1503-6-634-3/5メルマガブログ転送伊勢神宮
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高橋浩子の日本一“お気楽”なパソコンマガジン(Vol.664)
(引用開始)
***(前略)
さて、お参りは好きの私たちですが、現世に生きている以上、お参りと同じ
くらい飲み食いや買い物も、お友達とのおしゃべりも大好き。お参り好きな
方々は、ともすれば「お参りオンリーの旅」(他のことは一切しない。ご飯
も質素でお酒も飲まない)となりがちですが、私たちは欲張りなことに
すべてを盛り込もうとするので、とっても忙しいことになっちゃうんですね。
去年はランチの予約時間が迫っていたので、伊勢の内宮をざっざっと勇まし
い音を立てながら、競歩さながらのスピードで行き帰りしたのですが
(それでも予定はすべてコンプリートしましたけどね♪)、今年はうって
かわって近年稀に見るほどゆっくりとしっとりと、そしてとっても順調に
お参り三昧させていただきました。有り難いことでござります(-人-)
その日も京都を出たのは朝の6時頃。あたりはまだ真っ暗でござりました。
いつもの生活の中では、そんな早朝から動き出すなんて、考えもつきませ
んが、なぜかお参りだとできるんですよね、私。しかも、嬉々として。
駅に着いたら予定していた電車よりも1本早いのに乗れる! コンビニに
寄りたいと言った友人を朝から走らせ、ギリギリ乗車ではござりましたが
無事、発車したのでござります。
電車の窓から朝焼けを眺め、途中、小雪がパラパラと降る地域もございまし
たが、辿り着いた伊勢の空は、厚い雲に覆われながらも、雲の間から青空が
顔を出しておりました。でも、寒いっ! 気温が低いっ!
でも、そんなことにへこたれる私たちではござりません。完全防寒状態で
立ち向かいます。今回目論んでいたコースは、昨年と同じで、外宮→内宮→
月讀宮以下四別宮→倭姫宮です。
あ、そのまえに大事なことをひとつ。よく私たちは「伊勢神宮」といいます
が、それはあくまでも俗称で、本来はそんな言い方は致しません。正式には
「神宮」と呼びます。でも神宮のサイトにはどーんと「伊勢神宮(JINGU)」
って書いてありますけどね。わかりやすさを優先させたのでしょう。
なので、お気楽読者さまだけでも、正しく呼びたいと思います。以前にも
言ったことがあるかと思いますが、もし「伊勢」をつけたいのであれば
「伊勢の神宮」と、「の」をつけて呼ばれることを、強くおススメいたし
ます。はい。
では、話を続けましょう。まずは外宮こと、豊受大神宮へGO!
正宮を参拝し、続いて多賀宮へと動いて行くうちに、あら? そんなに寒く
ないわ・・・♪
もちろん、太陽が次第に高くなっているからってこともあるとは思いますが、
まだ時刻は9時前です。普段なら寒くて震え上がっているところなのに、
なにかしら、この感覚は・・・?! これもお参りのおかげさまだと、また
嬉しくなっちゃった私たちなのでした。
去年は新旧両方のお宮が見られたのですが、今回は古い方はキレイになく
なっており、また違うたたずまいでござりました。また、昨年は古いまま
だった土の宮や風の宮も、新宮にお移りになったり、建築中だったりと
まさに「今しかない」シーンを見ることができました。どれもコレもあり
がたいことで。
しっかり堪能したあとは、ちょうど到着された団体さんと入れ替わるように
して、外宮を後にし、お次は内宮こと皇大神宮へ。
いつになくゆっくりと参道を歩きながら、キレイな空気をいっぱい吸い込み
木のパワーもたっぷり頂きました。しあわせぇ~。やっぱりお参りはいいわ
ねぇ~。なんだかしらないけど、体の中がキレイになって、「善い子」に
なる気がする~。
そんな幸せ感がピークになったのは、まさに天照大神さまをお参りしていた
ときのことです。神様に歓迎されていると、正宮の白い御帳(みとばり)が
ふわっと上がると言われていますが、いやー、今回はスゴかったのなんのっ
てぇ!
