1703-10-1194-3/10メルマガブログ転送貧富差ギリシャの滅亡

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短足おじさんの一言

(私のコメント)
アメリカは益々貧富の格差が開いて各産業は寡占化が進み、中間層企業が淘汰されている。
企業でなく各個人の所得は昔から上位10%の世帯の所得が総所得の50%を占めている。
このデータは2013年だから今は60%以上だろう。
つまり中間層が50%の所得なら健全だろうが、それが抜け落ちている。
今回の記事は企業も寡占化が進んでいる、という記事だ。
このように貧富の差が広がると国の将来はどうなるか、というと前回のギリシャの事例のように衰退滅亡する。
下記の通りこの記事にコメントをしました。ブログ主の返答米もコピペしました。


2017-03-09 17:50 URL 短足おじさん二世 #- 編集
To:ごじた さん
> 資本主義というのは、政府の介入がないとうまく行かないのでしょう。丁度スポーツで審判とルール委員会が必要なように。それを新自由主義市場原理主義でぶち壊した。自由の神格化又は市場自律性の幻想で却って資本主義をダメにしたのではないか。「国民が豊かに幸せに暮らす」国家政府はそのためにあり、資本主義もその手段のはず。シナ共産党の帰結がアメリカ資本主義の帰結と同じに見える。この2強国のエリート指導層が握手しているのは必然かもしれない。これからどうなるか、知りたいです。期待してます。

 

いらっしゃいませ、コメント有難う御座います。
確かにご指摘の通り、資本主義は管理をきちんとしていないと暴走する。これは間違いないので、色々な規制をかけてきたんですが、それが全部可笑しくなってしまったのが現状だと思います。

sれからシナとアメリカの指導層が手を握っている。これは実は150年以上の歴史のある話なので根が深いです。
こんな歴史の面で考えているところです。


(私のコメント終)

(引用開始)
2017-03-07 18:58
米国の資本主義にまつわる不穏な新事実(WSJ記事です)
 WSJに興味深い記事があった。曰く「米国の資本主義にまつわる不穏な新事実」。
こんな不穏なタイトルの記事なのだが、内容を読んでビックリ。アメリカがそこまで来ていたのかと再認識させられた。

要点は強者が総取りする社会が出来てしまった。総取りした結果はとんでもない高利を貪っている。こんな話であった。
例えば
スーパーマーケット業界では、1997年当時の株式公開企業は36社で、上位4社が売上高全体の半分強を占めていた。2014年の時点まで残ったのはたった11社で、上位4社の売上高は全体の89%にも上った。
20年前には米国に7000社を超える株式公開企業があったが、今や4000社を割り込んでいる。

このように少数の強者が需要を総取りしている実態がある。

さらに利益率でみると・・・
 1996年末の時点で、S&P500種株価指数の構成企業のうち純利益率で上位25位に入った企業は、売上高1ドル当たりの利益は中央値で21セント弱だった。これに対して、2016末の上位25社の利益は同39セントだった。
 S&P500種指数の全構成企業で見ると、純利益率は20年前には中央値で6.7%だったが、2016年末には9.7%に上昇した。
 というわけで、この20年で企業全体の収益性は増した。しかし勝者の収益性はそれをはるかに上回る勢いで上昇しており、売上高1ドル当たりの純利益はほぼ2倍になった。

ここまで利益率が高いと株主はホクホクだと思う。がしかし物には限度がある。
特にこの記事はあえて平均値と言わず中央値で書いているところを注目している。トップ企業の数値が高すぎて平均値では高すぎて実態があらわせないのだと思う。
特にS&P500種株価指数の構成企業のうち純利益率で2016末の上位25位に入った企業は、売上高1ドル当たりの利益は39セント、これには正直びっくりでした。
(上位25社の中央値ですから、上から13番目の会社の利益率が1ドル当たり39セントという事です)
裏山鹿~裏山鹿~~。

これが冷戦終了(1991年)後のアメリカ一人勝ち時代の結果なのでしょう。

そしてこのような高利益率が長続きする筈がない、これは歴史が示しています。
アメリカにとっては奴隷貿易だとかアヘン密貿易時代の暴利に近いのかもしれません。ですが今回はこれ以上解析しようがないので、記録するにとどめたいと思います。
参考までにWSJ記事全文を添付します。詳細はリンク先参照ください。

<以下WSJより引用>
http://jp.wsj.com/articles/SB10681214028215414391304583005101384346858

MONEYBEAT
米国の資本主義にまつわる不穏な新事実
勝者が総取りしやすくなった理由は何なのか

(前略)
経済学者のグスタボ・グルロン氏(米ライス大学)、エレーナ・ラーキン氏(カナダ・ヨーク大学)、ロニ・ミシェリー氏(米コーネル大学)の新たな研究によると、米国の企業は「巨大企業は規模が拡大するにつれて弱くなるどころかさらに強くなる」という勝者総取りシステムに向かっているという。

 他の経済学者が最近行った研究でも同じような結論が出ている。数少ない「スーパースター企業」が業界で優位に立ち、競争相手を締め出して、ここ何十年もみられなかった規模で市場を支配しているのだ。

 アップルや、グーグルの親会社であるアルファベットといった明らかに勝者が独り勝ちしている事例以外を見てみよう。

まずは不動産サービス業界。グルロン氏らによると、1997年には株式を公開している不動産サービス会社は42社あり、上位4社が全体の売上高の49%を占めていた。しかし2014年の段階で残っていたのは20社のみで、上位4社――CBREグループ、ジョーンズ・ラング・ラサール、リアロジー・ホールディングス、ウィンダム・ワールドワイド――が全体の売上高に占める割合は78%に達した。

 スーパーマーケット業界はどうか。1997年当時の株式公開企業は36社で、上位4社が売上高全体の半分強を占めていた。2014年の時点まで残ったのはたった11社で、上位4社――クローガー、スーパーバリュー、 ホールフーズ・マーケット、ラウンディーズ(クローガーに買収されて以降)――の売上高は全体の89%にも上った。

 グルロン氏らによると、20年前には米国に7000社を超える株式公開企業があったが、今や4000社を割り込んでいる。

(中略)

とはいえ、歴史を見れば分かることだが、勝者総取りの事例は過去に何度もあったものの、長続きすることはめったにない。

 もしかすると創造的破壊の法則はとうとう通用しなくなってしまったのかもしれない。しかし遅い早いはあったにせよ、資本主義は勢いに乗った勝者を敗者に変える力をずっと持ち続けてきた。

(後略)

(引用終了)

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http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/c2f9b5effd14daaa324904a9164fde5e
式日記と経済展望


(私のコメント)
民主主義というのは、徴兵制と一対をなしており、兵士が投票権を持っていた。
戦う人が国の将来を決める権利がある、ということで戦争が前提としてある制度だ。
ギリシャは中間層の中小農民が兵士として戦う代わりに市民として投票権参政権を持った。
しかし、戦争が長引いたので中小農民の中間層が疲弊し、没落してしまい貧富の格差が広がった。
これがギリシャ滅亡の原因で、アメリカもこれと同じような経過をたどっている、つまり衰退し滅亡に向かっている、と記事は言っている。
アメリカの現在の貧富の差はどうなっているか、別のブログ記事を次のメールで送ります。

(私のコメント終)

(引用開始)
東洋経済オンライン
http://toyokeizai.net/articles/-/161616
隆盛を誇った国々の多くが、中間層の没落をきっかけとして衰退し、最後には滅んでいきました

歴史を振り返ってみると、かつて軍事・経済・文化で隆盛を誇った国々の多くが、中間層の没落をきっかけとして衰退し、最後には滅んでいきました。そこで今回は、歴史から中間層の重要性を学ぶために、都市国家として栄えた古代ギリシャの事例を見ていきたいと思います。

