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新世紀のビッグブラザー三橋貴明ブログ

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(見出し)
「天国と地獄」

(引用開始)

(前略)
まずは、オピニオンCROSSで取り上げられた「外国人技能実習制度」の問題。
「外国人技能実習制度で来日した外国人に対し、
賃金の不払いや人権侵害などの不正を行った受け入れ団体・機関が、昨年は計230団体に上り、
2010年に現行制度が始まって以降、3年連続で増加していることが法務省の調べで分かった。」
 

 

 ***(中略)

拙著「移民亡国論: 日本人のための日本国が消える! (一般書)」でも取り上げましたが、
現実問題として外国人技能実習制度が「労基法を守らなくても良い外国人労働プログラム」
と化しているケースが少なくなく、毎年、百件以上の不正が摘発されています。
不正の中身を見ると、やはり「賃金等の不払い」が最も多く、具体的には最低賃金を守らない、
残業代を支払わない問題などが見受けられます。
 

 そもそも論を書きますが、外国人技能実習制度とは、発展途上国等に対し、
経済発展や産業振興の担い手となる人材の育成を目的に、我が国の技能、技術、
知識を習得してもらうというものです。
決して、「日本の人手不足」を補うために存在している制度ではありません。
 

 とは言え、現実には外国人技能実習制度は一部の経営者から、
 「日本人よりも安い賃金・条件で外国人を雇用できるプログラム」
  と見られてしまっており、毎年、法務省が不正を摘発する状況になっています。
 

 2013年末時点で、外国人技能実習生として日本に滞在している外国人は
約15万5千人で、七割以上が中国人になっています。
 

 注意しなければならないのは、先日の「「危険」な産経報道 」でも書いた通り、
技能実習生に対する不正が大々的にクローズアップされた結果、
日本人が「加害者意識」を持つに至ってしまう可能性があることです。日本人が加害者意識を持ち、
それに「人権派」が付け込み、
 「技能実習生に永住許可を!」
  という、「世論」「空気」が形成されてしまう光景が、現時点で見えるわけでございます。
 

 無論、技能実習生に対する不正は犯罪であり、人権侵害です。違反者は断固、
処罰しなければならないのですが、そもそも経営者の一部が、
 「外国人技能実習生は、安い賃金で使える労働者」  と、認識しており、
かつ将来的に「日本の移民大国化」への道筋をつける突破口になる可能性がある以上、
「縮小方向」への大幅な見直しが必要だと思うのです。

 

 ***(中略)

毎日新聞の犯罪件数に関する「奇妙な報道」は相変わらずですが、
より重要なのは我が国の治安が改善しているという事実です。
特に、犯罪が多発し、環境が破壊され、中国共産党による苛政が続き、人々が互いに疑心暗鬼に陥り、
騙しあいの日々が繰り返される「地獄」の中国から我が国を訪れた人民にとって、
まさに日本国は天国でしょう。
 

 こんな素晴らしい国に「技能実習生」として訪れた中国人民を三年、五年と「雇用」し、
期限が来たら、 「さあ、帰りなさい」  とやり、本当に彼ら、彼女らは帰国するのでしょうか。
特に、今後の中国は経済的に混乱する可能性があり、更なる環境破壊が進み、テロが頻発。
「人間」にとって暮らしにくい国になっていくことは疑いないのです。
 

 三年後、五年後に、期限がきた技能実習生を強制的に帰国させようとしたとき(方法は不明ですが)、
やはり「人権派」の識者の皆様が「人権侵害だ!」と騒ぎ立て、
彼らの日本滞在を延長させるべく動くことになるでしょう。
 

 日本国が治安が改善し、ますます暮らしやすい国(デフレの問題は除きますが)になっている以上、
初めから外国人を入れない、というのが賢いやり方というものです。
 

「お前は日本国民のことしか考えていないのか! 中国人が可哀想だと思わないのか!」
  と、言われそうですが、はい、わたくしは日本国民のことしか考えておりません。といいますか、
外国人の立場にありながら、中国人民のことを考えるなど、むしろ傲慢というものだと思います。
現在の日本国に、中国人民のことまで考えてあげるような余裕があるとは全く思いません。
(中国のことを「考えてあげる」などとやって、日本国の国益になったことは歴史的にありませんし)
 

 

 というわけで、技能実習制度の現状、日本の治安の二点から見えてくる結論は一つしかありません。
 

 外国人に頼らず、日本国の需要を日本国民の供給能力で賄い、
治安がさらに改善した日本国を将来世代に継承するのです。
他の結論があるというならば、具体的、論理的に、コメント欄に書き込んで下さいませ。
 


 

(引用終了)

 

(私のコメント)

>七割以上が中国人…

先日近くの銭湯に行ったら子供が走り回り、桶を叩きつけて大きな音を出している。
私は子供が近くに来た時、手を上げて静止したが、回りには数人いたがニヤニヤしてみているだけだ。
親は居ないのか、と見たのだがそれらしい人間は居ない。
桶を叩きつける騒音は続いたのだが私から遠くなので、さっさと洗って出ようとしたら親がやってきた。
驚いたのは二人がシナ語で話をしたことだ。こんなところにもシナ人が来ていたのだ。
親は銭湯に併設されたサウナに入っていたらしい。
親は立派な体格の男で子供は私を指さして何か言っているから早々に出てきたが、
これから庶民レベルで相当我慢しなくちゃなんない時代が来るのだろう。
それで思い出したが、数年前同じ銭湯で湯船がニンニク臭で嫌な思いをしたことがあった。
それがシナ人かどうかわからないが民族共生社会なんてそんなに甘いもんじゃござんせんぜ。
誰かの儲けのために庶民は相当苦労するだろうね。
三島由紀夫は右翼というのは「ナショナリズム」「反体制」「反資本主義」と言ったそうだ。
そしてそれらを戦後サヨクに取られ、右は安逸と怯懦に流れ見る影もないと嘆いた。
三橋さんはその甘えを捨てて三島の定義する「右翼」を目指せ、と言っているように思える。
程度の差はあるが、安倍、水島、財界、サヨクが同じカテゴリーにくくれる時代で、
それらが三橋さんの対立軸になる図式ではないか。あくまで対立軸で敵とはいいません。
対立軸は一つでないからそう考えないほうがいいだろう。
右翼は何時の時代でも少数派だ。
しかし頭でっかちでなく銭湯の裸レベルの右翼だから却って強いとも言える。
これから日本人は理屈抜きで三島のいう右翼に回帰してゆくべきだし、それを願っているが、
彼も絶望して死ぬくらいだから難しいんでしょうね。

 

(私のコメント終)