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世界のニューストトメス5世

(見出し)

2017年09月08日09:00
日本にとって最悪の事態は戦争が起きない事

 


(私のコメント)
今日のニュースでは、国連安保理北朝鮮制裁は中露の反対で難航しているようだ。
アメリカは色々と譲歩しているようだが、足元を見られているようで実効性のある石油禁輸なんてとても無理なようだ。
足元を見られているのは、三番目のブログ記事にあるような事実が中露陣営では先刻ご承知だからだろう。
すなわち、アメリカ国防長官が「北朝鮮と戦争すると、ソウルが砲撃され火の海になり、100万人の死者が出る」といったが、この話は嘘なのだ。
せいぜい、数千人が死ぬくらいだから戦争しない理由にならない。
但し、多数の死者が出る、というシュミレーションも作れるし、それもそれなりの説得力があるものなのだろう。
要するにどうにでも言えるが、今は戦争したくないのでそういうシュミレーションを出しているのだろう。
戦争して被害が少なければ米軍がうまくやったから、という話になってそれもアメリカにとっては有利だ。
アメリカはアフガニスタン戦争に4千人の部隊を贈ることを決め、今後ゲリラに勝つまで頑張って撤退はしない、と宣言した。
そうなると、二正面作戦となるから極力北朝鮮とは事を構えたくないだろう。
なぜアメリカは北朝鮮より中東を優先するのか、と言えば、これは私の推測だが、イスラエルとの関係ではないか。
つまりユダヤ人の思惑ではないか、そういう背景がアメリカにはあるのではないか、と疑っている。
ユダヤ人から見た世界観というものがアメリカを動かしている、全部ではないが影響力はあるのではないか。
これを論じると長くなるから止めますが、トランプの最側近のクシュナーはユダヤ人だ。
余談だが、ユダヤ人から見てもシナは金儲けの重要拠点だから、そこが広範囲に支配下が広がるのは商売上好ましい。
モンゴル帝国ユダヤ人やイスラム商人が沢山働いてその版図を広げるのに貢献した。

さて、北朝鮮核兵器を持つと世界はどうなるか、というと、最初のブログ記事のように、アメリカはアジアから追放されるでしょう。
そうすると、日本は北朝鮮とシナの支配下に入る。
これは非常に悲惨なことになり、日本人は日米戦争末期のような絶望的な掃討戦の対象になるでしょう。
二番目の記事ではアメリカの北朝鮮容認論がリベラルや共和党主流派などから言われ始めているので、これが今後アメリカの方針になるかもしれない。
そしてなおかつ、彼らは日本の核武装は絶対容認しない。
これは戦後崇めて従属してきたアメリカに丸裸で見捨てられることで、日本にとって歴史的に見ても大転換だ。
こんなわけで、日本は今のうちに核武装するなり、覚悟を決めないといけない。

 

 

 

(私のコメント終)


(引用開始)


(見出し)
北朝鮮程度の国と戦争できないようなら、アメリカは中国軍に押されてアジアから撤退する

北朝鮮の核ミサイル開発を支援したアメリカ

北朝鮮は6回目の核爆発実験を行い、早ければ来年には世界の半分を射程にしたICBM保有すると見られている。

世界の人々は戦争をせずに解決する「うまい方法」は無いかと探しあぐねているが、その「うまい方法」を探す事がここまで事態を悪化させた。

1990年代初期に北朝鮮がミサイルと核を開発し始めたころ、アメリカはまだ唯一の超大国で、ヌイグルミを踏みつけるように北朝鮮を潰す事が可能だった。
だがビルクリントンという「アホ」大統領が平和的に問題を解決してしまい、核ミサイルの開発資金まで援助した。

