https://toyokeizai.net/articles/-/216132
東洋経済

(見出し)
米国の関税戦略に「日本封じ込め」の意図あり
トランプに対抗し、再び「富国強兵」を目指せ

中野 剛志 : 評論家 2018年04月13日

(私のコメント)

中野 剛志さんの著書はほとんど全部読んでいるが、大変優秀な人だ。
内容もすごいが、何より分かりやすいことが良いと思います。
今も、柴山先生との対談本を読んでいる。
下記の記事は、要するに国家というものは経済力と軍事力が大事だ、ということだ。
国家とは領土、国民、政府の三つがその構成要素だ。
この三つは排他的なもので、排他的だから国家は必然的に戦争をするためにある、と言っていい。
歴史的に見ても、国民国家というものはフランス革命以降に発生し、戦争を前提にして国家は発達してきた。
こういう基本を押さえて、世界情勢を見たほうがよいだろう。
なお、国家は戦争を前提にしたものだ、という定義からすれば、日本は国家でない。

(私のコメント終)
(引用開始)

(前略)

トランプ大統領の明確な戦略性
米国の鉄鋼とアルミ製品への関税の適用に対して中国は、4月2日、報復として米国からの輸入品に関税を上乗せした。すると米国は、3日、知的財産権侵害を理由に通商法301条に基づき、半導体などハイテク分野を中心に約500億ドル相当の関税を課すと発表した。

4日には、今度は中国が航空機、大豆、自動車を含む106の米国製品への500億ドル相当の報復関税計画を発表すると同時に、米国を世界貿易機関WTO)に提訴した。

すると米国は中国の報復関税に対する報復として、5日、1000億ドル相当の中国製品に対する追加関税措置を検討すると発表した。

こうした中、習近平国家主席は10日、自動車への輸入関税を今年引き下げ、自動車合弁の外資出資規制を緩和する方針を表明したが、これに対する米国の反応は、本稿執筆時点においては明らかではなく、米中関係は、まさに典型的な貿易戦争の様相を呈している。

しかし、この米国による関税措置を、トランプという非常識な言動の多い大統領による理不尽な政策として片づけてしまうと、その本質を見失うことになろう。

まず、関税の適用対象となった国々を見てみると、米国の明確な戦略性が浮き彫りとなる。

たとえば、米国の鉄鋼の主な輸入先の約半分を占めるカナダ、ブラジル、韓国、メキシコの4カ国が、暫定的に適用対象から外されている。関税引き上げは、輸入品の価格高騰によって国内経済に打撃を与え、国民からの反発を招くおそれがある。それを計算に入れて、この4カ国の適用を除外した可能性がある。

また、暫定的に適用除外とされた韓国、カナダおよびメキシコ、EUは、米国と貿易協定の協議中である。この関税措置を利用して交渉相手国に譲歩を迫る意図があることは明白だ。そして、日本に対しては、関税の適用対象にすることで、米国との二国間貿易交渉に追い込もうとしていることは言うまでもない。

各国が米国に対して対抗措置をとり、米国が孤立するというリスクについても、トランプ政権は考慮に入れている。たとえば、事前に断固たる報復措置を示唆していたEUやカナダは、適用対象外となった。また、一律・無差別な関税措置ではないので、各国が一致団結して反発し、米国が孤立するという構図にもなりにくい。適用除外国にとっては、他国に関税が課せられていることは、むしろ望ましいからだ。
中国との「貿易戦争」は狙いどおり
これに対して、中国との貿易戦争については、米国は織り込み済みであったと思われる。むしろ、それが狙いであったとすら言える。

第一に、中国との貿易によって米国が不利益を被っているというトランプ大統領の主張は、必ずしも間違いではない。

経済学者は伝統的に、自由貿易は各国の経済厚生を向上させると信じてきた。そして、自由貿易に反対する者を、経済学の初歩をも知らぬ愚か者と見下してきた。

ところが、ここ数年、デイヴィッド・オーター、デイヴィッド・ドーン、ゴードン・ハンソンといった優れた経済学者たちの一連の研究によって、中国がWTOに加盟して自由貿易体制に参入して以降、米国の製造業の雇用が打撃を受け、労働者が不利益を被っていることが明らかにされている。

自由貿易論者は、この労働者の不利益を過小評価している。なぜなら、自由貿易の理論は、自由貿易によって失業した労働者が出たとしても、その労働者はすぐに別の産業で雇用されると仮定しているからだ。

しかし、一般常識で考えても、ある産業で失業した労働者がすぐにほかの産業で雇用されるなどということは現実にはありえない。オーターらの実証研究は、この常識を確認するものであり、1999年から2011年の間に、米国は中国からの輸入の増加によって240万人の雇用を失ったと推計している。

中国との自由貿易によって米国の雇用が奪われたというトランプの主張には根拠があるのだ。また、今般の関税措置の理由の1つとなった中国の知的財産権の侵害についても、周知の事実である。

ちなみに、自由貿易論者は、1930年代の米国による関税引き上げ(スムート・ホーリー関税法)とその報復の連鎖が保護主義の台頭を招き、世界恐慌を悪化させたという説を歴史の教訓として持ち出すが、この説は誤りである。実際には保護主義の連鎖による悪影響はわずかであったことが複数の研究者によって明らかにされている。景気の悪化が保護主義の台頭を招くのであって、保護主義の台頭が景気を悪化させるのではないのだ。

しかも、今回の関税措置は、すでに述べたように適用対象国を限定している。したがって、今回の関税とその報復の連鎖については、もちろん、被害を受ける個別の産業はあり、また株価の下落による一時的な不利益もあろうが、マクロで見た世界経済や米国経済への悪影響については、さほど怖れる必要はないであろう。
第二に、中国との自由貿易によって米国が被った不利益には、安全保障上の問題も含まれる。

冷戦終結後の米国は、中国に自由貿易体制の恩恵を享受させれば、中国が米国主導の国際秩序に挑戦することはなくなるだろうという戦略に立っていた。その背景には、自由貿易は平和をもたらすというリベラリズムの信念があった。米国が中国のWTO加盟を後押ししたのも、このリベラルな戦略ゆえであった。

ところが、中国の戦略は「富国強兵」であった。中国は自由貿易体制に組み込まれた2000年代初頭以降、目覚ましい経済成長を遂げるのと並行して、軍事力を驚異的なスピードで拡大し、東アジアにおけるパワー・バランスを動揺させるに至ったのである。自由貿易によるリベラルな国際秩序の建設という米国の戦略は、中国の富国強兵の前に敗北を喫したのだ。

米国も、さすがに2000年代後半には、「自由貿易による平和」が幻想にすぎなかったと気づいた。前オバマ政権がアジア重視戦略を打ち出したのも、そのためだった。しかし、このアジア重視戦略は、中国の富国強兵を阻止するうえでは、ほとんど何の効果もなかった。

今回の関税措置は、この冷戦終結後の米国の対中戦略の失敗とその反省という脈絡の中に位置づけて、理解すべきなのである。

ただし、米国は、1つ、大きな戦略的ミスを犯している。

米国は、今回の関税措置において、中国に対して特に強硬な姿勢で臨むと同時に、ロシアも適用対象国とした。その結果、米国市場へのアクセスを制限された中国は、ユーラシア大陸の内陸部への進出をより強めるであろう。ロシアもまた、中国への接近を図るであろう。

こうして、トランプの関税措置は、ユーラシア大陸を勢力圏におさめようという中国の「一帯一路」戦略を加速し、強化してしまうのだ。ユーラシア大陸内陸部を勢力圏におさめたら、中国は、今度は南シナ海、そして東シナ海への進出を本格化させるであろう。要するに、日本の安全が危うくなるような地政学的変化が引き起こされるのだ。

