1809-17-1360-9/22メルマガブログ転送左翼思想は大虐殺に繋がる

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ソ連の「クラーク」と、ゲルマンの「カール」と、お菓子の「カール」
2018-09-19
「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義 単行本(ソフトカバー) – 2018/1/30
岩田 温 (著)


(見出し)
1809-16-1359-9/22メルマガブログ転送リベラルと左翼の違い
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続き
(私のコメント)

前回の記事でリベラル左翼がどういうものか、という解説があった。
要約すると、下記の通りです。
1.黒人など弱者階級が居なくなっては困る人たちがサヨク、リベラルは黒人という特徴を無視しようとする。
2.リベラルは資本主義を容認、左翼は反対、
3.リベラルは国民国家ナショナリズムを容認、サヨクはそれを否認して階級で世界を分けようとする。
4.リベラルはアメリカ国民だったらアメリカを愛すべきだと思っています。左翼は左翼が希望だといい、アメリカを否定する。
5.リベラルは言論の自由を尊ぶ。反対意見も尊重する。左翼はヘイトスピーチなどといって反対意見を弾圧する。
6.リベラルは歴史文化伝統を尊重する。左翼は過去というものは悪で捨てるべき物であり、未来こそが希望だ、という。

上記の左翼の特徴は、マルクス主義そのもの事を言っているのだが、それではマルクス主義とはどんな特徴か。
その前に、マルクス主義ソビエトロシアの崩壊で誰も信じなくなったので、リベラルすなわち自由主義に紛れ込んできたということを基本押さえておかないといけない。
つまり、マルクス主義とリベラル自由主義は別の思想だ。
上記の六つの特徴は、マルクス主義の後ろにあるユダヤ教で説明がつく。
すなわち、簡単に言えば、世界は支配者と奴隷の二つからなっており、支配者を無くせば幸せになれる、というわけだ。
それをマルクス主義で言えば世界は階級で出来ており、上の階級が資本家、下の階級が労働者だ。
世界はこの二つの階級で出来ており、両者は常に闘争しているが、最終的に労働者が勝ってユートピアが訪れる、という。
だから、上記1.黒人はマルクス主義で言えば階級が無くなることは防がないと立場がなくなるのだ。
2.資本主義は文字通りの敵だ。3.マルクス主義で言えば階級は思想の根幹だから死守する。国民国家とか宗教とか別の統合は否定しなといけない。
4.マルクス主義は左翼の主張する未来のユートピアを信じてもらわないといけないから、それ以外の愛国心は邪魔になるのだ。
左翼はその意味で過去を罪悪として否定するが、これはユダヤ教で奴隷だった過去を忌まわしいものとして否定するのとおなじだろう。
5.左翼は、ごまかしているが、本質は階級闘争史観だから戦って相手を殺してこの世の中から抹殺するのが目的だから手段を選ばない。
言論の自由の否定などは、まだまだ甘い方だ。最終的には人殺しも辞さないのだ。
今日の記事はその人殺しの実例を示している。
6.左翼は過去の文化を否定、未来の希望を信じろ、というが、奴隷の身になって見ればそれが正しいのだろう。
左翼は皆が奴隷の境遇でないといけないのだ。昔「疎外」という言葉がはやったが、これは無理やり皆を奴隷にしているのだ。

 

さて、前回はこれくらいにして、今回の記事は、リベラル左翼が理想とする世の中というのは、こうなる、という実例を書いたものだ。
左翼マルクス主義は「社会の敵」を設定してその敵を消滅すれば幸せになれる、という考えだ。
社会の敵は最初は貴族や資本家だったが、それらが一掃されると今度は共産党が指定する国民が人民の敵となった。
そして、切なしに人民の敵が作られて殺されていった。
その記録が今回の記事になる。

ところで、左翼の考え方は「あれが悪い、これが悪い」「私が不幸なのはあれのせい、これのせい」という風に自分の外に敵をつくる。
その敵が全ての不幸の根源だ、だからそれらを殺せば幸せになれる、ということになる。
その敵を国家が勝手に決めて殺せ、と扇動する。
だっが、そもそも敵を殺せば幸せになれる、といっても現実を無視していて、敵と自分の幸せがどうつながっているのか分からない。
一般にサヨクの考えはリアリズムに欠けているのが特徴だ。

では、マルキストになる人々は、どうして上記の思想を信じるのか。
人間は怨念とか嫉妬とか羨みとか言うようなマイナスの心を持っている。
仏教などはその心を不幸の元として戒めているし、キリスト教もそういう心の対極にある「愛」を持て、と教えている。
ところが、上記の左翼マルクス主義思想はそれらを正当化出来る。
イギリスのサッチャー首相は「左翼というのは嫉妬だ」と言っている通り、無意識に嫉妬や恨みが働く、という心理が根底にあるから信じやすいのだ。
サヨクマルキストは弱者を助け、強気をくじく勇者のような立場を気取るが決して弱者を助けるわけではない。
ただ、自分の社会に対する怨念から利用しているだけだ。
では次に、元になる左翼思想はどうして生まれたか、をおさらいしてみよう。
その元々の考え方は、ユダヤ教の「救世主が現れて奴隷状態の我々を助けてくれる、悪い支配者をやっつけてくれる。」という思想だ。
ユダヤ教はその前の時代のゾロアスター教善悪二元論すなわち、光と暗黒、天使と悪魔、というような両極端の二つで世界を説明する、という思想が入っている。
世の中を単純に善悪に切り分けてしまうのだ。この思想も分かりやすくて信じやすいものだ。
なお、仏教にもこの二元論は形を変えて入ってきているから我々もなじみが深い。
天国と地獄、善玉悪玉、など分かりやすいから、皆良く使っていて、それ自体が悪い思想というわけではない。
ユダヤ教の場合は支配者が悪玉で奴隷が善玉という二元論で、支配者が居なくなれば奴隷は幸せになるはずだ、となる。
ユダヤ教キリスト教の母体で、イエスキリストはユダヤ教の改革を行おうとして、それに反発したユダヤ人に密告されて死んだ。
だから、当然この思想はキリスト教の中にも入っている。
ユダヤ教キリスト教の関係やその後の経緯も面白いのだが、割愛する。
本題に戻るが、ユダヤ教マルクス主義の関係はどうかというと、そもそもマルクス主義創始者のカールマルクスユダヤ人だ。
ソビエトロシアを作ったレーニントロツキーユダヤ人だった。
だから、共産主義というのはどうしてもユダヤ教が入ってしまう。
ユダヤ教における善悪二元論は、支配者と奴隷だが、マルクス主義のそれは資本家と労働者の二つの階級に置き換えられた。
そして、歴史というものは常に階級闘争によって形作られており、最終的に労働者階級が勝利してユートピアとなると考えた。
例えば、マルクス主義史観によれば、原始共産制社会はまだ階級がなく理想の国だ、などという。
これは考古学で否定されるが、カンボジアポルポト共産政権はこのドグマも一部分作用して、医者や先生など社会の指導層を皆殺しにした。
ポルポト政権は自国民を二百五十万人殺したが、奇妙なことにいくら殺しても社会を良くすることにならなかった。
「あれが悪い、これが悪い」という思想の成れの果ては、カンボジアで実験されているのだ。
マルクス主義歴史観は、原始共産制から封建制、資本主義、そして革命、労働者ユートピアと発展してゆく、というものだ。
これを発展段階説といって、歴史は一直線にかつ必然的にこういう経過をたどる、とした。
そして歴史の変革は、先に述べたように上の階級と下の階級が戦って下の階級が勝って行われる、と考えた。
これはユダヤ教の支配者と奴隷が、その名前は変わるが、どの時代にも居て、常にして闘争している、と言うようなイメージになる。
そして、最終的に階級が無くなったらユートピアが訪れるのだが、これはユダヤ教の支配者が居なくなって奴隷が解放された状態と同じだ。
だが、現実の世界では、実際支配者が居なくなっても奴隷が幸せになるかは別問題だ。
だから、それを宗教として信じるしかないのだが、その結果は下記の記事のようなスターリンソビエトの惨状となる。
今のリベラル左翼はこういったユダヤ教マルクス主義の背景があって、本質は宗教戦争なのだ。

