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短足おじさんの一言


(見出し)

2019-09-04 15:22

与太話の裏を読むと見えてくるもの

(私のコメント)
日本も敗戦の翌年から食料が無くなったが、その原因はアメリカは故意に食料の輸入を禁止したからだ。
なぜ禁止したかというと、当時共産党がGHQの後押しもあって勢力が強く、ゼネストを強行してもう少しで革命が起きてもおかしくない状況だった。
GHQの内部に共産主義者が沢山居てそれが陰で工作していたのだ。
細かい事情は長くなるので省略するが、この時昭和天皇マッカーサーに直談判して皇室財産を提供するから食料を輸入させてくれ、といったのだ。
これが大きくマッカーサーを動かして食料輸入の道が開かれた。
この記事ではドイツ人が戦後悲惨な目に合っていた、という内容だが、これは全然知らなかった。
やはり、天皇が居るのと居ないのとでは民族の運命が違うのだ。
こういう問題は表に現れることは無いが、民族の心の底に残ってどこかで噴き出す。
今後の国際情勢を見るとき、こういう伏線があるから、米英と欧州諸国はギクシャクした関係が続くだろう。

(私のコメント終)


(引用開始)

(前略)
さてその「伏線(与太話)があったんですよ」という与太話とは

山崎 雅弘
近いうちにNHKニュース9の冒頭で唐突に「こうすれば飼料用トウモロコシでも美味しく食べられます」というレシピ紹介の企画が「ニュースという体裁」で流れても驚かない。いま首相官邸は必死に「飼料用トウモロコシを国内で大量消費する方法」を官僚に捜させているだろう。
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1165869693543936000


山崎 雅弘
先の戦争で戦局が悪化した後、大日本帝国政府が自国民にどんなものを喰わせていたかを考えれば、その精神を継承する政権とメディアがこの程度のことをしてもおかしくないという話です。除染した土壌を農地造成で再利用する、なんてことを平気でやってしまうのが今の政権です。
https://twitter.com/mas__yamazaki/status/1166213889521905664


このツイッターの山崎 雅弘なる人物をプロフィールで見てみると、「戦史/紛争史研究家。政治問題の論考も新聞・雑誌に寄稿」となっている。『歴史群像』(隔月刊行)誌に毎号寄稿しているとの事。
著書の内容を調べてみると、相当左がかった御仁のようだ。

まあ、右でも左でも、キチンと事実関係を把握していればまだましなのだが、本人は自分の思いこんだことが真実と信じ込んでいると見える。
しかし如何妄想したら『飼料用トウモロコシを食用にする』、こんな発想が出てくるのだろうか。

本人は「先の戦争で戦局が悪化した後、大日本帝国政府が自国民にどんなものを喰わせていたかを考えれば・・・」
この御仁の頭の中は、「大日本帝国=侵略者=悪、日本国=平和主義=善」、こんな事で凝り固まっている。例えば食糧難で食べるものに事欠く、これは戦中もそうだが、酷かったのは戦後。こんな事は山崎雅弘は当然体験していないが、父母・祖父母に聞けばわかる話。
この御仁が頭の中の妄想で書いていることが良く分かる。

尚、敗戦国が食糧難・飢饉になるのは、今はやりの言葉でいえばサプライチェーンがズタズタに壊れてしまうから。
その典型が日本もだが、ドイツなどはもっと悲惨だった。
ドイツでは戦争が終わってから300万人が死んだ(Nigel Jones著「ライヒが崩壊してから」による)とか、東側からのドイツ人追放で210万人以上が死んだ(Wiki「ドイツ人追放」による)とか色々ある。
特に問題なのは、戦後処理を方向づけた「モーゲンソープラン」である。
この計画で、ドイツは工業国から農業国にすることになり、戦後も残っていた工業力を壊滅させられた。また石炭の産出量も極端に制限され、ドイツでは暖房用の燃料にも事欠くようになった。


そしてそのモーゲンソー・プランのWikiにはこんな記述もある。
>敗戦前のドイツは、工業製品を周辺諸国に販売し不足する農作物輸入に充てていたが、機械を奪われてそれができなくなり、敗戦後のドイツは飢饉に襲われた。カナダ人研究家ジェイムズ・バックの『Crimes and Mercies』によれば、戦後5年間で、ドイツ国内の民間人570万人、東部ヨーロッパから排除されドイツ本土に戻ったドイツ系250万人、戦争捕虜110万人、合計およそ900万人が死んだとされており、実際の死者数はこの数字をかなり上回るはずである。


この記述、まさにアッと驚く数字ではある。ホロコーストと言ってもいいかもしれない。
これが有るから、英米のメディアがホロコーストを糾弾し、かといって詳細な研究を妨害する。そんな歴史が納得できる。

この窮状の解決の為に1951年、西ドイツは翌年に欧州石炭鉄鋼共同体(ECSC)に加入することを合意した。このECSCが発展し、今日のEUになった。
余談だが、こんなEUの歴史があるので、イギリスのEU離脱問題がこじれるのも、そしてイギリスとドイツの感情的な問題があるのも分かろうと言うモノ。
EUとはドイツの飢餓の歴史が出発点。そう理解すべきだと思う。


しかし上掲wikiのモーゲンソー・プランの記述、本当だろうか?、調べてみた。
ドイツ国内の民間人死者数570万人については・・・
ドイツでは戦争が終わってから300万人が死んだ、こんな報告もある。

この数字は Nigel Jones著『ライヒが崩壊してから』によれば、「対独戦勝利の日以降、何と300万人のドイツ人が死亡した」なのだという。
(注:ライヒ=Reich:ドイツ語で大きな領域を持つ「国」を現す語)
この惨状については以下参照ください。
http://revisionist.jp/nigel_01.htm

次に「東部ヨーロッパから排除されドイツ本土に戻ったドイツ系250万人」について、Wiki「ドイツ人追放」によれば、
>1,240万人(あるいは1,650万人とも言われる)の民族ドイツ人が移住を強制された。移住途上で命を落とした人々の数については見解が分かれている。ドイツ連邦統計局の1958年の発表では、210万人以上の民族ドイツ人が強制移住によって死亡したとされる。
こうなっている。

注:ちょっと比較の為、日独の第二次大戦での死者数を見てみると、
日本: 軍人~212万人 、   民間人50万 ~100万、 合計262万~312万人
ドイツ:軍人~430万~550万人、民間人150万~350万、 合計700万~900万人
こう見ると、ドイツの戦後の死者数がいかにすごいかが分かります。

これが有るから、英米のメディアがナチスドイツのホロコーストを糾弾し、かといって詳細な研究を妨害する。そんな歴史が納得できる。

アメリカには三つの原罪があるという。黒人の奴隷化、原住民(インディアン)虐殺、そして原爆投下による非戦闘員殺戮、しかしこれに戦後ドイツの人為的飢饉による殺戮も隠れた原罪ではないか。
これが有るから、アメリカのメディア・大学・政治家が原罪隠しの反日になる。こう理解すべきでは無いだろうか。

そんなメディアなどの指導層に洗脳されたのが日本のジャーナリスト。某山崎 雅弘なんかも、こんな洗脳を受けた連中では無いだろうか。
やれやれ、〇カは四ななきゃ治らない・・・。道は遠いですね。

 

 

(引用終了)