日本は報復措置を怖れる必要のない相手
ところで、なぜ米国は、安全保障を理由とする関税措置の適用対象から、同盟国の日本を除外しなかったのか。実は、これは、さほど不思議なことではない。

まず、押さえておかなければならないことは、そもそも日米同盟は、かつてのソ連や現在の中国・北朝鮮に対する封じ込めであると同時に、日本に対する封じ込めとしての性格を併せ持つ「二重の封じ込め」であったということだ。つまり、親米派がどう信じようと、米国にとって日本は、安全保障上の潜在的な脅威の1つに数えられるのだ。

この日米同盟の「日本封じ込め」の側面に着目するならば、米国が安全保障を理由に日本を関税措置の対象としたことは、驚くには当たらない。
次に、「二重の封じ込め」の「中国・北朝鮮封じ込め」の側面に着目するならば、日本は、確かに日米同盟のおかげで、中国・北朝鮮という地政学的脅威に対抗している。しかし、このように自国の防衛を米国に依存している状態にありながら、米国の要求をはねのけるなどという選択肢は、日本にはないに等しい。つまり、米国にとって日本は、EUやカナダとは異なり、報復措置を怖れる必要のない相手なのだ。

米国が、この日米同盟の「二重の封じ込め」の構造を利用して、日本にさまざまな経済上の要求をのませる。これは、何も今になって始まったことではなく、これまでもそうであった。「それは、トランプ政権の下でさらに決定的なものとなろう。これは構造的な問題であって、日米首脳が信頼関係を構築すれば回避できるといった類のものではない」と、筆者はトランプ政権発足直後に警告を発しておいた(日米首脳の蜜月こそが日本経済の「足かせ」だ)。

米国の要求を受け入れつつ、日本にも利益となる方法
さらに深刻な事態も予想される。

もし米中貿易戦争がエスカレートし、巨大な中国市場へのアクセスを制限された場合、米国は東アジアへの関心を大きく低下させるであろう。そのとき、米国の東アジアからの撤退がいよいよ現実味を帯びてくる。それを怖れる日本は、今後、ますます米国の要求を拒否できなくなるであろう。反対に、中国が米国の要求に応じた場合には、米国はその標的を日本市場に絞ることとなる。


『富国と強兵 地政経済学序説』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)
さて、以上のような全体構造を直視するならば、今回のトランプの関税措置に対し、わが国が打てる手はほとんどないかにみえる。

しかし、1つだけ、米国の要求を受け入れつつ、日本にとっても大きな利益となる方法がある。

それは、米国の貿易黒字削減要求に対して、内需拡大によって応じることだ。内需拡大による経済成長は、米国からの輸入を増やすというだけでなく、日本国民を豊かにする上でそもそも必要なことだ。

内需拡大の実現には、積極的な財政出動が不可欠であるが、日本が財政赤字を懸念する必要がないことは、すでに証明しておいた(「財政赤字の拡大」は政府が今やるべきことか)。

さらに、拡大した財政支出の一部を防衛力の強化に向けるならば、なお賢明である。

明治維新からちょうど150年の今年、再び「富国強兵」を掲げるべき、いや掲げざるをえない時代が来た。今回の米国による関税措置は、そのシグナルとして認識しなければならない。自由貿易、日米同盟、財政再建を巡るこれまでのドグマにとらわれていては、この富国強兵の時代を乗り切ることはできないのだ。

 

 


(引用終了)

 

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学校では教えてくれない保守思想01
2013/03/05 に公開
もぎせか塾2013春 2013.3.3 浦和コミュニティセンター
1804-4-1231-4/6メルマガブログ転送保守思想講義1

(前回の記事の要約)
(引用開始)
1804-4-1231-4/6メルマガブログ転送保守思想講義1
(要約)


今まで戦後の常識である、自分たちが戦争をしなければ戦争は起きない、という思想が覆る時代が来た。
自分たちが戦争したくなくても相手が戦争を望めば戦争は起きる。

1945年昭和20年敗戦から、日本は自国を守れない国になった。
これらの日本を支配する思想、又は憲法の思想を「リベラル」と言う。
リベラルは、一般的に人権、自由、平和を求める、思想をいう。
我々はこのリベラルを批判する立場だが、この立場に立つ思想を「保守」という。

「保守」とは何か、ということを勉強する。
革新progressivism、改革reformation、革命revolution、
に反対する概念として、保守conservatismがあるが、この言葉がどうして生まれて来たか、を勉強する。
この言葉は、イギリスで生まれた。
学校では意図的にこの言葉については教えない。
教科書などには出てこないが、これも戦後の歪んだ思想の現れだ。

(私の注;
保守思想とは福田 恆存(ふくだ つねありhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%94%B0%E6%81%86%E5%AD%98)が言うには、
「生活態度」のことである。
生活態度というのは日常無意識のうちに文化や伝統、宗教や道徳に従って生活し、善悪の判断をしている、そういうものを保守、という。
例えば、神道は日本人の生活の中に根ずいている。
欧米ではキリスト教文明だ。
皆無意識の中に組み込まれた遺伝子レベルの行動を含む。
こういうものをリベラルは古い因習などと言って嫌うが、それは彼らの教義をそれに置き換えたいのだ。
保守思想は、リベラルのように教義や思想に従っているわけではないから、わかりづらいのだ。
簡単に言えば、リベラルは人権、平等などの理想的思想から現実を考え、保守は現実の生活から物を考える、ということだろう。

リベラルが世界を支配するにつれて、大虐殺が起きたりして、それでは困るから保守の側も理論武装し始めた、というのが保守思想で、積極的なものでない。


最初の話は、英国のマグナカルタにさかのぼる。
(私の注;マグナカルタhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%8A%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%82%BF
直訳では「自由の大憲章」)は、イングランド王国においてジョン王により制定された憲章である。
イングランド国王の権限を制限したことで憲法史の草分けとなった。


ヘンリープラクトンhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%83%88%E3%83%B3
13世紀イギリスのローマ法学者、聖職者。
イングランドにも文字になっていないが、ローマ法と同じようなアングロサクソンの法がある、と考えた。
この慣習法を文字にして体系化した。

「国王といえども神と法の元にある。なぜなら、法が王を作るからである」
13世紀の段階で、王様が法を作るのでなく、法の下に王が居て、王様も法に従うのだ、と言っている。
この考えから、その法を作る為に議会が生まれ、議会のコントロール下に王様が入るシステムが可能になった。
(要約終)

(今回ここから)
エドワードコーク
16世紀から17世紀

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%AF
サー・エドワード・コーク(Sir Edward Coke, 1552年2月1日 - 1634年9月3日)は、イングランドの法律家・政治家。
中世ゲルマン法に由来するコモン・ローの法思想を理論化し、近代の法思想として継承させることに成功し、「法の支配」という憲法原理を確立した。英国法の発展に大きく貢献した法律家の一人。
(私の注;当時の時代背景
コークはエリザベス女王の次の王様であるジェームズ一世時代の人。イギリスが絶対王政で権力が王様に集中した時代。
国王ジェームズ1世が王権神授説をもって国王主権を主張したのに対して、
コークが「王権も法の下にある。法の技法は法律家でないとわからないので、王の判断が法律家の判断に優先することはない。」と主張したところ、
気分を害したジェイムス1世が「王である余が法の下にあるとの発言は反逆罪にあたる。」と詰問したのに対し、
コークは、「国王といえども神と法の下にある」というヘンリー・ブラクトンの法諺を引用して諫めたとされる[2]。