 


(私のコメント終)

 


(引用開始)
(下記の本からの引用)
「リベラル」という病 奇怪すぎる日本型反知性主義 単行本(ソフトカバー) – 2018/1/30
岩田 温 (著)

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ソ連の「クラーク」と、ゲルマンの「カール」と、お菓子の「カール」
2018-09-19

『 1929年12月、【スターリン】は【恐ろしい発言】をした。

「われわれは、【富農】の搾取に制限を加える政策から、【一つの階級としての富農を撲滅する】政策に移った」

スターリンの発言から、ロシアにおいて、「富農撲滅運動」が展開されることになった。

これは共産主義者の悲願である集団農場化を進めること、そして、前年から展開されていた「五ヵ年計画」を遂行するためだった。スターリンはできるだけはやくロシア経済の近代化を図ろうとした。工業を中心とした経済への移行を目論んだのである。しかし、ロシアには【経済の近代化のために必要な資本】が存在しなかった。【この資本を無理矢理捻出するために農民から「余剰収穫物」を取り上げ、海外へと輸出し、その輸出で得た外貨で近代工業に必要な機械を購入しようと考えた】。

 この計画自体は別段奇妙な計画というわけではないが、【現実を無視】して、【計画を断行】したために、【農民たちは、「塗炭の苦しみ」との表現以上に悲惨なこの世の地獄へと送り込まれる】こととなった。

常識的に考えて、【「富農」】という言葉から、多くの人は、巨万の富を得た地主を想像するだろう。だが、当時のロシアにそのような裕福な農家は存在しなかった。実際には、【農民を搾取する「富農」など存在しなかった】のである。ごくわずかな農民が数頭の牛や馬を所有するだけで、【ほとんどが「貧農」に等しかった】。【「富農」とされた人々の収入】は、「富農」の迫害を命じられた【村の役人よりも低かった】のだ。だが、この「富農」こそが諸悪の根源と見なされ、【「階級の敵」として抹殺されるべきだとされた】のである。

「富農」は三つのカテゴリーに分類された。第一カテゴリーは「反革命の活動に従事している富農」で、彼らは逮捕され、【強制収容所に送られるか、処刑される】こととなった。第二のカテゴリーは「それほど積極的に反対活動はしていないが、反革命を助けることになる極め付きの搾取者」で、彼らは【逮捕され、家族ともども僻地へ強制移住させられる】ことになった。第三のカテゴリーは「体制に忠実な富農」で、居住する地域の番外地に移され、土地改良に従事することが決定された。

実際にはロシアに【「富農」は存在しなかったが、政府は、追放されるべき「富農」の数を定めた】。まさに【机上の空論】というべき算出方法で数が決定され、【第一カテゴリーには6万3000人】が該当するものとされ、【第二カテゴリーには15万世帯】が該当するものとされた。

現実には存在しない「富農」を追放するためになされた方法は過激だった。州は地区に対して富農の数を通達した。地区は定められた富農の数を各村ソヴィエトに割り、村ソヴィエトが【富農のリストを作成】した。リストの作成にあたったのが、【国家警察の捜査官、現地共産党の指導者、検察官で構成される三人委員会(トロイカ)】だった。そもそも農民を搾取する「富農」が存在しない以上、【「富農」を選ぶ基準は出鱈目なもの】だった。トロイカを構成する誰かが【個人的な憎悪の念】を持っていたために、【貧しい農民が「富農」とされる】ことも多かった。また、同時に行われていた農地の集団化に反対した人間も「富農」とされることが多かった。何しろ実際に「富農」が存在しないのに、【定められた数だけ「富農」をリスト・アップしなければならない】のだから、【その選出方法が恣意的で、出鱈目であるのは当然であった】といわねばならない。

富農撲滅運動は残酷きわまりないものだった。

ロシア国内の集会、ラジオ、映画で繰り返し、繰り返し「富農」の非道さが強調された。著名な作家、そしてスターリン自身も「富農」がいかに卑劣な存在であるかを強調した。人々は徐々に諸悪の根源が「富農」であると思い込むようになり、「富農」さえ存在しなければ、ロシアにユートピアが到来すると夢想する人々も出現した。』

 

 

 

 

 

(引用終了)

(長くなるので続きは次回)



1809-16-1359-9/22メルマガブログ転送リベラルと左翼の違い

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動画「左翼vsリベラル」を訳してみた。米国保守派のおっちゃん(デニス・プレーガー)が考える左翼とリベラルの違い。
米国人向けなのでアメリカ万歳の部分が鼻につくかもしれないが、考え方は参考になる。
日本でも「リベラルでーす」って大声で言ってる人、だいたい極左だよね?

7:47 - 2018年9月20日

(私のコメント)
下記の記事にある左翼というのは、要するにマルクス主義者のことだ。
マルクス主義とは共産主義のことで、ソビエトロシアが崩壊してダメな悪い考え方だ、ということがはっきりした。
はっきりしたのだが、その思想が廃れる(すたれる)ことはなかった。
なぜなら、共産主義というのはユダヤ教を根に持つ新興宗教だったからだ。
ユートピアを夢見る宗教だから、それを信じる人がいる限り廃れることはないのだ。
ソビエトロシアが崩壊する以前に共産主義がうまく行っていないことに気づいて、ユダヤ人を中心としたフランクフルト学派が作られた。
今の左翼はそのフランクフルト学派の流れを受けて活動している。
フランクフルト学派については以前に記事を紹介したので詳しく言わないが、要するに文化伝統を徹底的に批判する「批判理論」がその中心だ。
彼らはリベラル、つまり自由主義者を装い「批判理論」を展開しているのだ。
リベラル自由主義は本来保守主義と重なるところが多い思想だ。
この記事の最後にユダヤ人が登場して、左翼を批判しているのはユダヤ人にも派閥があるのだろう。
キリスト教ユダヤ教の戦いという側面もあるのではないか。
先日杉田水脈(すぎたみお)さんが新潮45という雑誌で書いたことが問題になってもめているが、あれは日本版のリベラル左翼が騒いでいるのだ。
いずれ記事にしたいと思っています。

