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よもぎねこです♪
(見出し)
2016-08-22 14:38
LGBT差別と護憲派の神様 白人崇拝

(引用開始)

 少し前ですが2チャンネルで、一橋大学法科大学院生の自殺についてのスレが乱立していました。

同性愛を暴露されて転落死した一橋大院生の追悼集会「本当のことが知りたい」それぞれの思い 

 この男子学生はゲイで、同級生で友人だった学生に恋愛感情を持ち、それを打ち明けたのですが、相手はゲイでなかったのでそれを拒否しました。

 そしてその後、相手の学生が彼がゲイであることを、同級の友人達に明かしました。

 この学生はそれ以降精神不安定になり、最後に自殺してしまいました。
 
 それで自殺した学生の遺族が、相手の学生と一橋大学を相手に、謝罪と賠償を求めて訴訟を起こしました。

 

これはゲイを理由にした【いじめ】の構造だと言うのです。

 法科大学院生と言えば、学生とは言え一人前の大人です。
 しかも数年内に弁護士や検事として法を司る事になっている人達です。

 だったら【いじめ】られ場合は、自分で相応の対応をすれば良いでしょう?
 
 それを小学生並みに「息子が自殺した。 学校が悪い!!」と言う親の感覚は理解不能です。

 それでもこれが騒ぎになったのは、このような話をネタにして反LGBT差別を煽りたい連中がいるからでしょう。

 

 そういう連中の立場が、例えばこの記事です。

 なぜ日本の大手メディアは、性的マイノリティーの問題にこうも鈍感なのか

 つまり「日本はLGBT差別が酷いので、この一橋大学生の自殺騒動にマスコミは冷淡だ。 それに比べてアメリカでは政治家や実業家までが、ゲイのカミングアウトをして、ゲイ差別の解消に努めている。 日本は人権後進国だ!! 」と言いうのです。

 しかしワタシはこれは根源的な事実誤認だと思います。

 アメリカで近年反同性愛差別の運動が活発化しているのは確かですが、しかしそれは元々アメリカでは実に熾烈同性愛差別が存在したからです。


アメリカは元来キリスト教の国ですが、キリスト教では元来婚姻によるもの以外の性交渉は「悪魔によるもの」とされました。

 それで例えば非嫡出子は「悪魔の子」と言われて、父親の公的身分の相続権がない、或いは公証人などの名誉ある職業には着けないなど、明確に差別されていました。

 しかし同性愛への禁忌は更に厳しく、近代までキリスト教国の多くが刑事罰を課していました。 

 オスカー・ワイルドポール・ヴェルレーヌなどが、男色罪で投獄されたことは有名です。

しかしもっと呆れるのは、1955年にイギリスが天才数学者アラン・チューリングに同性愛治療の為のホルモン投与を強制した挙句に自殺に追い込んだ事です。

 彼はコンピューターサイエンスの創始者で、現在のコンピューターの理論的基礎は彼の考えたチューリング・マシンです。

 何より彼は第二次大戦中はドイツ軍暗号エニグマの解読に成功し、戦後はソ連軍の暗号解読に従事していたのです。

 この非常時に!!
 暗号解読なんて他の人間ができる事じゃないんだから、オカマだとかそんなことをウダウダ言ってる場合かよ?

 でも当時のイギリス人にとっては、ソ連軍の暗号解読よりチューリング個人のオカマの方が大問題だったようです。


国防に関わる死活的重要人物でも同性愛者なら自殺に追い込むぐらいですから、そんな特別な位置にいない普通の同性愛者は命だって危うい状態でした。

 実際、街の与太者が集団で同性愛者に暴行するなんて事は普通にありました。
 そして被害者が警察に駆け込んでも、警察も問題にしない。
 それどころか警官が同性愛者に暴行する事さへ珍しくなかったのです。