ギリシャの気候は、夏は暑く乾燥し、冬には少量の雨しか降らない地中海性気候に属しています。おまけに陸地には山が多く、大河や平野に恵まれていないため、穀物の生産には適していません。しかし、この地理的特性は、オリーブ・ブドウなどの果樹栽培や羊の牧畜には適していました。

ブドウ酒やオリーブ油は、作るのに特別な風土と技術を必要としただけでなく、貯蔵がとても簡単だったので、瓶に入れて長期のあいだ保存することができました。そのまま遠く離れた国や地域に運搬することができたため、ギリシャの特産物として高価な貿易品となり得たというわけです。

古代において、ギリシャの諸都市でブドウ酒とオリーブ油が特産物として作られ始めると、ユーラシアの内陸に住む人々、特に貴族や富裕な人々がこぞってそれらを求めるようになりました。ギリシャ産のブドウ酒とオリーブ油は貿易船が運航する地中海沿岸だけでなく、遠くロシアや中央アジアまで運ばれ、大量の穀物や貨幣と交換されるようになったのです。

貿易で利益を得た農民が繁栄を支えた

そのようにして、ブドウやオリーブを栽培する農民は、内陸部との貿易で莫大な利益を得られるようになりました。内陸部からギリシャ穀物や金銭が大量に流入し、それに比例するようにギリシャの各々の都市国家(ポリス)の人口は増えていき、その後の繁栄の基礎を築いていったというわけです。

ブドウ酒やオリーブ油を生産する中小農民は、当時のポリス社会では理想的な市民として評価されていましたし、彼ら自身もそのように自覚していました。彼らは内陸部との貿易に積極的に参入して豊かになっただけでなく、忙しくない時期にはポリスの政治や行事にも奉仕者として参加していたからです。

そのうえで、中小農民は農産物の売り手としてだけでなく、生活必需品の買い手としても経済活動に参加するようになり、ポリス社会に経済的な豊かさを広めていく役割を果たしていました。そのような姿は、かつての米国の豊かな中間層に重なるところがあるように思われます。
鋳造貨幣が発明されて間もない紀元前650年頃、ポリス間における戦争の手法に重大な変化が起こることになります。武装した歩兵(重装歩兵)の密集軍団による新しい戦法、すなわち密集隊形(ファランクス)戦法が発明されたのです。それは、青銅製の兜(よろい)、鎧(かぶと)、すね当てを身に着け、青銅製の盾と鉄製の槍(やり)を持った重装歩兵が横一列に並んで突撃するというものでした。数千の重装歩兵が一団となって一斉攻撃を加えれば、たとえ貴族による屈強な騎兵隊であったとしても、あっという間に蹴散らされてしまったのです。

それまでの戦争の主力は騎馬を利用する貴族でしたが、重装歩兵による戦法が圧倒的に有利であると知れ渡るようになると、ギリシャの各ポリスは市民からの徴兵を行い、できるだけ大規模な重装歩兵部隊をつくって訓練しなければなりませんでした。そのような環境下で、自費で武具を買いそろえて兵隊として活躍できる資質を持っていたのは、遠隔地との貿易で富裕になった農民、すなわち中小農民と呼ばれる人々だったのです。

彼らこそ、現代でいうところの「中間層」に位置する人々でした。彼らはギリシャの外から金銭を稼いでポリスへ税金を支払っていたうえに、それまで騎馬で戦っていた貴族に代わり、市民としてポリスの軍隊の主力となっていったからです。富裕な中小農民がポリスの財政・経済・軍事の中心となって、ポリス社会の隆盛を支えていたというわけです。
戦闘における連帯感が民主制を生んだ

興味深いことには、新しい戦法の発明は、各ポリスのギリシャ人に強い連帯意識を芽生えさせるというメリットまでもたらすようになりました。なぜなら、重装歩兵が密集して戦うための技術を身に付けるには、集団が連帯感を持って長い時間の訓練をしなければならなかったからです。

ギリシャの各ポリスが戦争で強かったのは、また、文明的にも経済的にも栄えたのは、そのような強い連帯感を基礎として、各々が自分たちのポリスに奉仕するという気持ちにあふれていたからです。それは、国家としても、社会としても、そこに住む人々の気持ちが一体感を保っていたということを意味しています。

高校の世界史の教科書などでは、市民(農民)が戦争で重要な役割を果たし政治的発言力が高まったため、歴史上で初めて、民主政という考え方が誕生することとなったと述べられていますが、私は民主政が誕生したもうひとつの大きな理由は、ポリスでの市民の連帯感にあったのではないかと考えています。古代アテネの政治家ペリクレスが当時の民主政について語った有名な演説がありますので、その一節をご紹介しましょう。

「私は敢ていうが、ポリス全体が安泰でさえあれば、個人にも益するところがあり、その益は、全体を犠牲にして得られる個人の幸福よりも大である。なぜならば、己れ一人盛運を誇っても己れの祖国が潰えれば、個人の仕合せも共に失せる」

「われらの政体は他国の制度を追従するものではない。ひとの理想を追うのではなく、ひとをしてわが範を習わしめるものである。その名は、少数者の独占を排し多数者の公平を守ることを旨として、民主政治と呼ばれる」(トゥーキュディデース、久保正彰訳『戦史』岩波文庫より)
その当時のアテネ、ひいてはギリシャの民主政治の特徴とは、成年男性市民の全体集会である民会が多数決で国家の政策を決定し、できるだけ多くの市民が政治に参加することを求められたということです。そのような政治制度の誕生によって、ギリシャの各ポリスでは宗教に縛られない自由な考え方が生まれ、文化面では合理主義的な哲学や数学などが発達しました。その後、ギリシャの文化は、ローマの文化や14世紀のイタリアから始まるルネサンスの規範となっていくことになります。

紀元前500年~紀元前480年の間に3回にもわたる大国ペルシャとの戦争に勝利したギリシャの諸都市国家は、当時の世界で最も繁栄を極めていた文明であるといえるでしょう。しかしながら、その繁栄は50年余りしか続きませんでした。アテネを中心とするポリスの連合であるデロス同盟と、スパルタを中心とするペロポネソス同盟のあいだで、紀元前431年に植民地をめぐって悲惨な戦争が勃発してしまったのです。
長年にわたる従軍で農民が経済的に疲弊した

ペロポネソス戦争ギリシャ域内で30年近くも続いたため、ギリシャの各々のポリスは衰退していくのが避けることができませんでした。というのも、中小農民が長年にわたって従軍せざるをえず、そのあいだに農地が荒廃してしまったからです。農産物収入を失った農民は、生活のために金銭を必要としたので、借金に借金を重ね、最後には土地までも失ってしまったのです。

貨幣経済が発達するにつれて、没落した農民は小作人や奴隷といった身分に転落していくかたわら、富裕な貴族や一部の大商人は農民が手放した土地を買い取り、ポリスの人々のあいだでは絶望的なまで経済的な格差が拡大していきました。その結果として、富裕な貴族や一部の大商人は大土地所有者となり、政治・経済の支配者として君臨していく一方で、小作人や貧民は不満を募らせて大土地所有者に強く対抗していくようになったのです。富裕な人々が支持する党派と貧民層が支持する党派の争いに発展し、裏切りや暗殺、追放などが横行することになり、ポリス社会の強みであった「国家のもとに奉仕する」という人々の心やまとまりは、ペロポネソス戦争が終わる頃には見事に失われてしまったというわけです。

国防の要であった豊かな中小農民が経済的に疲弊して従軍できなくなると、重装歩兵の密集集団による戦法は使えなくなりました。そこで各々のポリスは兵隊として傭兵を雇うようになったのですが、主として雇われたのは異民族や土地を失った没落農民などでした。当然のことながら、傭兵では強い連帯感やポリスへの忠誠心を持って戦うのは困難であり、ポリスの軍事力はかつてと比べると著しく弱まってしまいました。