 

(私のコメント終)

 


(引用開始)

 

リベラルと左翼の違いは何でしょうか? この質問は多くの人を困惑させます。
なぜなら、リベラルと左翼は基本的に同じだと考えられているからです。
しかし、それは違います。実際のところ、左翼とリベラル主義に共通するものはほとんどありません。


しかし、左翼は「リベラル」という言葉を巧妙に乗っ取ってしまったので、リベラルも左翼も保守も、
すべての人がこの 2 つは同義語だと考えています。それはまったくの間違いです。6 つの例をあげて説明しましょう。


1. 人種。おそらくこれは、リベラルと左翼の最も明らかな違いです。人種についてのリベラルの考え方は常に以下のようなものでした。
A) 肌の色は重要ではない。B) 肌の色が重要だと考える人は人種差別主義者である。しかし、左翼の考え方はまったく逆です。


左翼にとって、人種に関するリベラルの態度、すなわち人種は重要でないという態度こそが差別主義者です。
たとえば、カリフォルニア大学では、「人種は1つしか存在しない。
それは人類である」という発言を人種差別的であるとして公式にリストアップしています。

また、リベラルは人種統合を熱心に力を注いできましたが、左翼は黒人専用の寮や黒人だけの大学卒業式など、
人種の分離をますます押し進めています。


2. 資本主義。リベラルはずっと資本主義を支持してきました。
なぜなら、彼らは自由企業経済を信奉し、多くの人を貧困から救済できるのは資本主義だけだと知っているからです。
もちろん、リベラルは保守よりも政府が経済に積極的に介入すべきだと考えていますが、資本主義に反対したことはありません。

社会主義を支持したこともありません。資本主義に反対し、社会主義を信奉するのは、左翼の立場です。

3. ナショナリズム。リベラルは、米国でも、ブラジルでも、フランスでも、国民国家を信じています。
しかし、左翼は国民というアイデンティティではなく階級で世界を分割するので、常にナショナリズムに反対します。
リベラルはいつもアメリカの主権と国境を守ろうとしてきましたが...

...左翼は国境の開放を求めています。
スーパーマンの作者がリベラルだった頃、スーパーマンは誇り高き米国人で、「真実、正義、アメリカ流」がモットーでした。
しかし、これは数年前に変化しました。作者が左翼に変わったとたん、スーパーマンアメリカ人であることをやめ、世界市民になりました。

左翼は、ファシズムに続く道だとしてナショナリズムを軽蔑します。
私たち全員が国境のない世界に住む「世界市民」である方がよいと言うのです。

4. アメリカの見方。リベラルは常にアメリカを称揚してきました。
1930~50年代のアメリカ映画は、ストレートに愛国的なアメリカ礼賛映画です。
これらの映画はほぼすべて、リベラルにより製作され、監督され、演じられました。

リベラルは米国の不完全さを認識していましたが、エイブラハム・リンカーンの「アメリカは地上最後で最良の希望」という言葉に同意していました。
しかし、左翼は左翼こそが地上最後で最良の希望だと考え、
アメリカを人種差別的、性差別的、同性愛嫌い、外国人嫌い、暴力的、帝国主義的だと見なします。

5. 言論の自由
米国のリベラル以上に「私は君の意見には反対だが、君がそれを主張する権利は命をかけて守る」という言葉を大切にしてきた人はいません。
しかし、左翼は、大学、インターネットを支配するIT企業、そしてほとんど全ての組織や職場で、アメリカ近代史上初の広範な弾圧を主導しています。
もちろん、左翼は「ヘイトスピーチ」だけに反対しているのだと言うでしょう。
けれども、左翼は彼らと意見が異なるものすべてを「ヘイトスピーチ」と見なすという事実もさることながら、
言論の自由の肝となるのは、あなたや私がヘイトスピーチと見なすものこそを守ることなのです。

6. 西洋文明。リベラルは常に西洋文明を支持し、守ろうとしてきました。
リベラルは西洋独自の道徳的/哲学的/芸術的/音楽的/文学的達成を祝福し、ほぼすべての大学でこれらを教えてきました。
アメリカの政治の歴史で最も尊敬されるリベラルであるフランクリン・ルーズベルト大統領は...

...西洋文明、さらにはキリスト教文明を守ることの必要性を何度も説きました。
しかし、ドナルド・トランプ大統領がワルシャワで西洋文明を守ることの必要性に触れたとき、
左翼メディア、またの名をメインストリーム・メディアは、彼を非難しました。

彼らは、西洋文明は他の文明に勝るものではなく、西洋文明とは白人至上主義の婉曲表現に過ぎないと主張しました。

以上のように、リベラル主義と左翼主義は大きく異なるわけですが、なぜリベラルは左翼に反対しないのでしょう?
簡潔に言えば、彼らはずっと右翼を恐れるように教えられてきたからです。

アメリカで最も有名なリベラルのひとり、ハーバード大学法学大学院のアラン・ダーショウィッツ教授は、
「リベラルとして、アメリカ人として、ユダヤ人として、私は右翼よりも左翼をはるかに恐れる」と述べています。

リベラルの皆さん、あなたの敵は保守派ではありません。左翼です。(了)

翻訳は以上です。

デニス・プレーガー (Dennis Prager) は米国保守派のラジオ・ショー・ホスト/作家。
保守派の観点から政治・経済・哲学などさまざまな題材のビデオを制作する非営利団体 PragerU を設立。
今回のビデオも PragerU が公開したものです。


(引用終了)

1809-14-1357-9/16メルマガブログ転送嘘つき朝日を追い込む

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THE STANDARD JOURNAL~アメリカ通信~
(参考)
2018年9月15日 検索回避メタタグ問題、朝日新聞に更に要望書を送ってます。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=2&v=Xgg_JDfQljA
【色々と深堀してみる番組】②上念×ケント×山岡
https://www.youtube.com/watch?v=hkTLajB9_1w&t=7s
【色々と深堀してみる番組】④上念×ケント×山岡
https://www.youtube.com/watch?v=AUlQu4nCCgU
【色々と深堀してみる番組】③上念×ケント×山岡

 


(私のコメント)

朝日新聞はひどいものだが、彼らは慰安婦宣伝を国際的に行っているから引っ込みがつかないのだろう。
でも、山岡さん達の突っ込みは素晴らしいものだ。
戦略的にこのやり方は学ぶべきだ。

(私のコメント終)

(引用開始)
全世界のアメ通読者の皆さんこんにちは。山岡鉄秀です。

朝日新聞慰安婦英訳記事に潜んでいた検索逃れメタタグ問題、
朝日の説明は

「外部環境でメタタグを付けてチェックした後で公開したが、
このふたつの記事だけ作業漏れで取り忘れた」

というものでした。

ところが、改めて記事を検証したところ、
日本語のオリジナル記事にも
検索回避タグが入っていることがわかりました。
それも、配信当時は無かったのに、ずっと後で加えたものでした。

これについての朝日の説明は

「指摘のあった英語記事からメタタグを削除する作業の際、
日本語記事もチェックしたが、間違って設定が変わっていた」

という激しく意味不明なものでした。

完全に答えに窮したかに見えた朝日新聞
9月10日にこんな訂正記事を載せていました。
そこには短く「申し訳ありません」のひとことが….

