国の借金1000兆円はウソ1409-19-515-9/28メルマガブログ転送

くらえもんの気ままに独り言
http://ameblo.jp/claemonstar/entry-11822751320.html
(見出し)
「国の借金って?」

(引用開始)
このブログの読者は割と経済にも詳しい方が多いんじゃないかと思いますが、
ドラえもん関連やダイエット関連で探してこのブログにたどり着いた方のために
「国の借金問題」について解説します。
 

 そもそも国の借金って言葉は新聞とかテレビによく出てるので聞いたことがあるという方は多いと思いますが、
みなさんどんなイメージを持たれていますか?
 

「国の借金1000兆円」は不安…約8割が回答
 
http://www.excite.co.jp/News/society_clm/20131220/Newscafe_sp_1362889.html

・すごく不安がある・・・63..0%
 
・多少不安がある・・・15.5%
 
・あまり不安はない・・・7.3%
 
・まったく不安はない・・・7.7%
 
・わからない・・・6.5%
 

 昨年末のアンケート調査によると、多くの日本人は国の借金とやらに不安なイメージがあるようです。
 

 では、なぜ不安なんでしょうか?国の借金とやらが増え続けていくとどんな問題があるというのでしょうか?
みなさんは考えたことがありますか?
 

(^_^;)「い、いやぁ、なんとなく・・・。」
 
(`ε´)「1000兆円も返せるわけないでしょ。国家破綻だー。」
 
(-""-;)「今後の日本は重税国家になるんだ・・・。将来世代にツケが・・・。」
 

 多くはこんな感じなんじゃないですかね?
 
 つまり、借金だから返さないと日本政府がつぶれてしまう。でも、そんな大金返せるわけがない。
帰せないので日本政府は終わりだー。ということを心配しているんじゃないかと思うのです。(違いますか?)
 

 しかし、みなさん。心配無用です(^-^)/
 

 日本政府は日本円を発行できるので、借金返せますよ( ̄▽+ ̄*)キラーン
 

(`ε´)「じゃあ、今すぐ返せ!」
 
(`×´)「最初から借金なんかするな!」
 

 おー。ひどいブーイングが・・・(;^_^A
 
 なんで、今すぐ返さなくちゃいけないんですかねぇ?いつでも返せるからいいんじゃないですかね?
 

 それから、日本円って発行するだけで国の借金が増えるんですよ。
 

(°д°;)「え?なんですと?」
 

 みなさんがお持ちのお札ですが、「日本銀行券」と書いてありますが、
これは日本銀行からの借用証書でございます。硬貨でしたら「日本国」と書いてありますが、
これも日本国の借金になります。
 

(+_+)「??????」
 

 つまり、お金とは借金なのです。お金を作るためには借金が必要なのです。
借金という行為があって初めてお金は存在できるのです。
あなたが持っているお金は誰かの借金によってつくられたお金なのです。
 

(*_*)「つまり、どういうこと?」
 

 あなたが銀行から100万円借りたとします。その瞬間、この世に新たに100万円というお金が誕生するのです。
あなたの口座に振り込まれたその100万円が生まれたてホヤホヤのお金というわけです。
別にあなたが100万円の借金をしたからといって、別の誰かの口座から100万円取ってくるわけではありません。
自分の預金通帳から勝手にお金を引き抜かれた経験ないですよね?
 

(・_・;)「ふむふむ、借金するとお金が生まれる、と」
 

 そして、日本円の出所をたどっていくと日本政府・日本銀行にたどりつくわけです。
つまり、国の借金がゼロになると、この世に日本円が存在しなくなるのです!!!
 
 
 
(゚◇゚ )「じゃあ、国の借金が増えていっているってことは、日本に存在する日本円の量が増えていってるってこと?」
 

 まぁ、正確ではないですけど、そういう理解でいいです。国の借金は心配しないでいいどころか、
むしろ返してはいけないものとも言えますね。
明治時代には数億円だった国の借金も右肩上がりで増え続けて今では1000兆円になりました。
しかし、特に何の問題も起きていません。
 

( ゜∋゜)「じゃあ、税金とかいらないじゃん。」
 

 税金は政府がお金を国民からもらうものですが、その目的は大きく分けて3つあります。
1つ目は景気が過熱しすぎて、モノ不足になってしまいそうなときに、それを抑えるため。
2つ目は格差が拡大しすぎないようにバランスを取るため(格差が開きすぎると経済が回りくくなるので)。
3つ目は公共物をよく使ったり、公共に悪影響を与える人からとることで公平を保つため。
とまぁ、そんなところです。
 