そのような折の紀元前4世紀後半に、ポリスをつくらなかったギリシャ人の一派である北方のマケドニア王国では、フィリッポス2世のもとで財政と軍政の改革を進めます。そしてとうとう紀元前338年には、マケドニアはカイロネイアの戦いでギリシャ連合軍に圧倒的な勝利を収め、ギリシャ全域を支配することに成功したのです。戦意の低い傭兵を主力とするポリスの軍隊は、自国民で組織したマケドニア軍の敵ではなかったというわけです。
このように歴史を振り返ってみると、古代ギリシャの黄金時代は豊かな中間層の出現とともに生まれ、中間層の喪失によって終わりを迎えたということがわかります。豊かな中間層の喪失は、貧富の格差を拡大させ、国家の分断を引き起こし、国力を衰退させていったのです。

古代ギリシャは歴史上で初めて、豊かな中間層が失われると、軍事的にも政治的にも経済的にも国力が衰退していくという教訓を、後世の人々に如実に示した事例であるといえるでしょう。中間層が失われた国は滅びる。現代においては滅びるということはなくても、衰退は避けられない。それが歴史の教えるところなのです。

分断するアメリカは歴史的な危機を迎えた

昨今のアメリカでは、グローバル経済の進展や金融危機の後遺症などを経て、豊かな中間層から貧困層および貧困層予備軍に転落する人々が増える一方で、富が一部の支配者階級に集中するという傾向が強まってきています。2011年に「ウォール街を占拠せよ」をスローガンとして全米各地で行われた反格差デモ活動に象徴されるように、アメリカではすでに国家の分断が起こり始めているといえるでしょう。

さらに悲惨なことに、トランプ政権が誕生したことによって、人種による差別や対立という新たな国家の分断も起こってしまっています。トランプ大統領は移民・難民の入国を制限・停止するという方針をテロの危険性を和らげるための措置だと強弁していますが、それよりもヘイトクライムが横行していることのほうが、アメリカ社会の分断をいっそう促しているので大問題であると思われます。

歴史的な見地から判断すれば、経済格差と人種差別という複合的な国家の分断にさらされているアメリカの現状は、国家としての歴史的な危機を迎えているといっても過言ではないでしょう。アメリカが20年後、30年後に繁栄を享受できているか否かは、まさに国家の分断を回避できるかどうかにかかっているというわけです。


(引用終了)

 

1703-14-1198-3/13メルマガブログ転送ホスト選ばれる技術

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【一日一冊】★★★★☆「選ばれる技術」信長♪
1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』1ヶ月30冊の情報をe-Mailで 4934冊目

(見出し)


(私のコメント)

読書とは「自分が変わること」が目標だ。
本を読むことで自分が変わることが出来る様な本を読み、またそういう読み方をする。
勿論娯楽でも気分転換でもいい。
別に向上することを目的にしないでいい。
私の経験では向上しようと読書をすると、強迫観念みたいなものが出てきて却ってよくない。
向上は頭の問題もあるし、宿命と割り切れば却って楽になる。
それでも努力だけは捨てないで、自分が少しでも良い方向に変われるように淡々と、黙々とやる、というわけだ。
ノウハウのビジネス書を読んでも、そこで得た知識だってすぐには役立たないかもしれない。
駄菓子菓子、この人の面白いところはホストの仕事で「本を読め」といっていることだ。
本を読んでもすぐにどうなるものでもないが、それでも必要なのだろう。
昔はホストのことを「太鼓持ち」と言った。
こういう職業は昔から必要なのだろう。
古墳の埴輪にも、にぎやかな楽隊や踊り手が作られているから、人間にとって「よいしょ」は必需的なものなのだろう。
人は河童のように頭に皿があって、そこに水を掛け合って生きていくので、その皿が乾いたら死ぬ、という。
だから、カネを出して水をかけてもらいたい人も多いのだろう。


(私のコメント終)

(引用開始)

■週3冊の本を読む大卒ホストの
 お客さまから指名される技術です。


 その技術は心理学を
 そのまま応用しています。


 まずは自己開示して、
 お客さまに安心してもらいます。


 そして、
 お客さまが話し出したら、
 聞き役に徹するのです。


・自分の失敗談を三つ用意しておく・・
 失敗談や欠点、弱み、恥ずかしい話などを
 打ち明けることで信頼感が増加し、 
 相手から好感を持たれやすくなる(p28)

 

■さらに出勤前には、
 お客さまとのメールや電話での
 やり取りを欠かしません。


 お客さまに忘れられないように
 接点を維持するのです。


 ホストは自分が商品であり、
 自分が営業マンなのですね。


・No.1だった頃は「1日100件以上、
 送信するまで出勤しない」と決めて、
 意識的にお客様へのメールや電話を
 欠かさないようにしていました(p32)

 

■接客をビデオで撮影し、
 自分の良い点、悪い点を観察する、
 お客さまにフィードバックを受けるなど、
 常に仕事の改善をしているのが
 印象的でした。


 さすが大卒ホストですね。


 信長さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・女性は「共感」しか
 必要としていない(p68)


・お互いの”カッコ悪い””恥ずかしい”
 ”ちょっと笑える”エピソードを
 さらけ出し合うことで意気投合し、
 結果としてそのテーブルでは会話も
 雰囲気もすごく盛り上がった(p27)


・売れっ子ホストたちに共通している行動、
 それは「時間があればスマホでメッセージ
 のやりとりをしている」(p31)


・研究のために自分が接客している姿を
 スマホで録画し、店が終わった後で
 細かい部分までチェックしてみました(p78)


・どんなところが気に入って指名してくれるのか、
 自分の何が強みだと思うか、
 逆にどこがダメで、何が弱点か
 お店にいらしたお客さまに、・・・
 ストレートに質問するのです(p90)


・新人ホストたちに
 「結果を出しているホストのやり方を
 マネしろ。どんどんパクれ」
 と言っています(p96)


・ホストにも、常に
 「自分を磨きたいなら、
 とにかく本を読め」
 とアドバイスしています(p118)


・指名のお客さまが使った金額のうち、
 半分近くがホストの給料になる、
 というのがこの業界の報酬システム(p84)


(引用終了)
(引用開始)
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4023315311/mag06-22/ref=nosim/
商品の説明

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結局、生き残るのは、「できる人」より「好かれるヤツ」!

「選ばれる」プロフェッショナルが教える
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「体重90kg超・非イケメン・人見知り」だったにもかかわらず、
ビジネス書を1000冊読み、入店4ヶ月でNo.1ホストに上りつめ、
現在は100名近くのホストを束ねる代表となった著者が実践する、
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〈本書の内容〉
◎相手を「気持ちよくさせること」が第一
◎「ちょっと恥ずかしい話」に人は心を開く
◎握手する「理由」と「機会」をつくる
◎自分にも相手にも効く「ザイオン効果」記憶術
◎会っているときは3割、フォローが7割
◎「会話支配率」をコントロールする
◎世界一簡単に友達や恋人を作る方法
◎「名前で呼んでくれる人」は忘れられない
◎セクシーな人は変な謙遜をしない


(書評)
「選ばれる理由とは、先天的な能力の結果ではなく、むしろ後天的な努力によってもたらされるもの」で、「選ばれる理由を知り、選ばれる技術を身につければ、人は誰でも『選ばれる人』になれる」と信長さんははじめにで書かれています。その言葉の通り、この本にはすぐに実践できる方法がいっぱい詰まっていました。