---
https://www.asahi.com/corporate/info/11807675

2018-09-10
朝日新聞デジタルの記事に
「検索回避タグ」が設定されているとのご指摘について

(追加のご指摘で見つかったタグの設定ミスについても修正し、
8月27日付の本欄の説明を更新しました。申し訳ありません)
---

このすぐに埋もれてしまう「お知らせ」に載った意味不明の説明と、
異様に短い「申し訳ありません」のひとこと。

大新聞社の朝日新聞は、
これですべてを終わらせてしまおうとしているのでしょうか?

私とケントさんは9月12日付で朝日新聞に書簡を送りました。
ただし、今回は質問ではありません。要望書です。

回答期限は9月17日ですが、
18日に伸ばして欲しいとの連絡がありました。
詳しくは以下掲載の「要望書」をご覧ください。

( 山岡 鉄秀 :Twitterhttps://twitter.com/jcn92977110

-----------------------------------------------------------------

2018 年 9 月 12 日
株式会社朝日新聞社
広報部長 後田 竜衛様
朝日新聞英語版の「慰安婦」印象操作中止を求める有志の会
ケント ギルバート
山岡 鉄秀

検索回避メタタグ問題を受けての各種申し入れ

冠省

日本語の「慰安婦と挺身隊の混同記事」中に
検索回避のメタタグが存在していたことについて、
産経新聞 9 月 9 日付の記事が伝える
御社の釈明を読んで非常に驚きました。

「8 月 23 日に英語版のタグについて産経新聞の取材を受けた際、
日本語版の記事についても確認作業をした。
その際に配信システムの操作を誤り、
記事の設定が変わっていたことが分かった」(記事より引用)

英語記事中のメタタグの存在は配信時の削除漏れで、
今回は指摘を受けたメタタグの削除作業の流れで
誤って日本語記事にメタタグを挿入してしまったという意味でしょうか。

全く現実味がなく、もしその通りだとしたら
非常にずさんな管理運営をされていることになります。

該当記事のソースページに表示される改定日時を確認すると、
指摘を受けたふたつの英語訳記事の検索回避メタタグを削除するより前に、
日本語版記事にメタタグを挿入していたように見受けられます。
御社の説明にもありましたとおり、メタタグの挿入は意図的に行われるものであり、
削除する前に別の記事に新たに挿入する作業は明らかに人為的なものです。

また、2014 年 8 月 5 日に公開された慰安婦関連記事の英訳記事が、
日本語環境(朝日新聞デジタル)で
日本語として定義されて作成されていることについて、
英語環境である TheAsahi Shimbun のサイトに
慰安婦関連記事のポータルページのようなものをつくり、
そこから日本語サイトにリンクを張ったとのご説明を頂きました。

これについて実際のサイトおよびリンクを確認して大変驚きました。
以下、解説させていただくとともに、当方からの要望を申し述べます。

まず、英語サイトの The Asahi Shimbun トップページから
そのポータルページへのリンクですが、次のページの画面にあるように、
ずっと下の方の右端に存在し、
かつ、In-housenews and messages と名付けられています。

これを直訳すれば「社内ニュースとメッセージ」であり、
社員向けの連絡欄と思われてしまうでしょう。
「健康診断のお知らせ」が書いてあっても驚きません。
誰も慰安婦報道関連だとは想像もできないでしょう。

万が一御社の社内ニュースに興味を持った読者がここをクリックすると、
慰安婦関連記事を集めたポータルがありますが、下記にありますとおり、
さらに一番下にあるリンクをクリックして
朝日新聞デジタルの日本語サイトに飛ばないと
今回隠されていた誤報の核心記事に辿り着けません。
これではアリバイのためにポータルを作成したとのそしりを免れないでしょう。

そしてリンク先の日本語サイトで最初に出てくるのは
杉浦信之氏による社説と御社主張を書いた記事
-「慰安婦問題の本質は変わらない」です。

ここまで来ても、誤報の核心を伝える、
ふたつの記事に辿り着くにはスクロールダウンして
下部にあるリンクを探さなくてはなりません。
さらに検索回避のメタタグが挿入されていたのですから、
奥の奥に隠されていたことになります。

ご存じのように、朝日新聞三者委員会は次のことを明確に述べています。

● 1997 年の慰安婦報道検証時に撤回と謝罪をしなかったのは致命的なミスであった。
● 2014 年の撤回は遅きに失したうえ、なぜここまで遅れたかの検証がない不十分なもの。
● 「強制性」について「狭義の強制性」に限定する考え方を他人事のように批判し、
河野談話に依拠して「広義の強制性」の存在を強調する論調は、
のちの批判にもあるとおり、「議論のすりかえ」である。

また、2014 年 12 月 26 日、第三者委員会の報告を受けた渡辺雅隆社長は
次のように語っています。

慰安婦報道について朝日新聞は、’97 年と’14 の二度、検証記事を掲載しましたが、
いずれも誤りを率直に認めて謝罪し、わかりやすく説明する姿勢に欠けていました。
読者の皆さまに向き合う姿勢をおろそかにし、批判に対して
自社の立場を弁護する内向きの姿勢に陥ってしまったことを深く反省しています。
社会に役立つメディアとして再び信頼していただけるよう改革に取り組みます」

慰安婦報道につきましては、(先ほど西村取締役からも申し上げましたように)
私たちは慰安婦報道の実相を伝えるべく、これからもチームを作って
しっかりと報道していくつもりでございますので、
それを英文もしくはその他言語も含めて発信していくことで、
海外への理解を深めていければなあと思っております」
(THEMIS 2018 年 9 月号)

上記に鑑みて、御社の一連の行為は、検索逃れの設定が
故意であるか過失であるかに拘わらず、第三者委員会の提言や
渡辺社長の発言に著しく逆行するものだと言わざるを得ないでしょう。
そこで私たちは、下記事項の迅速な実行を御社に対し要求いたします。

1.
下記のふたつの記事に関しては
公開期限設定を解除し、無期限の公開とする。

済州島で連行」証言 裏付け得られず虚偽と判断
「挺身隊」との混同 当時は研究が乏しく同一視

2.
In-house News and Messages を Retracted Articles (撤回された記事)に変更する。

3.
下記ふたつの記事に関しては設定を(言語=英語、コンテンツ=英語)に変更し、
英語環境(AJW)に移して、前述の”Retracted Articles”の下に直接リストする。
“Testimony about 'forcible taking away of women on Jeju Island': Judged to be fabrication
because supporting evidence not found”(済州島連行虚偽と判断)
“Confusion with 'volunteer corps': Insufficient research at that time led to comfort
women and volunteer corps seen as the same”(慰安婦と挺身隊混同)

4.
狭義の強制を示唆する”forced to provide sex”の表現の使用を中止する。
今後慰安婦の説明的表現を追加するなら、
comfort women who worked in brothels regulated by the militaryauthorities
などの表現を使用すること。

5.