ただしコークは、国王・王室を篤く崇敬する国王大権の支持者で、反国王・反王室のイデオロギーの持ち主ではない。
コークの主導の下、国庫歳入を保留することにより、1628年に庶民院イングランド王チャールズ1世に、コークの『権利の請願』を奏上し承諾を得た。
***
1610年のコークによる医師ボナム事件の判決は、コモン・ローに反する法律(制定法)は無効であると判示したとされ、
「アメリカ建国の父」であるアレクサンダー・ハミルトン違憲立法審査を考案する契機となったとされている。
コークの著書の写しは1620年にメイフラワー号に乗って北アメリカに渡り、
イギリス植民地のすべての法律家がコークの本、特に『判例集』『イギリス法提要』に学んだ。)

(私の注;ジェームズ6世(スコットランド王として6世、イングランド王として1世)はみずから『自由なる君主国の真の法』(1598年)という論文を書いて王権神授説を唱えた。
ここでいう「自由なる君主国」とは、王は議会からの何の助言や承認も必要なく、自由に法律や勅令を制定することができるという意味である。
***
ジェームズ一世はスコットランドイングランドの統一を望み、強硬に反対されたが、現在の英国国旗「ユニオンフラッグ」を制定するなどした。
ジェームズ一世の次の王様はチャールズ一世で、彼はその後清教徒革命(1641年)で処刑された。
***
特に王妃アンは、金髪が美しい美女であったが、お祭り好きの浪費家で知られた。
宮廷経費の増大は国家財政をさらに逼迫させて、清教徒革命に至る国王と議会の対立の最大の原因となる。)
***

当時の王様であるジェームズ一世は、フランスの王権神授説を真似して国王に絶対的な権力主権があると主張した。
コークはそれを否定し、国王といえどもコモンローには従わなければいけない、と言った。
当時すでに忘れ去られていたマグナカルタを根拠に、プラクトンの法理論も合わせ、
「王といえども法には従わなければならない」「マグナカルタの上に王を持たない」といった。
国王に対し「権利の請願」(議会の承認無しに税を取らないなど)を提出したが、この文書の起草者がコークだった。

これで分かるように、保守思想は絶対王政専制君主制を認める、ということではない。

コークの思想まとめ

1.イギリス古来の制定法、判例、慣習をまとめたものをコモンローという。
2.コモンローは英国臣民の生命、自由、財産、道徳を守ってきたものだ。
3.コモンローは固定的なものでなく、発見されて追加されるものである。
4.決まったものでなく、時代によって変わってゆくものだ。その変化は判例によって行われる。

この人の「イギリス法提要」はアメリカに渡り、アメリカ独立戦争と建国に大きな影響を与えた。

コークについては学校で絶対に教えない、習わない。
(私の注;学校で教えないのは、意図的に情報を隠すことによって自分たちのイデオロギーに誘導しようとしているから。
丁度今のマスゴミが「報道しない自由」「編集権」などと称して自分たちのイデオロギーに都合の悪い情報を報道しないのと同じ)

ウィリアムブラックストン

(私の注;
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%B3
ウィリアム・ブラックストン(William Blackstone、1723年7月10日 - 1780年2月14日)は、
イングランドの法学者である。
代表的な著作である "Commentaries on the Laws of England"(1765年-1769年出版、『イギリス法釈義』)は、
イギリス法の解説書であり、コモン・ローの歴史を研究する上で必携の書となっている。
ブラックストンが執筆した『イングランド法釈義』は現代アメリカの裁判においてもしばしば引用され、
英米法のなかではなくてはならない書のひとつとなっている。)

コモンローの集大成を行って「イングランド法釈義」という本を書いた。
この本もアメリカ独立に影響を与えた。
すなわち、イギリスの王様に逆らってもよいのだ、という理屈の根拠を与えたので独立が出来たのだ。

(私の注;この講義は、イギリスのマグナカルタに始まるコモンローについての解説になっているが、これが保守思想とどういう関係があるのか。
それは、いわゆるリベラル思想に対立する保守思想を理解するには基礎知識として英国の歴史の流れを知っておく必要があるからだ。
リベラル思想というのは、ルソーの社会契約説からフランス革命啓蒙思想など、ヨーロッパ大陸で主にで出来上がってきたものだ。
つまり、リベラルと保守というのはフランスとイギリスの歴史がそれぞれ裏打ちをしている。
勿論両国だけでなく、ドイツやアメリカなどいろいろな影響があるが、簡単に言ってしまえばイギリスとフランスの歴史だ。
その為に、リベラルと保守の違いを知るには両国の歴史を学ぶ必要があるのだ。

(私の注;なお、日本には日本の歴史があって、それに伴う思想があるが、戦争に負けてから顧みられない。
日本の思想を論じたものは沢山あるが、日本の思想ではリベラルと保守という切り分けがそもそも無いのだ。
儒教本居宣長国学の対立や、儒教内の朱子学陽明学の対立など、思想上の対立はあるが、歴史が違うから似ているかもしれないが別物だ。
リベラルと保守は、欧米のユダヤキリスト教文明を基盤として生まれたもので、シナ文明や日本文明とは違った文明の話として見た方が良い。
あまり、欧米文化だけのめり込んで視野狭窄にならない方が良く、日本の神道国学論語、仏教哲学などもなども研究しておいた方がよいだろう。)
(私の注;イギリスの保守思想は、要するに王様が勝手に重税を課してもらっては困る、という話が出発点だ。
上記の講義で言えば、マグナカルタはジョン王が戦争に負けて増税しようとして失敗したのだし、
ジェームズ一世もチャールズ一世も増税が反対された。
アメリカ独立のきっかけは、茶に関税を掛けようとしてもめた事件だ。

税金を取るな、という現実から出発して皆が困ることを修正しようとしているだけで、保守だから反対しているわけでない。
税金取られて困るから、その点について王様に反抗しているので、理念からでなく、生活が原点になっている。
リベラルの人権などの美しい話は出てこないので、人間には人権があるから税金を負けろ、なんてことは言っていない。

注意すべきは、税金を払うこと自体は否定していないし、王様も始めは否定はしないところで、ここに保守思想がある。
これがリベラルの急進的な革命と異なる考えだ。

王様の方から見ても、重税で人気が無くなればその地位は危うくなるから、コモンローに従った方が良い。
反対すると、清教徒革命でチャールズ一世は殺されたようになる。)

(私の注;この講義では王様に反対する側を保守としているが、実は王様に反対するのだから、そちらの側が革新のはずだ。
王様の言うことを聞くのが保守で、聞かないのがリベラル、という切りわけでないなら、その違いは何か。
保守は昔の儘にして変えない、という思想でないのでリベラルと重なる部分もあって、わかりずらいのだ。
例えば、自由というのは保守も信奉する。マグナカルタも別名「自由の章典」という。

違いは一応、問題解決の方法として急進的でなく、極力変える部分を少なく、昔の状態を残しながら変える、という方法が違う、ということなのだろう。
これと対極にあるのはフランス革命で王様を殺して全部一遍に変えようとした。
これがリベラルの原点で、こういう急進的な動きを否定するために、マグナカルタから勉強しているわけだ。
次回のエドマンドバークで、いよいよフランス革命とバッティングするが、その理解のための基礎知識がこれまでの講義になる。)

 

 

 

 

(引用終了)

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https://www.youtube.com/watch?v=44mVzPtVbZg
日本におけるクラウゼヴィッツ理解は根本的に間違っている|地政学者・奥山真司の「アメリカ通信
(見出し)