私が心に残った部分をもとに各章を紹介します。

第1章、誰にでも「好かれる」技術
ここで印象に残ったのは、「当たり前」を徹底するために、相手の立場に立って考え、話し、行動することという部分。会話なら相手に関係のない話をしないことなど、できているつもりでいてできていないことを改めて見つめ直すことができました。他にも自分の失敗談を3つ用意しておく、好印象は接触回数に比例するなどもなるほどなぁと思う項目で、それぞれ細かく事例を挙げて説明されているので、わかりやすく自分にも実践できそうだと思いました。

第2章、「あの人の一番」になる技術
ここで一番印象に残る項目は、やっぱり「世界一簡単に友達や恋人を作る方法」でしたね。何しろ項目を見ただけで知りたい気持ちがムクムク湧いてきましたから。重要なのは、相手が自分にとって重要な存在である、大事な人であるということを、言葉にして伝えることだそうです。なるほどと思いました。ここも事例を挙げて説明してくれているので、気になる人はぜひ読んでみることをオススメします。他にも女性にはこうするとか男性にはこうするとか、名前を呼ぶとか具体的かつわかりやすい方法が載っていました。

第3章、自分の「魅力」の作り方
ここで印象に残ったのは、「自分」の弱点は周りの”先生”に聞くという項目でした。私もよく友達に分析を頼むことがありますが、大抵良いところをよく教えてもらいます。冷静に分析してくれる仲の良い友達は弱点も言ってくれますが、あまり仲良くない人にこそ弱点を教えてもらうことが、自分の印象をよくする秘訣かもしれないと改めて気づかされました。信長さんの座右の銘は「自分以外の人、すべてのものは、みんな私の先生」だそうです。そういう謙虚な気持ちがあるから、みんなから慕われたり、指名をたくさんもらえたりするのだろうなと思いました。

第4章、読書家ホストの「モテる」読書術
この章は正直読む前はなぜ選ばれる技術にこの章?と思ったのですが、読んでみて納得でした。特に、本は徹底的に汚して自分だけの「ノート」にするという項目のあたりの、信長さんの読書の仕方が面白かったです。ラインや付箋、折り曲げるまでは私もやりますが、さすがにページを破るというのは初めて知った読み方でした。読書好きな人にはすごく参考になる章だと思います。

第5章、結局、生き残るのは「選ばれる」人
ここで印象に残った言葉は、「最終的に人の心を突き動かすのは冷静なスマートさよりも、心の底からの熱意です。血の通った感情なのです。」という部分でした。確かにひたむきさに心打たれて協力したり応援したりすることがあったし、自分がひたむきに努力しているときはみんなが力になってくれたなと思いました。とても印象に残った言葉でした。

以上、章ごとに印象に残った部分をもとにまとめてみましたが、あくまで私のフィルターから読んだ感想なので、少しでも気になった方はぜひ読んでみてほしいです。なるほどとすぐに使える方法がたくさん載っているし、文章が読みやすくわかりやすく温かいので、読んでいてとても元気が出ます。私も早速今から頑張ろうと思える1冊です。私は仲の良い友人にプレゼントする予定です。

(引用終了)

 

1703-8-1192-3/7メルマガブログ転送「片隅」監督談解説等

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https://www.youtube.com/watch?v=jjDfKLdfWhI
映画 「この世界の片隅に」 紹介 - IN THIS CORNER OF THE WORLD -

https://www.youtube.com/watch?v=h02HM5InHJI
映画 「この世界の片隅に」 監督・片渕須直 ロングインタビュー

https://www.youtube.com/watch?v=kczb7IJJg0g
映画『この世界の片隅に』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=3cHkcjiqLPE
92山田玲司ヤングサンデー|『この世界の片隅に 業界激震!別格すぎる名作が起こした5つの革命とは!?』ニコ論壇時評


(私のコメント)
監督のインタビューから拾い読み
*今とつながっている感じがした。昔の人は我々と同じだ、と感じた。
*普通の生活、毎日の何でもない家事などや周りの普通の人々を大切だ、と感じる。
*現実を執着して表現するその結果としての実在感
徹底的時代考証、印象とか感情で作らない。
その結果、観客に安心感を与え、この映画は優秀だ、と考えさせる。
*「のん」の声が血肉が通う具体的な人として表せた。
*今までのアニメ制作が受けなくなって打ち切りになった。
この作品もお金がなくて作れない苦しい時もあったが、「自分自身のことをあきらめない。」
*遠い別世界のことを表現するのでなく、目の前の人を描く、自分の心の中を拾い出す。そこからやり直した。
挫折して自分に戻っていった。

*科の作品は今まで生きてきた意味が全部ある、誰かが信じなければ世の中の何も動かない。この作品のために生きてきた。
あきらめない。

山田玲司の解説の拾い読み

嫌う社会派
細部の神宿る、原爆のリアリティ

*「のん」の広島弁がいい。原作読んでいる奴がえばっている。彼らは有名になって寂しい。
*左も右もない、というすごさ、深く刺さる。
*ユーモアの力、ギャグでもないお笑いでもないユーモア。
*説教ゼロ、これは革命。5つの特徴がある。
1.すずさんは人生に流されている、流されて生きていてそのまま映画は終わる。
今までのアニメは実は特別な人だった、というパターン。選ばれし勇者の物語、というのを脱特別したものだ。
今までのアニメ映画の大筋パターンから外れる、不満から始まってそれが解決というのがパターンだ。
それをこの映画は愚痴を言わず満足して生きている。ワンピース型からサザエさん型。日々積み重ね型。
2.冒頭から回想で始まる。教科書的な原爆は皆知っている。その場面までつないだ。
反戦だからいやだ、広島だからいやだ、と考えてこの映画を見ない人は多い。
今までの広島原爆反戦映画は、自分が前に出てくる。説教がどこかに出てくる。そこが嫌われる。
注意深くそれを外したのではないか。
3.神の視点で描いている。神はジャッジしない。タンポポ、雲は神の視点。神の視点で作っている。
原作の方がすすさんの方に拠っている。映画は町や社会に拠っている。
4.釜戸の前の女の見た戦争。
この映画は手仕事アナログで作っている。
人を手足を大きく、子供のように書かれている。
物語と漫画の完成度が高い。
工夫と感性と努力でこういう映画が作れる。
写実なんだけど、象徴的なものも重層的に描かれている。
5.16年は3つのヒット作品があった。共通点は東日本大震災の総括をしたこと。
シンゴジラはお上がんばれ、国を信じる、組織万歳、楽観的。
君の名は「ダメじゃなかった」「なかったことにしよう」
この映画は、「なかったことにならない、それでも生きるんじゃ。」
世界と自分が同じと考えている人々にはショックだろう。

本当のような嘘でなくウソのような本当をかけ。
前二作は本当のような嘘、この作品は嘘のような本当。
漫画では最後の復興した呉の市街をカラーで描いている。
男も女も普通の人だ、ということを貫いている、それが右も左も突き抜けたところだ。
高度成長以来日本の男は女が嫌いになった。
イワシ三匹で家族の食事を作る、焼夷弾を消し止める、これが女の戦いだ。
日本女性のよさを示している、しなやかで強い、過去の古い女だが普遍性がある。
すずさんが絶叫するシーンが一回だけある。(絶叫シーンというのは天皇のラジオ放送だろう。)
体験談というのが強み。
(要約終)

私見では、映画を見て戦争反対と考えるのは当然だが、戦争をなくするためにはどうしたらいいか。
あの戦争の場合は、日本が原爆を持たなかったからやられたのだ。
これがあの映画のリアリティの延長線上にあるものだ。
だから、戦後原爆を持つ国は増えこそすれ減ることはない。
核廃絶運動は被害者奴隷の宗教だ。
信仰すれば信仰している人は幸せだろう。
社会的には何の役にも立たない。


(私のコメント終)

 

