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2017-04-17 11:32
一日百円 エライ経済学者先生の手段と目的

(見出し)

一日百円 エライ経済学者先生の手段と目的
先日エライ経済学者の先生がこんなツィートをしてネットの話題になりました。

国民一人、1日100円節約すれば、個人消費は年間で4.6兆円減り、成長率は約1%低下する。そうなれば、安倍の言う「雇用・所得環境の改善が好循環に広がる」というシナリオは崩壊する。死に体の民進党に任せなくても、一人一人が「アベを買わない」運動を展開すれば安倍政権の落日は近い!

— 高橋伸彰 (@EcoTakahashi) 2017年4月14日

これはわかります。
 安倍政権の支持率が高いのは、何と言っても経済が好調だからです。 経済が不調になり、失業や倒産が増えて、国民生活が苦しくなれば、その不満が政権に向かうのです。
 韓国の朴政権が崩壊したのも、韓国経済が絶望的だからです。
 だから政権を潰すのは経済を悪化させればよいと言うのは、正解です。
 しかし当然ですが、これに対して以下のような反論が出ました。

・安倍政権を倒す為なら日本人は死ねばいいということか
・手段と目的を履き違えている
・企業倒産を増やし、失業者を増やし、自殺者を増やす事を提案している自覚はあるのか
アベノミクスで景気の好循環が起きているというところを認めているのがマヌケ
そうです。
 政権を倒す為に経済を悪化させると言うのは、方法論としては合理的です。
 しかしそれではそもそも何の為に政権を倒すのでしょうか?
 このエライ先生のツィートを読む限りまさに「アベノミクスで景気の好循環が起きているというところを認めているのがマヌケ」なのです。
 経済の好循環を成功させて国民生活を改善した政権を潰す必要がどこにあるのでしょうか?
 しかしエライ先生は反論するのです。
↓消費不況で経済が停滞したらどうする?という疑問もあるようだが、それが心配なら企業は人件費を削って貯め込んだ400兆円近い内部留保を取り崩し賃上げすればよい。10年以上はベア5%を継続できる。それに安倍政権が倒れたら、みんなで逆駆け込み需要して節約した分、消費を増やせば辻褄は合う

— 高橋伸彰 (@EcoTakahashi) 2017年4月14日
??
 企業の内部留保をどうやって吐き出させるかどうかはわかりません。
 しかしそれに成功してベア5%が可能になれば、経済はまた好循環に入ります。 失業は増えず、倒産は減り、国民は政府に不満を持たなくなります。
 こうなると誰も安倍政権を倒そうとは思いませんよね?
 これでは先生の目的は達成されません。
 因みに安倍政権は政権発足後ずうっと「労働者の賃金を上げろ!!」経団連のお尻を叩き続けてきたのです。
 このエライ先生も同じ事を言ってるんですよね?

 そもそもこの先生は何をしたいのでしょうか?
 一体この先生は何の為に安倍政権を倒したいのでしょうか?
 因みに安倍政権は50%を超える高い支持率を維持しています。
 二ヶ月に及ぶ森友学園騒動も何の害もありませんでした。 これで最大のダメージを受けたのは民進党なのです。
 日本テレビ世論調査(4月14~16日実施)
 このような高い支持率を維持する政権を倒すために全国民が一日100円の節約をすると言う事はあり得ないのです。
 だからこの先生の提案は全く不可能な話です。
こうしてみるとこのエライ先生は自分が言っている事の目的も手段も全くわかっていないのではないでしょうか?
 それでもどうしても節約で安倍政権を倒したいなら、民進党共産党社民党、そして自由党の支持者に向かって言うべきなのです。
 世論調査によるとこれらの政党の支持率の合計は12.8%になります。 だからこれらの政党の支持者が全員一日1万円の節約をすれば、日本を不況にすることはできます。 
 このエライ先生等パヨクの皆様が、一体何の為に頑張っているのかはわかりません。 少なくともこのツィートを見る限り、日本国民の生活を良くしようとは思っていない事は確かです。
 尤も手段も目的もグチャグチャなのですから、もう我々低学歴ネトウヨには理解不能な境地におられるとしか言いようがありません。

アメリカのリベラリストは反トランプで燃え上がっていたのですが、しかしアサド政権の毒ガス使用は絶対許せないと言う立場だったので、トランプ大統領のアサド攻撃は支持しました。
 彼等は常に明確に自分達の望む政策があって、大統領がそれに反すれば徹底的に大統領を非難します。 しかしそれを実行すれば断固支持するのです。
 しかし日本の自称リベラリストは違います。 とにかく自民党と安倍政権に反対なのです。 そして反対の為の反対に徹するのです。
 これは結局彼等には自分達の支持する政策そのモノがないと言う事なのです。
 これでは政権交代などできるわけはないのです。 実際幸運で政権を取った民主党には、何の政策能力もなかったのです。 
 だってこれまで自民党の反対しかしてこなかったのだから独自の政策などあるわけもないのです。 
因みに経済成長1%って国民一人当たり一日100円なんですね。
 これじゃ経済成長や好景気が実感できないと言うのはわかります。 ワタシのような貧乏人でも一日100円余分に使える事になったぐらいでは、景気が良くなったとは感じらません。 と、言うか変化そのモノが感じられないのです。
 しかし今後経済成長を考えるには、一日100円=1%を目安に考えて行けば良いわけですね。
 これは大変解り易くてよいです。

(私のコメント;同上ブログのコメント欄に投稿)

呆れた「エライ経済学者の先生」ですね。こいつは新聞も読んでいないのか。
総務省が31日発表した2月の家計調査によると、2人以上世帯の消費支出は1世帯あたり26万644円で、
物価変動を除いた実質で前年同月比3.8%減少した。減少は12カ月連続。」
安倍政権は消費税を上げることで、すでに大先生が言うことと同じことをやっているのですよ。
同じ言うならもっと消費税を上げろ、と言えばいい。
日本人は失政で貧困化しているにも関わらず安倍政権を支持しているのが現実です。
なぜか。それを考えるのが学者でしょうけど、全く役立たずだ。
安倍政権の「緊縮財政PB」や「もはや国境や国籍にこだわる時代は過ぎ去りました。」と宣告するグローバリズムが問題本質と思うが、
それよりもこういう「エライ経済学者先生」が跳梁跋扈していることが日本の不幸だ。
こういうのを見ると、経済学というのは経済理論を信仰の対象とする宗教のように思える。
尊いお経をどれだけ暗記しているか、それだけでしょう。

 


(私のコメント終)