2014 年の第三者委員会の提言や渡辺社長の発言にも拘らず、
誤報の核心記事を撤回以来一貫して検索不能にしていた責任を認め、
公式に記者会見を開いて謝罪する。

新聞社であれば、誤報があれば即座に撤回して謝罪し、
幅広く告知することが信頼を保つための
重要な危機管理であることは申し上げるまでもありません。
三者委員会の報告書によれば、
すでに遅きに失した 2014 年の再検証時でさえ、
当初木村伊量社長らの意向で謝罪を拒否したとあります。
今回のメタタグ問題にしても、あたかも現場担当者に
責任を押し付けるような言説はいかがなものでしょうか。
コーポレートガバナンスの観点から、組織として、企業としての責任を認識し、
社会に表明することが不可欠だと考えます。
以上、9 月 17 日までのご回答をお願い致します。

早々

朝日新聞英語版の「慰安婦」印象操作中止を求める有志の会

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▼山岡鉄秀▼
AJCN Inc.代表・公益財団法人モラロジー研究所研究員
 1965年、東京都生まれ。中央大学卒業後、シドニー大学大学院、
ニューサウスウェールズ大学大学院修士課程修了。
 2014年、豪州ストラスフィールド市において、
中韓反日団体が仕掛ける慰安婦像設置計画に遭遇。
子供を持つ母親ら現地日系人を率いてAJCNを結成。
「コミュニティの平和と融和の大切さ」を説いて
非日系住民の支持を広げ、圧倒的劣勢を挽回。
 2015年8月、同市での「慰安婦像設置」阻止に成功した。
著書に、国連の欺瞞と朝日の英字新聞など
英語宣伝戦の陥穽を追及した『日本よ、もう謝るな!』(飛鳥新社

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(引用終了)



(優秀メルマガブログ紹介)
 ◎ ハロー株式 ◎     2018/09/14 夕刊


(見出し)

(私のコメント)

シルバー川柳」面白い。

(私のコメント終)

 


(引用開始)

こんにちは。aquaです。

 今度の月曜日は「敬老の日」です。厚生労働省の発表によりますと、全国で
100歳以上の高齢者は15日の時点で6万9785人(うち女性は88%の
6万1454人)と、昨年から2千人ほど増え、48年連続で過去最高を更新
しました。

 尚、敬老の日にちなみ、公益社団法人・全国有料老人ホーム協会は「シルバ
ー川柳」を毎年公募しており、今年の入選作品をいくつか紹介させていただき
ます。


・デイサービス「お迎えです」はやめてくれ(男性・大阪府・68歳・無職)

・朝起きて調子いいから医者に行く    (男性・埼玉県・77歳・無職)

・家事ヘルパー来られる前に掃除する   (女性・熊本県・82歳・無職)

・ベンツから乗り換えたのは車椅子    (女性・奈良県・65歳・無職)

・古希を過ぎ鏡の中に母を見る      (女性・大阪府・76歳・主婦)

 

 当たり前ですが、老人と言われる世代も若かりし頃がありました。育てられ、
結婚をし、子供を育て、幾たびの困難があり喜びがあり、悩みや苦しみも当然
あったでしょう・・・。

 いつの間にそんなに偉くなったのかと思えるほど次の世代の成長は早いもの
ですが、今は老人でない人も間違いなく辿る道であり、そこにあるのは自分自
身の姿でもあります。

 


(引用終了)



1809-3-1346-9/5メルマガブログ転送米孤立没落北野レポート

(優秀メルマガブログ紹介)

https://diamond.jp/articles/-/178778
DIAMOND online
北野幸伯

(見出し)
トランプはブッシュJr.の失敗を繰り返し、米国の没落を加速する

 

(私のコメント)

アメリカという国は、多民族国家だから、敵が居ないとまとまらない。
だから、何時も敵を探している。
下記の記事ではアメリカが世界の各国と対立して、孤立の道を歩んいるから没落する、という。
だが私は、孤立すれば国内的には結束するから、却って強くなるのではないか、と思う。
先日送った河添恵子さんの中国に関するレポートと合わせて考えると、世界情勢が立体的に分かってくる。
なお、世界情勢を見るとき、重要なのは力とカネだ。
力とは軍事力、カネとは経済力のことで、アメリカは両方ともしっかりあるから、孤立しても平気だ。
トランプ大統領は国家を超えて動くグローバル企業やユダヤ金融資本の力を削いで、一国内の製造業を活性化したいと思っている。
だから、国際社会からの孤立は望むところで、イラクに攻め込んだネオコンのような世界支配は考えていない。
むしろ、そういう世界一極支配は反対の立場だ。
ソビエトが崩壊することで一旦得た一極支配を放棄する意味では、没落だが、国としては却って強い国になるのではないか。
没落しようとどうしようと国民が豊かで幸せに安全であればよいのだ。
カネと力さえあれば何とかなる。
(私のコメント終)

 


(引用開始)


米国の外交が迷走している。NATO首脳会議でトランプが欧州諸国を激しく批判した結果、
欧州は、米国のライバルである中国、ロシアに接近している。欧州、中国、ロシアが、反米で一体化する?
驚愕の事態だが、過去にも同じことがあった。「米国一極世界」を夢見て、失敗したブッシュJr.の時代だ。
(国際関係アナリスト 北野幸伯

トランプの「プーチン愛」が
米国反ロシア派の怒りに火をつけた
アメリカファーストをゴリ押しするトランプは米国を没落させる
トランプの掲げる「アメリカファースト」は、ブッシュJr.が目指した「米国一極世界」にそっくり。
他国を顧みない独善的なやり方は結局、米国の没落を加速させるだろう 
 前回記事(「トランプの暴走は『中東大戦争・世界経済危機』を起こしかねない」)で詳細に触れたが、
トランプは7月11日、ブリュッセルで開催されたNATO首脳会議で、他の加盟国、とりわけドイツを名指しで批判した。

 欧州の首脳たちを叱りつけて上機嫌のトランプは7月16日、フィンランドプーチンと会談。
トランプとプーチンは、誰もが驚くほど「和気あいあい」で、米ロ関係は大きく改善されたように見えた。

 同日、トゥスクEU大統領は北京にいた。トランプ貿易戦争のターゲットになっている欧州と中国が、共闘していくことを確認したのだ。
この時点では、米ロは接近、欧中は反米で一体化という構図になっている。
 
 ところが、米国の反ロシア派(全民主党共和党反ロシア派、国防総省国務省官僚、反トランプ・反プーチンマスコミ、諜報機関など)は、
トランプとプーチンの和解を認めない。

 トランプは米ロ首脳会談後の共同記者会見でロシアによる選挙介入について聞かれ、「プーチン大統領がたった今、ロシアじゃないと言った。
これははっきり言おう。ロシアである理由が見当たらない」と答えたが、これが大問題になった。
「自国の諜報機関より、プーチンを信用するのか」と。

 トランプは、すぐにこの発言を訂正せざるを得なかったが、それでも反ロシア派の面々は許さなかった。
米国反ロシア派は、米ロ関係をぶち壊すべく行動を開始。ロシアに追加制裁することを決める。