1703-4-1188-3/3メルマガブログ転送ひな祭り

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https://www.youtube.com/watch?v=tQAFJ_NPrfA
【童謡】 歌詞有り『うれしいひなまつり』
https://www.youtube.com/watch?v=BcIfIrS8QJ0

うれしいひな祭り - Japanese children's song of Hina-Matsuri


(私のコメント)
ひな人形というのは古い家によく合う。

座敷わらしとかと同じで何かあるような気がするところが魅力だ。
そういう何か怖い感じがするところがとても良い。
怖くてさみしくて美しいひな人形はやはり春の女のお祭りにふさわしい。

作詞のサトウハチローは若いころは手の付けられない不良だったが、少年少女雑誌に子供向けの小説を書いて成功した。
何かこういう純粋な人は世間と摩擦を起こすのだろう。
私も子供のころ、この人の小説を愛読して今でも覚えている。
今の人は漫画かもしれないが、当時はこういう冒険小説みたいなものをよんだ。
お陰で本を読むのが習慣になって、年とっても本を読んでないと気が済まないようになった。
本の依存症かもしれないが、その元になったのがこういう人の面白い小説だった。
先日の映画「片隅」のテーマソング「悲しくて悲しくてとてもやりきれない」というのもサトウハチローだ。
http://www.uta-net.com/movie/1338/
ザ・フォーク・クルセダーズ

胸にしみる空の輝き
今日も遠く眺め涙を流す
悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
このやるせないもやもやを
誰かにつげようか

白い雲は流れ流れて
今日も夢はもつれわびしく揺れる
悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
この限りないむなしさの
すくいはないだろうか

深い森のみどりにだかれ
今日も風の歌にしみじみ嘆く
悲しくて悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる苦しさは
あすもつづくのか

他にもたくさんの詩を書いている。

https://search.yahoo.co.jp/video/search?p=%E3%81%A1%E3%81%84%E3%81%95%E3%81%84%E7%A7%8B%E3%81%BF%E3%81%A4%E3%81%91%E3%81%9F&tid=cc8641516dccaf436d517c06df34356b&ei=UTF-8&rkf=2
小さい秋見つけた - YouTube
母親に早くから離婚と死に別れて母の詩が沢山あってそれがとても良い。
http://amamori.exblog.jp/4721007/
♪ おかあさんはわたしを生んだの

   おかあさんはわたしを生んだの
   それから
   わたしをそだてたの
   それから
   わたしをたのしみにしていたの
   それから
   わたしのために泣いたの 
   それから
   それからあとはいえないの
http://www.ne.jp/asahi/kaze/kaze/diary7.html
佐藤愛子の「血脈」

(私のコメント終)

 

 

 

1703-3-1187-3/3メルマガブログ転送ウィグルイスラム反乱

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宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
平成29年(2017)3月3日(金曜日)
         通算第5206号 <前日発行>

(見出し)
ISが中国でのテロを呼びかけるヴィデオを作成
  初めてウィグル語で「イスラム戦士よ、復讐に立て」と鼓舞

(私のコメント)
これは相当大きなニュースだ。
イスラムがシナで暴れるとシナ共産党はてこずるだろう。
過去のシナ王朝も辺境から起きる宗教的な集団の反乱に倒れた。
但し、それが直接的なものでなく、それから何十年もかけて王朝交代が起きた。
また、共産党は一種の宗教政党だから、イスラムのような宗教的なものは同じカテゴリーだから許容できない。
徹底的にどちらかが倒れるまでの戦いになるだろう。
どちらが勝つか、というと当然イスラムだ。
なぜならシナ庶民が共産党を信仰していないし、揉めても共産党にはついていかないだろう。
だからと言ってシナ人がイスラムの見方をする、ということもないだろうが。
シナ人からすれば、食わせてくれなければ王朝交代させるだけで、共産党も例外でない。
問題はウィグルだけでなく、北京や上海などの都会にもイスラムは沢山いる、という点だ。
宗教が厄介なのは彼らが自発的に動くことがあることだ。
組織的に動くのでないから把握するのが難しい。
彼らが都会で何らかの行動をゲリラ的にやると、かなりの動揺が起きるだろう。

それから、見方を変えると、シナは歴史的に西側が弱いのだ。
シナ大陸というのは西から東に向かって低くなっている。
だから、昔から兵を動かすのは西から東に動かす方が有利だ。
川も西から東に流れるから船も西から東に早く動く。
(参考)

『早(つと)に白帝城(はくていじょう)を発(はっ)す』李白

朝辭白帝彩雲間

千里江陵一日還

兩岸猿聲啼不住

輕舟已過萬重山

(読み方)
朝(あした)に辞(じ)す白帝(はくてい)彩雲(さいうん)の間(かん)

千里(せんり)の江陵(こうりょう)一日(いちじつ)にして還(かえ)る

両岸(りょうがん)の猿声(えんせい)啼(な)いて住(や)まざるに

軽舟(けいしゅう)已(すで)に過(す)ぐ万重(ばんちょう)の山(やま)

【通釈】(「NHK漢詩をよむ」63年4月~9月より引用。)

  早朝、朝やけの雲のたなびく白帝城に別れを告げて三峡を下り、

  千里も離れた江陵の地に、たった一日で帰っていく。

  その途中、両岸の猿の鳴き声が絶え間なく聞こえていたが、

  それに耳をかたむけるうち、私の乗った小舟はもう、

  いくえにも重なった山々の間を通り抜けていた。

【解説】上記「NHK漢詩をよむ」によれば、西暦725年、李白25歳のときこの詩を作られています。李白は裕福な商人の家庭に生まれ少年時代は古代中国の蜀という国(四川省がある辺り・省都成都)で過ごしています。

http://takaban.seesaa.net/article/410968596.html

 

毛沢東は政権を取ってすぐチベットを侵略し、チベット人を虐殺し、漢人に置き換えたのはシナの弱点を知っているからだ。
ウィグルが揉めるとシナの西側にはイスラム国家が沢山あるからそれらの関係も悪くなるだろう。
そうすると、今シナ共産党南シナ海に出ようとしているが、両側から敵が来ることになってしまう。
メンツからすればどちらも捨てられないから、2正面作戦になってかなり疲弊するだろう。
シナ王朝もこんな具合にあちこちに反乱がおき、それを叩いているうちに疲弊して時間はかかるが倒れる、ということを繰り返してきた。
シナ共産党も当然こういうことは百も承知だから手を打ってくる。
ISには石油密輸や武器提供など相当援助しているからその筋から工作するのではないか。
上記のニュースを余り過大評価できないが、それでも歴史的にみると大変興味深い記事だ。

(私のコメント終)
(引用開始)

 ISが中国でのテロを呼びかけるウィグル語のヴィデオ(28分番組)を作成し、ISに加わったボランティア戦士らに「ウィグルへ帰れ、中国の弾圧に抗して復讐戦に立ち上がれ」と戦意を鼓舞する作戦にでていることが判った(ウォールストリートジャーナル、多維新聞、いずれも3月2日付けI.

