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2019/04/27 に公開

(見出し)

「日本の未来を考える勉強会」ーよくわかるMMT(現代貨幣理論)解説ー平成31年4月22日 講師:評論家 中野 剛志氏

(私のコメント)
中野剛志さんは私の大好きな評論家で、著書が出ると買って読んでいる。
著書は殆ど読んでいるが、難しい哲学分野から経済学まで分かりやすく読ませてくれる。
期待してみたが、このユーチューブの解説は必読だ。
この人の話を聞くと、日本はいかにばかげた人々が動かして民を苦しめているか、怒りを感じる。
戦前も日清日露の戦争のあと、東大や陸士海兵出身の勉強秀才が国を動かして失敗ばかりしたのだ。
それと同じことが繰り返されている。
日米戦争で日本人は三百万人が死んだが、これはエリート官僚の判断の失敗が原因だ。
今も財務省を始めとするエリートの失敗で、二十年間のデフレとなり若い人が結婚できず、生まれてくるべき子供が失われた。
これは昭和の戦争の戦死と同じで、エリート官僚の判断ミスで殺されたのだ。
仮に一年で50万人の子供が生まれなかったとすれば、二十年のデフレで一千万人が戦死したのと同じだ。
第二次世界大戦で死んだ人の三倍も殺されたのだ。
この解説の最後の部分で「我々は、正しいことを言うが、国を動かす力はない」というが、それが庶民というものでタダ殺されるだけで哀れなものだ。
最後のセンメルヴェイス反射の話はウィーンの話だけに印象に残った。
やはり百聞は一見に如かずだ。
ウィーンに行っておいてよかった。

(私のコメント終)

(引用開始)

(コメント欄)
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1.自国通貨建ての国債では、財政破綻(デフォルト)はない!
2.インフレになりそうなら、増税と緊縮財政。
3.デフレになりそうなら、減税と財政支出
これだけ。たぶん、国の財政運営はそれが正解。
しかし現実は「財政破綻するから増税と緊縮が必要!」とか言ってる。そしてほとんどの人は、それが正しいと信じている。
現代の天動説と地動説だねえ。?
***
自分の主張を述べるときは、想定される反論を先に潰しておくと、より説得力が増す。
この解説もまさにそう。報道番組に出ているような解説者とは説得力が違う。?
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相変わらず中野先生は素晴らしい。
自分は、経産省財務省に次ぐ魔窟だと思っているのですが、
何故中野先生は左遷されずに要職(現職は商務情報政策局の情報技術利用促進課長)に留まれるのか考えたら、
やっぱこういう与党の政治家の後ろ盾が、事実上保護障壁の役割を果たしているのではないかと思うようになってきた。
普段は自民党嫌いだが、こういう勉強会を一過性でなく続けている安藤先生たちの事は凄いと思う。

***

財政赤字の拡大で内需を増やすと、資金がひっ迫して金利が上昇しすぎるというのは、信用創造(貸し出しが預金を生むこと)からするとあり得ないというのが、最も私の理解が足りないところでした。信用創造を前提とすれば、内需が増えると民間の借り手が増えて民間の信用創造も活発化して、資金がひっ迫するとかありえないということですね。?
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銀行は、個人や企業から集めた預金を元手に貸出を行っているのではなく、銀行が貸出を行うことで、預金が生まれている(信用創造)。
=貸すとお金が生まれ、返すとお金が消えるだけ。銀行だけが、銀行預金という形式の貨幣を創造できる。


これだけの理解で良いですね。


最後のセンメルヴェイス反射の話、なにかが変わる時は得てしてこういうものですね。
素直に認めることができれば、話は早いのですが。?

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ゾンビ経済学者は数式がないから科学じゃないって言ってるよ~ん?
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官僚の方にも、このような考え方をしっかり持っている方がいるんだ? 勇気を持ち、前に進み出ているのは大したもんだと思う。 しかも、非常に簡単なグラフで中国の成長理由をズバリ示していたのには驚いた。
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相変わらず中野先生は素晴らしい。
 【財務省と東大経済学者・ 財務省おかかえ大学教授は石頭なの?】 
1.MMTを理解できない石頭の財務省に日本経済を任せていたとは? 驚きました。  2.国民は、1998年以来20年間「財務省は緊縮財政プリマリーバランス信仰を遵守・また財務省職員の出世のため消費税増税を実施」して実質所得を下げて国民を苦しめて来ました。 3.「貸し出ししたら、預金が増え・消費が増える」を知らない財務省おかかえの大学経済学者。 4.「財政支出の伸び率とGDPの分布」を見ると財務省の間違いが理解できる。 5.竹中平蔵氏のスタート時点から間違っていたのです。?

***
『国の公共事業費等の財源は勿論税金である』
『銀行は多くの預金者から集めた預金を原資としてそれを企業等に貸付運用している』
この上記の思い込み、強い強い固定観念を世間から払拭反転させるのは容易じゃないだろうねw?
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お金が無いから消費税を上げるのではありません。法人税減税の穴埋めです。税金の意味を理解しましょう。
税金=納税の意味は本来3つある。
①困ってる人達を助ける。富の分配。これが一番わかり易い。消費税は困ってる人達からも取るので矛盾している。人頭税と同じ。
②景気の調整弁的な役割、景気が良すぎると増税をし、悪いと減税をして景気の底上げをする。景気が良いときは何もしない。何故なら税収が勝手に増えるから。
③お金の付加価値を高める為、通貨には国民の納税義務を解消する手段としての価値がある。
すなわち国民の三大義務である。教育、勤労、納税のこの3つが通貨の付加価値を高めているのだ。
高等教育を受け、社会に出て働きお金を稼ぎ、その一部を納税する。
そうすることで、貨幣は通貨としての信認を得るんです。なので、労働と納税を取ると通貨はお金としての価値が無くなりただの紙切れになります。
『貨幣が国家の創造物であるならば、国家が貨幣債務を返済できなくなることはあり得ず、ゆえに財政破綻の回避を理由として均衡財政を目指す必要はなくなる』 『デフレの時には国民に課税する必要はない』『財政赤字こそが正常な状態』『税制とは財源確保の手段ではない、物価調節の手段なのだ』―富国と強兵 中野剛志

 
(引用終了)