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「パチンコ屋の倒産を応援するブログ」
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(引用開始)

(前略)
そんなマスコミの一角、読売新聞が必死です。

【「消費税10%」 やはり軽減税率が不可欠だ】
◆家計への過大な負担は避けよ

***(中略)


家計への過大な負担は避けよ →だったら消費税を上げなければ良いでしょ。

迫られる難しい決断 →財政均衡主義などそもそも間違いでしょ。

記者クラブ制度などを悪用して情報を独占し、
嘘を平然と書いて世論を扇動してきた反省が全く無い今の新聞に
優遇措置は一切不要でしょう。

おまけに、
「新聞は軽減税率を適用させるように働きかけてやるから消費税増税に賛成しろ」
という財務省の空手形が透けて見えている気がします。


金本位制を前提としたブレトン・ウッズ体制ニクソンショックで崩壊しました。
今は信用によって通貨が供給されています。

仮に金本位制であればアメリカなどとっくの昔に破綻しています。
それどころか世界中の国がおかしなことになっているでしょう。

日本の国債はドルで発行されていますか?
円建てで発行されています。
どれほど危なくなっても最悪、日本が円を刷れば国債は全て返済できます。
それに日本は国債の借り手の大部分は国内です。

景気が悪い時は景気を回復させることが最優先です。
「借金を返さないといけない」
なんていう言葉に騙されてはいけません。

病気の時に「働いて金を稼ぐ事を優先しろ」
そう言い続けて来たのが日本国民の敵である財務省です。

景気に健康を取り戻してもらっていけば
景気が伸びれば自ずと税収が増えるので国債発行額も減ります。

ところが日本ではこの20年ずっと、
景気が良くなり始めたら財務省と日銀が増税や各種引き締め政策によって
デフレを脱却しないように、不景気を脱出しないようにし続けてきました。


景気が良くなれば税収が大きく伸びてしまい
財務省主計局の主張する
増税しないと絶対に財政健全化できません」
という作り話が通用しなくなるからでしょう。


景気が良くなっても税収は伸びないという嘘を言うために
財務省とそのお仲間が使っている税収弾性値(経済成長に伴って伸びる税収)は
1.1あるいはそれ以下というものです。

この件については
こちら藤井内閣参与が
で近年のGDPから実際に税収弾性値を出していますが、
過去15年のデータで見れば税収弾性値が2.8になると主張していますし、

実際のデータで見れば財務省の説明では
平成25年度税収が政府見通しで名目GDPが2.7%の伸びと
設定して財務省が税収増加を計算していますが、
税収は0.8兆円増の43.1兆円という予定でした。

内閣府が発表している2013年度名目GDP成長率は1.9%です。

それならば財務省のシナリオを下回る税収にならなければおかしいわけですが、
こちらの記事を見てください。

【今年度税収、法人税収上ぶれで45兆円台に=政府筋】
[東京 22日 ロイター] -2013年度の国の一般会計税収が、今年1月時点に見込んでいた43.1兆円から2兆円上ぶれし、45兆円台になる見通しとなった。複数の政府筋が明らかにした。アベノミクスによる円安、株高を背景に企業収益が改善し、法人税収が増えた。

政府は12月5日に新たな経済対策を策定、12日に5兆円規模の補正予算を編成する。今回の上振れ分に加え、12年度決算の剰余金や復興特別会計の使い残し、国債費の不用で5兆円余りを確保、国債の追加発行見送りが確実となった。

政府筋によると、税収を押し上げたのは法人税収で、当初8.7兆円とみていたが10兆円前後に達する見通し。所得税なども増える見込みだ。
(2013/11/22 ロイター)

昨年11月の記事ですが、
0.8兆円しか伸びないはずの税収が
2兆円上振れしたとあります。

先に紹介した藤井内閣参与の主張と同じく、
財務省とシンパの主張するところの税収弾性値が
まるでデタラメだということになります。


さらに今年に入ってからのニュースを見れば
【2013年度税収、予想より1兆円上回る 景気回復反映】
(2014/6/24 朝日新聞)


【13年度の国の税収47兆円、予算比1.6兆円上ぶれ 一般会計 】
(2014/7/3 日経新聞)

と、税収について45兆円台に政府見通しを修正したのに
後にさらに伸びていることがわかります。


それだけ景気が上向いて名目GDPが伸びれば税収が上がるという事です。

ですが、財務省
「景気がどれほど良くなっても税収はほとんど伸びないから増税しなければ絶対に財政健全化はできません」

と言うために税収弾性値にあり得ない数字を出しているのです。

全ては増税するため。日本の景気を回復させないため。
(日本が自ら自爆円高デフレ不況を続ける事で相対的に中共が儲けてきた事を考えれば親中派が跋扈する財務省と日銀の正体が見えて来ると思います。)

ある者は己の会社の利益のために
ある者は増税によって財務省天下り先や利権の確保のために
ある者は円高によって相対的に中韓を利するために
ある者は不景気によって政治を不安定化させるために
ある者は財務省の代弁をしていれば教授なり評論家なりで食っていけるため、

そういう連中が集まって「円高デフレ不況へ戻そう」とし続けています。

国民が「財政健全化のために増税は絶対に必要」
というのは間違いで、
その間違った処方箋で国民を騙すために数字まで嘘を書いている財務省

この認識が広がる事が非常に重要です。
また、与党議員に対しての圧力も必要でしょう。

兎にも角にも「マスコミと財務省の主張は間違っている」
という認識が広まることで増税を許さない空気が必要です。

残念ながら野党は不勉強な人達が集まりすぎていて
建設的な意見は国会ではまず出てきません。

自分達も配っていた団扇型ビラの話で
「私たちが配っていたのは問題ではないが、自民が配っていたのは問題」
というようなわけのわからない主張に無駄な時間を使っている連中が
どれほど税金の無駄遣いか・・・。


(引用終了)

(私のコメント)
>「ある者は己の会社の利益のために
ある者は増税によって財務省天下り先や利権の確保のために
ある者は円高によって相対的に中韓を利するために
ある者は不景気によって政治を不安定化させるために
ある者は財務省の代弁をしていれば教授なり評論家なりで食っていけるため、」

日米戦争前夜によく似ている。
亡国将軍山本五十六は上記の複合的な空気に動かされ、
戦略のないひとりよがりな真珠湾攻撃で開戦してしまった。
亡国宰相近衛文麿は要所要所に出て来て、上記のような空気に乗せられて、
亡国への梶を切った。
日本という国はエリート達によって醸成される空気が支配する国で、
それに流されてしまうのだ。
今も同じようなことが起きている。
財政均衡とか財政再建とか虚構がまかり通っているのは日米戦争前夜とよく似ている。
上記のような人々が全員もたれ合っている無責任体制なのだ。
しかし、今はネットが出来てこれらの体制に風穴を開けることが出来るようになった。
勉強秀才、教科書優等生、試験エリートが無責任に垂れ流すウソを容赦なく告発するブログが沢山出て来た。
エリートに対抗して草莽が情報拡散手段を持てるようになったのは大きい。
上記のブログもランキング5位だが、亡国エリート階級が作る新聞などをどんどん追い越している。


(私のコメント終)