 とくにこのヴィデオが初めてウィグル語での放送であり、新彊ウィグル自治区における中国共産党の血の弾圧に「イスラム戦士よ、復讐に立て」と鼓舞したところにポイントがある。
(おまけ)
世界史から抹消されている二つの帝国
  だから世界史はつまらない暗記学問として人気がないのだ

  ♪
宮脇淳子『日本人のための世界史』(KADOKAWA)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 世界史の教科書がおかしい。
 ま、日本史の教科書がまるでおかしいから、世界史教科書がまともであったらへんなことになるのだが、歴史を解釈する大事な視点が異なると、欧米の改竄史観が、日本史でも世界史でも、応用され、ただしい歴史観は片隅に追いやられるか、消される。
 世界史から消された「二つの帝国」がある。
 真実をしれば、世界史の真実が見えてくるのだが、その前に簡単な序説として、たとえばコロンブスのアメリカ大陸の前にカリブ海にいた先住民族の歴史はどうなるというのか、英国人探検家がヴィクトリア瀑布を発見したと言うが、ずっと以前から当該地区には先住民が暮らしていた。
 コロンブスジェノバ鄭和艦隊の海図をみて、大航海を思い立った。だからコロンブス大航海時代の先駆者という西欧歴史学評価は、あまりに西欧先制主義である。
 マルコポーロは日本が黄金の国であると世界に吹聴した。マルコポーロ甘粛省に一年以上留まっているが、日本に来たことはなかった。
 消された文明はマヤ、インカ。。。。シュメールも、スキタイも詳しいことは判っていないし、ホメーロスの歴史は、シュリーマンがトロイの遺跡を発見したことによって、神話ではなく、本当の話であることがようやく判った。

 世界史の教科書から消された「二つの帝国」とは、モンゴル帝国と日本が世界史のプレイヤーだった「大日本帝国」である。
 「戦前の西洋史と東洋史はいちおう、それぞれ古い時代から近代に至るストーリーがあり、話の辻褄も合うものでしたが、それを合体させた戦後の世界史は、西洋史と東洋史を年代ごとに輪切りに並べた」(中略)。このため「人気がなくなった」。
 しかも「現在の世界史のもとになっている、戦前の西洋史、東洋史そのものにも大きな問題があります」と宮脇淳子氏は最初に言う。
 「現在の中国やロシアは、十三世紀にはモンゴル帝国の一部でした。ドイツやハンガリーもモンゴル軍の侵略を受け、モンゴル軍はもう少しで、ヨーロッパ全土を征服する」筈であった。
つまりモンゴル軍はウィーンまで行っていれば、いまごろ西欧は学校でモンゴル語を教えていただろう。
 ちなみにシベリアの語源であるシビルは鮮卑である。鮮卑は隋、唐を開いたが、漢族ではない。
 こうした真実の歴史が消されたのは、中国にとってもロシアにとっても、インドも、イランもモンゴル軍に占領された事実を隠したいからで、とくに日本の歴史教科書にいたっては「戦後の日本は自らの視点で歴史を構築することなく、他国から言われたものを世界史として受け取ってきたからです。中国や韓国にとって大日本帝国の位置づけはつねに悪であり、世界の主要プレーヤーではありません。だからこそ日本人自身も」、自虐的史観の罠に嵌ったのである。
 したがってモンゴル帝国大日本帝国という二つの帝国が、「人類の歴史にほんとうに大きな役割をはたしたにもかかわらず、いまの世界史では無視されています」と宮脇氏はまとめるのだが、歴史の真実を私たちは、そろそろ知っておく必要がある。

 

(引用終了)

 

1702-17-1178-2/17メルマガブログ転送欧州難民大乱2

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新世紀のビッグブラザー
三橋貴明

(見出し)
安倍政権は外国移民受入政策を転換せよ!
2017-02-17 07:50:44NEW !

(私のコメント)
欧州難民大乱の続きです。

日本の労働生産性技術の蓄積はとても大きいからシャープや東芝をシナが買収している。
韓国も日本から導入した有機EL技術を発展させて、止めてしまった日本は追いつけなくなっている。
安倍政権は日本の企業に冷淡で世界に買われるのはグローバル化でむしろ良いことだ、と思っているようだ。
国民のことは考えず、国家のことは欧州アメリカなどのエリート集団と共有化しようとしているので、移民を入れたり企業を売ったりしても平気なのだ。
もし、日本にも民主主義が機能するなら安倍政権は否認されるだろう。
国の一割位が移民になって別の文化を持った集団が出来ると、もう収拾がつかなくなるだろう。
よもぎネコさんのブログにある通り、国家破壊は移民1割で十分なのだ。
その時慌てても遅いのだが、日本人は気付かない。

(私のコメント終)


(引用開始)

(前略)
さて、英王立国際問題研究所、通称「チャタムハウス」が、2月7日に発表した「What Do Europeans Think About Muslim Immigration?」の調査によると、
イスラム圏からの、これ以上の移民流入を停止するべきか」
 という問いに対し、欧州十カ国の調査対象者(約1万人)の実に55%が停止すべきと回答し、衝撃が広がっています。

 特に「停止すべき」が多かったのが、ポーランドです。ポーランドでは、調査対象者の七割以上が「停止すべき」と回答しました。

 グローバリズムの限界、保護主義の到来については「予言者」と表現しても言い過ぎではない柴山桂太先生が、インタビューに答えていらっしゃいました。(ちなみに、三橋経済塾における柴山先生の講演は、10月に予定されています)

『本格化する保護主義への流れ 柴山桂太氏「トランプは前座」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/199203
 英国のEU離脱に続くトランプ米大統領誕生で決定的となったグローバリズムの限界。「保護主義」へ舵を切った米英両大国の潮流を、5年も前に見通していた気鋭の学者がいた。2012年に出版した「静かなる大恐慌」(集英社新書)で、EU崩壊やグローバル化の終焉を“予言”していたのが、京大大学院准教授の柴山桂太氏だ。世界の「保護主義」への流れはもう止まらないのか、日本はどうしたらいいのか――。
――“予言”が的中しましたね。
 こういう問題を考えるようになったのは10年ほど前からでした。当時、世間では、これから国家はなくなる。地球規模で経済、文化、政治は一体化する。国境は意義を失う。そういう考え方が支配的でした。いわゆる「グローバル化」です。日本ではEUが評価されていて、「我々が進むべき道」などと言われていました。しかし、文化が異なる欧州の国々が経済だけを一体化してうまくいくのか、コントロールできるのかと感じていました。(後略)』

 グローバリズム、すなわちモノ、ヒト、カネの国境を越えた移動の自由化は、好景気の時はそれほど軋轢を生みません。とはいえ、リーマンショック後の世界では、特にグローバル化を進めていた欧州の経済が悪化。

 何しろ、ギリシャ、スペインの若年層失業率は50%弱(2015年)に達しているわけですから、半端ありません。

 しかも、「今」の若年層失業率の高止まりは、「将来」の発展途上国化を招きます。何しろ、十年後、二十年後には、社会の中核を担う人々が「働いたことがない」という事態に陥るわけです。

 生産性云々以前に、十分な生産ができない国と化します。すなわち、発展途上国化です。
 EUというユーロ加盟国は、互いにモノ、ヒト、カネの移動の自由を制限することはできません。関税で国内産業を保護することも、移民制限で自国の労働者を外国人労働者との競争から守ることもできないのです。

 さらに、通貨までも統一。為替レートの下落という形で、輸入を減らし、輸出を増やすことすらできないのでございます。

 グローバリズムという思想によれば、
「同じ条件で競争した以上、負けた国は自己責任」
 という話になるのでしょうが、何しろ「国同士」でフェアな競争とやらをしているのです。負けた国の国民、すなわち数百万人、数千万人が打撃を被るにも関わらず、「自己責任」というわけですから、改めて考えるとすごい話です。
 しかも、そもそもユーロ圏の加盟国同士の競争は、フェアでも何でもないのです。

グローバリズム的には、「製品は最も人件費が安い国で作られる。ギリシャにも自動車産業を発展させるチャンスがあるはずだ」という話なのですが、実際にはそうではありません。

 何しろ、製品の質はもちろん、価格にしても「生産性」により決まってくるためです。すなわち、単位労働コストです。

 例えば、日本企業は、製品Aについて一人の労働者が一日に二十個生産することができるとしましょう。日本の人件費は、労働者一日当たり2万円と仮定します。
 中国の企業は、同じ製品Aを一人の労働者が一日五個生産可能です。中国の人件費は、労働者一日あたり7千円と、日本の三分の一水準になります。
 さて、上記の条件で、日本と中国、果たしてどちらの国際競争力、すなわちグローバル市場における価格競争力が高いでしょう。答えは、日本です。

