1903-10-1462-3/19メルマガブログ転送トランプ大統領誕生裏話

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Ricky_Elwood


@David_R_Stanton

(見出し)
【実録w 変態男、アメリカの歴史に偉大な一歩をしるす、の巻】
(私のコメント)
アメリカは面白い国だ。
下記の記事はアメリカという面白い面を示したドラマだが、アメリカの歴史を見るとこういうドラマが多い。
それにしてもヒラリークリントンというのはマスゴミが称賛するだけで、実は草の根のアメリカ人に嫌われていたのだ。
だから、「ヒラリーはシロだ」とFBIが声明を出したら、皆「ヒラリーはクロなんだ」と思ったのだ。
こういう草の根の動きがストレートに国政に反映する。
これが良いことかどうかは分からないが、ダイナミックに動いて面白い。

 

(私のコメント終)

 

(引用開始)

 

【実録w 変態男、アメリカの歴史に偉大な一歩をしるす、の巻】
民主党を震撼させた変態男、元下院議員(民主党)のアンソニー・ウィーナー氏が2019年2月中旬、刑務所から出てきたそうです。
感慨深いものがありますね。彼は変態ではあるけれど実はアメリカの恩人です。(つづく)


民主党の変態議員、逮捕されて失職す
この人は国会議員でありながら自分の下半身を撮影したワイセツ写真をネットで知り合った女性に送りつけて喜ぶという変態趣味を持っていました。もし「変態さんいらっしゃい」という名のTV番組があったら間違いなく出演資格があるほどの立派な変態です。…

ですが2011年、それがバレて新聞沙汰となり下院議員を辞職する破目になります。

それだけなら「ああ、あの変態議員ね」と笑いものになるだけで終わった筈なのですが
この人の妻がたまたまがフーマ・アベディンという女性だった事から…
アンソニー・ウィーナーは2016年のトランプ対ヒラリーの大統領選において数奇かつ偉大な役割を果たす事になります。

●失職しても変態行為は収まらず
2011年、自分の変態行為で議員の職を失ったアンソニー・ウィーナー氏でしたが
どうも反省不充分だったようでその後も彼は愛用のラップトップ…
コンピューターでせっせと変態行為にいそしんでおりました。ですが2016年、ついに年貢の納め時が来ます。
15歳の少女に自分の下半身の写ったワイセツ写真を送った事が発覚してあえなく逮捕、愛用のラップトップコンピューターも押収されてしまったのです。…

●「ちょっと待て、このPCには変なデータが入ってるぞ」
そしてニューヨーク市警がそのコンピューターの中を調べてみたところ
そこには幼児に対する性虐待ビデオなど吐き気を催す映像、画像が沢山入っておったそうです。
NYPDの調査官は吐き気をこらえながら証拠資料調査をしておったのですが、…
そのPCの中にどうもおかしなデータが入っている。

それはワイセツ画像ではなくて膨大なメールのテキスト資料。
これがヒラリー・クリントンバラク・オバマなどの政府中枢の人間がやり取りしているメールのアーカイブである様に思えるが、
どうも経由しているのが政府のサーバーでは無いようである。…
”clinton*mail*.com”のメールがやたら多い。そこでNY市警は、

「これ何か変なんだけど。あんた達FBIなら判るだろ?」

とそのPCをFBIのNY支局に持ち込んだのです。

●NYのFBIのナイスガイ、ジョン・ロバートソン登場
そこで「どれどれ」とそのPCを調べたのがジョン・ロバートソンというFBIの…
青年エージェント。子供に対する犯罪を担当していた関係で「お前、このコンピューターの中調べてくれ。
ほら、あの変態議員のPCだよ」と指名されたもののようです。「ようがす」と明るく引き受けたジョンでしたが、
PCの調査が進むに連れジョンの顔色はみるみると変わっていったと言います(写真は本人)。

●全消去された筈のヒラリー・クリントンのプライベート・サーバーのメール発見さる

その中身はヒラリー・クリントンのプライベート・メールサーバーの通信記録でした。その数30,000通とも言われる膨大な記録です。
これは2015年に消去されてもう世の中に残っていないのではないかと言われていた…
メールデータです。