(私のコメント)
クラウゼヴィッツ戦争論

戦いの三位一体理論
軍隊、政府、国民
この理論はテロなどの発生で否定されるが、それは誤解で、実際はクラウゼヴィッツは次の通り言う。
チャンス、理性、情熱
これが、クラウゼヴィッツのいう三位一体論で、この三つが充分にあれば戦争に勝てる、と言った。
これを伸ばして考えると、チャンスは軍隊、理性は政府、情熱は国民が持つべきものだ、と置き換えた。
これが誤解されたので、クラウゼヴィッツが言いたいのは、世の中で成功するには「運、理性、情熱」だ、と言ったのだ。
これをもっとわかりやすく応用すると、
「才能、ノウハウ、情熱」
例を挙げると、大学受験や音楽で成功するには、
上記の三つが必要で、もし失敗したらこの三つの内のどれかが足りなかった、という風に分析できる。
逆に成功するにはこの三つを元に計画すると良い。
一番重要なのが、情熱でノウハウはカネで買える、そして才能はやって見ないと分からないものだ。


https://www.youtube.com/watch?v=L6plCFShvq4
「戦略」に関する「前提」と「世界観」について|地政学者・奥山真司の「戦略の階層」徹底解説
(引用)
物事を階層で考える。
戦略と戦術
世界観、政策、大戦略、ここまでが戦略
軍事戦略、作戦、戦術、技術個々が戦術
例えば、中国人を知るには戦略がどうか、即ち世界観がどうか知らないと理解が出来ない。
理解が出来ないと、間違った対応をしてしまう。
中国人は南シナ海、台湾、沖縄を元々中国の領土だったので、取り返そうとしている。
つまり、正義の戦いなのだ。
こちらにしてみれば、侵略なのだが、これに対応するのに戦術クラスで対応してもダメだ。
戦略が違うから、戦術である話し合い路線がうまくいかないのは当然だ。
この様に物事は階層的に考える必要がある。
男女の関係も男女で世界観が違う。
お互い、相手の世界観がどうか、また、どの階層で付き合おうとしているのか、知って対応するとうまくゆく。
朝日新聞をはじめとするマスゴミは「日本人は悪人」という世界観から行動している。
階層に当てはめると、それが戦略で、新聞記事は戦術だ。
それを知れば新聞記事を読んで、逆にその意図するところが「日本罪悪論」「日本人貶め」であると推定できる。
戦略はフィクションで嘘だ、といえるのだ。
なぜなら、戦略は未来のことで、未来予想が戦略だからだ。
国家を見る場合も重要だ。
戦略と戦術は違う。
戦略は日本人が得意でない。
戦術は軍事戦略以下で、これは日本人が得意だ。
戦略と戦術の違い。
戦略は将軍が考えるもの、戦術は兵士が考えるもの。
将軍はルールを造り(戦略レベル)、兵士はそのルールを適用してプレイヤーとなる(戦術レベル)
将軍は軍事を考えるが実はこの上に政治家がいて、その関係は政治家が戦略、将軍は戦術レベルとなる。
戦略は見えないもの、例えばソフトウェア。戦術はよく見える具体的なもの。
日本人はものつくりは上手だが、ソフトウェアは苦手だ。
戦略は未来的な目に見えないものだから概念としては「嘘」だが、戦術は実体的なものだ。
だから日本人は戦略が苦手で、中国人は嘘が前提なので戦略がうまい。
中国人はプロパガンダが得意で、日本人はそれが苦手で、戦略レベルの真実から考えるからレベルで負ける。
戦略は長期的未来的なもの、戦略は短期的で、現実的に考える。
戦略は抽象的、戦術は具体的。
他国を攻撃して支配下に置くとき、戦略的に考えるなら和睦して利益だけ長い間搾取するようにする。
戦術レベルで考えると敵を殲滅して勝利を得る。
目標が戦略的に定まっていないと、勝利を得ても何の得にもならない。
戦略レベルで考えると、最終的な勝利の為には犠牲者が出るのはやむを得ない、戦術は全員救出が前提になる。
戦争と平和の関係で言えば、戦略は平和の間に行われ、戦術は戦争で発揮される。
戦略の階層をどう使うか。
人と話をするときは、今話しているのはどのレベルでの対話か、確認した方が良い。
対話の相手が世界観(戦略)を持っているか、戦術レベルだけの人か、見極めること。
例えば習近平は戦略的には優れていることを言うが、戦術的にはそれ程のことを言わない。
日本と真逆の関係にある。

(引用終)
https://www.youtube.com/watch?v=_6I7Fb1ql94
ネガティブな考えを払拭するたった3つの方法とは?|地政学者・奥山真司の「アメリカ通信」

 

(引用)
人間は遺伝子レベルで、未来に対し常にシュミュレーションするように出来ている。
そのお陰で生き残ることが出来たのだが、それが過去の出来事を対象としたら後悔となり、良くない。

また、将来のことをあまり過度に思い悩んでも殆ど意味がない。
人間の考えることの80%は意味のない妄想だ。
ネガティブな考えが心を支配したら、下記の三つの方法で対応する。
1.ネガティブな妄想が起きたら「今私はネガティブなことを考えている」と認め、それを止めようとしない。
2.他人だったらどうアドバイスするか、考える。ソクラテスの質問、「それがどうした」と自問してみる。
3.深呼吸する。座禅も呼吸法が大切だから通じるものがある。心身は一体で、体の方から心をコントロールする。

(引用終)
(私のコメント終)

1803-16-1222-3/24メルマガブログ転送ジェッディン・デデン

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(私のコメント)

https://www.youtube.com/watch?v=PfBebI2oFp4
<軍歌・準国歌>海行かば
https://www.youtube.com/watch?v=lq4qs9YSpm0
巡検ラッパ~海行かば」 [歌:中川麻梨子] 海上自衛隊 横須賀音楽隊『日本海海戦111周年記念』

 

 


(私のコメント終)
(引用開始)

https://www.youtube.com/watch?v=UukiDpOTju0&list=RDUukiDpOTju0ジェッディン・デデン(Ceddin Deden)
https://www.youtube.com/watch?v=UukiDpOTju0
『ジェッディン・デデン Ceddin Deden』は、トルコ共和国(旧:オスマン帝国)における伝統的な軍楽「メフテル(Mehter)」の形式に基づいた楽曲。邦題は『祖先も祖父も』、『祖父も父も』などと表記される。
「メフテル」とは、オスマン帝国およびトルコ共和国で行われてきた伝統的な軍楽のことです。軍楽隊は「メフテルハーネ」と呼ばれます。

https://www.youtube.com/watch?v=ntVtN3g6ERM
CEDDİN DEDEN
メフテルは古代から続く西アジアの音楽の伝統と、中央アジアのテュルク民族の太鼓による軍楽を受け継ぎ、オスマン帝国常備軍(カプクル、イェニチェリ)において独自の発展を遂げた音楽の体系です。

オスマン軍は自軍の士気向上や威嚇のために、軍楽隊を連れて戦争に赴き、平時にも宮廷などの儀礼に用いました。

軍楽隊はヨーロッパへの遠征にも随行したことから、西欧の各宮廷にも知られることとなりました。モーツァルトベートーヴェンの「トルコ行進曲」は、メフテルの音楽を意識して作曲された楽曲です。

18世紀前半には、西欧諸国も軍楽隊を持つようになりましたが、その起源はメフテルを真似たことに始まり、現在のブラスバンドの楽器の基本編成にもメフテルの影響のなごりが見られると言われます。

歌詞の意味・日本語訳
1.
Ceddin deden, Neslin baban!
Ceddin deden, Neslin baban!
Hep kahraman Türk milleti!

祖先も 祖父も
祖先も 祖父も
勇猛なるトルコよ!

Orduların, pekçok zaman!
Vermiştiler dünyaya şan!
Orduların, pekçok zaman!
Vermiştiler dünyaya şan!

汝の軍隊は幾度となく
世界にその名を轟かす!
汝の軍隊は幾度となく
世界にその名を轟かす!