最初、こっち側に小さくふわっと動いたかと思ったら、
「さぁ、どうぞ! たっぷりとご覧ください!!」
とばかりに、大胆に高く高く舞い上がったのでござります。
それだけも目がつぶれるンじゃないか?くらいの有り難さなのですが、
このあとさらに、向こう側にもぶわっっっ!と舞い上がり、なんと
あっちとこっち、ダブルリバースで、お迎えくださったのでござります。
もうね、腰が抜けるかと思いましたよ。私の斜め後ろからは「ふぉ~っ!」
というよーこの声を聞きながら、この目で見るにはあまりにももったいない
ので、途中から「つむじ」で拝見させていただきました。
その時の場の感覚は、今思い出しても、鳥肌が経ちそうです。
いやー、本当に「おわします」なぁ。今年も「かたじけなさに涙こぼるる」
を、実感いたしました。いやぁ~、有り難い有り難い。
そんな有り難さやかたじけなさもあって、ずっと欲しかった「おやしろ」を
ついに手にしてしまいました! 私にしては大決心です。
以前から「ここが神棚ね」という場所は作ってはあったのですが、手作りの
簡単なものなので、お札はただ立てかけていただけだったんですよね。
気にはなっていたものの、なかなか買うという実行力まで芽生えなかったの
ですが、とうとう今回はその気になってしまったのでござります。
でも、現実に戻ると、結構なでかさ。重くはないけれども、ずっと持ち歩く
となると、それなりに大変です。
でも、宅配便で送りつけるもの、なんだか気がひけたので、そのあともずっ
と持ち歩き、ついには大阪の取材会場まで連れて行ってしまいました。
お友達の助けを借りて、取材中はあんじょう預かってもらったのですが、
道中は床に置かないようにと、それなりに気をつかいながらずっと一緒に
旅を続けてまいりました。
そんなもんだから、家に連れて帰ったときにはは、かなりの愛着が…。
やっぱり旅は道連れですなぁ~と思いながら(ちょっと違うけど)、おうち
に帰って、さっそく飾りましょうと、箱から取り出した瞬間・・・!
あ、はいらない・・・・ Σ( ̄□ ̄; )
そうなんです。今回頂いてきたのは「第六十二回式年遷宮 特別祈祷大麻」
従来のものより大きくて立派なだけに、おやしろに収まらなかったのです!
いやーん、ちょっとしょっくー。
でも、他のお札はすいっと入ったし、それぞれ前のお宮の御用材で作られた
特別な物なので、おそばにあるだけでよしといたしましょう。
ここも問題なしなし、ふなっしー(←気に入ったらしい)
てなことで、今は二体仲良く並んで、おやしろに立てかかっております。
結局立てかけるのね(笑)と思いながらも、そこを眺めるだけで、にやっ
となって、なんだか力が湧いてくる感じです。何はともあれめでたし、
めでたし。
それにしても、今回の旅でまさか「おやしろ」を持ち帰ることになるとは、
出発したときには思っても見ませんでしたが、思ってもみないことが現実に
なるからこそ、この世はうれしたのしなのですね。
さぁ、2015年はどんな年になるのか? 春の始まりから、こんな思っても
見なかったことが起こるのですから、「うっっひゃー」とか「どっっひゃー」
の連発になりそうな気がしております。
ものの本に寄ると「変革の時」と書かれているのですが、ここ何年もそんな
ことが書いてあるなぁ~と思いながらも、いい方向に変われるように、日々
精進していきたいと思います。
***(後略)
(引用終了)
(私のコメント)
著者はパソコンの先生で沢山本を出している。
私も何冊か買ってお世話になっている。
分かりやすい解説で助かっているのでファンなのだ。
パソコンの先生なのだが、伊勢神宮が大好きなようだ。
神棚を買って持って帰るのだから大したものだ。
また、直会で美味しいものを食べるようだが、それも共感できる。
叉行きましょう。
(私のコメント終)