考え方だ、ということがはっきりした。
はっきりしたのだが、その思想が廃れる(すたれる)ことはなかった。
なぜなら、共産主義というのはユダヤ教を根に持つ新興宗教だったからだ。
ユートピアを夢見る宗教だから、それを信じる人がいる限り廃れることはないのだ。
ソビエトロシアが崩壊する以前に共産主義がうまく行っていないことに気づいて、ユダヤ人を中心としたフランクフルト学派が作られた。
今の左翼はそのフランクフルト学派の流れを受けて活動している。
フランクフルト学派については以前に記事を紹介したので詳しく言わないが、要するに文化伝統を徹底的に批判する「批判理論」がその中心だ。
彼らはリベラル、つまり自由主義者を装い「批判理論」を展開しているのだ。
リベラル自由主義は本来保守主義と重なるところが多い思想だ。
この記事の最後にユダヤ人が登場して、左翼を批判しているのはユダヤ人にも派閥があるのだろう。
キリスト教ユダヤ教の戦いという側面もあるのではないか。
先日杉田水脈(すぎたみお)さんが新潮45という雑誌で書いたことが問題になってもめているが、あれは日本版のリベラル左翼が騒いでいるのだ。
いずれ記事にしたいと思っています。

 

(私のコメント終)

 


(引用開始)

 

リベラルと左翼の違いは何でしょうか? この質問は多くの人を困惑させます。
なぜなら、リベラルと左翼は基本的に同じだと考えられているからです。
しかし、それは違います。実際のところ、左翼とリベラル主義に共通するものはほとんどありません。


しかし、左翼は「リベラル」という言葉を巧妙に乗っ取ってしまったので、リベラルも左翼も保守も、
すべての人がこの 2 つは同義語だと考えています。それはまったくの間違いです。6 つの例をあげて説明しましょう。


1. 人種。おそらくこれは、リベラルと左翼の最も明らかな違いです。人種についてのリベラルの考え方は常に以下のようなものでした。
A) 肌の色は重要ではない。B) 肌の色が重要だと考える人は人種差別主義者である。しかし、左翼の考え方はまったく逆です。


左翼にとって、人種に関するリベラルの態度、すなわち人種は重要でないという態度こそが差別主義者です。
たとえば、カリフォルニア大学では、「人種は1つしか存在しない。
それは人類である」という発言を人種差別的であるとして公式にリストアップしています。

また、リベラルは人種統合を熱心に力を注いできましたが、左翼は黒人専用の寮や黒人だけの大学卒業式など、
人種の分離をますます押し進めています。


2. 資本主義。リベラルはずっと資本主義を支持してきました。
なぜなら、彼らは自由企業経済を信奉し、多くの人を貧困から救済できるのは資本主義だけだと知っているからです。
もちろん、リベラルは保守よりも政府が経済に積極的に介入すべきだと考えていますが、資本主義に反対したことはありません。

社会主義を支持したこともありません。資本主義に反対し、社会主義を信奉するのは、左翼の立場です。

3. ナショナリズム。リベラルは、米国でも、ブラジルでも、フランスでも、国民国家を信じています。
しかし、左翼は国民というアイデンティティではなく階級で世界を分割するので、常にナショナリズムに反対します。
リベラルはいつもアメリカの主権と国境を守ろうとしてきましたが...

...左翼は国境の開放を求めています。
スーパーマンの作者がリベラルだった頃、スーパーマンは誇り高き米国人で、「真実、正義、アメリカ流」がモットーでした。
しかし、これは数年前に変化しました。作者が左翼に変わったとたん、スーパーマンアメリカ人であることをやめ、世界市民になりました。

左翼は、ファシズムに続く道だとしてナショナリズムを軽蔑します。
私たち全員が国境のない世界に住む「世界市民」である方がよいと言うのです。

4. アメリカの見方。リベラルは常にアメリカを称揚してきました。
1930~50年代のアメリカ映画は、ストレートに愛国的なアメリカ礼賛映画です。
これらの映画はほぼすべて、リベラルにより製作され、監督され、演じられました。

リベラルは米国の不完全さを認識していましたが、エイブラハム・リンカーンの「アメリカは地上最後で最良の希望」という言葉に同意していました。
しかし、左翼は左翼こそが地上最後で最良の希望だと考え、
アメリカを人種差別的、性差別的、同性愛嫌い、外国人嫌い、暴力的、帝国主義的だと見なします。

5. 言論の自由
米国のリベラル以上に「私は君の意見には反対だが、君がそれを主張する権利は命をかけて守る」という言葉を大切にしてきた人はいません。
しかし、左翼は、大学、インターネットを支配するIT企業、そしてほとんど全ての組織や職場で、アメリカ近代史上初の広範な弾圧を主導しています。
もちろん、左翼は「ヘイトスピーチ」だけに反対しているのだと言うでしょう。
けれども、左翼は彼らと意見が異なるものすべてを「ヘイトスピーチ」と見なすという事実もさることながら、
言論の自由の肝となるのは、あなたや私がヘイトスピーチと見なすものこそを守ることなのです。

6. 西洋文明。リベラルは常に西洋文明を支持し、守ろうとしてきました。
リベラルは西洋独自の道徳的/哲学的/芸術的/音楽的/文学的達成を祝福し、ほぼすべての大学でこれらを教えてきました。
アメリカの政治の歴史で最も尊敬されるリベラルであるフランクリン・ルーズベルト大統領は...

...西洋文明、さらにはキリスト教文明を守ることの必要性を何度も説きました。
しかし、ドナルド・トランプ大統領がワルシャワで西洋文明を守ることの必要性に触れたとき、
左翼メディア、またの名をメインストリーム・メディアは、彼を非難しました。

彼らは、西洋文明は他の文明に勝るものではなく、西洋文明とは白人至上主義の婉曲表現に過ぎないと主張しました。

以上のように、リベラル主義と左翼主義は大きく異なるわけですが、なぜリベラルは左翼に反対しないのでしょう?
簡潔に言えば、彼らはずっと右翼を恐れるように教えられてきたからです。

アメリカで最も有名なリベラルのひとり、ハーバード大学法学大学院のアラン・ダーショウィッツ教授は、
「リベラルとして、アメリカ人として、ユダヤ人として、私は右翼よりも左翼をはるかに恐れる」と述べています。

リベラルの皆さん、あなたの敵は保守派ではありません。左翼です。(了)

翻訳は以上です。

デニス・プレーガー (Dennis Prager) は米国保守派のラジオ・ショー・ホスト/作家。
保守派の観点から政治・経済・哲学などさまざまな題材のビデオを制作する非営利団体 PragerU を設立。
今回のビデオも PragerU が公開したものです。


(引用終了)