2.
Türk milleti, Türk milleti!
Türk milleti, Türk milleti!
Aşk ile sev hürriyeti!

トルコ国家よ トルコ国家よ
トルコ国家よ トルコ国家よ
汝の自由を享受せん!

Kahret vatan düşmanını!
Çeksin o mel-un zilleti.
Kahret vatan düşmanını!
Çeksin o mel-un zilleti.

祖国の敵を打ち負かし
忌わしき奴等に絶望を与えん!
祖国の敵を打ち負かし
忌わしき奴等に絶望を与えん!


https://www.youtube.com/watch?v=7a_KUdpjzxA

モーツァルト トルコ行進曲


(引用終了)

 

 

 

 

1803-11-1217-3/17メルマガブログ転送山村義明著神道説明

(本の紹介)

山村義明著
日本人はなぜ外国人に「神道」を説明できないのか

第一章「スポーツと神道の深い関係」から第二章「神道と教育の歴史」まで


(要約)

1.神道とは、究極的には「感謝」と「祈り」を繰り返すことによって、「蘇り(よみがえり)」を見せるという「好循環のサイクルシステム」です。
自分のやり遂げたいと願う計画や目標についても、神様の前で誓います。
それがうまくいけば、今度は神様に感謝をしながら報告し、ときには「お祭り」をします。
まず自分が生かされていること、あるいは努力できる環境にいることに「感謝」しながら、神様にまた祈るわけです。
そうして頑張ってし実践していくうちに、ある程度の成果が生まれ、自分がやっていることに対して自信や誇りが付いてきます。
自分に自信と誇りができると、また頑張ることができます。
これを繰り返していくうちに、自分の目標は達成され、大きな成果を上げることができることになります。
このような「好循環のサイクルシステム」が完成されると、人間はいつまでも物事がうまく運ぶという「運」や「ツキ」も手に入れられるというわけです。
2.最近の経営学の本には生産品質管理のための「PDCAサイクル」すという方法が書かれています。
Pはプラン、Dはドゥ、Cはチェック、Aはアクトの略で、計画、実践、評価、改善実行の順に繰り返す、ということです。
これを神道に当てはめると、目標への祈りや誓い、自らの努力、報告、最終的な成果や勝利、を繰り返すことになります。
このように、理論的にも神社の参拝は効果があるのですから、実際に企業経営者でも、日常的に忍者の参拝をしている方が多いのです。
3.「武道の神」は「香取神宮経津主神ふつぬしのかみ)」「鹿島神宮武甕槌神たけみかずちのかみ)」を初めとして多くの神が存在する。
武道と神道の間には、本来は切っても切れない関係にあります。
真の日本の武道の思想とは、まず自分の能力や置かれている状況の足元を見つめ、相手のことを理解することから始まる、という考え方です。
武道を突き詰めて行くと、単に相手を倒す、あるいは任す事を考えがちですが、本当は自分が相手を包容し、共和党融合の世界にコントロールして、相手に対してことをおさめて終わる、ということに尽きます。
礼儀作法はその表れの1つで、最後には神人合一と言う調和の世界に重要性があるのです。
ところが、西欧の格闘技の考え方はそうではありません。
それについてはキリスト教神道の違いが挙げられます。
4.相撲は神道そのものといっていもよい。
土俵は神聖な場所で横綱はしめ縄を付けて土俵入りをする。
力士達は力水を口に含むが、神社参拝の時の「手水(ちょうず)」と同じものだ。
「四股(しこ)」は力の強い力士が地上の悪霊や禍事(まがごと)をふみつける「祓(はらえ)」の意味を持つ。
外国人力士のようにガッツポーズをしてはいけないのは、相撲自体が神事だから相手に対しての礼、即ち思いやりが求められるからだ。
戦後アメリカ占領軍GHQの為になるべく神道色を消して、スポーツ化することが行われ、今は神事の側面がおろそかになっている。
戦前は天神七代、地神五代を祀ったから日本そのものといってよいが、戦後は相撲にゆかりの深い三柱の神だけになった。
(天神七代;日本神話で、天地開闢(かいびゃく)の初めに現れた7代の天神。日本書紀では、国常立尊(くにのとこたちのみこと)、国狭槌尊(くにのさつちのみこと)、豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)、(以下は対偶神。二神で1代と数える)埿土煑尊(ういじにのみこと)・沙土煑尊(すいじにのみこと)、大戸之道尊(おおとのじのみこと)・大苫辺尊(おおとまべのみこと)、面足尊(おもだるのみこと)・惶根尊(かしこねのみこと)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の7代。)
(地神五代;天神七代に続き、神武天皇以前に日本を治めた5柱の神の時代。すなわち、天照大神天忍穂耳尊(あまのおしほみみのみこと)・瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)・彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)・鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の5代。)
(さらに、地神五代の最後の鸕鷀草葺不合尊が神武天皇の父であり、皇統として現在まで連なる。)
現在の相撲三神とは、「戸隠神社」戸隠大神(天の岩戸を開けた怪力の天手力雄命(あめのたじからおのみこと))、
鹿島神宮武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)(出雲国譲りの時、力勝負で勝って建御名方神(たけみなかたのかみ)を長野県諏訪市に放逐した神)、
野見宿祢命」(のみのすくねのみこと)(相撲の起源といわれる垂仁天皇の展覧試合で大和の当麻蹴速(たいまのけはや)を蹴り殺して勝ったと言われる)
相撲に限らず、戦後は神道が忘れ去れている。
一般に神様が去ることを「神去り」と言って、本場所千秋楽には「神送りの儀式」が行われる。
だが、日本人全体の「神去り」現象が続いている。
5.戦後の教育では意識的に神道は教えられなかった。
アメリカ占領軍GHQの「神道指令」などの命令で、日本人から神道を徹底的に遠ざけた。
神道(しんとう)を「しんどう」と濁って読む人が増えている。
だが、日本人は生まれてから亡くなるまで生活習慣や文化、衣食住の行事や意識の中に深い関わりを持っている。
高校教科書ては神道の説明があり、
「古代の日本では人間の力を超えた不可思議な自然現象や存在物は神と呼ばれた。このような古代の信仰はアニミズムと呼ばれる。」
とあるが、アニミズムとは、「物や自然現象に、霊魂や精神が宿るという思考で、宗教の初期段階」と定義されている。
そこで日本の神道も「遅れた原始宗教」というレッテルを張られている。
これは明治維新以来、日本がいかに遅れた文化か、進んだ欧米に学べ、と言う進歩主義者たちの思想によって広まった。
しかし今では、この学説は学会でも否定されている。
神道は精緻な祭司と組織があったため、原始宗教ではないと考えられている。
高校の教科書には神道についてたくさん書かれるようになった。
6. 日本の神道とは、「日本人の生き方そのもの」なのです。
神道は、寛容性を持って渡来した外国の宗教を受け入れます。
ところが、いざ受け入れて、その宗教が力を持っても、相手と融合し和合する「譲り合いの精神」「おもてなしの精神」を棄てないため、最終的にいじめられてしまうのです。
過去には「明治時代に国家神道が成立した」などと言われたが、今はこういう敵視する記載はなくなった。
明治期以降の神道は国教ではなかった。
明治政府は神道を国教化しようとしましたが、結局国民の反対にあってできなかったのが歴史の真実だからです。
権利を持った、たったひとつの宗教が国教になった場合、他の宗教を完全に排除するかして、普通は1つに統一してしまう。
また、神様も統一して、例えば天照大神だけを信仰し、神社も全部それに統一される。
キリスト教イスラム教の国家では1つの神様に統一されでいる。
ところが日本は古来から異なる穂祭神を守り、仏教も力を持っていた。
7.神道の「禊(みそぎ)」と「祓(はらえ)」という考え方は現代でも通じます。
何か問題があれば、まず自分の身辺をきれいにしておく。
片付けたり、整理したり、身だしなみを整えたり、するだけでなく人間関係のコミニケーションもきちんと取っておく。
これがみそぎに朝います。
またトラブルはできるだけ早くリセットしてしまう。
原因を割り出して、トラブルその物をリセットしてしまうことです。
これは神道の祓に当ります。
個人の不安や悩みに向き合い、将来に向かうには、「浄明正直(じょうめいせいちょく)」と言う考え方が神道にあります。
キリスト教では「愛」、仏教では「諦め」がそれに当たります。
神道の「浄明正直」は、清いこと、きれいなこと、明るいこと、自分に正直なこと、が説かれている。
本来の日本人は何事もそう簡単にあきらめない。またいつまでも怯えてクヨクヨしても仕方がないから明るく過ごす。
正しくまっすぐに生きる、ということを大切にしてきました。
(いつも上機嫌でいること、過去のことは捨てて未来志向でいること、心を空っぽにすること、立ち向かう事、それがどうしたと開き直ること)
8.仏教は「人間が目指すべき「無」と「空」の心の体系である」と言える。
それに対して神道は、「人間と神々の魂が共同で働く有の体系」である。
すなわち神道は「人生には何もない」ということを説くのでなく、「何かがある」と考えて私達自身が明るく努力して乗り切っていく、という考えです。
神道は今でも通じる実用的で現実対応能力を持った日本人の生き方と考え方になっているのです。