日本も北朝鮮の核ミサイル開発に対して、戦争を避けようとし、平和的解決をアメリカに働きかけた。

1990年代中ごろまでに北朝鮮の政権を排除し、ミサイルと核を無力化すれば、今の事態には至っていませんでした。


1990年代はまだ北朝鮮による日本人拉致は無かったとされていたので、日本は謝罪と賠償までしようと働きかけていました。

2番目のチャンスは2000年代に再び北朝鮮が核とミサイル開発を加速させた時で、中東諸国にミサイルを輸出していたのが判明していました。

だがアメリカは当時成長していた中国市場で利益を挙げるのを優先し、また北朝鮮にお金や食料を渡して問題を先送りにした。


それだけでなくアメリカは日米貿易摩擦北朝鮮を利用し、「日本は北朝鮮に謝罪しろ」と何度も要求していました。

北朝鮮には援助する一方で、日本には謝罪と賠償を延々と要求し続け、まるでアメリカと北朝鮮は同盟国のようだった。

実際アメリカが北朝鮮に渡した食料などは中国に輸出して換金され、核ミサイル開発に使われました。
アジアの覇権はアメリカから中国に移動

そうやって北朝鮮をちやほやしてきた結果、ついにアメリカ本土に達するICBMを完成させ、来年には核弾頭を搭載します。

アメリカはここに至ってやっと自分の間抜けぶりに気づいたが、とき既に遅く、全面戦争か北朝鮮を認めるかしかなくなりました。

中国にとってこれは実に望ましい事態で、北朝鮮核武装する事で、アメリカはアジアから追放されます。


北朝鮮にすら手も足も出なかったアメリカが中国やロシアと戦争できる筈が無いので、もう世界の誰もアメリカ軍を恐れなくなります。

同時にアメリカ軍が日本を守る事ができないのもはっきりし、日本は「中国軍の」勢力下に入る事になります。

日本が憲法9条を廃止して再軍備し、核武装もするなら独立を維持できるが、アメリカ軍が守らない、自前の軍備もないのでは中国の支配を受け入れるしかありません。


中国軍が「沖縄の植民地支配を辞めないなら、日本を核攻撃して解放する」と言われれば、はいそうですねと明け渡すしかなくなります。

沖縄を手に入れた中国は、朝鮮や台湾、満州と同じように「日本は琉球を植民地支配した」とありとあらゆる戦争犯罪をでっち上げます。

沖縄の人間は若干思考力が足りない人が多いので、「日本が植民地支配した」「琉球は中国だった」と言われれば、喜んで反日闘争を始めるでしょう。


こうして中国は労せずしてアジアの支配者になり、尖閣や沖縄を手に入れ、軍事力を持たない日本は謝罪して許してもらうしかなくなります。

アメリカは「北朝鮮にすら歯が立たない」レッテルを貼られ、超大国からイギリスのような3等国家に転落するでしょう。

問題はアメリカ人自身がこうした影響を理解していない事で、「トランプのロシア疑惑」や「オバマケア」「ハリケーン」の方が重要だと考えている。


バカは死ななきゃ直らないの諺通り、日本もアメリカも、もっと痛い目に遭わなければ気づかないでしょう。

例え日本が北朝鮮にミサイル攻撃されたとしても、それは問題を先送りにしてきた日本人自身のせいであって、他の誰のせいでもありません。

平和が尊いと言って北朝鮮攻撃に反対し、北の核武装に協力してきた人間が、北朝鮮に攻撃されて死ぬのは「自業自得」です。

 

 

 

(引用終了)


(要約引用開始)

http://blog.goo.ne.jp/kuranishimasako/e/4adb10db35ed0e5c2727902700ce7914
万国時事周覧
世界中で起こっている様々な出来事について、政治学および統治学を研究する学者の視点から、寸評を書いています。

アメリカの北朝鮮保有容認派は“日本は座して死を待て”?
2017-09-09 16:41:19 | 国際政治


(前略)

・・・一方のアメリカ国内では、リベラル派を中心に北朝鮮の核保有を認めるべきとする議論も起きていると伝わります。
それでは、アメリカが北朝鮮の核保有を認めるとしますと、その後、どのような展開が予測されるのでしょうか。一説に因りますと、米朝間の対話が開始された場合、交渉の俎上には北朝鮮の核放棄は載らず、専らICBMの開発停止、あるいは、保有ICBMの破棄が合意事項となるそうです。つまり、北朝鮮が米国本土に届くICBMの開発さえ手控えれば、アメリカは北朝鮮の核保有を認めるとする取引です。
この米朝間の“手打ち”の観測に対しては、韓国のみならず、日本国からも既に懸念の声が上がっております。何故ならば、この取引によってアメリカは自国の安全を確保し得ても、北朝鮮の核ミサイルの射程距離に含まれる同盟諸国は、依然、核の脅威に晒され続けるからです。


(中略)
さらに、核を脅しの材料に使った北朝鮮からの恫喝や脅迫、経済・社会などあらゆる面における不当な要求にも晒され続けることにもなります。例えば、所謂‘皇室’の北朝鮮化の容認や経済支援など。

