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1610-24-1075-10/30メルマガブログ転送ベルギー国王夫妻来日

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成28年(2016)10月13日(木曜日)
        通算第5060号   


(見出し)
ベルギー国王夫妻

(私のコメント)
大分前の話だが、欧州のベルギーという小国が豊かなのは広大な植民地の収奪があったからだ。
この植民地経済の争奪戦で第一次大戦が起き、その後始末の失敗と混乱に伴う共産主義の伸長で第二次大戦が起きた。
戦後は各植民地は独立したから、結局欧州は膨大な富や植民地利権を無駄な戦争で蕩尽しつくした、という結果になった。
この欧米白人世界の闘争はその背景に民族間の宿命的なものがあるから、それを聖書から引用した。
一般にヨーロッパ大陸もシナ大陸も同じで、聖書の記述が常識なのだ。
日本人だけがそれが分からない。
日本人はシナ古典やヨーロッパ文明に憧れがあるから始末が悪い。
彼らの本質をよく知って置いた方が良い。

なお、余談になるが、勝海舟のことを福沢諭吉は「徳川幕府の家来だったのだからそれに殉じるべきで明治政府に仕えるのはいけない」
と批判した。
これに対して勝海舟は「毀誉褒貶は世の常、行蔵は我に存す」と答えた。
福沢は西欧的な価値観で言ったわけではないだろうが、民族間の戦いでは皆殺しだからこういう事はありえない。
もしあったとしても、裏切りだから非難されてしかるべきだ。
だが日本には天皇がいるから、あくまでその権威の下での争いだから、西欧と事情が違うのだ。
こういうところに天皇の存在の重要性と西欧文明の違いがある。
(私のコメント終)

 

(引用開始)
(読者の声4)10月10日から15日までベルギー国王夫妻が国賓として来日しています。
NHKのニュースではなぜか国王の「生前退位」をわざわざからめての報道。天皇陛下を退位させたい勢力が暗躍しているのでしょうか。
 ベルギーといえばコンゴ民主共和国(ザイール)の旧宗主国
教科書的な説明ではベルギー国王の私領だったコンゴ自由国(1885~1908)における圧政(ゴムの採集量が規定に達しなければ手足を切断など)に
各国から非難が殺到し、1908年11月にベルギー政府の直轄植民地になったとされます。
 日本の朝鮮統治の始まりとほぼ同時期ですが、欧州の植民地統治も20世紀に入ると人道主義的な批判などがあり、
搾取一辺倒から開発や教育の普及に取り組むなど方向転換が模索されていた時代です。
日本の朝鮮統治は日韓合邦ですから、日本政府も朝鮮総督府も世界(白人)の目を意識しながら、なんとしても朝鮮を近代化させたかった。
 
コンゴに話を戻すとベルギーの直轄植民地になったからといって圧政がなくなるわけもありません。
ベンジャミン・フルフォード氏の本に、ある年老いたベルギー人の男の話が出てきます。
「いまはほとんど世捨て人同然のその男は、若いころ、兵士としてコンゴに駐留していた。
彼の任務は哨戒艇に乗ってザイール川やコンゴ川の流域をパトロールし、川端の村を無差別に銃撃して住民を殺し、
彼らがそこで住めないようにすることだった。
 なぜ、そんなことをする必要があったのか。
豊かな自然の恵みの中で、人々が自給自足の暮らしを送るのを許していては、本国資本の経営する天然ゴム農園が人手不足に陥ってしまうからだ。
資本は、人々が自分のために働き、生産することを許さないのである」(中国が目論む世界支配の正体 141~142p) 。

 IMFの支援も同様、途上国に輸出用の換金作物を生産させ借金の返済を迫る。
アフリカの食糧不足の問題も同じ。国連やその他機関の食糧支援は、当該国の他地域や近隣諸国から調達できるのに欧米の余剰生産物を押し付け、
現地の食料自給率の向上にはマイナスになる。
途上国を援助漬けにして自立させず、実質的には植民地のままにするというのは、
英国が清に阿片を売付け依存症にして収奪した時代と基本は同じです。
欧米の旧植民地で資源が発見されるや部族対立を煽り、傭兵を送り込んで政権を転覆、あるいは資源地域を独立させる。
白人の腹黒さは400年前の東インド会社時代からいっこうに変わりませんね。
  (PB生、千葉)

(引用)
日本人は経験したことのない,
従ってピンとこない,
異民族同士の戦いの実態が旧約聖書民数記第31章に書いてあります。
「さて主はモーセに言われた、 ミデアン人(びと)にイスラエルの人々の仇をむくいよ、と」
「そこでモーセはミテイアン人に復讐するため、 1万2,000人のイスラエル軍を編成し、主がモーセに命じられたようにミデアン人と戦って、
5人の王も含めその男を皆殺した」
「またイスラエルの人々はミデアンの女たちとその子供たちを捕虜にし、その家畜と、羊の群れと財貨をことごとく奪い取り、
その住まいのある町々と、その部落を、ことごとく火で焼いた。
こうして捕虜と略奪物を持ってイスラエルの町に帰ってきた。」
「時にモーセ、祭司と会衆の司たちは、皆宿営の外に出かけて迎えたが、モーセは軍勢の将たちに対して怒った。」
「あなた方は女たちを皆生かしておいたのか。この子供たちのうちの男の後を皆殺し、また男と寝て、男を知った女をみな殺しなさい。
ただし、まだ男と寝ず、男を知らない娘は全てあなた方のために生かしておきなさい。」

イスラエルはミデアン人の男は子供に至るまで殺し、 ミデアン男性の子を宿している可能性のある女も皆殺し、奪えるものは奪い尽くし、
残ったものは焼き尽くし、男を知らない娘は戦利品として分あったのですが、これが異民族同士の戦いの実態でした。
それは洋の東西を問わないのです。

 


(引用終了)