<米政府は8日、英国で3月発生した神経剤ノビチョクを用いた元ロシアスパイ暗殺未遂事件について、ロシアが関与したと断定し、
新たな制裁を科すと発表した。>(毎日新聞8月9日)

 米国はこの件で、すでにロシア外交官を60人追放している。今度はさらに、ロシアに経済制裁を科すという。
制裁は2段階からなり、第1段階では、米国がロシアにエンジン、電子回路部品など国家安全保障に関わる物品を輸出することを制限する。
第2段階の詳細はまだはっきりしないが、ロシアでは「これまでにないほど厳しいものなる可能性がある」と報じられている。

 

強引なトランプが欧州、ロシア、中国を結束させた

ロシアでは、以下のような報復を予想する声が上がっている。

 ・外交関係レベルを下げる。外交関係断絶もありえる
 ・ロシアへの融資を禁止する
 ・米国の対ロシア輸出を禁止する
 ・米国の対ロシア輸入を禁止する
 ・ロシアの航空会社アエロフロートの米国への往来を禁止する

 もしこれらの制裁が実際に科されれば、ロシアには大打撃である。こうして、米国の反ロシア派は、米ロ首脳会談の成果をぶち壊すことに成功。米ロ関係は、また最悪になった。

 さて、トランプにいじめられて傷心のメルケルは8月18日、プーチンと会談した。(太線は筆者、以下同じ)

 <独ロ首脳が会談、トランプ氏への対抗で歩み寄りか-パイプライン推進
ブルームバーグ 8/20(月) 3:56配信
ロシアのプーチン大統領とドイツのメルケル首相は18日にベルリン近郊で会談し、シリアやウクライナ、イランの情勢や米国の関税などについて長い時間をかけて詳細に話し合った。ロシア大統領府のペスコフ報道官が明らかにした。>

 もっとも重要なテーマは、トランプが強く反対している「ノルドストリーム2」だ。メルケルプーチンは、トランプの意思に逆らい、このプロジェクトを推進することで合意した。

<同報道官が記者団に語ったところによれば、両首脳は「ノルドストリーム2」ガスパイプライン・プロジェクトの推進でも合意した。
 トランプ米大統領は先月、ドイツが天然ガス供給をロシアに依存していることについて「ロシアに完全に支配されている」と批判したが、独ロ両首脳は「このプロジェクトを政治化するのは全く間違っている」とし、完成させるべきだとの考えで一致したという。>(同上)


 ここまでの動きを整理してみよう。

 まず、トランプが欧州諸国を非難。EUのトゥスク大統領は、中国に飛び、欧中一体化してトランプと戦うことで合意した。一方、トランプはプーチンと和解し、米ロ関係は大きく改善されたように見えた。しかし、米国内の反ロシア派が巻き返し、米ロ関係は再び悪化する。

 トランプにいじめられたメルケルと、米国反ロシア派からのバッシングに苦しむプーチンは会談し、米国に対して共闘していくことを誓った。そして中国とロシアは元々、事実上の同盟関係にある。

 結局、欧州、中国、ロシアが「反米」で一体化していく状況になっていることが分かる。これは極めて異常な事態に見える。しかし実を言うと、そう遠くない過去に同様の事態が起こっていた。


ブッシュJr.時代にも
米国は国際社会で孤立した
 ブッシュJr.は2001年、米国の絶頂期で大統領になった。1991年末、ソ連が崩壊し、冷戦は終了。米国は世界唯一の超大国となった。

 当初、彼に敵は見当たらなかった。一番のライバルだったソ連は崩壊したし、経済のライバル・日本は、バブル崩壊で「暗黒時代」に突入している。欧州はベルリンの壁崩壊後、豊かな西欧が貧しい東欧を吸収し、困難な時期を迎えていた。後に米国のライバルになる中国は当時、まだ問題にならないほど貧しかった。そして、1990年代半ばから末にかけて、米国は「IT革命」により空前の繁栄を謳歌していた。

 ブッシュの目標は、「米国一極世界」を構築すること。彼は、それが可能であると信じていた。ところが、事態は思わぬ方向に向かっていく。

 彼が大統領になったころ、ITバブルが崩壊した。さらに2001年9月11日、衝撃的な同時多発テロが起こる。同年、米国は自衛権を行使してアフガン戦争を開始。さらに2002年、ブッシュはイラク戦争を画策した。

 しかし、国連安保理で拒否権を持つフランス、ロシア、中国、さらに拒否権は持たないが大国であるドイツは、この戦争に反対。米国の「一極主義」に反対する「多極主義陣営」が形成された。

 国連安保理から開戦の「お墨つき」を得ることができなかったブッシュは、「超大国・米国は、国連の許可など必要ない」とばかりに、独断で開戦を決意する。この件について、最近亡くなったアナン国連事務総長(当時)は、「国際法違反だ」と断言していた。

イラク戦争国連憲章上違法」 国連事務総長がBBCに
 15日の英BBC放送(電子版)によると、アナン国連事務総長はBBCとのインタビューで、イラク戦争を「我々の見地からも、国連憲章上からも違法」と断じた上で、「各国が共同歩調をとり、国連を通して行動するのが最善という結論に誰もが達している」と述べた。>(asahi.com 2004年9月16日)
さらにバツが悪いことに、米国の開戦理由が、すべて「大ウソ」だったことが、世界に示された。

<米上院報告書、イラク開戦前の機密情報を全面否定
[ワシントン=貞広貴志]米上院情報特別委員会は八日、イラク戦争の開戦前に米政府が持っていたフセイン政権の大量破壊兵器計画や、国際テロ組織アル・カーイダとの関係についての情報を検証した報告書を発表した。>(読売新聞2006年9月9日)

<報告書は『フセイン政権が(アル・カーイダ指導者)ウサマ・ビンラーディンと関係を築こうとした証拠はない』と断定、大量破壊兵器計画についても、少なくとも一九九六年以降、存在しなかったと結論付けた>(同上)

「ウソの開戦理由」で「国際法違反」の戦争を開始した米国。もはや「正義の味方」ではなくなり、その権威を大きく失墜させた。

 ブッシュは、米国による「一極世界」を夢見て、その任期をスタートさせた。しかし、任期終了間近で起こったのは、米国発「100年に1度の大不況」だった。2008年のリーマンショックである。

 結果、彼の意図に反して米国の「一極世界」は崩壊。ブッシュの任期中に中国が台頭してきて、世界は「米中二極時代」に移行していった。

「世界を無視して突き進む」
トランプとブッシュの共通点
アメリカファースト」を掲げ、全力で走り続けているトランプ。このスローガンは、ユニークに見えるが、実は「米国一極世界」を目指したブッシュと大差ない。

 そして、「国際法」「国際的枠組み」を顧みない点も、2人は似ている。ブッシュは国連安保理を無視してイラク戦争を開始した。トランプは「パリ協定離脱」「TPP離脱」「イラン核合意離脱」などで、国家間の約束を重視しない姿勢をはっきり示している。