 え?社会保障とか、公共事業とか、公務員の給料とかに必要なものと思ってた?
税金がなくても借金してお金を持ってくればいいので関係なし(o^-')b
 

(゜ρ゜)「国の借金はどんなに増えても問題ないの?」
 

 何千兆円になろうが、何京円になろうが問題ありません。
が、国の借金をバンバン増やして政府がお金を使いすぎると、景気が良くなりすぎてモノ不足が起こって、
逆に国民が苦しむという事態も発生しますので、ほどほどが肝心です。
今の日本は不景気なので日本政府はガンガン国の借金を増やすのが正しいのですが、
消費税増税をしたり、財政再建しようとしたりと、国家経済について何もわかっていない方々が政治をやっているので、
いつまでたっても不景気が続いているわけです。
 

 ちなみに日本政府・日本銀行が借りているのは日本円だけなので心配いらないのですが、
外貨(たとえば米ドルなど)を借りている時は期限までに耳をそろえて返さなければいけません、
 

 以上で今回のエントリーは終了です。
 
 みなさん、国の借金問題について分かりましたか?
 
 
 
 というか問題ではない(^ε^)♪ 

 


(引用終了)

(私のコメント)
日本の新聞テレビは財務省などの差金でいわゆる「国の借金」というウソを垂れ流している。
「国の借金」とは国債発行残高が1000兆円に達している事を言っているが、
これを材料にして新聞は国が破綻するような悪宣伝を行っている。
そして財務省は「財政再建」と称して国債発行残高を抑えようとしている。
この結果公共投資が抑えられ日本各地に災害が多発し、日本人の生命が失われている。
また景気対策が行われないのでデフレが続き、若年層の貧困化が進んでいる。
日本の疲弊の元凶につながるウソなのだ。

日本を滅亡に導く「財政再建」の元になる考えは「財政均衡主義」と言って、
政府の収入(主に税金)と支出を同じにすべきだ、という思想だ。
これは1970年代以降の経済学の主流である「新自由主義」の考え方に基づいている。
新自由主義は「小さな政府」「市場原理主義」「自由競争社会(規制緩和)」などを良しとする経済思想だ。
しかし、この新自由主義の政策は破綻して来ており、経済学派は行き詰まり、勢いを失っている。
なぜ破綻したかというと「自由」というのはあくまで制約があって初めて成り立つものだからだ。
自由にすると、弱肉強食の世界になり、貧富の差が広がり、利己主義的になって共同体としての繁栄が損なわれたのだ。
また、別の話になるが、財務省の歴史を見ると、
田中角栄時代にインフレなのに債券発行してインフレを亢進させたトラウマがある。
財務省はそれに懲りて自民党の土木体質を目の敵にしているのだ。

それと、本来的に財務省増税推進体質がある。
彼らは自分たちの権力を強めるため、増税してカネの使い方に対する裁量権を強化したいのだ。
その為には財政均衡を主張したほうが増税しやすい、という理由もある。
だが、増税仁徳天皇の「民のかまどは賑にけり」という故事にある通り、悪政の最たるものだ。
政治として絶対にやってはいけないものだ。
昔の大蔵省官僚はそれをよくわきまえていた。
増税は外的が攻めてきたような国家存亡の時以外はやってはいけないものだ、と知っていた。
平時はできるだけ国民を富ませ、非常時に備える、と言う考えが徹底していた。
丁度ダムに水を貯めるように国富を充実させれば、いざというとき税金として回収すればいいだけなのだ。
こういう共同体より個人優先で共同体の幸せのパイを大きくする思想が失われてしまったのが現在の日本の状況だ。

こういういろいろな原因で財務省マスゴミは「財政均衡主義」を金科玉条にしている。
これらの背景で「国の借金1000兆円」が脅しと恐怖の材料として宣伝されるのだ。
政治にはショック・ドクトリンと言って何か貫徹したい政策があると、
ショックを利用して議論を封殺して押しきてしまう、という手法がある。
例えば、原発事故を利用して脱原発を急激に決めてしまう、というようなやり方だ。
財務省はこれを使ってうまくごまかして増税しようと画策している。
国の借金1000兆円、というのも聞く人はびっくりするから脅しに使っているだけだ。
先日自民党の高村副総裁(こうむらふくそうさい)は
増税しないと国債に対して信任がなくなり暴落を起こす。
するとその暴落には政府として対処不能になる」
と脅かしている。
この発言に対して三橋さんは「全く間違いだ」と言っている。
このように脅かして目的を達成しようとするのがショック・ドクトリンで、引っ掛からないようにしなといけない。
三橋さんの間違いだ、という理由は長くなるので次回とします。

 

 

(私のコメント終)