 確かに、日本の人件費は中国の三倍です。とはいえ、日本は過去の投資の影響で製品Aに関する生産性が高く、中国の四倍の生産が可能なのです。

 一製品あたりの人件費、すなわち単位労働コストを比較すると、日本は1000円(2万円÷20)。それに対し、中国は1200円(7千円÷5)。単位労働コストで見ると、実は中国の方が日本よりもコスト高というわけでございます。(実際、中国の人件費上昇の影響もあり、すでに単位労働コストは日本の方が中国よりも低いです)
 すなわち、「フェアな競争」が始まった時点で、過去の投資の積み上げで生産性が高い国が「圧倒的な有利」にならざるを得ないのです。
ユーロ圏でいえば、ドイツ対ギリシャというわけでございますね。

 ギリシャの生産性が、ドイツと同水準ならばともかく、実際にはそうではありません。
ギリシャが負け組になることは、初めから決まっていたという話です。

(中略)
 すでにグローバリズムは「後戻りできない」形で是正へと向かっています。
それにも関わらず、我が国がグローバル化路線を突き進んだ場合、日本は世界のゴミ捨て場になるでしょう。
何しろ、主要先進国が次々に移民制限をかける反対側で、
「移民さん、ようこそ!」
 などとやっている以上、そうならざるを得ないのです。

 安倍政権は早急に外国移民受入政策を転換しなければなりません。


(引用終了)
(引用開始)
http://yomouni.blog.fc2.com/
よもぎねこです♪
2017-02-16 14:55
秩序崩壊とは? 理想の学校、崩壊と閉鎖

 数日前ネットで気になるニュースを拾いました。
 スェーデンのヴァルネン学校と言うのが、多くの難民を受け入れた事で「平和賞」を受賞したのですが、一年で崩壊したと言うのです。

 すると2月13日、ナンミンウォッチさんがこの元ニュースを翻訳して、アップしてくださいました。

 スウェーデン:理想の学校

 あらら、もう無茶苦茶ですね。 元記事が結構長いし、スウェーデン語から英語へ更に日本語への二重訳でわかりにくいのでワタシの憶測も交えて説明します。

 このヴァルネン学校と言うのは職業訓練校です。 おそらく日本の高校生程度の年齢の学生が中心で、調理師や給仕などの職業訓練をします。
 (中略)

そして一昨年の難民騒動辺りから、大量の難民を生徒として受け入れました。
(中略)

 しかしその為にこれまで8クラスだった学校が35クラスにまで膨れ上がりました。

 ところがこの頃から学校内が滅茶苦茶になってしまいました。

(中略)

それでも暴力行為の防止は不可能でした。
 その為、遂に学校側は警察と相談の上、学校の閉鎖を決断しました。

(中略)

教育を受ける事が、生活保護受給や在留要件になる場合もありますから、「難民」達は学校に行けと言われたら行くのです。(どうせ自分の懐が痛むわけじゃないし)

 で、大学や高校の卒業を証明できない低学歴の難民は、職業訓練校に入る事になります。

 しかし大学進学率の非常に高い福祉国家の場合は、職業訓練校はそう沢山はありません。
 
 で、教育レベルの低い国々から難民を大量に受け入れたら、当然職業訓練校に難民が溢れる事になるのです。
 それで元々8クラスだった学校が、いきなり35クラス!!
(中略)

わかんないけど、とにかく入学したらスウェーデンに在留できて生活費がもらえるから入学しただけの生徒達なのです。

 勿論、言葉だってちゃんとわかってません。
 そんな生徒が全体の4分の3余りを占める状況なのです。
こんな奴等が大人しく授業を聞いて、真面目に勉強するわけないでしょう?
(中略)
こうなったらもう完全に学級崩壊です。
 挙句の果てに薬物の売買や性的嫌がらせが始まり、始終乱闘が起きてスタンガンを持ち込む奴まででてくる。 
  
 これじゃ真面目な生徒は恐ろしくて学校に行けません。 何十人もの男がこうやって暴れまわっては、教師にできる事なんかありません。 

(中略)
学力のない、勉強する意思もない、それどころか言葉もわからない生徒が全学の4分の3を占めるような事態になれば、どんな学校でも見事に崩壊します。
 
 自分がスウェーデンに行って、訳も分からないままスウェーデンの学校に入れられて、毎日スェーデン語の授業を聞かされて、どれだけ我慢できるか想像すればわかるでしょう?

(中略)
特に印象に残っているのは、小学校5年生の女の子二人の話です。

 先生(ワタシ)今私達のクラス滅茶苦茶なの。
 毎日悪い子が5~6人授業中に教室で暴れまわるの。
 そいつらは勉強ができないから、授業を全部滅茶苦茶にする気なの。
 先生(学校の先生)が悪いの。 
 ちゃんとそいつらを殴らないから。

(中略)
 ともあれ学校の秩序なんかこうやって簡単に崩壊するのです。
学校で授業が成り立つのは、圧倒的多数の子供がこの二人のように、勉強は嫌いでも勉強はしなければならない、先生の話は真面目に聞かなければならないと信じて、授業中は大人しくしているからです。
 もし授業中に騒ぎたいと言う子がいても、それがクラスに一人だったら?或いは二人いても、これは多勢に無勢ですから、我慢して大人しくしているしかありません。

 しかしそれが3人、4人と増えて、5~6人にまでなると完全にフェーズが変わります。
 だって5~6人仲間がいれば、他の子供達から仲間外れにされても、遊び相手にも不自由しないし、心細くもありません。
 そして一度に5~6人が暴れ出すと教師も手に追えません。

 学級崩壊ってこうやって起きるのです。
 
 そしてその時思ったのです。
 秩序崩壊とはこのような物だと。

秩序崩壊には全ての人間が秩序を無視する必要はないのです。 全体の10%強の人間が意図的に秩序を崩壊させようとすれば、それで社会秩序など簡単に崩壊するのです。
 
 なぜなら社会の秩序は、圧倒的多数の人間が秩序を守る事を前提に成り立っているからです。
 
 勿論、どんな国でも社会でも、秩序を乱す人間を拘束し処罰する為の機関、例えば警察や軍隊を持っています。

 しかし総人口の一割を超える人間を、逮捕拘束するような巨大警察を維持する事は不可能です。

 秩序に従わない一人の人間を抑制するには、その何倍もの人間が必要なのです。 

 だから一定数の人間が公然と秩序に反抗を始めると、もう秩序崩壊が始まり、社会は大混乱になるのです。
(中略)
多文化共存はスウェーデンが掲げる理想です。
 だから内戦文化を持つ国から来た難民は内戦文化を持ち込むの権利があります。

 こうして名門職業訓練校は今や中東の民族紛争と内戦の出張所になったのです。

(中略)

今後、スウェーデンの社会には言葉もわからず、勿論読み書きもできず、そしてスウェーデン社会のルールや価値観は理解できないそもそもする気もない人間が大量に出てくる事になります。

 しかも出生率は恐ろしく高いので、今後彼等の文化受け継いだ子供達がドンドン増えて行きます。

今後、スウェーデンの社会には言葉もわからず、勿論読み書きもできず、そしてスウェーデン社会のルールや価値観は理解できないそもそもする気もない人間が大量に出てくる事になります。

 しかも出生率は恐ろしく高いので、今後彼等の文化受け継いだ子供達がドンドン増えて行きます。

 

(引用終)