FBIの青年エージェント、ジョン・ロバーツが震え上がったのはそれ以外にも変態男のPCからは
物凄いコンフィデンシャルな情報がバンバン出てきたからだと言われています。
それこそヒラリー発の「あんた何をモタモタしてんのよ、さっさとカダフィを殺っちゃいなさいよ」という文章…

などを発見したりしたんじゃないかと私は想像しております(想像です想像w)。

「これは驚愕のデータだ。一刻も早く本部にこのPCを持ち込まなくては」

と確信したロバートソンはワシントンDCのFBI本部に連絡を取ったのでした。
(※注:一説によるとロバートソンは『これを放置しておくのか』という…
内部告発者、whistleblowerだったという話も根強いです。後述)

ヒラリー・クリントンベンガジ事件/私用メールサーバー問題で議会に召喚される

ここで話はその1年少々前に戻ります。ヒラリー・クリントンは2015年3月4日に、

「君は一体ベンガジ事件にどう関与していたのか、その際に自分の…
プライベート・メールサーバーを多用して政府機密のメールのやり取りをしておったのではないか。メールのデータを提出して欲しい」

と議会から召喚要請を受けました。間に入ったヒラリーの弁護士はノラリクラリと対応していましたが
ヒラリーはヒアリングに召喚されるのは避けられないと考えた。…

もし召喚されるとそこにはあの厳しいトレイ・ガウディ達が待っています。

「あの男たち、本当に底意地が悪くて粘着質で気持ちが悪いったらありゃしない」

自分の悪事を棚に上げてそう考えたヒラリーはしばし沈思黙考の末、ひとつの結論を出しました。
(写真は正義の人、トレイ・ガウディ)

ヒラリー・クリントン、プライベートサーバーのメールデータを消去する

ヒラリーは自分のプライベート・メールサーバーに残された30,000通以上の通信記録をごっそりと削除したのです。
これが2015年の3月25日から3月31日までの間の話。この作業はクリントンサーバーの保守をしていた会社の技術者が…
行ったという事になっています。

「これであの男達からの追求は逃れられる。今あの男達が持ってるメールは本当にヤバいメールではないから」

と、ヒラリーは安堵したに違いありません。こうしてヒラリーは下院における召喚での厳しい追求を辛くも乗り切ったのです。…
●何故消したはずのメールが残っていた?
ところがその消した筈のメール記録が冒頭に述べた通り、ごっそり変態男アンソニー・ウィーナーのPCに残っていたんです。何故?

ここで大注目されるのがアンソニー・ウィーナーの(元)妻、フーマ・アベディンという女性です。…
彼女はヒラリー・クリントンの側近でした。彼女はヒラリーからの信頼すこぶる厚く、
多忙なヒラリーに代わってクリス・スティーブンス(Christopher Stevens/2012年のベンガジ事件で惨殺された当時の駐リビア大使)とメールのやり取りをしてヒラリーの意を伝える程の重要な役割をこなしていました。…
またヒラリーから「このメールを発信人の名前を判らないようにしてプリントアウトしてちょうだい」と依頼されて書類製作をするような事もやっておったそうです(これらの話はヒラリー・クリントンとトレイ・ガウディとの下院ヒアリングの質疑応答において出てきます。トレイはこういう行為が適切…
なのか、という事についてヒラリー・クリントンを厳しく追求しています。2015年と2016年のヒアリングです)。

●フーマはサーバーのデータ消去に関わっていた?
私の想像ですがフーマ・アベディンは恐らく「ヒラリー・クリントンの私用サーバーデータ全消去」に深く関わっていたのではないでしょうか。
ヒラリーに、