 これはもう差別と言うより迫害と言った方が良いレベルです。

 なるほどこれだけ厳し差別をされたら、欧米の反同性愛差別運動が過激であるのは当然でしょう。

 しかし世界的に見れば、このような厳しい同性愛者への差別は、極めて例外的です。

 イスラム教でも一応同性愛は罪になっているのですが、しかし近年イスラム原理主義が台頭するまでは、むしろ同性愛には極めて寛大でした。

 むしろ男女隔離が厳しい分、未婚の人達が同性愛で性欲を満たす事が習慣化しいていたのです。

 またタイなど仏教圏でも、同性愛は特に忌避されていません。 と言うか僧侶は女犯を厳禁されているので、稚児との同性愛は認められていたのです。

 だから一般人の同性愛にもさしたる抵抗はありません。

 これは日本も同様でした。

 日本では歴史的に、同性愛に刑事罰を課した事はありませんし、また世間的に忌避された歴史もありません。

 有名人が同性愛者であるとわかったからと言って、それで何か問題になったこともありません。

 典型が三島由紀夫です。
 彼には「禁色」などと言う、同性愛者の乱交を描いたモノなどあって、彼が同性愛者であることはデビュー当初から知られていたのです。

 でも彼が「盾の会」なんてモノを作って、右翼活動した時にそれを問題にした人がいますか?

 現在反LGBT差別を煽っている日本の自称リベラリストや自称人権派にとっては、三島に賛同するような右翼など反人権そのモノだったはずですが?

 札幌市消防学校なんて、山川純一の漫画の主人公の顔を描いた人形で救助訓練をしているですよ。

今回の一橋大学生自殺事件をLGBTの差別事件として煽りたい人達は「ゲイなど性的マイノリティー(LGBT)に対する差別意識が根強く残る日本で起きた悲劇である。」と言うのですが、しかしそれでは日本では一体どういう差別意識があるのでしょうか?

 勿論個人的に同性愛者など性的マイノリティーが嫌いな人はいます。
 しかしこれはそれこそ個人の性的嗜好だから、どうしようもありません。

 この自殺した学生は、恋愛感情を打ち明けた相手から「生理的に受け付けない。」と言われたそうです。
 
 同性愛の嗜好のない人にすれば、そりゃ絶対に受け付けないでしょう?

 でもそれならどこかの女子学生がこの自殺した学生に恋愛感情を告白しても、彼は「生理的に受け付けない」のではありませんか?(だから同性愛者なんですよね?)

 性的な嗜好は極めて生理的でしかも繊細で強烈ですから、嫌いな相手は絶対に生理的に受け付けないし、それどころか「気持ち悪い」のです。

 でも人間のこうした生理的な感情を「差別禁止」などと言う名目で抑圧できる訳はないのです。
 そんなことをしたら闇黒社会になってしまいます。

ところがアメリカでは、どうもこれを無理矢理抑圧しようとしているようなのです。

 それはつまり前述のようにアメリカ始め欧米の同性愛差別が余りに厳しく、その反動として過激化の結果でしょう。
 
 差別と言うより迫害と言うべき状況なので、迫害される側も暴力的にならざるを得ないのです。

 その意味ではアメリカの同性愛者には同情します。

 しかしこれはそうした迫害どころか、差別さへない日本やその他の国々には全く関係のない事です。


ところが実に困った事ですが、欧米が、特にアメリカが、自国だけでなく世界中に、欧米式のLGBT差別禁止を強制しようとしているのです。
 
 こうした自国の価値観や倫理を他国に強制すると言うのは、欧米の病気ですね。 特にアメリカはこの重症です。

 民主主義、女性解放、反捕鯨、そして反LGBT差別、皆同じやり方です。
 実に単純にステレオタイプに、自国式の正義を強制するのです。

 しかしねえ・・・・・、前述のようにそもそも欧米以外では、同性愛者への迫害どころか、差別もなかったのです。

ところがこれが実にアメリカ的なのですが、彼等は勝手に自分達が同性愛差別をしてきたからには、アメリカより遅れた他の国々は、アメリカより遥かに厳しい同性愛者への迫害があったに違いないと思い込んでいるのです。

 そこでそうした差別や迫害の殆どなかった国々に対して、LGBT差別禁止を伝道する使命に燃え、「同性愛差別禁止の法律がないのはケシカラン!!」と抗議するのです。

 何と迷惑な!!
多少の教養があれば欧米程厳しい同性愛差別禁止をした地域は、この地球上のどこにもない事はわかるはずなんですけどね。
 
 でもこれは常々思うのですが、何処の国でも所謂人権派知識人って実は凄く教養がなくて、自分の執着する人権問題に関係のない事は、一切知らないようなのです。
 
 だから井原西鶴の「男色大鑑」や三島由紀夫の「禁色」の英訳やフランス語訳が出ていても、彼等はそんなモノは知らないのでしょう。

 勿論イスラム文学に多数出てくる同性愛の描写だって知るわけもないのです。

 先進国であるアメリカで同性愛者が迫害されたのだから、無知蒙昧なアジアやアフリカではもっと深刻な迫害があったに違いない!!
 我々は断固をこれを止めさせなければならない。
 それが白人の使命である!!

