1810-4-1374-10/5メルマガブログ転送米最高裁判事セクハラ疑惑

(優秀メルマガブログ紹介)
宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成30年(2018年)10月4日(木曜日)
        通巻第5845号 
(見出し)
アンディ・チャンのアメリカ情報
民主党に正義感や反省はない。アメリカが堕落するか、立ち直ることが出来るか

(私のコメント)
リベラルがいかに過激になっているか、良く分かる記事だ。
男女平等が宗教的な絶対価値になってしまい、呪文のように「女性の権利侵害(セクハラ)」を言えば皆ひれ伏さないといけない、という状況だ。
これは日本の「杉田水脈議員のメディアリンチ魔女裁判」と同じで、リベラルが自由を破壊する、という矛盾したことが起きている。
益々、メディアリンチは過激になって行くだろうが、やればやるほど彼らの本質が皆に分かってきて嫌われることになるだろう。
彼らの本質とは、隠れマルクス主義で社会の文化秩序を破壊すれば革命が起きてユートピアになる、というユダヤ教由来の宗教信者だ。
(参考)
「1809-10-1353-9/12メルマガブログ転送リベラルから立ち去る」

左翼は、不寛容で、柔軟性がなく、非論理的で、憎悪にあふれ、見当違いで、知識不足で、非アメリカ的で、偽善的で、威嚇的で、無慈悲で、無知で、心が狭く、ときにあからさまにファシスト的な行動とレトリックへと退化した。私はそれをここ何年にもわたって目撃してきた。

リベラル主義は、それが立ち向かっていると主張するまさにその性質に取り込まれ、吸収されてしまった。私はここ何年にもわたって、左翼の人々が彼ら自身の偏見と頑迷さ、そして彼らの価値に共鳴する周りの人々の偏見と頑迷さに麻痺していくのを目撃してきた。

人種差別を拒むと主張する、かつては感受性豊かだったこれらの人々が、白い肌をもつすべての人々を一様に憎み、
社会のすべての問題を彼らのせいにするという原則を信奉するようになったのを目撃した。
男女平等の支援が、男性と男性性へのあからさまな憎悪と不寛容に変容するという皮肉を目撃した。

左翼は、認められるべき観点は彼らの観点のみであり、開かれた議論を抑圧/検閲/禁止することは美徳で進歩的だと決めてしまった。
民主党は、アイデンティティに基づき人々をグループ化した上で「犠牲者」と「抑圧者」に分けるという有害な思考体系を、
なんの疑念もなく喜び勇んで採用した。

昔々、私はリベラルだった。しかし、リベラル主義は変容した。
私は、調和、平等な機会、向上心、思いやり、愛といった私の価値と矛盾するすべてを代表するイデオロギーや政党の一部であることをやめた。
私は立ち去る。そして、すべての皆さんに私と同じ行動を取るように勧めたい。立ち去ろう。

(参考終)

(私のコメント終)

(引用開始)
AC通信:No.712 Andy Chang (2018/10/02)
AC論説 No.712 民主国家アメリカの頽廃

 この一か月というもの毎日が不愉快だった。
私は政治家ではないけれど民主党がでっち上げたセクハラ騒動で最高裁判事の任命投票を一か月も遅らせ、テレビや新聞の嘘八百を見るのは不愉快この上ないことだった。
 政権奪取のため証拠のないセクハラ告発で清廉潔白な人とその家族の将来を滅茶苦茶にした民主党の悪辣な策謀は民主主義国家アメリカを無法な国としたのである。
 10月1日からアメリカ政府は新年度が発足したが、民主党の時間稼ぎが成功したおかげで最高裁ケネディ判事が引退してカバノー氏の任命投票が行われず、最高裁判事は8人のみとなった。なぜカバノー氏の任命を遅らせたのかというと、民主党中間選挙まで判事任命を遅らせ、上院で過半数を取ればトランプ大統領の推薦する人事をすべて否決して政権を麻痺させ、続いてトランプ大統領を罷免するという、サヨクアメリカ民主国を乗っ取る国家転覆の陰謀である。
 上院議員とは国家の政治を司る政治家のことである。
そんな政治家がウソを指摘されても顔色一つ変えず白々とウソを繰り返す。国家の最高議会を制覇する、そのあとでトランプ大統領を罷免する。そのために一人の立派な司法官とその家族の将来を踏みにじる策謀はまったく唾棄すべきだが、議会における奸智陰謀のやり取りを見ながらどうすることのできない国民の焦燥と失望が一月も続いたのだ。