(要約終)

1803-10-1216-3/15メルマガブログ転送トランプ政権とユダヤ教

(優秀メルマガブログ紹介)
http://oyakochoco.jp/blog-entry-2044.html#comment520
親子チョコ?(親子で、ちょこっと。。。)


(見出し)
『 私が書いた【『ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』(祥伝社新書)】の帯にですね、僕のいとこの【オノ・ヨーコジョン・レノン靖国神社にお参りしている】カラーの写真が載っているんです。


(私のコメント)
世界の政治経済の動きは、宗教即ちユダヤ教キリスト教の基礎知識がないと分からない。
シナ共産党共産主義ユダヤ人が主導して作ったものだから、宗教を排除すると言うのは建前でユダヤ教の思想が入っている。
今のアメリカのトランプ政権も、そういう宗教的対立が背景にある。
今回ティラーソン国務長官が解任されたが、彼はキッシンジャーが送り込んだ人間だ。
キッシンジャーユダヤ人で、ウォール街国際金融資本の代理人だ。
彼は中国と金融資本を結び付けて中国ビジネスで儲けているから中国の利益になるようにアメリカを誘導しようとする。
ティラーソン国務長官はそういうアメリカの国益よれシナ優先のキッシンジャーが政権に送り込んだ人間だから、どうしても中国よりなのだろう。
彼のボスはトランプ大統領でなく、キッシンジャーだから今回切られたのだ。
そこで考えられるのは、トランプ大統領の娘のビアンカ補佐官の夫がユダヤ人のクシュナーがどう動くかだ。
彼は不動産事業を行っていて、中国が自国に取り込もうと中国不動産利権を与えて儲けさせている。
彼が動いてキッシンジャーやティラーソンが政権に影響を与えてきたのが、ここで流れが変わったのだ。
こういう表面的な政治の動きは、背景のユダヤ教の知識が必要だろう。
なお、トランプ大統領は長老派教会、キリスト教プロテスタントカルバン派だ。
プロテスタントの中でも非常に古い、というかプロテスタントが十六世紀にスイスで生まれて最初に枝分かれした宗派だ。
アメリカ建国のピューリタンは、ここから更に枝分かれしたものだ。
だから、宗教的には当然アメリカファーストになる。
ユダヤ教のように国境無しで金儲けが第一という考え方は、肌合いが違うだろう。

 


(私のコメント終)
(引用開始)

ジョン・ウィンストン・オノ・レノン (John Winston Ono Lennon, MBE、1940年10月9日 - 1980年12月8日) はイギリスのミュージシャン、シンガーソングライター。ロックバンドたるザ・ビートルズのメンバーで、主にボーカル・ギター・作詞・作曲を担当。レノン=マッカートニー名義でポール・マッカートニーと共にビートルズの作品の多くを作詞作曲した。ビートルズ解散後はソロとしてアメリカを拠点に妻であるオノ・ヨーコと共に活動した。身長178cm。1980年死去。息子にシンシア・レノンとの間に生まれたジュリアン・レノンオノ・ヨーコとの間に生まれたショーン・レノンがいる。
『 私が書いた【『ジョン・レノンはなぜ神道に惹かれたのか』(祥伝社新書)】の帯にですね、僕のいとこの【オノ・ヨーコジョン・レノン靖国神社にお参りしている】カラーの写真が載っているんです。
***
【ジョン】は日本に来るたびに、【必ず靖国神社にお参り】していました。それから皇居前広場に行って、【皇居に向かって拝礼もしていました】ね。
***
実は、【ジョンはキリスト教が大嫌いだった】んです。
【「イマジン」という曲】がありますよね。
***
あの曲の冒頭で【「imagine there's no heaven =天国なんかありゃしない」】、【「No hell below us =地獄もありゃしない」】、そして、【「この世界から宗教がなくなったら、どんなに素晴らしいことだろう」】と【歌詞で言っている】わけです。【日本人は知らないで歌っている人が多い】ですが……。
***
あの歌は【反キリスト教ソング】で、【キリスト教会からジョンは除け者】にされます。それで【ジョン】は、一時はインドのヒンドゥー教に憧れたこともありますが、しかし【最後には「神道が一番素晴らしい」というところに行き着いた】わけです。』
***
いかがでしょうか?

今回ご紹介させていただく書物は、現代の国際情勢を考える上で、どうしても必須になってくる「宗教」について、私たち日本の「神道」の素晴らしさ、それとは異なる「ユダヤ教」、「キリスト教」、「イスラム教」について、基本的なところが対談形式によって解説されている良書になります。
さて、キリスト教が大嫌いだったジョン・レノンですが、「イエスより人気がある」という発言をして物議を醸(かも)したことは有名です。

以下は、Wikipediaからの抜粋です。

「 キリスト発言(キリストはつげん、英: More popular than Jesus) とは、1966年のジョン・レノン(ビートルズ)の「僕たちはキリストより人気がある」という発言とそれをめぐる論議のことである。1966年7月、「ロンドン・イブニング・スタンダード」紙のジョンへのインタビュー記事の一部分であるキリスト教に対する発言が引用され、アメリカの雑誌「デイトブック」に掲載された。アメリカや多くのキリスト教国のラジオ局がビートルズの曲を放送禁止とし、南アフリカ政府やスペインは公式に抗議声明を発表した。抗議の声はローマ教皇まで届いた。」

そして、その発言の内容が、これです。
「 Christianity will go. It will vanish and shrink. I needn't argue about that; I'm right and I'll be proved right. We're more popular than Jesus now; I don't know which will go first – rock 'n' roll or Christianity. Jesus was all right but his disciples were thick and ordinary. It's them twisting it that ruins it for me.