 そして、最悪の展開でありながら最も可能性が高いのは、北朝鮮が秘かにICBMの開発を継続するシナリオです。94年の米朝枠組み合意であっても、六か国協議であっても、過去、二度にわたって北朝鮮は相手国を騙しています。今般の危機において米朝間で合意に達しても、合意内容が遵守される可能性は極めて低いと言わざるを得ません。北朝鮮は、日本国を攻撃した場合、アメリカから一方的に核攻撃を浴びる立場を甘受するとも思えません。完全に秘密裏に開発・保有し、突如宣言するか(既に核保有を宣言しているのは、脅しの効果を狙っているからなのかもしれない…)、何らかの口実を見つけ、アメリカに責任を押し付ける形でICBM保有を実現することでしょう。この状態に至りますと、アメリカも、自国が被爆国となることを覚悟してまで北朝鮮に対して報復攻撃を行うとも思えず、日本国に差し掛けられてきた核の傘は消滅するのです。

米朝間で“手打ち”ともなりますと、相当に高い確率で核の傘が消え、NPT体制も崩壊しかねないのですから、当然に、周辺諸国においては核武装論が沸き起こります。実際に、韓国の世論調査では60%が核保有を支持しているそうですが、日本国でも、核の傘の消滅を仮定して世論調査を実施すれば、大多数の国民は、核保有に賛意を示すことでしょう。北朝鮮の核の脅威に晒され続ける諸国にとりましては、たとえ、アメリカが核の報復を約束したとしても、第一撃を防ぐためには、核武装は有効な選択肢の一つなのです。すなわち、電磁パルス(EMP)のように防衛に使用できるタイプの核保有が実現すれば、核兵器による第一撃を回避することができるのです(特に、同時多発的なミサイル攻撃の阻止には有効…)。

 ところが、北朝鮮の核保有を容認するアメリカのリベラル派の人々は、日本国の核保有については否定的なそうです。
その理由は、日本国等に核保有を認めれば、核拡散の連鎖が起こり、東アジアの軍事バランスを崩すと共に、偶発的な核戦争の可能性も高まるため、と説明されています。しかしながら、この理由、全く以って説得力がありません。何故ならば、北朝鮮こそ、既に核拡散のドミノ倒しの最初の倒れた一枚となっており、東アジアの軍事バランスを一方的に崩し、かつ、最も偶発的な戦争を起こすリスクの高い国であるからです。これでは、“暴力による現状の一方的変更に対してどう対処すべきか”という問いに対して、“既に暴力によって変更されたのだから、その現状を認めよ”という回答では、答えになっていないどころか、違法行為の事後承認に堕しています。

 そして、この事後承認とは、日本国にとりましては、“座して死を待て”ということになりかねないリスクがあります。
日本国のミサイル防衛システムの完備には時間を要しますし、たとえICBM保有にストップがかかったとしても、北朝鮮は、今後とも軍事技術の向上に努めることでしょう。アメリカの北朝鮮保有容認派は、日米安全保障条約を揺るがしかねい高飛車で理不尽、かつ、不誠実な主張を日本国に対して行っている自覚はあるのでしょうか。それとも、平和主義者を装いつつ、日本国の核保有を恐れる中国の利益ために働いているのでしょうか。

 


(要約引用終了)

(要約引用開始)
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/fd8fbf0f70c1bce05dd66be95a9fc545
式日記と経済展望
株式をはじめ政治経済外交文化歴史などの論評です。
[ソウル]市を砲撃しただけで100万人の死傷者が出る」それがいかにデタラメな数値なのかをわたしが検証しておく
2017年09月10日 | 外交
2017年9月10日 日曜日

◆韓国発の誇大妄想被害予想を検証する 9月9日 兵頭二十八

北朝鮮軍は核を使わずとも38度線越しに京城[ソウル]市を砲撃しただけで100万人の死傷者が出るから、米国には北に対する軍事オプションはあり得ない〉といった根拠不明な論評を聞く。

 典型的な、左傾韓国人と平壌政府の「政治的な合作」である。
 これに、退役後の年収に満足できていない元米軍高級将校らが加担して、米国向けの世論工作が成立する仕組みがある。
 極東に関するマティスの知識レベルではこの嘘は見抜けない。