「フーマ、判ってるわね?この世からあのデータを跡形もなく消すのよ?ちゃんと見届けておくのよ」

と言われたフーマは前出のヒラリー私用サーバーシステムの保守技術者によるデータ消去作業に立ち会って厳しく監視していたのではないか。…

そういう立場にあったフーマならデータを全消去する前にそのコピーを自分が変態夫から取り上げて来たPCに保存する(させる)事は出来たでしょう。

「じゃあデータ消す前にこのPCにコピーを保存しておいてくれるかしら?あなたね、この事人に話したらダメよ。
話したからって別にあなたがポトマック川

に浮かぶ訳でも無いし交通事故で死んじゃうって訳じゃないけどホラ、やっぱり世の中秘密を守るって大事な事よね?ウフフ」

なんて事を冗談めかして言いながらコピーさせたりしたのかも知れません。

(※ヒラリーの不都合な情報を流した関係者達は短期間の内に自殺したり交通事故で死ぬ人が多い…
という俗説があります。でもこれは俗説です俗説!そんな事ある訳ないじゃないですか!おお怖わw)

●かくしてそのPCはマッシブ・ボム(Massive Bomb)となった
動機はよく判りませんが事実としては、フーマは(疎遠な)夫であるアンソニー・ウィーナーのノートパソコンに
3万通と言われるヒラリー・サーバーのメールデータを保存してしまった訳です。

迂闊と言うより他はありません。多分フーマも何らかの事情で追い詰められていたのでしょうか。
そのPCが夫の変態写真だらけとは知らなかったんでしょう。
でも結果としてこの変態男のPCはアメリカの歴史を左右するほどのマッシブ・ボム(大量破壊爆弾)と…
なりました。

●ヒラリー・メール調査始まる
次に始まったのはFBIのおっさん達によるクリントン私用サーバー問題の調査です。機密情報が入っていないかどうか、
どこまで国家機密情報を私用サーバーでやりとしていたのかという事を中心に調べました。この調査がやたら期間が長いのですが総じて…
この調査は結構大甘でいい加減なもののように思えます。ヒラリーが、

「自分のプライベート・メールサーバーの運用に関してはセキュリティには万全を期していた」

と言えばFBIは、

「そうですよね、そうだと思ってました。常識ですよね!」

とその主張を受け入れたしヒラリーが、…

「メールを消したのはたまたま保存期間の60日を過ぎていたからだ」

と言えば、

「そうですよね。そうだと思ってました。あれは定期リテンションで偶然消されたんですよね」

こうしてFBIは「そうでしょうとも、そうでしょうとも」と揉み手しながら1年以上ノラリクラリと調査を継続したという印象。…
●コミー長官、越権行為と知りつつ調査結果の独断発表を断行す
そして約1年後の2016年の7月5日、FBIのコミー長官はようやく調査結果を発表しました。

ヒラリー・クリントンは機密メールの取扱いにおいてエクストリームに不注意だった。だが罪に問う、起訴するという程のものではない」…
という発表です。1年かけてこれか。

(※注:この”extreme careless”という言葉ですが元々は”gross negligence”でした。
『でもそれではヒラリーが罪に問われてしまいます。
長官、extreme carelessに直しましょう』と進言したのがピーター・ストロックだったそうです。『べらぼうに不注意』ならいいが…


(※注:この”extreme careless”という言葉ですが元々は”gross negligence”でした。
『でもそれではヒラリーが罪に問われてしまいます。長官、extreme carelessに直しましょう』と進言したのがピーター・ストロックだったそうです。『べらぼうに不注意』ならいいが…

 『目に余る怠慢』だと職務違反だか何だかで罪に問われる可能性があるらしいです。そんなものか)

この時のコミーの情熱が異常で「ヒラリーはシロだ」と大々的に発表するためのこの記者会見を勝手に開いてるんです。
そして「ヒラリーは罪に問わない」と勝手に結論を出してるんです。これは越権行為なん
です。

FBI長官は調査結果に意見を添えて司法省(または議会)に提出するのが仕事。シロかクロかを判断するのは司法省であって、FBI長官にその権限は無い筈なのです。

そんな事はコミーも多分、百も承知でしょう。彼は法律の専門家でもありますから。なのに司法省に断りも無しに「ヒラリーは無罪だ」…
と言う記者会見を開いたんです。これはすごいことです。

「大統領選挙前に何が何でもヒラリーはシロだというイメージを広める必要がある。
それには司法省通してたんじゃ選挙前に間に合わずダメージが広がる。その前にオレがマスコミ相手に喋らなきゃ。
何が何でもヒラリーを大統領にするんだ」…