 もう馬鹿馬鹿しい限りです。

 でもね、もっと馬鹿馬鹿しいのは、日本人の中にもこれを信じちゃう人達がいる事です。

 日本の自称人権派、自称リベラリスト達です。
 前出で紹介した記事をみればわかるように、彼等はこのアメリカ様の認識を何の疑いも無く受け入れているのです。

 だから一学生の自殺を単純に「ゲイなど性的マイノリティー(LGBT)に対する差別意識が根強く残る日本で起きた悲劇である。」なんて言い出すのです。

 それじゃこの記事を書いた人は、日本でどんな差別があるのか言えるのでしょうか?
 日本のゲイはカミングアウトしない?
 
 何でカミングアウトする必要があるの?
 そもそも自分の性的嗜好を他人に言いふらすのって、変態のすることでしょう?

 別に同性愛じゃなくても、自分がどんな人間を性的に好むかなんて話は親しい友人などと、性的な問題について話す機会でもない限り、言わないのが普通じゃないですか?

 例えば会社の上司が「自分は異性愛者なので女性が好きです。」などとカミングアウトしたら、女子社員全員から白眼視される事請け合いでしょう?
 下手をしたらセクハラで訴えられるかも?

 アメリカで有名人のカミングアウトが相次ぐのは、同性愛者達が自分達の存在を社会に示し、そして自分達はこれまで良きアメリカ人として社会に貢献したのだから、迫害を止めて欲しいと言いたいからではありませんか?

 そうした必要がないなら、個人が性的な嗜好を不特定多数の人間に公開する意味はないのです。

 しかしアメリカの反LGBT差別に同調する人権派日本人からすれば、こうした事実は関係ありません。

 彼等にすればとにかく先進国アメリカの人権活動に追随したいのです。

 ついて行きます何処までも白人様の言う通り。

 これが日本の自称リベラリスト、自称人権派の本心ではないでしょうか?
 
 彼等は要するに何でもアメリカの通りにしたいのです。 そしてアメリカの基準で、日本を非難する事で、名誉白人の地位を得ようとしているのです。

 この反LGBT差別運動はその典型です。
 アメリカで反差別運動に追随したいばかりに、日本にありもしない差別を、存在する事にして、その差別禁止を煽るのですから。
 この白人信仰は、滑稽にして悲惨です。

 実際、自殺した一橋大学の学生がそうでしょう?
 
 同性愛者への差別なんかない日本で、何で彼が同性愛者であることをバラされたことで自殺したのか?

 結局この学生は自称人権派の言う架空の同性愛差別を信じていたからでしょう?

 架空の差別に苦しんで自殺!!

 気の毒と言うか滑稽と言うか?
 
 君、マトモな人に相談したらよかったのに・・・・・。
 そうしたら君が愛したノンケの落し方だって教えて貰えたのに。

因みに日本の自称人権派・自称リベラリストは同時に護憲派でもあります。 
 
 そして護憲派にとっては、日本国憲法は「バイブルのように変えてはならない」のです。
 そのバイブルを書いたのはアメリカでした。

 その意味でも彼等は心底白人崇拝者、白人様の奴隷でいたい人達なのです。

だったら何で反米か?
 