 セクハラは女性にとって大問題である。
女性だけではなく無実の告発を受けた男性にとっても大問題である。告発が真実か誹謗かを調査するのは細心の注意が必要だ。セクハラ告発はNYタイムスのたった一度の記事だけなのに、民主党と左翼メディアはセクハラがあったように報道し、告発した女性の談話も顔写真もないのにカバノー氏を犯罪者扱いで宣伝したのである。
無実の告発をされたカバノー氏は即日これを断固否定して、上院の司法委員会で公聴会を開くことを要求した。これに反して告発者のクリスティーン・フォードと民主党の議員はあれこれ理由をつけて公聴会を遅らせた。新聞の記事一つだけで民主党議員は争ってセクハラを受けた女性を「信じる」と発表したのである。
この女性の談話も説明もない、たった一度の新聞記事でカバノー氏を犯罪者と断定したのだ。彼らに判断力がないのではない。判断を避けてウソの告発を支持したのである。国家の最高議会の民主党議員が正義、真実、倫理や道義などを一切無視して断罪を下した、恐るべきことである。
 NYタイムスの記事だけで、告発した女性はセクハラが起きたと称する年月日も不明だし、パーティに参加した証人もいない。
しかも新聞が報道した後も本人は沈黙したままだった。共和党の委員会議長は双方を公聴会に招致したが、告発者フォード女史は公聴会は嫌だ、秘密会議でなければダメだ、飛行機に乗るのが怖いから行かない、カリフォルニアで質問を受けるのも拒否するなどあれこれ条件を上げて、最終的に公聴会に来ると同意しても月曜日はダメ、木曜日にするなど理屈をつけて公聴会を三週間も遅らせたのである。
 呆れたことにこの三週間の間に第二、第三の女性がセクハラを受けたと言い出した。
しかし二人ともカバノー氏とのかかわりを証明するものは一つもなかった。それでも民主党側はこの三人の言いがかり、でっち上げを取り上げて、FBIの調査を要求して判事の任命投票を遅らせようとしたのだ。
FBIはこれまで6回もカバノー氏の身元調査を行ったことがあるが、民主党はFBIが7回目の調査をすれば任命投票を中間選挙まで遅らせることが出来るという策略に出たのである。
 公聴会を開くことが決まったあと民主党側は、委員会の共和党議員はみんな男性だから(民主党側には女性が三人)ダメと言い出したのである。それで議長はやむなくアリゾナ州のセクハラ事件調査に詳しいRachel・Mitchell 検察官を招聘してフォード女史の質問にあたらせたのだった。
 公聴会が終わった翌日、議長は上院総会でカバノー判事を最高裁判事に任命投票することの票決を取ろうとしたが民主党側の10人は反対、そしてFBIのセクハラ告発事件の調査を要求した。
司法委員会議長は両党委員の同意のもとに、FBIが一週間を限ってカバノー判事のセクハラ調査をすることに同意し、総会における任命投票はマッコーネル上院議長の決定に任せると決定した。これで司法委員会のカバノー判事の最高裁判事任命の任務は終わったのである。
10月1日、公聴会でフォード女史に事情質問をしたRacehl・Mitchell 検察官が5ページの結果報告書を公表した。
結論として9点からなる理由を挙げてフォード女史のセクハラ告発はあまりにも証拠薄弱で検察官としてカバノー氏を起訴はできない、「彼がどうした彼女がどうしたと言った悪魔の証明」ではなく彼女の陳述は記憶不十分、証人不在、経過が曖昧などで、少しも信憑性がないと言う報告書を提出した。
Mitchell検察官の報告によるとフォード女史はセクハラがあった日付も場所も覚えていない、誰が彼女を車を運転したか、セクハラを受けたあとで誰の運転で家に戻ったかも記憶がない。彼女がパーティに参加したとして挙げた男三人と女一人はパーティはなかったと証言した。
しかも名を挙げた女性は、パーティなどなかったしカバノーという人も知らないと弁護士を通じて証言した。
これは司法委員会の公聴会の結果報告、つまり公聴会の公式発表である。ところが今日10月2日のサヨク新聞、ロスアンジェルス・タイムス、NYタイムス、ワシントンポスト、すべてMitchell検察官の報告書を報道していない。

 FBIの調査報告は両党側委員の同意により今週金曜日に公表すると決まっている。これ以上カバノー氏の任命投票を遅らせる理由はない。マッコーネル上院議長は今週中に総会で任命投票すると発表した。
以上が今日までの国中を騒がせた判事任命の経過である。女性にとってセクハラは大事件だが、共和党側がこの事件を処理した態度は公正、公平だったにも拘わらず民主党側の態度は呆れるほど悪辣だった。リベラルがホシュを倒す陰謀と言えども正義が通らない、平気でウソを吐く、政党のために無実の人を罪に陥れる政治家は唾棄すべきである。