キリスト教は衰えていくだろうね。消えて縮小していく。議論の必要はないよ。僕は正しいし、そうだとわかるだろう。今では僕たちはキリストより人気がある。ロックンロールかキリスト教、どちらが先に消えるかは分からない。キリストは良かったけど、弟子は鈍くて平凡だった。僕にとっては、弟子が歪めてしまったせいでダメになったんだと思えるね。)」
このジョン・レノンの発言内容について、当ブログでは、極めて尤(もっと)もな内容であると考えておりまして、賛同いたしております。
弟子が歪めてしまったせいでダメになったとありますが、全くその通りで、そもそもキリスト教は、イエスが創ったものではなく、「鈍くて平凡」な弟子が勝手に拵(こしら)えたモノに過ぎません。

「 史上最強のローマ教皇は、間違いなく、インノケンチウス3世(在位1198~1216年)である。彼の治世における二つの十字軍の影響は大きい。

 1204年、十字軍は、なんとエルサレムへの通り道にあるビザンチン帝国(東ローマ帝国)を滅ぼし、傀儡ラテン帝国を建国させる。

 ここにローマ帝国東西分裂以降初めて、ローマ教皇はヨーロッパ世界の頂点に君臨することになる。

 西欧では、キリストとぺテロの首位権を継承する初代ローマ教皇ペテロ以降、ローマ教皇こそがキリスト教世界の頂点に君臨し続けているとの歴史観が正当とされる。しかし、ここには二つの明確な歴史歪曲がある。

 一つは、イエス・キリストキリスト教創始者ではないということだ。イエスは生涯を通じてユダヤ教の改革派にすぎない。それを後にパウロキリスト教創始者に仕立てた。キリストの筆頭弟子であるぺテロを初代ローマ教皇とした理論家がパウロである。

 もう一つは、ローマ教会が常にキリスト教世界の頂点に位置したわけではないということである。ローマ帝国におけるキリスト教の国教化と東西分裂に伴い、権威と権力を同時に掌握する東ローマ皇帝が、キリスト教徒における信仰と世俗の双方での頂点となった。

 東ローマ帝国の首都コンスタンチノープルこそがキリスト教の中心であり、ローマはアレキサンドリア、アンチオキア、エルサレムと同格にすぎなかった。いわば、東ローマ皇帝を首領とする組織の四大幹部の一人にすぎなかったのだ。

 それをインノケンチウス3世は初めて打倒し、キリストやぺテロ以来ローマが常にキリスト教世界の頂点に君臨していたという歴史歪曲を行ったのである。」

詳しくはこちらをご参照❤

イエス・キリストキリスト教創始者ではありません
***
このように「キリスト教」は、とてもいい加減な宗教です。
では、その根っこにある「ユダヤ教」は、どうなのでしょうか?

「 皆さんは不思議だと思われるでしょう。ペルシア帝国やマケドニア帝国の支配下に入り、ローマの属州となっても、なおユダヤ人であり続けた理由は何なのか。

 それはヤハヴェへの信仰、それだけなのです。

 それ以前のイスラエルには、ヤハヴェ以外にも神様がたくさんいました。そうすると、連れ去られた人たちはその土地の神様となじんでしまって、その土地の人になってしまった。

 ところが、ヤハヴェだけを唯一神として信仰するようになったあとのイスラエルの人たち、これがユダヤ人なわけですが、この人たちはそれから以降、どのような国の支配下に入ろうが、奴隷になろうが、私はユダヤ人であるという、いまで言うアイデンティティをなくすことはなかった。

 あまりにも強固にユダヤ人であると主張したために、彼らはその後ずっと迫害を受け続けます。ローマはヘレニズム世界を継承して、一つの文明を享受し、あの広いローマ帝国のすべてが緩やかな連合体になり、のちにはローマ皇帝を自分たちの君主として認めて帝国として繁栄しました。物資が各地に流通して人々は豊かになり、文明としても発展していきます。ところが、ユダヤの属州だけは反抗し続けました。迫害されてもなぜユダヤ人は反抗し、ユダヤ人であることをやめないのかと、日本人なら思うでしょ。

 ユダヤ人をどう定義するかというと、一つの定義に、ユダヤ人の母から生まれた子供は全員ユダヤ人だというものがあります。これは、女性がレイプされてもユダヤの血は途絶えないということです。それぐらいひどい目に遇ってきたわけです。

 また、自発的にユダヤ教の信仰を受け入れた人は、どんな血筋でもユダヤ人になる。ユダヤ人は人種概念ではないからです。第二次世界大戦が終わってイスラエル国家を樹立したあと、世界中からユダヤ人の参加を呼びかけたら、真っ黒な人やアラブ系の人などさまざまな人たちがやってきて、現地で受け入れた人たちが驚いたというくらいです。
***
だから、自分でユダヤ人になる人がユダヤ人なのです。いまでも、ユダヤ人をやめるのは自由です。それだけ神との契約を大切にする人たちなのです。神と約束をしたからには、試練は神から与えられるものだから、かまわない。苦労すればするほど神様に認められていると思う人たちなのです。だからユダヤ人は自分という実感が強いのです。与えられたものではなく、自らが選び取っているからです。

 そういうわけで、ユダヤ人から見れば、神様はエホバだけ、ヤハヴェだけと決めたのに、皇帝を拝むわけにはいかなかったのです。皇帝の銅像などは異教徒の悪魔だとなる。このために本当に迫害を受け続けました。

 そして、ローマ帝国に迫害されていたときに「ヨハネの黙示録」が生まれた。だから、「ヨハネの黙示録」というのは、実はユダヤ人の運命をうたったものであって、ローマに対するユダヤ人の憎悪が最高潮に達したときに書かれているために、たいへん激烈な表現になっています。」

詳しくはこちらをご参照❤

ユダヤ人のイエスから連なるもの
***
「 キリスト教旧約聖書では、人間の原罪をもとにして、人間が争い合うことが常態であるかのごとく歴史を語っているのですが、こうした世界観あるいは歴史観は、四大文明を含めたユーラシア大陸全体に当てはめることができます。そこでは都市は戦争によって生まれてきたのです。

 そういうところに、どういう宗教が生まれてくるのかというと“戦う民族の宗教”ということにならざるをえません。それは、生活をしていく上で、日本のような豊かな自然環境に恵まれていないため、人々はよりよい自然環境条件を求めて移動することになります。移動の途中で他民族を従えたり、互いが生存競争のもとで戦い合うのです。

 民族の移動があると、宗教もそれにふさわしいものが生まれます。つまり人々の心をまとめるための宗教が生まれるのです。それが一神教というものを生む背景にあるのです。

 一神教は、基本的に移動する民族がつくり出すものです。それというのも、その民族が土地との強固な結び付きをもたないため、土地やその自然に対する依存が少なくなるからです。土地には、山、川、原野、森などがあります。そして人々は、身近にある山や川に愛着を感じます。そこから生まれる、日本の神道のようなものが、元来はユーラシア大陸にありました。

 しかし、民族移動をはじめることで争いが生じてくる中で、言葉が重要になってくるのです。つまり、土地よりも、人々が語る言葉のほうが、その民族にとって重要になってきます。このことが、一神教がつくられる上での基本になります。彼らには、その民族を守る象徴としての神が必要になるのです。…

 そうしたことは、パレスチナヘブライ人の間で、ユダヤ教が成立した経験でわかるように、ユダヤ人の例が典型です。

 紀元前1000年頃、エルサレムにはダビデ王の時代にヘブライ王国がつくられ繁栄していましたが、その子ソロモン王の死後、北のイスラエル王国と南のユダ王国に分裂してしまいました。すると、その後は、イスラエル王国アッシリアによって滅ぼされ(紀元前722年)、ユダ王国新バビロニアに滅ぼされてしまうのです(紀元前586年)。このためユダヤ人の多くが、捕虜としてバビロンに連れ去られてしまったのです(バビロン捕囚)。そうした民族の危機、苦難の時代に預言者たちが現れ、唯一神ヤーヴェの意志を伝えたのです。これがユダヤ教のはじまりです。ユダヤ人たちは、自分たちは神に守られた選民であると思いはじめるのです。そして、救世主の出現を待望する信仰が形成されていきました。約50年後にバビロンが解放されて、エルサレムに帰還したユダヤ人は、ヤーヴェの神殿を再興して、ユダヤ教を確立しました。

