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世界のニュース トトメス5世

(見出し)
2019年01月13日12:00
著名投資家が株式投資を勧める理由 株以外は儲からない


(私のコメント)
記事の趣旨は過去百年の間で、株式投資が一番伸び率が高かった、という。
世の中の変化に応じて伸びるのが株式の特徴だから、当然の結果だろうが、反対にリスクもある。
この記事ではリスクヘッジについて、米国株は安泰だ、と言っている。
すなわち、ドル資産は持っていても伸び率が高いが、円資産はドルに対して変動するのでリスクがある、ということだ。
確かに2013年からのアベノミクス相場では円安を伴って上昇した。
今後円高になれば株価も低迷するだろう。
この記事では円高になったら株式投資を止めて債券などの資産に変えた方が良い、という。
確かにその通りだろうが、人は理屈通りには出来ないし動けない。
一般に株式投資円高だけでなく企業の衰退など色々なリスクがある。
そこで、リスクヘッジの為に空売り(からうり)を勉強しておく必要がある。
常に空売り玉を数枚持っていると分かりやすい。
また、株価下落に備えて、ある程度の預金を用意しておいて下がったら買い足して行く、という方法もある。
いわゆるドル平均法の一種だが、これらの方法でリスクヘッジをしながら株式投資を行う。
そして、いつも世の中の動向や会社業績に注意を向けるのもリスクヘッジの一種だ。
かよわいウサギの耳が大きいのは、生き延びるためには情報というものがいかに大切かを教えてくれる。

(私のコメント終)
(引用開始)
過去200年で伸び率が高かったのが株式で、ドル預金はマイナスだった

過去200年で最良の投資とは

資産が兆単位の成功した著名投資家のインタビューでは、必ず株式投資を行っていると思います。

アマゾンなど事業を起こした成功者もいるが、彼らも資産の大半は所有株式の値上がりで築いた。

株以外の為替や先物やオプション、土地投資でそれほどの資産を築いた人は居ない。

投資の世界でとても有名なグラフがあり、1802年から2013年までの株・債券・金・預金・ドルの値上がり率を示しています。

グラフではすべての投資対象の価値は1800年時点で1ドル前後だが、株は213年後に93万ドルに値上がりしている。

2018年までに米株式市場はさらに高騰したので、現在は100万ドルを優に超えているでしょう。


もっとも値上がり率が低かったのは預金で、200年銀行に預けっぱなしだとインフレで価値が20分の1に減少しました。

2番目にダメだったのは金で、意外にも200年以上かけて3倍に値上がりしただけでした。

定期的に金投資ブームが起きていますが、投資結果はいつも惨憺たる結果に終わっている筈です。


株式に次いで良かったのは長期債券だが株が93万ドルに対して僅か1000ドルにすぎず、やはり負け組に入った。

短期債権は300ドルほどと長期債券の3分の1の値上がり率しかなく、買うなら長期債券に限ります。

このように投資の中では株式投資が圧勝であり他の投資は損なのだが、これは自分が米国民でドル資産を持っている場合です。

 

日本人は株を持っているだけではダメ

日本人は円で給料をもらい円資産を持っているので、投資も円ですることになるが世界の市場はドルで動いています。

円は為替レートの変動に左右され、困ったことに円は時間が経つとドルに対して値上がりします。

1950年に1ドル360円だったのが現在は110円以下なので、円の価値は60年で3倍以上値上がりしました。


結構なことですが問題があり、円高になると国内のすべての市場価値が下落してしまいます。

日本株、日本の土地、日本企業の業績などあらゆる相場が円高で下落し、円安だと上昇します。

円高が発生した90年代と2000年代は失われた20年になり、経済はゼロ成長で日本はGDP2位から3位に転落した。


円高では日本から見て国内市場も外国市場も全て値下がりするので投資しても無駄、こんな国に住んでいる人はアメリカ人と違う投資戦略をとる必要があります。

アメリカ人は「株を買いさえすれば100%値上がりする」ので、Wバフェットはこの手法で5兆円も儲けました。

日本人は持っているだけではだめで、円高進行時のダメージを防がなくてはならない。

1ドル120円が80円になったら外国株を持っていても国内株を持っていても、40%は資産が目減りします。


そこで円安の頂点を過ぎて円高に転換し始めたら、いったん保有株式を整理する必要があります。

デフレ不況時や円高局面ではさきほど切り捨てた国債の減少率が最も少なく、僅かですが利益も望めます。

そのまま株式を保有すればいつか値上がりするので保有し続ける方法もありますが、それは20年後かも知れません。


1991年のバブル崩壊ではほとんどの日本人は「すぐ景気は回復して元通りになる」と考えたが、25年以上経っても株価は回復していません。


(引用終了)