 ブッシュの強硬な態度はドイツ、フランス、ロシア、中国を一体化させ、「多極主義陣営」が構築された。そして、世界的経済危機によって、ブッシュの夢は崩れた。

 今、トランプは自身の奔放な言動によって再び、欧州、ロシア、中国を一体化させている。

 一見、トランプは、依然として世界最強である米国の力を背景に、戦いを有利に進めているように見えるかもしれない。しかしブッシュの時代、米国は今よりもはるかに強力だった。それでも、世界を無視して突き進んだブッシュは、成功できなかった。

 国際世論を無視して「アメリカファースト」を貫くトランプも、結局は米国の没落を加速させる結果になるだろう。そして、ブッシュ時代よりも米国のパワーが衰えている分、トランプの掘る墓穴は大きいかもしれない。

 トランプの間違いの根本は、「アメリカファースト」という方針自体だ。

「私の哲学は、『私ファースト』です!」と宣言し、友人知人を一切顧みない人物と、あなたは付き合いたいと思うだろうか?おそらく、「友達にならないでおこう」と思うだろう。
ブッシュの失敗を予言した
ソロスの読みはトランプにも当てはまる
 あるいは、「わが社の哲学は、『わが社ファースト』です。自社の利益のみを徹底的に追求します!」という会社から、物を買いたいと思うだろうか?「あんたの会社の利益など、私には関係ない!」と感じるだろう。

「国」は個人や会社と違うのだろうか?実は、変わらない。ただし、米国は超大国なので、過去の政権が結んだ約束を反故にしても、表面上は、誰も何もできない。しかし、表面上何も起こらないからといって、米国が安泰なわけではない。米国への反感は強まり、弱い国は弱い国なりに結束して、策略を巡らすようになるからだ。そして、欧州、中国、ロシアが一体化すれば、強力な勢力になる。

 ブッシュが国際法を無視してイラクを攻めた時、ほとんどの人は、米国にはどんな問題も起こらないと確信していた。ところが、ジョージ・ソロスは2004年、「イラク戦争で米国は没落する」と断言していた。筆者は、ソロスのファンではないが、この予言は極めて的を射ている。

アメリカは今日の世界で、他のどの国家も、またどの国家連合も、当分は対抗できそうもない支配的な地位を占めている。
 アメリカがその地位を失うとすれば、それは唯一、自らの誤りによってだろう。
 ところが、アメリカは今まさに、そうした誤りを犯しているのである。>
(「ブッシュへの宣戦布告」ジョージ・ソロス P.2)

 トランプは、ブッシュ同様の過りを犯しているように見える。「アメリカファースト」を掲げるトランプだが、その目的は「米国を再び偉大にすること」だ。しかし、そうはならず、結果的に米国の没落を加速させることになるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

(引用終了)

 

1809-2-1345-9/2本要約田中英道著「リベラル不要」

(優秀本の要約内容紹介)
(著者と題名)
田中英道著「日本人にリベラリズムは必要ない。リベラルと言う破壊思想」
(私のコメント)

この本は、現在世界をリードしているリベラルという思想がいかに悪い思想かを解説している。
第1章ではリベラリズムがだめな思想だ、ということの解説。
第二章では日本にリベラルが生き残る理由。
第3章では今の芸術が反体制反権力をありがたがる理由。
第4章ではリベラリズムの呪縛から逃れる方法。


(私のコメント終)

(要約引用開始)