 オバマが大統領になって以来アメリカは分裂が酷くなった。オバマが黒人の犯罪を弁護したため人種分裂が起き、続いて民主党共和党の分裂、男女の人権分裂、同性愛者と性転換者の権利主張などが起きた。オバマ民主党はヒラリー当選のためヒラリーの犯罪を無視し、クリントン一家の巨悪を増長させ、FBI/DOJの高官が選挙に介入し、トランプのロシア疑惑をでっち上げた。アメリカは民主が頽廃し、正義の通らぬ言論暴力国家になってしまった。民主党に正義感や反省はない。
この国が更に堕落するか、立ち直ることが出来るかは不明である。

                   (アンディ・チャン氏は在米評論家)

 

(引用終了)

 

 


(要約引用開始)
性的暴行「裏付けなし」 米判事候補、指名承認採決に前進
10/5(金) 8:10配信

【AFP=時事】米連邦最高裁判事に指名されたブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)氏(53)の性的暴行疑惑をめぐり、米共和党上院議員らは4日、連邦捜査局(FBI)による調査でカバノー氏の性的暴行を裏付ける証拠は見つからなかったと述べた。これを受けて上院司法委員会(Senate Judiciary Committee)のチャック・グラスリー(Chuck Grassley)委員長(共和党アイオワ州選出)は6日の指名承認を目指す考えを示した。

任期が終身の最高裁判事へのカバノー氏指名の承認に反対し数千人が首都ワシントンで抗議デモを行う中、民主党議員はFBIの調査は「不完全」であり、保守派のカバノー氏の指名を強引に推し進めるホワイトハウス(White House)により制約を受けたものだと厳しく批判した。

 グラスリー委員長は声明で「この調査では不品行を示すものは見つからなかった」とし、「われわれが知らないことは何もなかった」と述べた。

(中略)

グラスリー委員長は「これらの裏付けのない申し立ては、カバノー判事がきっぱりと繰り返し否定してきた。(上院)司法委員会もFBIも、申し立てのいずれかを証明できる第三者を探し出すことはできなかった」とし、「投票の時が来た」「私はカバノー判事の承認に投票する」と述べた。

 グラスリー委員長はさらに記者団に対し「カバノー判事(の指名)は6日に承認されるはずだ」と話した。【翻訳編集】 AFPBB News

 

 

 


(要約引用終了)
(要約引用開始)
トランプ氏、性的暴行訴えの女性をやゆ 共和党からも非難
2018年10月4日 13:49 発信地:ワシントンD.C./米国 [ 米国 北米 ]

【10月4日 AFP】米連邦最高裁判事に指名されたブレット・カバノー(Brett Kavanaugh)氏の性的暴行疑惑で、ドナルド・トランプDonald Trump米大統領が被害を訴えた女性をやゆする発言をし、与野党から非難の声が上がっている。指名を承認する上院で与党・共和党議席は半数を1議席上回るだけだが、3日には同党の上院議員3人も相次いで反発した。この問題では連邦捜査局(FBI)が同日中にも捜査結果を議会に報告する見通しだ。

 トランプ氏は2日、ミシシッピ州で開かれた選挙集会で、大学教授のクリスティン・ブレイジー・フォード(Christine Blasey Ford)さんが高校生時代の1982年、酔ったカバノー氏にレイプされそうになったと議会で証言したことに言及。

「ビールを1杯飲んでいたんだよな?」と前置きした上で「どうやって家に帰りましたか?覚えていません。どうやってそこに行ったのですか? 覚えていません。場所はどこだったのですか? 覚えていません。何年前のことですか? 覚えていません。分かりません、分かりません、わたし分かりませーん」「ビールを1杯飲みました。覚えているのはそれだけです」などとフォードさんをからかい、支持者の喝采を浴びた。

 この発言については、野党・民主党のチャック・シューマー(Chuck Schumer)上院院内総務が「非難に値する」と述べ、トランプ氏に直ちに謝罪するよう求めたほか、身内の共和党からも批判が相次いでいる。

 カバノー氏を支持するかどうかを決めかねているスーザン・コリンズ(Susan Collins)上院議員は「明らかに間違っている」と厳しく批判。リサ・マカウスキ(Lisa Murkowski)上院議員は「全くもって不適切」で「容認できない」とし、ジェフ・フレーク(Jeff Flake)上院議員も「このような発言はどんな時であろうと、どのような場であろうと許されない」と反発した。

 定数100の上院で共和党議席は51。カバノー氏の指名承認には半数の50人の賛成が必要だが、議員3人の反発によって先行きに暗雲が垂れ込めている。上院本会議での指名承認採決は6日にも行われる可能性がある。

(後略)

(要約引用終了)