 だって奴隷って主人を憎むモノなんですよ。
 友人や唯の雇い主なら、嫌な奴なら縁を切れば良いので、特に憎む必要なないけれど、奴隷は主人の所有財産でしかないので、憎むしかないんですよ。

 

(引用終了)

(私のコメント)
> 上記を読んで思い出したんですが、若いころ東京から関西に転勤になって、同和団体とぶつかってしまい、取り囲まれたんだが、
> その時一番驚いたのは「同和を知らないことが一番の差別だ」と言われたこと。
> 同性愛なんてよく知らないが、それと同じで知らないこと自体が差別に当たる、ということを言いたいんじゃないか。
> 童話の時は東京に住んでいたから周りにそんなの居ないし、大体東京は地方のるつぼだから誰が同和かなんて関心もない。
> そうすると、東京の人は皆差別になるが、知らない方が差別だ、というのはどうも理解不能だった。
> 同性愛もにわとり罪とか大いに勉強して差別を認識しないといけないものなのかもしれない。
> 勉強しないと、「えー、気持ちわりー」とか、「あいつ変だから気を付けろ」なんて言ってしまうから同和と同じに強制的に学習しないとダメなのでしょう。
>
> さて、当時私も同和関係を一生懸命勉強したが、その結果考えたのは、結局南極要するに「俺の言うことを聞け」ということじゃないのか、と。
> 同和も同性愛も元ネタは人権でしょう。
> 人権は権利で、権利とは人をこっちの思い通りに動かせる力のことだから、「俺の言うことを聞け」ということなんですね。
> だが、相手が余太郎さんだと権利を認識してくれなくて、暖簾に腕押しになってしまい、困るんで勉強させたがる。
> 人権を振り回すような人、つまり、西欧基準、西欧信仰の人は日本人に勉強を強制したり指導したがるんだが、これが迷惑でこまるんだよね。
> そう言えば、安倍麻生財務省が指導するネオリベ経済学とかいうガラクタ経済学は、迷惑どころか人が死んでいる。
> 「我々は大衆の前衛である」とか勝手に決め込む人たちもいるが、なんで教えたがり、指導したかるんだろうか。
> 西欧白人信仰のあまり日本人を見ると、自分が白人になった気分になって、奴隷に接するように指図したくなるのかな。
> 教えたがりの元祖、宣教師が沢山ヨーロッパから出かけて行ったが、その結果地上の楽園のような国がどこぞに生まれたか。
> 宣教師を排除した江戸時代の方がよっぽど地上の楽園だったりしてね。
> そんな宣教師の真似されても困りますよ。
> 自分が苦労して勉強したことに価値を持たせたい、という気持ちは分かるが、余太郎さんにとっては迷惑だし、余太郎さんの方が幸せだ。
> リベラルなんて「女が好きだ」と言えばセクハラで、「男が好きだ」といえば称賛する。
> こちとら余太郎さんだから目白黒だが、白人と同じ理性がおありになるというリベラル様を奴隷頭として崇める気にはなりにくい。
> 西欧文明を勉強するのは大いに結構だし、信仰してもそりゃ自由ですが、夏目漱石、西田哲学(よう知らん)、ふぁびあん(キリスト教から転向した人)のように自分だけで葛藤しているんだったら、
> 尊敬してこちらから話も聞きたくなりますよ。それが人情てーもんじゃないですか。
(上記コメントに対するブログ主のコメント)

 現在の反LGBT差別反対運動は明らかに第二の同和団体を目指しているようです。 因みに現在この活動をしているのは、かの有名な西早稲田キリスト教団体と同じ住所を共有しているそうですから。

 だから差別がある事にして、公金を強請ろうと言う話のようです。

 因みに日本のゲイの殆どは、彼等を相手にしていないそうです。
(上記コメントに対する読者のコメント)
(前略)
部落問題と同じだという意見がありましたが。一面では正解でしょう。部落問題は伝統的な稼業と居住地が問題だっただけでそれを外してしまえば雲散霧消します。全国に部落問題がない地域、殆ど問題のない地域はゴマンとありました。だからそういう地域が広がれば差別は歴史の彼方に消えたはずです。それを消したくない人がいるんですよねえ。同和利権という言葉があることが全てですが、よもさんの言うとおりLGBT利権にでもなるんでしょうか。下らない世界です。

大学の時、民法学で異端と言われていた教授がいましたが、その言葉は真実だと思ってます。

「権利が多い社会なんてのは不幸な社会なんです。当たり前にできたことができなくなってるから権利性が問題になる。ましてや憲法を暮らしに生かそうなんて社会はとんでもない嫌な社会になるに決まってます。当たり前にできたことが皆できなくなってるに相違ないからです。人権屋さんが元気な社会は不幸な社会だということです。そんな社会にしちゃあいけないんです。」

この問題もおそらくは人権屋共がめちゃくちゃにした世界なんでしょう。


(私のコメント終)