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  Newsletter China 通信 [ 2017年8月23日 ] 
青木直人


(見出し)
NLC通信8月号
『我らがパラダイス』=平成の「姥捨て山」事情

(私のコメント)

今後も貧富の差の広がり、社会的階層格差は大きくなってゆくだろう。
なぜなら政府がそういう政策を取っているからだ。
安倍内閣の政策がことごとく弱肉強食の自由化で、それに加えて移民と消費税で追い打ちをかける。
非常に悪い政治なのだが、不思議なことに支持率は高い。
日本人は馬鹿ではないから、どこかで反乱がおきるだろうが、まだその兆候はない。
我々は残念ながらそういう失政を与件として行動するしかないだろう。
格差が広がった社会はどんなものか。
この記事にある通り、高級介護施設のようにゲート社会になってゆくのだ。
上の階層に属する人たちは自分たちだけの社会を作り、国民から離れてゆく。
彼らにとって日本国民がどうなろうと関係なくなってゆく。
一足先を行くアメリカがこの状況を証明している。
今の大企業は株主だけに責任を持つ、と考えていて、国民は政府の考える事、と割り切っている。
これは上流階級と同じ考え方なのだが、つまり国民の同胞意識がなくなり、バラバラになることだ。
こういう社会で生き残るにはどうしても上流階級の端くれにぶら下がるしかない。
可哀そうなのだが、自分が生き残るためには、下流階級を相手にしていられないのだ。
人の役に立ちたい、人を助けてやりたい、というような良心的な人は淘汰される時代だ、ということを確認すべきなのだ。
弱肉強食、ジャングルの掟だがら仕方がない。
この記事では良心の搾取という言葉を使っている。
先に書いた大企業は日本国民を切り捨てることによって良心の搾取から逃れた、ともいえる。
そして批判から逃れる為に社会的貢献と称して、アフリカの子供に寄付したりしている。
繰り返すがそういう社会を安倍内閣が作っているのだから、庶民としては対応せざるを得ない。
さて、個人として、上流階級で生き残るためにはどうするか。
この記事にある通り、「金持ちとはカネを持っている人のことでない。カネのなる木を持っている人のことだ」
カネのなる木とは不動産賃貸業や株式収入、等の資産運用だ。
商売なんかもマンション販売のように金持ち相手が良く、下流階級相手の商売はダメだ。
老人介護もこの記事の通り、金持ち相手なら良いが貧乏人相手では地獄だ。
殺伐とした悪い世の中で、中世なら「世は末世だ」というだろう。
中世の「末世思想」はその後戦国時代につながったのだから予想としては正しかった。
現代も戦国の世につながるのだろうか。


(私のコメント終)


(引用開始)


(見出し)
『我らがパラダイス』=平成の「姥捨て山」事情
林真理子が拡大する一方の「日本国民の経済社会格差」を描き出した『下流の宴』を世に問うたのは7年前のことだった。

(有料省略)