と考えたとしか思えないです。実際コミーはFBI長官をクビになる時、この越権行為を司法副長官に文書で非難されています。
でもそれは後の話。現実としてはこの2016年7月の記者会見は世論に対してまあまあポジティブな効果をもたらしたもののようです。

「うーん、ヒラリーは不注意だったが国家を危機…
に陥れるようなバカな真似はしてなかったって訳か」

そんなムードが出てきました。
大統領選挙は11月8日。7月の時点でこのメールサーバーの件に対する世論が鎮静化すれば選挙には充分間に合います。

「やれやれ、これで何とか一件落着だな。どうだ、ヒラリーの支持率は?え、上々?いいじゃないか!」
ジョン・エドガー・フーバービルで大統領選報道を見ながらご満悦のコミー長官とFBI上層部のおじさんたちでしたが
その頃既に変態マッシブ・ボムがゴゴゴと臨界点に達しようとしていたとは知る由もない。

(※注:その頃FBIの悪いおじさん達は『トランプがもしかして大統領になった時の為に今から保険
をかけとこうぜ』とトランプ当選後にトランプをロシア疑惑にハメてやろうとあれこれ画策していたのです。その首領格はピーター・ストロックと言います)

●変態マッシブ・ボムFBI本部でバクハツす
それは2016年10月初旬の事。

「長官!とんでもない資料が持ち込まれました!」

持ち込まれたのは…

変態男の変態写真とヒラリーメールのコピーがどっさり入ったPCです。これにはFBIの上層部も度を失いました。時は大統領選挙の数週間前。
聞けばNY支部のジョン・ロバートソンが持ち込んだものだと言う。

「何で今頃こんなもの見つけて持って来たんだ馬鹿野郎」

とコミーは腹が立っただろうが…
これを握りつぶす事は出来ない。既に複数のFBI職員がこのデータを組織的に調べつつあり、FBI組織内では公知のものになっている。
もしこれを握りつぶしたら「当然為すべき職務を遂行しなかった」と自分がその罪を問われることになる。

FBIは全員が全員リベラル狂人みたいな人ばかりではなくて、使命感

に燃える人、愛国心の強い人も多く、近年の上層部の暴走を良く思わない職員も少なくないそうです。
コミーがこの新発見のメール群を無視したら彼らはそれを見咎めるでしょうし、やがては必ずコミーの身に火の粉が降りかかるでしょう。
●コミー、懊悩す
思うにこの時、コミーは「何とか方策を考えなければ」と人生最大級に悩んだんじゃないでしょうか。
この資料の存在を発表しない訳にはいかない、だが何が何でもヒラリーには大統領になって貰わなければならない、
トランプを大統領にさせる訳にはいかないんだ・・。…
この時、コミーはこの証拠PCが持ち込まれてから3週間ほど外観上は何のアクションも起こしていません。

恐らくこの3週間にコミーは部下を使って変態野郎のPCの中に本当にマッシブ・ボム級のヤバい情報が含まれていないかどうか、
ヤバい機密情報メールが含まれていないかどうかアタリをつけていたん…
じゃないかと私は思います。

コミー達がこのメールの中にマッシブ・ボムを見つけたかどうか、それは判りません。
多分時間切れが迫ってきて全部のチェックは出来なかった可能性は高いと思います(実際には押収したPCは1台ではなく複数台あったらしい)。…

●コミー、嘘をつき通す事を決意したか
でもコミーはこの事前調査で全てを見切る事は出来なかったが恐らく「こうなったら何が何でも絶対ヒラリー無罪で乗り切ってやる。
嘘で正面突破をしてやる」と腹を決めたんじゃないでしょうか(私の想像です)。…

この時点で初めてコミーは、

「前回のヒラリーのメールサーバー調査時に未発見だったメールが見つかったのでそこに機密書類が含まれていないかどうか調べたいがよろしいか。この調査は7月に一旦クローズしたものだがリオープンしたい」

