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親子チョコ?(親子で、ちょこっと。。。)

ちょこっと。。。始めてみました?

(私のコメント)

前回の要約
1612-24-1126-12/23メルマガブログ転送ユダヤ人世界史2

1.現代の前の時代のことを「近代」、更にその前を「近世」と時代区分している。
「近代」と「近世」の時代区分は「フランス革命」1789年に拠っている。
2.フランス革命リベラリズムの原点として近代及び現代に多大な影響を与えた。
フランス革命の重要なポイントは、被差別民だったユダヤ人がキリスト教世界において初めて権利を認められた「流血革命」だったことだ。
反面キリスト教は当時(1792)徹底的に弾圧された。
3.つまり、現代の大きな思想として支配するリベラリズムの原点はユダヤ人の権利獲得と重なっている。
リベラリズムでは「市民」という言葉がよく使われるが、この市民という意味は「ブルジョワジー」のことだ。
最初は中世都市に商工業を生業とする人々が集まりだし、それらが富を蓄積して都市における中産階級を形成した。
彼らを貴族や農民と区別するためにブルジョワジーと呼んだのだ。
彼らがそれまでの貴族と聖職者が主体だった体制を革命によって転覆させた。
このブルジョワジーの中にユダヤ人富裕層が含まれた。
4.もう一つの革命である1917年のロシア革命は、その指導者にユダヤ人が非常に多かった。
特に「上層ブルジョワジー」である資本家を敵視し、労働者や無産階級を扇動して巨大な王国を崩壊させた。
状況証拠から見ると、ロシア革命は左翼ユダヤ人の革命だった、と言えるだろう。
5.ユダヤ人の集団指導で、ロシア革命直後の1918年から階級抹殺を目的とした虐殺が行われた。
ヒトラーがユダヤ人弾圧をおこなった背景には「ドイツ革命」をユダヤ人が狙っている、という考えがある。
フランス革命ロシア革命の弾圧、虐殺を考えると、ユダヤ人虐殺を絶対的な悪の象徴として語ることは出来ない。
6.上記のことから、サヨクが「市民」という言葉を使うときは「市民」以外の人々を虐殺する、という考えを含んだものだ、と考えたら分かりやすいのだ。


(私のコメント終)

 

(引用開始)
その「正義」って、ホントウに正しいの? ~ 『正義のアレゴリー

(アレゴリーとは、寓意画のこと。正義などの抽象的な概念を神像のような具体像に表したもの。)


(前略)

それでは、この書物を見ていきましょう!

 

「日本人が教えたい新しい世界史」 単行本 – 2016/9/27
宮脇 淳子 (著)


(前略)


地中海文明歴史観キリスト教文明が加わることになったのです。
とりわけ【いまのヨーロッパ人の歴史観に大きな影響を与えたのは、『新約聖書』の「ヨハネの黙示録」】です。
ヨハネの黙示録」の詳しい説明はあとにしますが、簡単に言えば【サタンの軍勢と主の軍勢の間に最終戦争が行われ、主の軍勢が勝利して世界が終わるという終末思想】です。
世界最終戦争ではイエス・キリストが現れて主の軍勢を率い、【イエス・キリストを信じる人たちだけが救われて、キリストを信じなかった人たちは悪魔の池に投げ込まれる】。
キリスト教文明を取り入れたあとのヨーロッパ人は、自分たちこそが主の軍勢であり、正義であり、アジアはキリスト教を信じていないから悪魔の側であるという考え方になります。
【きわめてシンプルな善悪二元論】です。【簡単で子供でもわかる理屈ですから、キリスト教世界に深く浸透】していきました。

(中略)

11世紀にはカトリックのローマ教会の呼びかけで十字軍運動が始まり、ヨーロッパ諸国の兵隊がイェルサレムを攻め、イスラムを敵として虐殺したりします。

 さらに、16世紀に大航海時代を迎えて世界中に進出したヨーロッパ人たちは、ヨーロッパ以外のアジア、アフリカ、アメリカの人々を大量に殺戮しています。

キリスト教徒以外は悪魔であり、人間ではないのですから、いくら残虐な行為をしてもかまわないと考えたから】です。』
著者が述べられているとおり、「きわめてシンプルな善悪二元論」、「簡単で子供でもわかる理屈」、これが「キリスト教世界に深く浸透」したことで、夥しい数の戦争が引き起こされてきた、これが世界史、とくに西洋史の実態です♥
(中略)

でも、私たち日本の歴史は、まったく違っているんです♥
(中略)


①白人は略奪主義だった
キリスト教はそれを正当化する道具にされた
③略奪主義の三百年間にどんなことが行われてきたか

この三点をしっかり書き切るだけでも、多くの人がイメージしている世界史とはまったく違ったものができ上がります。

 略奪主義の白人たちは、文字どおりの弱肉強食で大量虐殺を繰り返してきました。道徳心などはまるで見当たりません。ヨーロッパにも宗教はありますが、その宗教こそが争いを引き起こしていました。

 キリスト教には排他的な性格があります。

 一〇九六年から始まった十字軍の遠征では、キリスト教徒によるイスラム教徒の弾圧が行われています。聖地エルサレムの奪還を目的としながら、罪のない人々を殺戮し続け、その犠牲者は何百万人にものぼったといわれています。

 三十年戦争一六一八~一六四八年)にしても、ヨーロッパ中の国々がプロテスタントカトリックに分かれて繰り広げられた宗教戦争です。戦乱の中心となったドイツ地方は荒廃し、大きく人口を減らしています。

 メイフラワー号でアメリカに渡ったのは、その争いから逃れたピューリタンプロテスタントの一派)です。アメリカ大陸に着いたときには現地の人たちに助けられていながら、殺戮と略奪によって原住民の土地を奪っていきました。恩を仇で返したわけです。

 その後、アメリカに渡っていったのは、移住を条件に刑務所から釈放された食い詰め者たちでした。

 従来の世界史は、宗教に深入りしないで語られてきましたが、宗教を抜きにしていては世界史を理解できるはずはありません。

 キリスト教イスラム教が歴史にどう関与してきたかを正確に示していくだけでも意味があり、それができるのは日本人だけだともいえます。」

(後略)

 

 

(引用終了)