 そこで、この場を使い、それがいかにデタラメな数値なのかをわたしが検証しておく。

まず北朝鮮軍砲兵部隊の装備品で、DMZ(38度線の非武装地帯。幅5km)の北側に点在する硬化陣地(その場所はほぼ把握されている)から京城市(いちおう京城駅前が市心とみなされるが、市域は漢江[ハンガン]のはるか南までも拡がり、昼間の人口は900万人以上)を攻撃する任務が与えられているのは、「240mm自走多連装ロケット発射機」と「170mm自走砲」しかない。
(中略)
2014年3月4日に北朝鮮は海に向けて240mmロケット弾3発を発射し、それは55km飛翔した。既知の砲兵陣地で近いものは京城市心から北に45kmの位置にある。このロケット弾だけが「使い物になる」のである。

 ではこの240mmロケット弾は何発あるのか?
 トラックの荷台に発射機を載せた形状の発射車両には新旧の2タイプがあり、旧型は12連装、新型は22連装。

 新旧を合わせて総生産数は200台強ということであるが、ここではすべて新型だとし、かつまた、そのすべてが京城市攻撃用に集中されたと仮定する。
 すると4400発が斉射されるだろう。
 統計学的にはその数割がまともに飛翔せず、着弾したものの1割は不発となると信じられるが、全部がうまく着弾し、信管も正しく作動するとしよう。

 240mmロケット弾には炸薬が45kg充填されている。4400発で198トンの炸薬だ。

 第二次大戦中、京城と同程度に不燃都市であったロンドンに向けて、ドイツは1358基の「V-2号」弾道ミサイルを発射し、うち517発が着弾し、それによる死者は2754人だった。「V-2号」の弾頭炸薬はちょうど1トン。その1トンで5人強が死んだ計算だ。

 198トンならば1000人くらいが死ぬであろう。ふつう、死者1名に対しては負傷者も5人くらい出るので、別に5000人も負傷するだろう。むろん現実にはこれよりずっと少ない着弾・爆発しかないはずである。

 ロケット弾を発射機に再装填してまた射ってきたらどうなるかは、考えなくてよい。というのは、再装填には何十分もかかる。次の斉射が落下してくる前に、京城市民は最寄の地下避難所へ移動しているから、それ以上に死傷者が増えることはないのである。
 京城市の地下鉄には市民用のガスマスクまで用意されており、定期的に市民の防空訓練も反復演練されていることも周知だろう。日本の都市とは違うのだ。
次に「170mm自走砲」の破壊力を試算する。
(中略)
 500門で最初の10分に1500発。タマがすべて届いてしかも炸裂したとしても、トータルの炸薬量は1800kgだから「V-2号」の2発分に足りない(砲弾も必ず1割は不発になるが、ここでは無視しよう)。

 1973年の第四次中東戦争イスラエル軍は米国製175mm自走砲を使い、シリアのダマスカス市を砲撃した。

 また「イランvsイラク戦争」終盤の1987年にイランは北朝鮮から170mm自走砲を輸入して、射程60kmのRAP弾を使ってクウェート(当時イラクに戦費を援助していた)の油田に対してイヤガラセ射撃を加えている。

 どちらも「砲撃で火の海になった」という報道はなかった。そんなものなのだ。

(中略)
中東でのダラダラ戦争が長く続いて、アメリカ軍の士気は落ち続けているのを一番よく知っているのがトランプ政権の将軍トリオであり、中国が南シナ海で軍事基地を作り続けていても、アメリ海軍はほとんど動かなかった。このような状況ではトランプ大統領が威勢のいい事を言っても軍がついてこない。

アメリカは北朝鮮空爆は出来ても、地上軍は派遣できないから、金正恩を排除してもその後の治安統治ができない。韓国軍はイラク政府軍と同じで頼りにならない。泥沼化したらアフガニスタンと同じになる。アメリカ軍はますます消耗して士気は下がって、それは中国やロシアの思う壺だ。

このままでは東アジアは中国の思うままになり、アメリカは北朝鮮に負けた形となり大幅に譲歩した妥協をするかもしれない。日本は全てアメリカにお任せできましたが、米朝の対話成立で核付きの北朝鮮が誕生する。そうなって一番困るのが日本であり、アメリカ軍は頼りにならないことになり、日本から出て行ってもらわなければならない。いても何の役にも立たないからだ。

(後略)

(要約引用終了)