1702-16-1177-2/17メルマガブログ転送欧州難民大乱

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(見出し)
独:難民収容所で6歳の少女に性犯罪→怒った父親が犯人に襲い掛かり警官が射殺→犯人は執行猶予刑

W!2017年02月16日(木)
(私のコメント)

問題は司法が人権に配慮して犯罪者を甘やかすからだ。
人権というのはアメリカ独立宣言にある通り、キリスト教の造物主が人に与えた、と言われるものだ。
自分たちが信仰する神のもとに平等な人々が集まって国を作るぞ、と宣言したのだ。
彼らの神様に対応するのが英国の女王様で、宣言の相手である英国は女王様に忠誠を誓って英国という国を作っている。
英国には人権がないのか、というとそうではなくて英国の女王様の臣民として権利を持っている。
その権利は世襲のもので、慣習的に受け継がれたものだ。
人権というのは「権利」だから誰か他人を自分の思い通り動かすことのできる力のことだ。
アメリカはイギリスの言うことを聞かないが、それをイギリスは認めろ、という道具に人権を使った。
こうしてアメリカは英国の言うことを聞かないで独立国家を作ったのだが、これは英国から見たら反逆罪だ。
それを信仰する神様にかこつけて正当化し、反逆罪を無力化しようとした。
「人権」というのはこのように権力に対抗する権利として生まれ、今もそういう権利として捉えられる。
この背景にはキリスト教及びユダヤ教の善悪二元論、二項対立があるのだろう。
日本人は人権をそういう面から見るのでなく「仁愛」「思いやり」のような漠然としたものとして見ているのではないか。
つまり人権が相手を従わしめる権利、善悪二元論から来る権利、という本質的性格を理解していないのだはないか。
善悪二元論で言えば人権を申し立てるものが善、従わしめる権力者が悪、そして弱者が善、強者が悪、ということになる。
日本人は強者が仁(思いやり)、弱者が感謝報恩、ということになるのだが人権はそんな生易しいものでなく力のぶつかり合いだ。
ヨーロッパの国々は権力者と国民の間で人権でバランスをとっていたのだが、それが異質の文化を持つ人々で破壊されたのだ。
権力者は国民の人権に配慮する(寛大な司法の取り扱いなど)代わりに国民は権力者に協力し、秩序を保って権力者(警官など)を困らせないようにする。
こういう取引的バランスが国の中で成立していたのに、移民難民でバランスが壊れてしまった。
バランスが崩れる、ということは国家が崩壊する、解体される、ということにつながる。
国家というものは国民を安全に保護し幸せに暮らすためのものだから、それがなくなるということは国民がバラバラになって弱肉強食の戦国騒乱時代になる、ということだ。
国民の生命財産は吹っ飛ぶ。
つまり人権の裏には二項対立、善悪二元論があるから人権がバランスがなくなって暴走すると生命財産も奪われる、というものなのだ。
お互いに人権を尊重しあうというような権利のバランスがない所では成り立たない。
国家が破壊されてなくなったら、その後は戦国時代の掟に従うしかない。
すなわち、力(暴力)によって敵を殲滅し、仲間的つながりで秩序を回復し、まず権力を確立する(イスラムでも構わない)。
人権は権力が確立して初めて生まれるもので、権力の無い所には人権もない。
野原に裸で立って「人権があるぞ」と怒鳴っても凍死するだけだ。
ヨーロッパの統合実験はまた失敗した。
前回の実験である共産主義も同じようにヨーロッパで一億人の犠牲者という代償を払って失敗した。
今回の実験はまだそれほど犠牲者は出ていないようだが、下の記事を見ると、これから出るのかもしれない。


(私のコメント終)


(引用開始)

ベルリンMoabit地区にある難民収容センターで、27歳のパキスタン人Tayyab Mが、同施設にいる6歳の少女に性的な攻撃を加えました。
目撃者シリア難民の Eyhabさん( 18際)はこう言っています。

(中略)

その後、物置の後ろにいるところを見つけたのですが、少女はほとんど裸で、Tayyabが少女の上に覆いかぶさっていました。僕はすぐに彼を押しのけて、警備員を呼びました、警備員はすぐに警察を呼びました。
Tayyabが引き立てられていくときに、少女の父親は彼に向って突進していきました。」

父親は警官が手錠をかけて犯人を連行するときに、ナイフを手に「生かしておかない!」と言って犯人目がけて突進したということです。
度重なる制止を無視したために、何人かの警官が父親に向けて発砲しました。
警察の発表では死因は心臓への被弾ということです。
(中略)
父親イラク人でHusam al-Sさん(32歳)、ここで4か月間家族と暮らしていたそうです。

(中略)

この裁判で判事は、“温情ある”20ヶ月の執行猶予付き判決を出しました。
少女が被害に遭っていた時間はとても短いものであり、こういう短時間の犯行には執行猶予がつくのが普通だと判事は述べています。

この裁判の判決を聞いて被害者の母親Zamanさんは泣き崩れ、法廷で叫びました。
「なんで?犯人は2度とこういうことが出来ないように収監すべきです。
あの日彼は私の人生を壊したのです。」

犯人のパキスタン人Tayyabは、2015年に“政治難民”としてドイツにやって来ました。
この有罪判決を受けて、彼はベルリンの難民収容所からドイツの別の都市への登録解除を申請しました。
ドイツが犯人をパキスタンに強制送還するつもりかどうか不明です。

やじるし
'How can this be?!' Mum's heartbreak as migrant, who assaulted girl, 6, gets soft sentence
Feb 15, 2017 EXPRESS
------
ここでも、一番悪い奴が守られています。
(中略)

多文化主義は、犯罪者を呼び込む魔法の言葉です。
犯罪も個性、なくていい命なんかない!左矢印こういう思想が社会を壊すのです。

私は、娘が性犯罪の被害に遭い、復讐しようとした夫が警官に殺されたこの母親が哀れで仕方ありません。

(後略)

(引用終了)

(引用開始)
http://ameblo.jp/evening--primrose/entry-12247672957.html
ナスタチウムのブログ
フランスからの教訓:移民難民流入=車両放火やアラー・アクバルが当たり前になること。

2017年02月14日(火)

パリで黒人たちがデモという名の暴動騒ぎを起こしています。

警棒で黒人男性に性的暴行、市民が警察に抗議デモ 仏(AFP)
被害を受けた男性の証言が正しいのであれば、この警官たちの行為は犯罪です。
しかし、この警官を裁いてもどうにもならないのです。

今回の暴動はでは、5つの地域がNO GO ZONEとなってしまい、車両放火、火炎瓶、鉄球が飛び交うなど被害額は相当なものとなりそうです。
また、例のごとく「アラー・アクバル」が聞こえてきます。(30秒間)
(動画あり)

フランスは長い間移民難民を入れてきたので様々な事件やテロに見舞われています。
最近どういうことが起きていたのか、少し見てみたいと思います。

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それに対して、Stefan Löfven首相は、「移民関連の犯罪に警察のリソース(人員など)が100%割かれているとは思わない、間違いだ」と反論しています。

スウェーデン関係では、移民受け入れで賞を受賞した学校→その後カオスと化したことをナンミンウォッチさまが記事にされています。
こういうことにも当然警察は駆り出されるでしょう。


フランスに戻りますが、
最初の警官の黒人への暴行疑惑は、こういう中で起きたものです。

違法者を政府とメディアが保護し、警察の手足を縛り、犯罪者に自由を与える、
善悪が逆さまの世界になっているのが多文化共生・グローバル社会です。

元からいた住民は侵略され、権利を奪われ、資産を奪われ、居場所を奪われ、
我慢の限界が来て抗議すると、メディアから制裁を受け、政府に弾圧されます。

私たちは植民地に元からいた住民と似たような状況に置かれつつあるようです。

(引用終了)