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ブログ「万国時事周覧」

(見出し)

中国と欧米政府高官の癒着ー共産主義新自由主義の醜い握手
GOOニュース
http://news.goo.ne.jp/article/wedge/business/wedge_3421.html

「欧米の政府高官は中国に強く出ない? キッシンジャーやブレアも 退職後に勤しむ「対中ビジネス」

(引用開始)

 しばしば、共産主義新自由主義とは双子の思想であり、表面では対立しているように見えて、
その実、裏では手を結び、
主権平等と民族自決を原則とする国民国家体系の破壊を狙っていると指摘されてきました(両頭作戦か?)。
ところが、昨今、中国を舞台に、この秘密里に交わされてきた裏の握手が表面化してきているようなのです。

  改革開放路線を歩んだとはいえ、一党独裁体制にあって、
中国の経済的な利権は共産党幹部の手に集中しています。
利権の共産党への集中は、中国とビジネスをしたい外国人や外国企業にとりましては、
特権を獲得する大チャンスとなります。中国高官に巧みに取り入り、
「古い友人」として便宜を図ってもらえばよいのですから。
中国の「古い友人」には、アメリカのキシンジャー元国務長官
ゴア元副大統領、ポールソン元財務長官、イギリスのブレア元首相、
ドイツのシュレーダー元首相、フランスのラファラン元首相、
ニュージーランドのシプリー元首相…といった、錚々たるメンバーが顔を揃えています。
一方、中国は、自国市場に進出した外国企業からの”上納金”に加えて、
中国が覇権主義的な行動や非人道的な行為を行ったとしても、見て見ぬふりをしてもらうこと、
あるいは、もみ消してもらうことを期待しています。この結果が何をもたらすかは、
一目瞭然です。欧米企業は莫大な中国利権に与れる一方で、
環境汚染や政府の横暴に苦しむ中国国民、弾圧と虐待を受けているチベットウイグルの人々、
そして日本や東南アジア諸国をはじめ安全保障を脅かされる諸国は、両者の犠牲に供されるのです。
おそらく、これらの欧米に張り巡らされた人脈が総動員されれば、
侵略であれ、大量虐殺であれ、何であれ、中国の行為は不問に付されることになるでしょう。

  共産主義新自由主義の醜い握手。人道や人権の尊重を掲げてきた欧米諸国は、
ビジネスを優先し、中国を擁護するために、この看板を降ろす日が来るのでしょうか。
もし、その日が来るとすれば、
人類から正義が失われた恥ずべき日として記憶されることになると思うのです。

(私のコメント)
共産主義というのは簡単にいえば、私有財産がなく必要な物は全部国が与えてくれる世の中です。
何もかも共同で何もかも平等の世の中です。
その理想社会は優秀な全知全能の共産党が仕切る、というわけです。
でも実際はそんな理想社会はあるわけがなく、大概は国民大虐殺で終わってます。
(それなのに、未だに朝日新聞などは共産党大好きで、シナ共産党に擦り寄っています。
これは余談です。)

新自由主義市場原理主義と言って、市場は「神の見えざる手」が働き、
需要と供給がバランスしてうまくいく、という考えを元にしています。
国が色々と規制したりせず、民間に任せた方が良いと考え自由競争を信奉します。
この理論でゆくと自由競争の結果、弱肉強食で強いものだけが生き残り、
弱者はみんな死んでしまいます。

(余談だが、新自由主義は大変滑稽なことを大真面目で正しいと言う。
例えば、「作ったものは必ず全部売れる」とか
失業者は居ない、なぜなら瞬時に新しい職場にシフトするから。」などという。
こういう奴が政府の中枢に居たりするからね、自殺者も増えるよ。)

共産主義は刑務所みたいなものだし、
新自由主義はサファリパークみたいなものです。
つまり共産主義は徹底的に国家が管理する制度、
新自由主義は徹底的に国家を排除して会社や個人が自由に競争する制度、とまとめられます。
そして両方とも大虐殺が起きることになります。
共産主義は平等で人を殺し新自由主義は自由で人を殺すというわけです。

しかし誤解しないように言うと、人間はやはり自由とか平等も必要です。
だが、自由だったら平等でないし、平等だったら自由でありません。
自由と平等は相反するものです。

じゃあどうしたらいいのか。
自由と平等の中間に正しい道がある。
その道ははっきりしたものでないから皆で相談しなが進めるしかない。
それが談合、民主主義ということになる。
共産主義者も新自由主義者もそういう皆が集まるカオスが嫌いだ。
勉強秀才はどちらの主義でも跳梁跋扈するが、そういう人達はそういう訳の分からないカオスが嫌いだ。
連中は世の中には必ず答えがあると思っている。

民主主義は時間が掛かるし、間違う事もあるけれど共産主義新自由主義を排除する制度だから、
その点は大変すぐれている、といえる。

それと、民主主義が優れているのは「神様」の存在だ。
神様だけでなく、ご先祖様も子孫も投票権があるのが本当の民主主義だ。
上記のブログ主が言うように欧米の白人どもはシナを食い物にしようとしている。
シナ人にとっても共産主義新自由主義のコラボレーションは性に合っている。
欧米白人とシナ人は性格が同じで、
正義の存在しない拝金主義、個人主義、ニヒリズムが大好きだ。
シナには民主主義が存在しないから、この世界は当分続くかも知れない。

(私のコメント終)