序章アンチリベラルにかじを切った国際社会

1.基本的にリベラルという言葉は「自由」を意味している
今のリベラルはその意味と違って、物事を常に批判的に見るところに大きな特徴があります。
組織や共同体からの自由を目指す人々のことをリベラルと呼んでいる。
2.現在のリベラルの本質は「隠れマルクス主義」だが、リベラルを標榜するリベラリストは、自分たちがサヨクだとかマルクス主義者だとか言われることを嫌う。
だが、本質はズバリサヨクであり、マルクス主義者だ。
マルクス主義ソ連崩壊で明らかになったように、プロレタリアート革命が幻想であることがわかり、誰も信用しなくなった。
そこで、彼らは中立を装ってリベラルを主張するようになったのだ。
3.マルクス主義が標榜する革命の代わりに、リベラルは「フェミニズム」(男女同権論)、「ジェンダーフリー」(社会的性別からの解放)、「多文化主義」などを推進する。
いわゆるリベラルは、資本主義に生じる矛盾の結果をプロレタリア(労働者)の「必然的貧困」でなく、「人間疎外」に変えていった。
人間疎外はマルクスの哲学用語として以上に流行した言葉だ。
労働者の貧困は、資本主義体制でも解決され、労働者は豊かになった。
従って必然的貧困をとなえたマルクス主義は間違いだと証明されてしまったので、人間疎外にすり替えたのだ。
出世ができないとか福祉が充分でない、とか普通社会に生きていれば皆不満を持つ。
それをリベラルは利用して疎外と呼び、「将来人々が完全に満たされる世の中になる」と言う幻想を撒き散らす。
その幻想から共同体や社会、国家を批判し否定する。
4.注意しておくべきは、ここで言う「批判」という言葉です。
私たちは批判されるのは「批判される側に問題があるからだ」と考える。
だが、リベラルにとって重要なのは、その問題ではなく批判する行為そのものなのです。
リベラルには「批判理論」という、批判すること自体が意味と意義を持つ、という理論があります。
5.共産主義ソビエトが崩壊したため、労働者による革命という考え方が間違いであることがはっきりしました。
共産主義は資本主義の矛盾から必然的に起きる革命」で世の中を変革しようとした。
ところがそういった経済による革命が起きないことがわかったので、隠れマルクス主義者であるリベラルはその対象を経済から「文化」に変えたのだ。
フェミニズムジェンダーフリー多文化主義は、リベラルが文化の元になる「伝統」の破壊に走ることの表れだ。
6.リベラルに対抗する保守主義者は、彼らが文化を革命の対象にしていることに気づいていない。
また、文化そのものも理解していない。
従ってリベラルから文化批判を仕掛けられても反論のしようがなく、お手上げの状態になってしまうのです。
リベラルが文化に対する批判を意図的に行ってきた意味を理解できず、放置してきたために、今や修復不可能と思われるほどに伝統と文化は破壊されてしまいました。
7.批判理論の背景には「フランクフルト学派」というものがある。
ドイツでナチスが台頭した時期、ユダヤ系学者グループは反ユダヤ主義政策に追われてアメリカに亡命していきました。
これをフランクフルト学派といい、フェミニズムジェンダーフリー多文化主義はすべてこの学派から出た理論によっている。
日本でも1960年代から70年代の全共闘世代は、ほとんどフランクフルト学が洗礼を受けている。
フランクフルト学派は「プロレタリア革命」を叫ばないので、大衆運動を行わず大学の教員や学生などを始めとするインテリ層を理論普及のターゲットとした。
サヨク政党の衰退に反比例するようにフランクフルト学派は日本の学会に深く根をはって行った。
8.フランクフルト学派は、マルクス主義者の哲学者ルカーチジェルジが、ドイツのフランクフルト大学で1923年に設立した「マルクス研究所」が始まりです。
1930年にフランクフルト学派の中心的存在になったマックスホルクハイマーは、マルクスの分析は現状と異なり、労働者階級は革命の前にはならないと考えた。
そこで彼はマルクス思想を書き換えた。
古いマルキストは敵は資本主義だったが、新しい敵は「西欧文化」となった。
また、古いマルキストにとって権力掌握の方法は暴力革命による政権転覆だったが、新マルキストは権力掌握に暴力を使わず、長期にわたる忍耐強い作業が必要だ、とした。
勝利の大前提は、西洋人がキリスト教精神を捨てること、文化教育制度を掌握することだ。
フランクフルト学派は、ソビエト連邦崩壊のはるか以前にマルクスの理論には問題があることを見抜いていた。
その上でフランクフルト学派の目的とターゲットは、革命でなく長期間にわたる文化破壊により西欧キリスト教社会の破壊ということになった。
9.注意すべきは、フランクフルト学派の有名人であるホルクハイマー、アドルノ、 フロム、ライヒ、は皆ユダヤ人です。
即ち、西欧キリスト教社会の破壊、というのは昔から続いてきたユダヤ教キリスト教の戦いの延長線上にあると言うことだ。
なお、マルクスユダヤ人であり、ロシア共産主義革命を推進したレーニンやトロツキーその他幹部もユダヤ人だった。
従って、ユダヤ教の影響が背後にある。
10.アメリカに上陸したフランクフルト学派は、早速アメリカの文化破壊に取りかかった。
フランクフルト学派が編み出した文化闘争の新兵器の中で、特に強力なものの1つが「批判理論」でした。
「現代の人間はすべて、自然からも社会からも疎外されている」という考え方で、マルクスの哲学用語である「疎外」を使っている。
社会からの疎外をなくすためには「社会を作り上げてきた伝統的な文化を否定する」ということから始めました。
文化を否定して破壊すれば、社会は壊滅します。社会が壊滅すれば疎外の原因はなくなります。
この理論は戦後日本の日本の知識人に影響を与え、彼らが批判したのはフランクフルト学派の批判理論によっている。
即ち、批判理論の定義によれば、「西洋文化の主な要素を完全否定する批評」となるのだが、その内容は次の通り。
キリスト教、資本主義、 権威、家族、家父長制、階級制、道徳、伝統、性的節度、忠誠心、愛国心国家主義、相続、自民族中心主義、因習、保守主義など」
11.この批判理論こそは、戦後のアメリカと日本が共有することになった強力な思想で、左派勢力にとっては選挙などの政治運動よりも教育やマスコミなどの方が主戦場になっている。
12.フランクフルト学派とほぼ同時期に、イタリア共産党書記長だったアントニオグラムシという人がいて「獄中ノート」というものを書いた。
これが二十世紀のマルクス主義の経典の1つになっている。
この人もロシアに亡命してソビエトロシアの状況をつぶさに見て、「恐怖政治でしか体制を維持できないレーニン主義は失敗する」と確信した。
グラムシは労働者階級が革命を起こすことが幻想だと知ると、革命の新しい担い手を探した。
そして新たに、歴史的に反主流派とされる階層、男性に対する女性、 多数民族に対する少数民族、犯罪者、などをすべて担い手とした。
犯罪者が悪いのでなく犯罪を起こさせた社会が悪いのだ、という理屈だ。
「若者は皆疎外感にもがき苦しんでいる」だから犯罪に走るのだ。黒人や貧困、世の中の敗者、脱落者こそが革命の英雄になる。
その場合、加害者は安穏と暮らしてきた保守的な階級なのだ。
13.グラムシはまず社会の文化を下から変える必要がある、と考えました。
そのために、芸術、映画、演劇、教育、新聞、雑誌、その他メディアなどを一つ一つ丁寧に攻め落としていき、革命に組み込んでいく、という作戦を主張した。
レーニンの革命は失敗したが、グラムシの革命は今なお受け継がれ多くの賛同者を獲得し続けている。
その顕著な例が、トランプ大統領が敵視する「ポリティカルコレクトネス」だ。
政治的に正しい」と言う意味で、「あらゆる場面で、人種、性別、文化、民族、年齢、宗教、などの違いによる偏見差別を含まない言葉を使え」とする考えだ。
典型的なのは、メリークリスマス、と言わずハッピーホリデー、といえ、というものだ。
これは失敗したプロレタリア革命に変わって考えられた、、革命の方法論の一つ、多文化主義によっている。
みんな誤解しているが、多文化主義は各国各民族の文化を尊重する、という思想ではありません。
多文化主義は「それぞれ異なる文化が傷つけ合わないように、すべての文化は均一化されるべきだ」という考えで、すなわち文化の破壊を目的としている。
ソ連が崩壊して保守派が左翼に勝利した、と思っている間に保守派は文化の面で既に敗北したのだがそれに気づいていない。
14.フランクフルト学派グラムシ社会主義運動において最も効果があるのは「文化の攻略」だと明言してきました。
それにもかかわらず保守派は金儲けと政治戦略だけに明け暮れている。
だが、トランプ大統領登場によってアンチリベラルの巻き返しが始まっている。
15.欧州連合EUもイギリスが脱退することによって、アンチリベラルの方向に舵を切った。
EUの推進する人権、多文化主義グローバリズム、などのアイデンティティ喪失政策は加盟各国とも今後否定されていくだろう。


(要約引用終了)



1808-23-1343-8/31メルマガブログ転送習近平の誤算2

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https://www.youtube.com/watch?time_continue=1012&v=Q47Xix29dww
ノンフィクション作家・河添恵子#6-3 中国が世界から嫌われる理由〜IMF中国共産党の争い〜


(見出し)
そもそも今の中国を作ったのは誰か?毛沢東以前に中国では何が行われていたのか?IMF国際通貨基金)発足と中国発足の関係を紐解くと共に、世界の金融覇権争いの一端を解説いたします。

(私のコメント)
前回の記事の続編だ。
今、中野剛志著「日本の没落」という本を読んでいるが、この解説と対比すると面白い。
要するに、文明が文化を置き去りにして発達すると、どうしても没落してしまう。
文化というのは、例えば「真善美」の追及というような要素で、文明というのは機械のような合理主義のことだ。
中国は今後文明としては発展するが、その発展はいびつでどこかで亀裂が入って転がり落ちるのではないか。
オバマ政権と共和党の主流派はAIIBが出来るまで中国一辺倒だった。
AIIBが出来て突然中国を警戒するように変わった。
これは河添恵子さんの解説と符合するのだが、国際金融を仕切るロスチャイルド家などのユダヤ金融資本が、ここで親中から反中に変わったからだ。
今後は、中国が資本の自由化など国際金融資本が喜ぶような政策を約束しない限り、この流れは変わらないだろう。
だが、資本の自由化は「国際金融のトリレンマ」の理論で、為替か金融政策かどちらかを放棄しなくてはならない。
どちらを取っても共産党は崩壊してしまう。
だから、中国は効果的な手は打てないので時間を長引かせるか、軍事的な行動を取るか、選択肢は少ない。

 


(私のコメント終)