と議会に報告した。既に自主的に調査を始めている癖に白々しい

事ですがこれが2016年10月28日。なんと大統領選挙の10日前です。

●世間の人々、この情報に沸騰する
この情報は「ホントかそりゃあ!」とあっと言う間に世間に広まりました。
程なく「ヒラリーのメールサーバーの件でエラいヤバい証拠が見つかったそうやないけ!」とワシントン・ポストを始めとする…
新聞やテレビやネットニュースが騒ぎ出しました。トランプ候補も、

「嘘つきヒラリーのやってる事はウォーターゲート事件よりもヒドいぜ!」

と捲し立てます。

こうした世論沸騰の中で行われたFBIの調査ですが、しかしその実態はどうも杜撰なものだったのではないかという疑いがあります。…
「一週間で3万通のメールを不眠不休で全部読破した結論は7月の調査結果と同じだった。罪に問うような内容は見られなかった。
我々は7月の調査結果を変えることは無い」

とコミーは発表しました。

「一週間で3万通の精査。そんな早業、神業みたいな事が出来るのか?!」…

と皆疑問に思ったがコミーは「ええ、やりました」と。
彼は後に聴聞会で宣誓した上で同じように「30,000通くまなく調べた」と言いました(だがこの証言が事実ではないという事は後日バレる事になる)。

この2回目のメール調査を主導したのはリベラル魔人、ピーター・ストロックだったそうです…

(1回めの調査もピーターの主導)。で、実際には30,000通のメールの精査したというのは嘘でやっぱりそれは時間的に不可能だったらしい。
そのため恣意的に問題の無いメールのみを選んで精査した事にしたと言う話です(この話を何で読んだかが思い出せません)。…
※写真はピーター・ストロック。表情が怖い
●FBIによる厳格無比なるメール調査風景(想像)

FBI部下(メール読み上げ役)「えーと『あのリビアのカ○フィという男を排除するのに何年かかってるの。ウチの軍隊は馬鹿なの?』だそうです」
ストロック「問題なし!次!」

部下「えーと『ISISに武器を供給するのはホワイトハウスの役目じゃない。…

でもそれを妨害する必要もない』だそうです」
ストロック「問題なし!次!」

部下「えーと『ISISが○○油田を制圧した。そこで生産されたオイルを西側資本の○○ペトロリアムが買い取る。交渉の邪魔はしないように』ってこりゃどういう事ですか。これはひょっとしてアレですか、その・・」…

ストロック「お前は黙ってろ!問題なしだ!次!」
(※以上は全て私の無責任な想像です)

●コミー、ヒラリー潔白の声明を発表す、なれど世間は肯じ得ず
そして先に述べた通りコミーは11月6日、

「大半のメールは内容に問題の無いものばかりであり、特に罪に問うような内容は見られなかった」…

という議会あてのレポートを書いて提出し、FBIとしても声明を出した、という訳です。これが何と大統領選挙投票日11月8日の2日前。

コミーの理屈ではたとえ調査結果の発表が選挙の2日前であろうとその内容が「ヒラリーはシロ」という内容であれば
選挙戦の動向に影響は無い筈だと思っていたそうです。…

ところが世間の反応はヒラリーに不利なものになりました。

「やっぱりヒラリーって後ろ暗い人なのかな」
「やっぱり悪いことやってるんだよねあの人」

という反応が結構多かったのです。これは誤算でした。コミーは世間知らずなのかな?…

●トランプ、大統領選に勝利す
そして11月8日、運命の大統領選挙の日がやって来ました。そしてトランプは大方の予想を裏切って勝ってしまったのです。
ヒラリーは敗れました。

ヒラリー・クリントンは後日、

「敗因はコミーの調査結果発表よ。あれのせいで私の方に来ていた勢いが止まってしまったわ」

と述べたそうです。

●コミー愕然とす
コミーはうろたえたでしょうね。ヒラリーに良かれと思ってやった事が全く裏目に出て、
逆にコミーが最も大統領になって欲しくないと思っていたトランプに利する事になってしまったのですから。

この件に関するコミーの行動、判断には疑問が多いです。…

例えば司法省の方針に従えば選挙投票日直前の発表はするべきでは無かったのです。
司法省の内規として「選挙戦の投票行動に直接的影響を及ぼす性質の情報を投票直前に発表するのは望ましくないズラ」というのがあります。
コミーもこれについては司法省から慎重になるように注意を受けていたん…