 このユダヤ教の経典としてまとめられたのが旧約聖書で、後に、イエス・キリストによってキリスト教へと発展していくのです。

 このユダヤ教という一神教が成立した過程には、ユダヤ人の民族としての苦難の歴史があります。ユダヤ人には民族のアイデンティティーそのものである宗教ですが、これが普遍的な宗教として他の民族にも受け入れられるものとなるには、民族の共同宗教という枠を超えて、個人の救済という個人宗教的要素がなければなりません。その民族の枠を超えて、その宗教を信じることができるという要素を付加することになったのが、新約聖書なのです。ユダヤ教旧約聖書新約聖書が加わってできあがったのがキリスト教で、キリスト教ユダヤ人の枠を超えて、その後、大きく広がっていくことになりました。…

 そして、6世紀後半にメッカに生まれたムハンマドがつくり出したイスラム教も、アッラーの神を唯一神とする一神教ですが、実はユダヤ教の影響を強く受けて生まれました。ユダヤ教イスラム教の成立事情を通してわかることは、一神教が、いかに民族の移動やそれに伴う戦争、殺戮というものを契機として生まれているかということです。人間どうし、民族どうしが争う戦争というものが、一神教の宗教を生む大きな原動力となっているのです。新しい文明をつくり出す大きな要因となっているのです。」

詳しくはこちらをご参照❤

ユダヤ教のはじまり ~ Yahweh
***
つまり、「ユダヤ教」というものは、戦争、殺戮というものを契機として生まれた宗教で、もともとは民族的な宗教だったわけですが、それが途中から何故か変化し、誰でも信仰さえすれば、民族とは無関係に「ユダヤ人(=ユダヤ教徒)」になれるようになったんです。

キリスト教」のいい加減さが可愛らしくさえ見える、まさに「斜め上を行く」のが「ユダヤ教」ということになります❤
***

 

 

(引用終了)

1803-9-1215-3/11メルマガブログ転送親日中国人

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パンドラの憂鬱

 


(見出し)

海外「実は中国も親日国なんだよ」 日本を崇拝する中国の若者達に王毅外相が激怒し話題に

(私のコメント)
毛沢東も今の習近平も日本の文化には一目置いている。
どうしてか、というと、国家を運営する上で日本のような共同体意識がうらやましいのだ。
彼らシナ人は住んでいる国土が平らだから、異民族の侵略をしょっちゅう受けて、戦乱の中に暮らしたから、家族以上の共同体意識がない。
血縁以外は信じられないのだ。
その上、孫子の兵法でも言うように「詐」つまり人を騙すことが最善の策だと信じている。
騙す方が偉くて、騙される方が悪い、というのが彼らの常識だ。
そうすると、国民の信頼でなりたつ国家のような共同体はうまく成り立たない。
孫文だったか誰だったか忘れたが、「中国人というのは砂粒のようにバラバラで固められない」と言っている。
だから、施政者の側に立つと、日本人の様に命令しないでも助け合ったり、組織に従順だったりする国民はうらやましいだろう。
もっとも、施政者自身も自国を信じていなくて、皆家族を外国に逃がしている。
何千年も戦乱に明け暮れていた歴史が教える彼らの生活の知恵なんだろう。
なお、日本人が共同体意識がつよいのは、災害の多い国土と国土が川や山脈で小さく区画されていて狭い所に住むから、助け合って生きてい行くしかないからだ。
このように、人間は生まれた環境で生き残るように遺伝子の中にノウハウが組み込まれているから、民族によって皆違う。
サヨクは人権重視で人は皆同じだ、というが、イデオロギー優先の間違いで、人は皆違う。
移民は多民族の侵略で、民族共生社会なんてモザイク社会になるから国家崩壊だ。
力の強い民族が共生社会を支配するまで戦いが続くが、今の日本は丁度そんな中に居て日本人は負けそうだ。
日本人が負けてしまったら、勝った側はすぐ翌日から民族共生社会なんて一切言わなくなるだろう。
民族共生社会なんて日本人が負けるまでの「詐」方便なのだ。

(私のコメント終)

(引用開始)

今月8日、中国の王毅外相が全人代の外相会見を行っているのですが、
会見が終わって会場を去ろうとする際、中国メディアの記者から、
「最近『精日分子』が中国人の感情を逆なでする行為を繰り返していますが、
そのことについてどう思われますか?」という質問が飛びました。

「精日」とは「精神的日本人」を表す言葉で、日本を崇拝し、
日中戦争時の日本軍の軍服などのコスプレをする中国の若者のことを指します。
先月、旧日本軍の軍服に身を包んだ2人の若者が、
南京事件記念館の前で写真を撮り、警察に15日間拘留される騒動が発生。
また別の日にも違う男性が同じように撮影を行い、8日間拘留されるなど、
「精日」の若者が拘留されるケースが相次いでいました。

上記の中国人記者の質問は、一連の騒動を受けてのものなのですが、
王毅外相は怒りの表情を浮かべ、「中国人の恥さらしだ!」と回答しています。

この件がBBC中文版などで報じられ、漢字圏を中心に話題に。
寄せられたコメントをまとめましたので、ごらんください。


■ 日本に行って着物を着て街を歩いてる中国人の家族が沢山いるよね。
  そういう人たちもみんな「精日分子」かな?


■ 実際のところを言っちゃうと、中国も親日国家なんだよな。 +3

 


■ 中国人が一番憎らしく思ってる相手はアメリカと日本。
  そして一番好きな相手もアメリカと日本。

 


(引用終了)


(要約引用開始)
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-2601.html
海外「これが日本人なんだ!」 豪雪の中でも助け合う日本人の姿に海外から感動の声
数年に一度クラスの寒波の影響で、全国的に大雪の日が続いており、
先日福井県では37年ぶりに136センチを超える積雪が観測されました。
その影響で、県内を通る国道8号線は6日から自動車の立ち往生が発生し、
最大時にはおよそ1500台が全く動けない状態に陥りました
(昨日になって3日ぶりに解消された)。

食料を手に入れることが出来ない大勢のドライバーたちのために、
国道8号線沿いにある「餃子の王将 丸岡店」は、
余った食材で焼き飯や天津飯など約500人前を作り、無償で提供。
その日お店は雪の影響で臨時休業でしたが、
店を訪れた副店長さんが急遽炊き出しを思いつき、
上司に確認したところ、「どんどんやって」と快諾を得たそうです。

また、立ち往生した車には「山崎製パン」のトラック18台も含まれており、
近くに停車していたドライバーたちに、こちらもやはり無償でパンを提供。
更に営業所に残っていた約8万個のパンを、避難所などに送っています。

このことは日本のネット上などでも大きな話題になりましたが、
海外でも複数のメディアに取り上げられ、反響を呼んでいます。
関連投稿に寄せられたコメントをまとめましたので、ごらんください。

 

(要約引用終了)

(要約引用開始)
http://kaigainohannoublog.blog55.fc2.com/blog-entry-829.html

海外「日本人に心からの敬意を」 震災時の『日本の魂』に外国人感動
動画はアメリカABCニュースの報道の一部で、
東日本大震災時における被災者の振る舞いにスポットが当てられています。

映像には落下した建物の屋根に挟まれてしまった方を救おうとする人々の姿、
電力不足の中、不必要な電気を使わず節電に取り組む人々の様子、
避難所でもリサイクルに取り組む人々の姿勢、
生活必需品を買うために、順番を守り長い時間列に習う人々の光景が。

神道、仏教、儒教の影響により、日本人は個と同時に地域社会を考慮する点、
また日本には「一体」という言葉があるという点も、
「日本の精神」の根底にあるものとして言及されていました。


(要約引用終了)