じゃなかったかと思います(記憶曖昧)。

ところがコミーはその方針に従わなかった。そして調査結果発表においてはまたも司法省をすっ飛ばして「ヒラリーはシロだ」と声明を出した。
強行です。そしてそれは人々の投票行動に影響し、本来守るべきヒラリー・クリントンを窮地に追いやった。…

これではまるで異常行動です。

でもコミーが心の中で何を考えてその様な行動に出たのかという点に関しては本当のところは判らない。
2016年10月頭から11月6日までの約1ヶ月、FBI長官ジェームス・コミーが置かれた様な立場に置かれた人は少ない。
ああいう立場に置かれて懊悩し、半ば恐慌状態に陥った…

人間がどんな判断を下し、どんな行動を起こすのか。恐らく外部の人間には窺い知れぬ事情があったのでありましょう。

トランプ大統領、活躍す
トランプが大統領選に勝利した理由については色々な事情が語られておりますがその中で忘れてならないのは今回ご紹介したこの投票日直前の…
ヒラリー・メール事件です。この事件が無ければヒラリー大統領が誕生していた可能性もあるのです。

という事はアンソニー・ウィーナーという元民主党下院議員の変態おじさんはトランプ大統領誕生において大きな功績があったという事です。
もう保守人ならば彼に足を向けて寝ることは出来ません。…

トランプ大統領が誕生した事によってアメリカには一体どれだけの偉大な事が起こったでしょうか?
経済はブーミング、株価はスカイロケッティング、雇用はオール・タイム・ハイ、軍備増強で軍事力は圧倒的、南部のおっさん達にも笑顔が戻り、
工場は国内に帰ってきて、黒人もヒスパニックも職探しが…

うんと楽になって経済力もついて来た。

トランプ大統領の存在が現在のアメリカの繁栄に寄与するところ大であるのは全く論をまたない。
だがトランプ大統領の誕生は本当に薄氷の勝利でした。何かひとつ間違ったら大統領になれなかった。
それを思うと私は「もし変態アンソニー・ウィーナーがいなかったら

どうなっていたか・・」と慄然とします。

●ありがとう変態おじさん
ありがとう変態アンソニー、ありがとう変態おじさん。
あなたが身を挺して変態行動に邁進して下さったおかげでトランプは大統領となり、現在のアメリカの繁栄があります。
あなたのおかげで今日もトランプ大統領は精力的に大統領職…

に邁進し、日々困難な問題に取り組む事が出来ています。
もう毎日毎日、次から次へと大きな問題が出てきて、大統領は日々それに取り組んでおられます。
個人的には「これはトランプじゃなきゃ出来なかっただろうな」という事が多い。
今、大統領がトランプである事はアメリカにとって本当に慶事であると…

思います。

ありがとう、アンソニー。現在出獄したあなたが通っておられるという「性犯罪者更生プログラム」がうまく行く事、あなたが更生される事、そして速やかに社会復帰される事を祈っております。おしまい。

【注意】
今回のツイートは私が読んだ本や記事を自分の頭の中でまとめてストーリー…

的に書いたものです。結果としてフィクションですのでお間違えの無いようにお願いいたします。

【追加・ジョン・ロバートソンは内部告発者か】
私は多分ジョン・ロバートソンはFBIに対する内部告発者である可能性があると思います。
彼が変態男のPCを調べて、そこに失われたヒラリー私有サーバーの…
30,000通のみならず、2007年頃からのヒラリーのブラックベリーからのメール、
オバマ大統領からのメール、ヒラリーとFBIのおっさん達(コミー、マケイブ、ストロック)が談合しているメールなどを発見した、
という噂が結構根強いんです。実際にはこの変態PCには65万通のメールが入っていたという話も…

聞くんですね。FBIは公式にはヒラリー私用サーバーの30,000通しか認めていないようですが。
ジョン・ロバートソンの強硬な内部告発に遭ってFBI上層部が渋々動いた、という線があるのかも知れませんが
今回のツイートではその説は見送りました。

1:40 - 2019年3月16日

 

 


(引用終了)